2019/12/28

2020年のとんでも経済ニュース(当社予想)





分断する社会、


     二極化する資本、


           金と権力、


              構造と圧力、


ハードウェーブライダー(難波)のあきんどです。



いやー皆さんすっかり年末っすねー。年末と言えば毎年発表されるこれ。翌年の絶対起こりそうにないとんでも経済ニュースを占うのがお約束になっています。と言うわけで私も占ってみましょうか?


もちろん「バフェット氏、心不全で死去、享年91」とか、「トランプ氏暗殺、凶弾に倒れる」とか「10年に一度の大恐慌到来、株価は半分に」などの不謹慎で縁起でもない重いニュースではなく、皆が喜びそうな起こって欲しい、良いとんでもニュースを選択していきたいと思いますww。


1、大方の予想通りトランプ氏再当選
第二次トランプ政権の発足です。もちろん経済に重点を置いた政策で、株価もトランプノミクスに乗り大上昇。2017年の再来ですww。





2、グロース株が大幅上昇、1年ほどで2倍に
みんな大好きなFANGやV、MA、MSFTなど主だったグロースは1年ほどで全部2倍に。2017年にAMZNが短期間で2倍になったのですが、あの熱狂の再来です。GOOGは2600、AMZNは3600、MSFTは300、AAPLは600など軒並み2倍です。もちろんツートリオン企業の栄誉もサウジからアメリカが再び奪還です。ナス100のETFであるQQQも2倍近くまで大幅上昇。株式市場は熱狂に包まれることにww。反動が怖いwww。まあ直近一年内の底値からのリターンでは、TSLAもAAPLも余裕で2倍になるリターンを叩き出しているで十分可能ww。



3、S&P500、4000ポイントの大台に到達
ボラリティーの高いグロースが大幅に上昇するなら、もちろん普通の銘柄だって上昇するに決まっているじゃないですか。まあ値幅の変動が少なくリスクが小さい分、リターンも若干低くなるのですがww。誰も期待していないTGTですら今年一年の底値からのリターンは余裕で2倍超えっすよ。そういった銘柄が今年以上に出てくるのが来年の2020年ですww。最近安いBTIやMOもダブルバガー狙える圏内っすww。

SP500、週足チャート




4、香港独立、もう一国二制度とか面倒くせえーww
97年イギリスから返還された香港、一国二制度のもとで中国本土と両立を目指してきたが、なにぶん自由の味をしっている香港人には中国の共産党一党独裁の圧政では不満が募るww。中国を締め付けたいアメリカは即承認。それに続く先進諸国ww。まあ共産党にとっては全然良いニュースではないのですがww。もうねいっそのこと住民投票で独立しちゃえば?ウクライナのクリミアみたいにww。




5、世界人口そうそうに80億人突破
人口爆発著しい東南アジアやインド、中国、そして高い出生率を誇るアフリカなどで、今まで公式には存在しなかった戸籍や登録してなかった人々が大勢いたことが判明。国連によると、2011年10月31日に世界人口が70億人を突破したとあるので、9年で10億人増えた計算に。因みに2019年6月の発表では77億人だったので、再集計で2,5億人漏れていた計算に。もちろん人口増加の波に乗り経済成長も堅調に推移する。世界的に見れば人口減少社会の日本やドイツの方が稀な出来事。



6、英国、欧州連合と今まで通りの経済協定を締結
もともと英国が離脱に傾いた経緯は、移民難民に奪われる雇用や治安の問題、分担金に見合う見返りが無かったことだが、今まで通りの経済協定は双方に恩恵があるため、欧州連合は脱退による見せしめ的な強硬手段は取らず穏便にすませる。もちろん英国の勝ち逃げで分担金は払わず、英仏海峡の渡航には一定の制限が課せられることに。離脱ドミノに発展するか?





7、中国とアメリカ、貿易交渉が進展
双方、貿易戦争で掛け合った関税を段階的に撤廃することに。いやー良かった良かったwww。これでもちろん世界第二位の経済大国である中国が、世界経済を力強く牽引することにww。中国、アメリカの当事者はもとより、日本やアジア、欧州でもその恩恵を受け、世界貿易に弾みがww。世界中で工業生産は大幅に増加、資源価格の値上がりが問題になるくらいにww。




8、アメリカ、ロシアやイランに対する経済制裁の停止
イランは核開発問題で制裁、ロシアはクリミアの併合で制裁、しかしながら和解が進み、終にアメリカによる経済制裁が解かれることに。欧日米による投資が加速し、経済発展の原動力に。またそれによりイラン産やロシア産の原油が、安く市場に出回ることで経済発展の上昇を加速させるwww。



9、世界各国の中央銀行が協調して世界経済の底上げを図る
最近も世界各国の中央銀行が利下げをし、経済成長を促してきたのは記憶に新しいですね。来年も緩和的な姿勢を堅持し経済成長のためにスクラムを組みます。減税と金融規制の撤廃、量的緩和、低金利を三本柱に、現在の低成長からの脱却を図ります。まあ現在の姿勢を継続するだけなんで、これはあながち現実的ではないでしょうか?





10、世界経済は大方の予想を裏切る大幅な上昇へ
IMFや世界銀行は停滞傾向にある世界経済の成長率を、2020年は3,0%ほどと発表してきたが、それを大きく裏切る5%成長を達成。ポスト金融危機、ポストリーマンショックの世界が到来へ。もはや金融危機の面影は無くなる。世界経済に新しい波、インフレ経済の到来です。



如何だったでしょうか?まあ良いこと尽くめで現実的ではないかもしれないのですが、幾つかは起こりそうです。ただし2020年は良くても、その後の反動が怖いww。まあ現金を抱えているあなたには関係の無い話ですからww。そのまま薄まっていく現金を大事に抱えていてくださいよww。





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2019/12/27

来る2020年、ニトリのオッサンの予想ww






良く当たると評判のニトリのおっさんの予想記事が出ていました。今まで軽んじていたのだけど、あらためて確認してみると我々投資家が使っている経済指標や株価指標を使っていたので、やはりそれだけの事はあると感心しました。ぶっちゃけ、そこらへんの個人投資家レベルだと考えていたんでww。



