2019/08/08

速報、KHC暴落、13%を超える下げ




Kraft Heinz KHC, -13.15% said net income more than halved to $854 million, or 70 cents per share, in the six-month period, from $1.76 billion, or $1.43 per share in the same period last year. Adjusted EPS was $1.44 compared with $1.89 last year. Sales of $12.37 billion were down 4.8% from $12.99 billion in 2018.

For the second quarter, the company had EPS of 37 cents, down from 62 cents a year ago. Adjusted EPS came to 78 cents, ahead of the current FactSet consensus of 75 cents. Sales fell to $6.406 billion from $6.690 billion, below the $6.564 billion FactSet consensus.

また決算でこけた模様。今年の上半期は昨年比で半分以下、EPSが1,43から0,70まで落ち込む。第二四半期決算が悪かった。予想61セント、昨年同期62セントに対し37セントになる。原因は1300億円ほどの$1.2 billion in impairment chargesとあり、予期せぬ支出があった模様。





すでにクラフト事業やオスカーメイヤー事業の減損、そして40%の減配により株価が低迷していたところに今回の決算。前回の決算で30%ほど下げたが、また13%ほどの下げ。今回減配はないようだが、株価は安値を更新。新規で買うのも、今更売るのも微妙なところ。すでに下落幅を全額受けているなら、今更売らず様子見で年末に利益相殺用として飼っていくのも手か。


前回の決算の記事






速報、中国貿易統計は予想外の伸び



7月の輸出は、市場予想前年比2.0%減に対して3.3%増加。一方、輸入は前年比5.6%減少し、内需の弱さを浮き彫りにした(市場予想8.3%減)。7月の対米輸出は前年比6.5%減、米国からの輸入は19.1%減だった。






追加関税の影響で対米は輸出入とも大幅は減速。しかしながら対EUやアセアン諸国向けが堅調に推移。今回の輸出の大幅な伸びは手放しに歓迎できるものではなく、どこかで反動が出る可能性が高いと見る。また輸入が減速したことから、中国景気は以前減速傾向であることに変わり無い。

対EUは10月のハードブレグジットを控え、国境が混乱に陥る前に大きく在庫を積み増している模様。中国で生産された商品は、行き先別に細かく選別されて欧州に向かう訳ではなく、大型コンテナ船でまとめてヨーロッパに入り、そこから再度積み替えられる。欧州の玄関口、ロッテルダムは世界に誇るコンテナ港。今でこそ1位のコンテナ取扱量を中国の港に譲ったが、それでもヨーロッパでは依然1位の取扱量で、ヨーロッパ向けの商品は1度ここで陸揚げされ、再度目的地ごとに振り分けられる。

もしここでEUと英国の国境が突如しまれば大混乱に陥るのは必死。今の内に備えておくのは至極当然のことで、8月もこの流れが続きそう。中国から直接英国に持ってくにしても、サプライチェーンの変更はそう簡単にはいかない。また20フィートコンテナを2万個以上積める大型のコンテナ船(2万TEUとも)だからこそ、規模の経済が働き輸送費を抑えられるが、小さく纏めたり、また欧州側と英国側で通関や関税などの事務の手間が増せば、どちらにせよ輸送費の上昇は免れない。





一方のアセアン諸国では、順調にアメリカ企業による中国の代替先として、サプライチェーンの構築が進んでいる模様。つまり中国からアメリカに直接渡るのではなく、中国からベトナムに材料や生産設備を送り、ベトナムで製品を仕上げた後、アメリカに渡っている模様。言い方を変えればアメリカ向けがアセアン諸国向けに振り返られただけとも。また産地偽装などで、中国で生産された物を、ベトナムの港を経由するだけで、何もせずにアメリカに向かい、再度アメリカを怒らせることになる予感。関税分を差し引いても、中国での生産にメリットがあれば、そのまま関税分を吸収しながら米中の貿易が継続する。

9月からの追加関税で、この流れは今後も継続しそう。つまり中国は追加関税でサプライチェーンから外され、その代わりにアセアン諸国が組み込まれそう。しかしながらアセアン諸国が安泰かと言えば、そうでもない。結局のところ製造業が集約している中国での生産の方がメリットが大きく、小さい国の集まりで同じことをしようとしても、言葉や国境の壁が立ちはだかり、また先に生産拠点を構築した中国の後塵を拝むことになりそう。規模の経済や産業の集積、産業のすそ野は、製造面で優位に働く。





今後の転換点は、英国のブレグジットとアメリカがくしゃみをすること。まずアメリカがクシャミをすれば、世界が風邪を引く。つまりアメリカが減速すれば、それ以上に残された世界のダメージが大きい。今のところアセアン諸国は順調にアメリカの需要を補っているようだが、これは一変する可能性が高い。また英国のハードブレグジットが決定すれば、今のところ順調なヨーロッパと中国の貿易も、大幅に減速する。

今回の7月の中国貿易統計は、駆け込み需要で、未来の需要の先取りといった半面が強く、「強かったから良かった」ではなく、今後の暗い未来を暗示していると言える。対ヨーロッパも対ASEANもいつその反動が出てもおかしくない。製品の需要が一定なら、大きく在庫を積み増し貯金を作れば、次はその貯金を取り崩すため、他の月に反動が出る。反動が出るのがいつかは分からないがそう遠くないだろう。





お勧めの記事







2019/08/07

速報、原油暴落、底を試す展開




原油は一時5%を越える下げ幅。直近の安値である51ドルを試す展開。ここを割った場合は週足の42、そして16年年始の原油が大暴落した29ドルとなる。XOMは70ドルを割りここ1年の大底である65ドルが目標。もし景気後退により需要が落ちれば、16年年始の大底が目安に。今は安易に手を出す時ではなく、もちろん私はここでは動かない。。売ってしまったXOMを買い戻すのはもう少し先になりそう。

原油ドル建て日足チャート




現状は景気こそ崩れてないが、かなりの減速傾向。また第三四半期は6月1日より引き上げられた追加関税の影響をモロに受けるため、輸出入である貿易が、GDPに悪い影響を及ぼす可能性が高いとみる。また株価は短期的には需給で動くが、長期的には業績に収斂する。つまり今後株価が一時的に上がっても、業績が悪化すれば足を引っ張られる可能性が高い。投資家心理が悪化し株価は下落傾向だが、株価を下支えする堅調な業績や、好調な経済はすでに失っている可能性が高い。

利下げによる株価の上昇が声高に謳われていたが、完全に梯子を外された状態。また最近の株高により現金を持て余していた投資家が、月曜日の急落で資金を燃焼したため、今後もし下落傾向が強まれば、昨年末の様な悲惨な光景になる可能性も。今回日足では移動平均線を割り下落トレンドに転換しているため、上昇トレンドの押し目買いとして買うのは間違い。ちょっと安くなったといって安易に飛び付いた投資家が救われるには、時間を要する可能性が高い。

3Mは安値を更新し下落トレンドの真っ只中。素材株は景気に左右されやすいため、下落トレンドを抜けるのは時間が掛かるか?また製薬卸のCAH、カーディナルヘルス、穀物メジャーのADMも安い。その反面、通貨円やゴールド、金鉱株などの安全資産は絶好調。リスク管理は米国債やゴールドより円がお勧め。今後は円キャリートレードの撒き戻しや、業績の悪化した輸出企業が損失を補填するために、国内に資金を呼び戻す動きが加速しそう。。





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