2019/12/03

悲報、上昇相場終了か?誰だよ買った奴はww



「誰だよ、買った奴は?何度も言ったじゃないですか、貴方が買うと下がるとww」


昨日のNYは久々の下落です。今日もすでに同じ下落幅で下げていますww。月末の給料が出たタイミングで大きく買いが入り、それをしっかり飲み込んでからの下落ですww。やはりあなた達が買った時が下落の合図でしたねww。

さて昨日、今日の下落の要因ですが、、、
1、11月の米ISM製造業景況指数が予想以下だったこと
2、トランプ氏のツイート。もはや定期ww。

米ISM製造業景況指数とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数のことをいいます。300を超える製造業企業に対して「新規受注、生産、雇用、入荷状況、在庫」といった項目に関するアンケートを実施して、回答結果から指数を算出しています。最新の状況を表し、しかも精度が高いとして信頼度も高いものになっています。一般に、数値が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と判断されます。




今回で4ヶ月連続で景気の分かれ目である50を下回ったとのこと。減速する世界経済、中国との貿易戦争。そしてトランプ相場の勢いで製造し過ぎてしまった感がある米製造業界。でもねこれ、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。大して重要じゃないんでww。そもそも経済とは呼吸するものなんで。

ちょっと多く作ってしまったら、需給を調節するために次は作るのを少なくすると。人が呼吸をするのと同じなんですよ。酸素を取り込まなければ、当然人は生きていけないのですが、息を吐く動作だけを見て、「終わりだ」と考える人はいません。そもそも息を吐かなければ、新たに空気を取り入れることができないので。景気の循環もまったく同じなんですよ。つまりキチン循環。

キチンの波(キチン循環)は、約40ヶ月の周期を持つ景気循環です。 企業の在庫投資が起因すると考えられています。 ほかに、在庫循環(在庫投資循環)、小循環、短期波動などの呼び方があります。 景気循環は、周期の長さにより、キチンの波、ジュグラーの波、クズネッツの波、コンドラチェフの波の4つにわけられます。





問題はもちろんトランプ氏の発言。こちらは結構重要で、今後の経済を左右すると言っても過言ではなく、今まで散々振り回されて来ましたねww。もちろん米中が貿易面で合意せず、さらなる貿易戦争へと繋がれば、経済にはマイナスの影響を及ぼします。でもね大統領選前ですぜ?一旦は落としどころを見つけることでしょうww。


今回の下落は買いなのか?
基本、投資家は金利だけに注意を払えば良いんですよww。金利だけに。今、あなたの周りで何が起こっていますか?ジリジリと上がる資産価格、賃上げ圧力、高騰する物価に合わせ引き上げられる商品価格、一向に下がらないガソリン価格、内容量をこっそり少なくするステルス値上げ。そう現金の価値が失われてきているんですよ。もちろん札を刷りまくっているんで、当たり前ですけど価値は失われる。インフレ政策とも。

で積み重なった政府債務の額1300兆円、GDPの200%なり。そして米国政府債務は、2400兆円、こちらはGDPの110%ほど。この2カ国の債務だけで4000兆円ですぜww。その他に民間における債務、つまり企業が活動を行うために借り入れた資金や、個人がマイホームを買うために借り入れた資金があるので、全債務の合計はとてつもない額となる。相対的に小さい株式市場は、日本は600兆円、アメリカは2200兆円の市場規模とかww。




もしこの債券市場が呼吸をしていて、資金が入ったり、出て行ったりするとどうなるのか?もちろん債券価格が高くなる局面では、安全な債券を買うだけで資金が増えるんで、株式市場からは資金が逃げやすい。昨年末に暴落したのは、半年先の利下げを見越した上で、債券市場に資金が流れこんだ為と言える。

つまり債券価格は上がり、金利は低下、株式はここ一年半ほどは横ばいで、やっと上抜けたのは最近の11月に入ってからでしたねww。糞でかい債券市場に対して、株式市場は小さく脆弱な存在なんで、ちょっと債券市場に資金が入れば暴落、債券市場から資金が出て行く時は暴騰。2016年後半のトランプ相場で債券から資金が抜け、金利が大きく上がった時ですねww。株式は暴騰しました。

10年物米国債、週足チャート





さて11月のFOMCで利下げの打ち止めが示唆され、金利は綺麗なダブルボトムからの反転をしています。つまり金利が上がり債券市場からは資金が抜けています。債券市場の大きい資金が小さい株式市場に流れ込めばどうなるのでしょう?直近、株式市場は非常に堅調でした。

今後、次の利下げが意識されるまでは、株式市場は上がり続けますよww。もちろん株式はボラリティーが高いんで、昨日、今日の様に落ちることもあるんですが、今回は、現金を持余している投資家には絶好の買い場となりそうです。まあ私は初動で、全力で資金を入れたので身動きがとれないのですがww。






タバコは現物資産ですぜww。ゴールドや原油、メタル、コーン、大豆と同じ。それも需要が一定で、新規参入も無く、ほぼ独占というww。もちろん競争により値崩れや、販売競争で薄利多売になるようなことは絶対なく、それが国家により保障されているというww。


ただし、トランプ氏の発言がさらなる景気の後退を起こし、次の利下げが意識される様なら見通しを変更する必要があります。。だからトランプ氏の発言は重要で、米ISM製造業景況指数はさほど重要ではないんですよ。

ちなみにゴールドや債券、金鉱株を誤って握ってしまった残念な投資家には、絶好の逃げ場となりそうですww。もちろん利下げが当面行われないという前提のもとですが。議長は「利下げしない」と言っておられますよww。今は決して降りるような局面ではないですねww、特に米国株は。あっちは企業文化や経営文化として自社株買いが根付いているので。






SP500指数、日足、50日移動平均の3050、もしくは停滞局面のトレンドライントップである3070が目安となりそうです。。過去の高値を繋げたラインです。画像には入ってないのですが、線引きでも押し当てて見てくださいww。

SP500、日足チャートww




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2 件のコメント:

  1. 先日VOO一本からVGTとVOOに等分資産分配の全ツッパに
    変更したら両方ズタボロ。暴落の要因は私です。ww

    トランプさんは先日
    「株価最高値!楽しんで」とか言ってましたな。

    「急転の下げが有るから楽しんで」って事??
    中々面白い。

    中国も香港にチャチャ入れたら報復するぞ?
    とか言っといて香港で米軍機を整備するのを禁止する。とか
    何とかショボい策を打ってました。
    ひょっとして中国はネタ切れか??w

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    1. 現金を抱えている投資家が多いので、今回の下落は続かない可能性が高いです。ただしトランプ氏がまた何か発言すれば、材料視されるかもしれません。

      指数なら問題ありませんね。インフレ込みの経済成長に賭けることになるので。現状は経済はプラス成長、インフレは2%、利下げは終了。今現金を抱えている方が残念な結果となりそうです。

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