記事はこちら



まずおっさんの今年の予想から振り返ってみましょう。
「19年の円相場は年平均で1ドル=100~110円。年末の日経平均株価は2万円前後」と予想されました。

今年の年初、もしくは昨年の暮れに予想したとなれば為替は当たり、株価は外れです。もし擁護するなら、大多数の投資家が若干悲観的に予想したのではないでしょうか?私もそうでしたね。

予想記事です。まあ当たらずとも遠からずと言ったとこでしょうか?(自画自賛)そもそも大統領選が意識されるのでww、大方の予想通り年末には戻しましたねww。
謹賀新年、2018年総括と2019年の展望
大勢に変化無し


因みにこちらの記事は100%の的中率っすwww自画自賛。ミクロでもマクロでもアメリカ経済でも世界経済でも、個別株でも指数でも全部正解ww。まあ大抵当たるのですがww。
未来からやって来た男



ちなみになぜ悲観的な予想が多かったのでしょうか?昨年の暮れに株価は大幅な下落。また高金利に締め付けられる米国経済や米中貿易戦争の弊害。直近の流れから悲観的な予想が大勢を占めるのも無理はないですね。



私の場合、物事は常に最悪を想定して行動するので慎重な対応をするのですがww、昨年の暮れに大きく買いで動いています。もちろん勝算ありきで動くのですが、その勝算も2年あれば確実に損益をプラスにもってこれるだろう程度のもので。。。まさかここまで堅調に上昇するとは予想だにせず。


買いの記事、大底でしたねww。まあ大抵当たるのですがww。
昨日の市場、今日の市場 20181226
昨日の市場、今日の市場 20181227




そしてニトリのおっさんの2020年の日経平均予想です。
年末には2万2000円を中心に、2万1000~2万3000円の水準に留まるだろうと考えています。もしそれよりも下がるとすれば、アメリカの景気次第ではないでしょうか。

さて、どうなるんでしょう?私的な見解としては、この水準だけはなく、2,3万より上で堅調に推移するか、2,1万より下で推移するかのどちらかになりそうですがww。ただしアメリカの動向次第は同じです。それにしてもニトリのおっさんつまらないっす。まあ同じ指標使ってりゃ、同じ様な予想になるのは明白で。。。



一つだけ注意するなら、民主党のウォーレン氏が来年の鬼門ですww。大統領選民主党候補になったり、トランプ氏との一騎打ちで優勢が報じられたりでもすれば、ウォーレン氏の主張する政策からして下落するでしょう。ちなみに氏の政策は、トランプ氏とは180度逆の政策です。怖い。。。不公平な富の分配の是正とか怖すぎwww。増税するとか仰ってるし。。



エリザベス・ウォーレン(Elizabeth Warren、1949年6月22日 - )は、アメリカ合衆国の学者および政治家。民主党所属、マサチューセッツ州選出上院議員。来年の米大統領選の民主党候補はウォーレン氏がバイデン氏抜き首位に。不公平な富の分配について明確で説得力あるメッセージを打ち出す。



因みに来年の私の予想はこちら、気が向いたら書き直します、多分。まあ予想もなにも一応未来から来ているのですが。。。それにしても今回の記事、ニトリ氏に対してライバル心むき出しの記事になってしまったww。予想は最後の方になるんであしからずww。



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2019/12/25

人々が通貨に不安を抱く時




NY指数は堅調に推移しています。投資しないことによる機会損失やインフレで通貨価値が目減りしていることを頭の中では理解していても、高値圏にある株式を買い上がることに抵抗感がある投資家も多そうです。


ただし実体経済を照らし合わせれば、現状の株価は割高とは言えないです。私なんかは割安と感じるくらいなのでww。このちょー慎重な私が割安と感じ、全力で相場に張っている状態ですよww。そもそも利下が意識される時や利下げ局面では、株式市場から債券市場に資金が流れやすいので、慎重にならざる負えないのですが。

それにしても利下げの終了に伴い現金割合を増やしたり、利益確定をした残念な投資家は何なの?死ぬの?普通逆でしょ?利下げ局面では債券市場に資金が流れやすいため慎重に、それ以外の局面では株式へ資金が流れやすいため現金を多く抱えるべきではないのですがww。





なぜ割安と言えるのでしょうか?それはインフレ率以下を推移する米10年物国債金利やFRBによる市場への資金の供給。Fedが利下げを停止したことで債券市場から株式市場へ資金が流れやすいこと。そして昨年末から一気に半分になった金利水準により、企業は何もせずとも借り入れ資金を借り替えるだけで、財務状況を大幅に改善できることなど。まあ全部金利次第と言えるのですが。

10年物米国債金利、月足チャート




30年以上続く下落トレンドを脱しつつあり、直近の10年間で下限1,5%のラインで三度弾かれるトリプルボトムを形成しています。斜めに引いてあるラインになるのですが、弱気相場のトレンドライン上限が、直近のボトムとして機能しました。


つまり直近の10年間では三度金利が下がった次期があったのですが、2012年付近、2015年付近、2018年から現在までと。そして金利が下がった局面ではやはり株式市場は停滞していました。2018年の年初に起きた大幅な下落から昨年末の暴落、そして最近になってやっと停滞トレンドを脱したのは記憶に新しいですね。

SP500、月足チャート




2012年、2016年、2018年と、やはり金利が下がる局面では、債券市場へ資金が流れ、株式からは資金が逃げるので停滞していました。今はその停滞局面を脱したばかりです。金利が半分になり歴史的に見て低い水準にある金利が、企業業績に反映され、実体経済に反映されるまではもちろん時間が掛かるため、現状の最高値圏にある株価から計算したPERなどのファンダ指標では株式は割高に見えてしまうのも無理はありません。


因みに米国企業はPBR10倍なんて当たり前のレバレッジを使った効率的経営を行っているので、金利が半分に落ちるだけでものすごく負担が軽くなるのですがww。PMなんかはFCFを担保に借金をしまくって負債超過だったような?つまり純資産がマイナスで、PBRは測定不能を示すゼロ以下。つまり金利が低下しただけで、利益を圧縮していた固定費である金利の支払いから開放され、利益が増えるとww。


しかしながら心理的に買い辛い株式や、インフレに焼かれ機会損失に怯える現金や債券を持つのも辛いため、逃げ道として最近低迷していた相対的に小さい市場であるゴールドや金鉱株にも資金が回ってきているようです。つまり現金では価値が保存できないのではないか?という不安が若干感じられると言えそうです。

ゴールドUSD、日足チャート




50日移動平均線や75日移動平均線を上に抜けるゴールデンクロスにより買いが集まっています。しかしいくら人々が通貨に不安を抱こうが、ゴールドに殺到するほどの局面とは言えず、どちらかと言えば投機的な資金や行き場を失った資金が流れている程度と言えそうです。今現金をもっていることに危機感を抱いている人なんていないでしょう?まあジンバブエドルやトルコリラ、アルゼンチンペソ、ボリビアボリバルでも持ってりゃ全力でゴールドかUSDに交換しますがww。


因みにゴールドが上がりやすい局面は、利下げにより金利が付かなくなり、尚且つインフレにより通貨の価値が目減りする時なのですが、現状には当てはまりません。インフレは弱く、利下げは終わったので。。。まあ比較的小さい市場なので、行き場を失った資金がちょっと流れれば上昇するのですが。しかし今回の上昇には決定的な要素である『通貨に対する不安』が欠けています。我先にと通貨を投げる局面ではないですね。

金鉱株ETF、GDX日足チャート




やはり値動きは限定的で、今年5月以降の利下げが始まった時のような上昇は期待できないでしょう。ゴールドは供給が制限されるため価値の保存はできますが、長期的には金利が付かず複利が利かないので利益まではもたらさないと言えます。


現状は通貨がゴミとは言えず、ゴールドの輝きも暗いため、もう少しゴールドが輝き始めてから投資してもいいかもしれません。まあ長期で保有する資産ではないのですが、不安定な局面ではポートフォリオに安定をもたらします。つまりFedが利下げを開始する時、もしくは利下げが意識される時となるのですが。。。


もし今運用先を探すなら株式以外に選択肢は無いと言えるでしょう。不安なら個別株は避け経済成長そのものを買うDJIがお勧めなのですが、SP500に連動するETFでも構わないでしょう。ちなみに現金を抱えているということは、インフレも経済成長もマイナスであることに賭けていることに他ならないのですが、現状を大きく逸脱しているため間違っている選択肢と言えるでしょう。現金を抱えて良い時は、マックのハンバーガーが100円から65円となる時で、逆に130円と値上がりする時ではないですね。



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2019/12/23

朗報、じり高傾向は引き続き継続へ



クリスマスラリーっすww。一足早いクリスマスプレゼントっすww。


毎日高値を更新するNY市場、まあ80%の確立で上昇するので当たり前と言えばそれまでなんだがww。そもそも指数が上昇しているのではなく、貴方が大切に抱える現金が紙くず化しているんだけど。。。まあ希釈化によりどんどん価値の無くなる現金を大切に抱え込んでいてくださいよww。大丈夫、あなたが気が付かないようゆっくりと薄めるから。。


今は現金を抱えて良い時間帯ではないですね。また未来のキャッシュフローも出来るだけ早く株式市場に入れ、最大限複利の力と上昇トレンドを享受しなければいけない時です。普段慣れない含み益がストレスでそろそろ利益確定を考える人もいるのではないでしょうか?





しかしながら今利益確定するのは間違っています。因みに2~3年後には、今の水準がかなり割安だったこととなるでしょう。それこそ3年前の水準が現在相当割安に見えるように。まあそれだけの速さで現金が劣化していると言えるのですが。


さて、なぜ今回の上昇がまだまだ続くと言えるのでしょうか?もちろんそれは逆指標であるあなた方が慎重になって現金を多く保有していたり、利益確定を考えたり、またグロースからスノーボールなどのよりリスクの低い資産に乗り換えるような楽観的とは言い難いマーケットの雰囲気からそう言えるのですが。


17年末のBTCバブルを覚えているでしょうか?あの総楽観。全ての投資家が強気になり、「まだまだ上がる」と言って大きく資金が流入しました。上昇の最終局面では、強気な意見が大勢を占め、アマゾンが一株2000ドルを超えた時もまったく同じ声が聞かれました。




では現状はどうでしょう?「まだまだ上がる」なんて残念なことを言っているのは私くらいで、まったく強気な意見は聞かれませんww。つまり投資家はいまだ慎重で、投機的な資金が入ってくる局面ではないです。ニュースなどで株価の暴騰が報道され、普段投資などにまったく興味を持たない人が、安易にお金が儲かると考え投資を始めるころが上昇相場の最終局面です。


あなたの周りで、儲かっている投資家が羨ましくて投資を始めた人はいますか?簡単に儲かるなどと考え投資を始めた人はまだ居ないでしょう。逆に必要に迫られて動き始めた人はいるかもしれないのですが、慎重そのもので、ちょっと儲かったからといって気を良くし、親族などあちこちからお金を借りて大きく張ったなどと言う話もまだありません。投機的な資金はまだ入ってきてないんですよ。


つまり現状のじり高は、まだまだ続くことを意味しているのですが。そもそもインフレが2%で、中央銀行がせっせとお金を市場に供給し、そして企業も自社株を償却していれば、DJIなどを構成する、インフレ分を商品やサービス価格に転嫁できるそこそこの企業なら当然株価が上がると言えるのですが。


小型株で構成されるラッセル2000指数、週足チャート




ぜんぜん投機的な資金が戻ってきません。インフレ分やFRBが市場に資金を供給した分、株価は上がってもいいのですが、やはり慎重になっている投資家が多いようです。


BTCUSD、週足チャート




こちらも逃げた資金が全然戻りません。上昇相場の終わりなんて何時も同じで、大抵BTCや小型株などの小さい市場に大きな資金がなだれ込み短期間で大きく上昇。それを見た一般人が、短期間で簡単に稼いだ投資家を羨ましく思い、下心から大きな資金を入れる時が終わりの始まりです。次に大きく上昇する小さい市場はどこでしょう?まあそれが判れば苦労はしないのですがww。



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2019/12/19

損失回避性、行動経済学通りの残念な皆さんww





突然ですが皆さん、下の選択の中からどれを選びますか?
1、無条件で100万円貰える。
2、確立50%で勝てば200万、負ければ0円。
3、確立50%で勝てば300万、負ければマイナス100万円。
4、確立90%で勝てば130万円、負ければマイナス100万円。



実は、期待値は1から3までは全て一緒です。そして一番期待値が高いのが4番。一回遊ぶごとに平均107万円ほどとなります。それ以外の選択では100万円。もちろん投資家たるもの、一番期待値が高い4を選ばなければいけないのですがww。


しかしながら心理的に3と4は選びにくいのではないでしょうか?なぜなら1を選べば無条件に100万円貰えるにも関わらず、なぜロシアンルーレットに100万円も支払わなければいけないのですか?ちなみに2や3を選んだあなた、ギャンブラーですねwww。短期投資や集中投資、回転売買で指数以下のリターンに甘んじていませんか?指数以下のリターンは馬鹿に課せられた税金ですよww。




今度は質問を変えてみましょう。
1、無条件でマイナス100万円。
2、50%の確立で勝てば0円、負ければマイナス200万円。
3、50%の確立で勝てば100万円、負ければマイナス300万円。
4、90%の確立で負ければマイナス130万円、勝てば100万円。



心理的に始めっから損失を確定するのは難しいし、かと言ってマイナス200万や300万は額が大きいので4を選んでしまう人も多いのではないでしょうか?因みに先ほどの質問で一番期待値が高かったということは、今回の質問では一番期待値が低いことになるのですがwww。マイナスとプラスを入れ替えただけで、質問の本質は変わらないんでww。もちろん投資家たるもの4は絶対に選んではいけないのですがww。



因みに1から3までは同じ期待値でマイナス100万円、そして4だけ期待値が若干悪くマイナス107万円です。どうして人間は合理的な選択ができないのでしょう?もちろん進化や生存競争の過程で、リスクや危険などを回避するようDNAに刻み込まれているからです。そう、損失回避性向。行動経済学の言うプロスペクト理論ですね。


この一連の結果が意味することは、人間は目の前に利益があると、利益が手に入らないというリスクの回避を優先し、損失を目の前にすると、損失そのものを回避しようとする傾向(損失回避性)があるということである。




この行動経済学の罠に嵌っている残念な投資家の皆さん、理論武装(笑)してるし私だけは大丈夫だと思っていませんか?ちなみに行動経済学が発展する前までは、経済学的には我々人間は常に合理的な選択をするものとして、理論の構築が計られてきました。簡単な計算にも関わらず、合理的な選択を取れなかった人も多かったのではないでしょうか?

プロスペクト理論(プロスペクトりろん、英: Prospect theory)は、不確実性下における意思決定モデルの一つ。選択の結果得られる利益もしくは被る損害および、それら確率が既知の状況下において、人がどのような選択をするか記述するモデルである。




こんな小学生でも判る簡単な計算なのにwww。自称情強でお金持ちの小学生以下の知能しか持たない投資家の皆さん、現金や債券、ゴールド、BTC、クラファン、太陽光を抱えているあなたの事ですよww。アフィリエイターのトップブロガーがこれらを勧めるのは、貴方が儲かるからではなく、アフィリエイトの紹介手数料がもらえるからですよww。そんなんだから馬鹿に課せられた税金を払い続けることになるんですよww。タバコや酒など自分の欲望に従って使った方がマシなレベルwww。使ってしまえば少なくても損はしないwww。


SP500は3000の大台を破り、3200の節目にあります。最近も高値をどんどん更新していきますねww。もちろん80%の確立で上昇し続けるので当たり前なのですがww。もちろんあなたが現金を抱えてしまう残念な行動も行動経済学によって説明されます。そうアンカリング効果。

アンカリングとは認知バイアスの一種であり、先行する何らかの数値(アンカー)によって後の数値の判断が歪められ、判断された数値がアンカーに近づく傾向のことをさす。



例えば直近の株価であるSP500、3000ポイント前後の株価を知っているために、現状のSP500が3200ポイント付近にある株価を高く感じてしまい手が出ないww。また昨年末の大暴落を知っているために、確率的には起きないにも関わらず、またすぐに起こるのではないかと考え、利益確定をして現金化してしまう。



何度も言うのですがSP500の勝率は80%ですよww。上昇に賭け続けることが、資産を最大最速で増やす方法にも関わらず。殆どの人が現状の指数を割高だと考えてしまうのではないでしょうか?また「ファンダメンタル的には割高だ」という残念な意見も散見されますww。そもそも現金を刷りまくって貨幣の価値が毀損しているにも関わらずこの詭弁ww。そもそも自社株償却していれば当たり前だが上昇を続けるにも関わらずこの詭弁ww。


SP500、週足チャート




今あなたが立っている所はどこでしょうか?直角に切り立った崖の直前でしょうか?実は今貴方が立っている所は2016年末とまったく同じとこですよ。当時も割高だと考え現金を抱えていた投資家が多く、現状とまったく同じでしたね。まあ抱え続けてくださいよww、あなたが抱えている間は、安心してホールドできるのでww。決して買っては駄目ですよ。あなたが買う時が上昇相場の終了の合図ですからwww。



2016年の年初に大暴落し一時は1800付近まで下落していますね。今後不況に突入すると考え金利は一気に下がり、債券価格は大幅な上昇。しかし年末に最高値である2000を更新し、その時も残念な皆さんはファンダ的には割高で、企業価値まで収斂するため今後下落するだろうと予測しましたねww。今は3200付近なので4年ほどで2倍ですwww。



2000の節目を割高だと考え、現金を抱えていたり手仕舞いした残念なみなさん、当時の高値は通過点で、その後大幅な上昇。そして昨年末の下落でも2000の水準まで落ちることなく、2000よりも大きく上回った2400までしか落ちませんでしたwww。高いところで売って、安くなってから買い戻せばいいと考えている投資家が多いのは、今も2016年も変わりませんねwww。






今の水準である3200も通過点に過ぎず、同じ過ちを繰り返して下さいよwww。上昇トレンドが終わっても、今の3200まで落ちるとは限りませんよwww。ちなみに企業収益は大幅に改善しますよ。なぜならFRBの利下げに伴い、金利が大幅に低下したことで借り入れコストが劇的に下がったこと。そして今年前半の株安の時に、自社株償却が捗ったのでEPSが大幅に改善したこと。それにも関わらず、小学生以下のあなた達ときたらww。




今ある現金は出来るだけ早く入れ、複利の力と上昇トレンドを最大限享受しようなどと考えないでくださいww。行動経済学通りの残念な投資家のままでいてくださいww。そちらの方が人間らしく大衆受けは良いですよ。。私のように今の水準を割安だと感じる行動経済学にまったく囚われない変態になっては駄目ですよwww。



とあるエロい人(偉い人?)は、『この資本主義社会においてリスクをとらないことが最大のリスクだ』と言ったとか、言わなかったとかwww。






昨年末の絶叫相場の記事
未来からやって来た男

昨日の市場、今日の市場 20181226



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2019/12/17

離脱ドミノww、経済実験の終わる時



他記事へのリンクを全部踏んだ方へ、あきんどより一言。

あきんど「wwww」



英国の総選挙はジョンソン氏率いる保守党の圧勝でした。もう少し揉めるかな?と考えていたのですが、ここまで議席数を伸ばしたのは正直予想外でしたね。しかしながら株価の方は前回のブレグジットと同様、上昇してきました。やはり30年前の出来事とはいえ、猛烈に前回の値動きが意識されたようです。

前回のブレグジット



因みに結果は、650議席あるウエストミンスターにおいて、保守党は48議席伸ばす365議席を獲得。過半数である325議席を超えているので、これでブレグジットは確実なものとなりました。因みに嘗ては与党で現最大野党の労働党は、262議席から203議席と59議席減らしました。650議席ある下院において3分の1に満たないも、それでも野党の最大勢力であることに変わりはありません。


それにしても英国人はどんだけ大陸が嫌いなんだよww。そもそも英国は何世紀もの間、大陸側とは戦争を繰り返してきたので、当たり前と言えば当たり前なのですがww。すでにDNAに刻まれているので。我々日本人から見れば、『欧州』とひとくくりにされやすく、仲が良く見えるのですが、別に特段仲が良いわけではなく、共通の利害関係がある時だけ協調する様な間柄ですww。


ジャンヌダルクが英国勢力を大陸から追い返した100年戦争や、ナポがセントヘレナへ流刑になったウォータールーの戦い、そして第一次、第二次大戦。遙か昔から現在まで、英国が大陸と協調したのは、共通の敵であったイスラムへの十字軍の遠征と、共産主義に対するNATOでの協調くらいと数少なく、それ以外のすべての局面で戦争を繰り返してきました。もちろん犬猿の仲である英国と大陸が何の利害関係も無く寄り添う訳ないじゃないですかwww。これで一時代を築いた『欧州連合』と言う『経済実験』も終わりの始まりが見えてきました。




私がやって来た28世紀において10大経済実験として歴史に名を残す経済実験のうち四つは、21世紀までに起こっていますww。四つ目が起こるのはもう少し先なのですが実は『ベーシックインカムの導入』がこれに当たります。こんな社会主義の二の舞になる実験、やらなくたって日の目を見るよりも明らかなのにwww。


ちなみに『ベーシックインカムの導入』で民衆は奈落の底に叩き落されました。ベーシックインカムを導入するために各国政府は大幅に増刷。貨幣の価値は世界的に大暴落、通貨が信用を失い、通貨決済によって成り立っていたグローバリゼーションや世界貿易は完全にストップ。食料は多いとこでは腐るに任せ、日本の様な食料自給率が低いとこでは大飢饉で餓死により人々が腐るに任せ、凄惨な状況でした。もちろん追い討ちを掛けた要因に、現在から未来へと繋がる気候変動で起こった食糧危機もあるのですが。。。通貨価値が失われた遠因として、現在の世界的な政府の借金を拡大させる財政政策もありましたねww。


その後、バーター貿易の物々交換により世界経済は少しずつ持ち直してくるのですがww。また人類の数が大幅に減ったことで、産業革命以降負荷を掛け続けてきた生態系がある程度回復したことによる要因も大きいです。




因みに一つ目の経済実験は勿論『社会主義』、二つ目は『禁酒法』、三つ目は今回の『欧州連合』です。経済実験なんてやらなくたって悲惨な最後を遂げるに決まっているのにまったくホモ・ホモサピエンスはwww。社会主義時代のソビエトでは粛清と戦争と言う計画経済で3000万人が亡くなったとか。もちろん革命以降、二つの大戦を経て一番犠牲を強いられたのはソビエト人民です。スターリンもレーニンもプーチンも命の価値など微塵も感じないんでwww。




そして禁酒法、ギャングやマフィアが暗躍し暴力と闇が世界を支配しました。因みに禁酒法は、酒の製造、販売、輸送が禁止されただけで、飲むこと自体は禁止されなかったそうですww。もちろん砂糖に水と酵母を加えれば、アルコール発酵によりムーンシャインは簡単に出来るので地下経済やブラックマーケットを後押しするこの政策は大失敗に終わるのですがww。


だから馬鹿に課せられた税金であるタバコが絶対に無くならないと言える理由でもあり、私がBTIに入れ込む理由でもあるのですがwww。禁酒法の二の舞になるような政策、いくらアメリカ人が馬鹿とはいえ、行う訳ないじゃないですかww。同じ理由によりマリファナの解禁に動いています。地下経済によりマフィアや暴力が支配するよりも、国が統制して税金を掛け、地下経済や売人に入る隙を与えない方が、社会にとっては良好な結果となります。




今回の『欧州連合』も今あなた方が見ているものこそその黄昏ですよww。今後苦境に陥るのは、大方の予想に反する大陸側で離脱ドミノが起きるのですが。南欧カトリックのPIGSが共通通貨の基での経済回復を諦め、独自通貨によって2007年の住宅バブルの不良債権を処理することになりますwww。また離脱を後押しする要因となったのは、ブレグジットによりポンド安に傾いたことで国際競争力が上がり、相対的にマシな英国経済が苦境に陥る大陸経済より魅力的に見えたためです。


もし経済学者のケインズ卿が生きていたら何と言うでしょうか。きっと「当然の結末」と言うに違いないでしょうwww。共通通貨により、損する国と得する国が出てくるなら、それを再分配により調整する必要があるのですがww。勿論安いユーロにより工業製品をガンガン輸出し、お金を集めまくっているドイツは再分配による調整を拒否ww。南欧のブタさんが「経済的苦境に陥ったのは不真面目で努力が足りないからだ」と言う謎理論。精神論で戦況を覆そうとした大本営レベルwww。


もちろんドイツは努力とは無関係に、共通通貨により得をしているから経済が好転しているのですが。そしてフランスは損もしなければ特もしないのですが、旧植民地からの移民を捌くために国境の無い欧州連合を支持。移民難民を英国やドイツ、北欧にガンガン輸出することで、過去の清算を図る。で割りを食うのがもちろん南欧や英国で、共通通貨ユーロを導入せずに得するわけでもない英国はさっさと離脱。旧社会主義国の東欧は、西欧に出稼ぎに行きたいし、西欧企業による投資を加速させたいので、取り合えず欧州連合を支持。これはwwwドイツ・オーストリア・ハンガリー三重帝国、枢軸国再興か?wwww




さて、今後は11ヶ月の移行期間を経て国境が閉まるそうなので、英国議会で離脱が承認されたからといって短絡的な反応をするべきではないですね。つまり安易に売るのは間違っていますね。この移行期間の間に英国、欧州連合でどこまで歩み寄れるかが、今後の課題となります。すでにあんだけ強気に出ていた欧州連合は、英国に足元を見られ歩み寄りの姿勢を見せていますww。今後は立場が逆転し、英国主導で経済関係が結ばれる様な気がしますww。


人口7000万人弱の英国、一カ国では市場が小さいので、産業の裾野が大きい自動車関係では、すでに大陸へと工場を移す動きが出ているのですが、自動運転やEVでゲームチェンジャーが出てきて、今回の決定が仇となるかもしれません。英国からしてみれば、欧州連合を離脱する時に英国を見捨てたと言えるわけでww。ただし英国にとってより重要なのはやはり金融なので、今後も世界のファイナンシャルセンターとして活躍して行くことでしょう。ワーテルローの戦いもファイナンスによってフランスに勝った側面が大きいので、今後の流れも情報と金融を制する者は世界を制することになりそうです。



最後に株式の上昇はまだ始まったばかりですよww。金利を見てくださいよww。インフレ率以下の低金利なので、まだまだ債券市場から株式へと資金の流れは続きますよ。まあ大抵、愚か者は大幅な上昇を眺めてから、落ちてきた時に資金を入れ、その下落こそが不況の足音とも知らずにww。昨年末の大暴落の時も同じで、9月までの大幅な上昇後ちょっと落ちてきた11月に資金を入れ、12月に下落が加速してビビッて損切りした自称投資家が多かったですねww。そもそもSP500の勝率は80%なので、年始に資金を入れれば80%の確立で勝てるのにwww。

SP500、日足チャート




そういえば私、未来を見通す水晶玉は持っていないのですが、一応未来から来ているので、過去の知識は持ち合わせているんですよww。もちろん細かい株価の値動きまでは判りませんよww。でもね、ココに来る前に勿論予習してきているのでwww。


まあここでベラベラ喋ることにより未来が変わってしまう可能性もあり、トランプ氏が弾劾請求で罷免されることになるかもしれないのですがww。確か、史実通りならトランプ氏は再選を目指し大統領選に出馬しました。その時の売り文句が、、、『アメリカ グレート 上げーンww』と自身の実績を誇張する『私の任期中に失業率は半分、株価は2倍にwww』だったのですがwww。まあ若干のサバを読んでいることを対立候補からすぐに突っ込まれるのですがww。

因みにトランプ氏が就任した時のSP500は2000ポイント、現在は3200。単純に2倍だと4000ポイントになるのですが、誇張して「2倍」と言ったということは、多分3800ポイントくらいまでは上がっていた様ですwwww。ここから22%くらいの上昇でしょうか?あまり未来が変わらなければ良いのですがwwww。




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2019/12/10

今週は動いたら負ける相場ww



『だるまさんが転んだー』『あーっ動いたww』

今週は重要な政経が目白押しです。イギリス総選挙、対中関税第四段、FOMC。長期投資なら初動で動いて短期的な値幅を取ろうなどと考えず、細かい変動を無視して余程短期的に下げた時だけ上昇相場の押し目を狙っていきたいです。結論から言えば今回下落するなら『買い』ですww。

SP500、日足チャート



もし狙うなら直近の下落で下げ止まった3070付近か50日移動平均線の3050あたりが目安になります。しかしながらイギリスの総選挙やアメリカの対中関税発動、FOMCでFedがまさかの対応をした場合は短期的にこれを突き抜ける可能性も十分あります。

とりわけ今回のFOMCは重要で、今までの利下げ局面と利下げ終了の狭間にあり、再度利下げが示唆されれば債券市場に資金が流れ株式は売られ、利下げ終了の確約が取れれば逆に株式市場に資金が流れる可能性が高く、直近の傾向がこのまま継続することとなりそうです。




如何なる時も慌てずに、やばそうな雰囲気がある時はさっさと寝て忘れることが重要ですwww。そして朝起きて結構下落して節目まで下げていたら終値付近で買い叩いてやれば良いんですよ。必ず引け間際ですよ。開場後この辺が底だろうといった値ごろ感から手を出したら駄目ですよww。


今週の米重要経済指標です(finance.yahoo.co.jp)




やはり重要なのはFOMCで、金利こそが世界経済の行く末を左右するんですよ。取り合えず前回のFOMCで議長が当面の利下げは無いことを示唆しているので、今回金利の操作は行わず、短期的な資金の注入、量的緩和は継続となるでしょう。

我々のトランプ大統領は『利下げしろ』ツイートを投下しているようですが、これはもしも株価が下落したり経済が暗転した時に、FRBに責任を課すための保険ですww。もし経済が好調なら自分の手柄ww、経済がこけたらFRBの責任ww。さすが大統領、汚いっすww。ただし利下げの終了は、債券市場から株式市場に資金が流れやすくなるため、大統領は本心で利下げを望んでいるとは到底思えません。悪まで保険ですよ、もしもの時のww。

また米中貿易戦争もヒートアップは期待できないかもしれませんww。まあ金利こそが大流なので、関税の報復合戦は短期的にしか意識されないでしょうww。中国はシェアを取られて苦しいかもしれませんが、米国はサプライチェーンをベトナムなどに切り替えるだけなので、世界経済はまわり続けますし、悪影響は中国を除けば皆無です。




そしてイギリスの総選挙。イギリスの株価が下げポンドも下げれば、英国ADR銘柄などは大きく下落しそうですが、ポンド安になれば英国経済は急速に浮上し、こちらも株価への影響は限定的となりそうです。ちなみに今回の総選挙でブレグジットが確定した場合2度目のブレグジットとなります。

前回は1992年の共通通貨ユーロを脱退した時で、ソロス氏がポンドを売り崩したポンド危機、欧州為替相場メカニズムを英国が脱退した時です。因みに前回の脱退では、株式はその後、ドットコムバブル崩壊までの10年に渡る上昇相場の起点となりました。今回も同じ値動きが意識され、もし経済情勢の悪化が懸念され売られれば『買い』です。なぜならポンド安になれば経済は好転するからです。

EU残留派の野党労働党が与党に返り咲くことは絶対に無いと言えるでしょう。労働党が与党時代の英国病の忌々しい記憶があるのでww。差し詰め日本は民主党時代の2010年前後でしょうか?最悪でしたねwww。

忌々しい記憶の記事はこちら




問題は保守党がそのまま与党を維持するも議席を過半数取れなかった時で、総選挙が無意味に終わることです。離脱か残留かで散々拗れてきたのが、どの政党も過半数に達しなかった場合、話は今まで通りの平行線を辿ることになりそうです。

1、保守党が与党だが、議席は過半数に達せず。
2、労働党は最大野党となるも支持率は忌々しい記憶から低迷。
3、連立を組んで、離脱か残留の綱引きへ。
4、あー面倒臭えーーーwww。

まあ労働党が与党になることは無く、保守党が過半数の議席を獲得することもなく、現状が続くことになりそうです。ただし保守党が過半数の議席を獲得した場合、ブレグジットを賛成多数で可決できることを意味するので株式は下落するのですが、上述の理由から『買い』です。




面倒臭えーーーwww、上昇に賭けてれば良いんですよww。


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2019/12/05

単純利回り35%、絶対勝てるサラリーマン大家www



『アイキャッチ画像に深い意味はございませんww』


時流に乗って、副業で稼ごうとするサラリーマンが多い今日この頃です。誰しもが考えるのが不動産。サラリーマンと言う安定した身分の与信を使って不動産を取得、そして賃貸収入を得れば、「簡単に副収入になるんじゃね?」と。。。

そうなんですww。その通りなんですww。簡単に副収入になるんです。例えば2000万円のアパートで年間の家賃収入が160万円ほどなら、単純利回りが6~7%ほど。でもね、自己資金400万円で後は銀行から資金を借りると、自己資金に対しての利回りは40%とかになるんですよww。もうねウハウハがとまらない。

株式で言うところのROE、株主資本収益率が40%とww。これであなたも米国の大企業に引けを取らない、超効率経営者ですねww。まあROA、つまり負債と純資産を足して考える収益率は上記の6~7%ほどになるのですがwww。そういって2016年ごろまでに飛びついたサラリーマンも多かったのではないでしょうか?

2020年の東京オリンピックを控え、銀行は簡単に貸し出し、景気はアベノミクスで右肩上がり、青写真を描いていたサラリーマン大家も多かったのでは?そう言ったサラリーマン投資家、生きてますか?何か阿鼻叫喚の地獄絵図になっている様な気がするのは気のせいですか?




そもそも満室経営を前提とした年間の家賃収入とか見通しが甘すぎ。それに家賃の滞納や、金利の支払い、銀行への返済や、管理手数料、そして忘れた頃にやってくる税金、もちろん細かい修繕や清掃など、頭の痛い問題も次々と起こるww。

スルガ馬車の爆発から悲惨な光景が見られるようになりました。最終的には、銀行への返済などのためにサラリーを持っていかれる始末。物件を売却しようにも買値の半値で、損失確定すると借金だけが残るという体たらく。損切りも出来ず、労働収入は消え、仕舞いには管理会社が破綻して、顧客からの預かり金である家賃収入を持ち逃げされる始末。いったいサラリーマン大家が報われる日がくるのでしょうか?

そもそも2020年に東京オリンピックが来ることくらい誰でも知っているにも関わらず、それで不動産価値が上がると考えるのに無理があるんですよww。しかも人口減少社会で、需要は右肩下がり、消費増税により景気は右肩下がり、雇用は完全雇用に近く新たな消費者はこれ以上生まれないww。最終的にババを掴んだのは、やっぱりあなた達でしたねww。

そもそも不動産の世界なんて、海千山千のプロがひしめき合っている世界で、素人のあなたが勝てる訳ないじゃないですかww。なぜその物件があなたにまで回ってきたのか考えなかったの?構図はいつも一緒で、ババを掴むのがあなたですよ。グロバ三倍三文法も一緒ですよwww。






もし利益の出る割安な物件なら、あなたに回ってくる訳ないじゃないですかww。売り手は出来る限り高く売りたい訳だし、不動産屋は出来るだけ多く手数料をふんだくりたい訳だしwww。もし割安なら中間に入る業者や不動産屋が、売り手から直接買って最大限価格を吊り上げてあなたに売るか、もしくはそれを貸し出し、家賃収入で少しずつ利益確定するかのどちらかで、あなたには絶対に回ってこないにも関わらず。


そんなことも判らずに社会人として生きているなんてwww。だからいつも「小学生の算数も社会も出来ない」と散々馬鹿にされるんですよ。あなた方馬鹿のために絶対負けない不動産の買い方を教えて上げますよww。





ねらい目は、すでに減価償却の耐用年数が0になり、価値の無い物件で取り壊すにもお金が掛かるような物件です。それをケチを付けてただ同然の価格でキャッシュで買うんですよww。すでにオーナーが結構な歳なら、負債を子供や孫に継がせたくなく、キャッシュにしておきたいという心情につけこむんですよww。持っているだけで固定資産税だけ取られ、お金が逃げていくとケチをつけてww。こちらからがっついたら駄目ですよ。相手に「頼むから買ってくれ」と言わせないとww。

もし基礎や構造がしっかりしていて、水漏れが無ければ、外見はどうにでもなるんですよww。まあここが駄目なら手出し無用なのですがww。外見も最低限の費用で、見た目だけは安く整え、それを貸し出すんですよ。ここで管理を業者にまかせ中間手数料を持っていかれては駄目ですよ。管理は自分で、客引きも自分でww。


自分で管理する、このボロボロの物件を、自分で客引きして、周りの相場より高い値段で貸し出すんですよ。そんなこと可能かって?そうエアビーなら(どうでも良いけどABnB、いつ上場するの?上場するとか、しないとか、言われて結構立つけど)。





月極だと月3万とかでも、日割りで貸せば日4000円とかになるんですよ。近隣のビジホやラブホより若干安くして。毎日回せば月12万ですよww。もし6部屋あるなら72万。一年で800万ほどにwww。(隠しカメラを付ければ一石三鳥なんて考えちゃ駄目ですよww)


もうね本業のサラリー捨ててもいいレベルww。もしくはパートを雇って清掃など全部やらせてもお釣りが来る。もし200万で買ったボロ物件で、200万で若干見た目や機能を更新できれば、400万が初期投資になるので、利回りは200%ですww。パートを雇って、10%ABnBにピンはねされても1年目で初期投資は回収できますよww。





相場を知らない外国人や観光客に、ホテルよりも若干安く、アパートよりも簡単に借りられる利便性を前面に押し出すんですよ。スルガ馬車問題で損切りされる物件も狙い目ですねww。そろそろ耐え切れなくなったサラリーマン大家が、損失確定するころでしょうかww。それをかなり安く買い叩くのもありかもしれませんww。オリンピックが近いですし、観光客は増加傾向なのでwww。エアビーなら滞納出来ないしww。

不動産は決して自分から欲しいと言わないことです。相手に頼むから買ってくれと言わせるか、「こんな負債いらない」ときっぱり断り、その後指値を刺すことですww。スルガ馬車に轢かれて、サラリーの殆どを返済に当てているオーナーも居るようなので、負債を減らして、返済を軽くしたいと考えるサラリーマン投資家が出てきてもおかしくない時間帯です。

後、不動産を買う時は絶対PERとPBRは計算しましょうww。不動産の時価から値段を勘定し、その後、賃貸し収入などのキャッシュフローの推移からも価格を勘定し、そのどちらもが割安なら「買い」です。まあそんな物件ないので、上記の市場の穴を突くことになるのですがww。ああ、満室なんて甘い見通しは駄目ですよ。稼働率60%程度の厳しい数字でも回せるくらいじゃないとww。



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2019/12/03

悲報、上昇相場終了か?誰だよ買った奴はww



「誰だよ、買った奴は?何度も言ったじゃないですか、貴方が買うと下がるとww」


昨日のNYは久々の下落です。今日もすでに同じ下落幅で下げていますww。月末の給料が出たタイミングで大きく買いが入り、それをしっかり飲み込んでからの下落ですww。やはりあなた達が買った時が下落の合図でしたねww。

さて昨日、今日の下落の要因ですが、、、
1、11月の米ISM製造業景況指数が予想以下だったこと
2、トランプ氏のツイート。もはや定期ww。

米ISM製造業景況指数とは、全米供給管理協会(ISM)が公表しているアメリカの製造業の景況感を示す指数のことをいいます。300を超える製造業企業に対して「新規受注、生産、雇用、入荷状況、在庫」といった項目に関するアンケートを実施して、回答結果から指数を算出しています。最新の状況を表し、しかも精度が高いとして信頼度も高いものになっています。一般に、数値が50を上回ると景気拡大、50を下回ると景気後退と判断されます。




今回で4ヶ月連続で景気の分かれ目である50を下回ったとのこと。減速する世界経済、中国との貿易戦争。そしてトランプ相場の勢いで製造し過ぎてしまった感がある米製造業界。でもねこれ、あまり気にしなくて大丈夫ですよ。大して重要じゃないんでww。そもそも経済とは呼吸するものなんで。

ちょっと多く作ってしまったら、需給を調節するために次は作るのを少なくすると。人が呼吸をするのと同じなんですよ。酸素を取り込まなければ、当然人は生きていけないのですが、息を吐く動作だけを見て、「終わりだ」と考える人はいません。そもそも息を吐かなければ、新たに空気を取り入れることができないので。景気の循環もまったく同じなんですよ。つまりキチン循環。

キチンの波(キチン循環)は、約40ヶ月の周期を持つ景気循環です。 企業の在庫投資が起因すると考えられています。 ほかに、在庫循環(在庫投資循環)、小循環、短期波動などの呼び方があります。 景気循環は、周期の長さにより、キチンの波、ジュグラーの波、クズネッツの波、コンドラチェフの波の4つにわけられます。





問題はもちろんトランプ氏の発言。こちらは結構重要で、今後の経済を左右すると言っても過言ではなく、今まで散々振り回されて来ましたねww。もちろん米中が貿易面で合意せず、さらなる貿易戦争へと繋がれば、経済にはマイナスの影響を及ぼします。でもね大統領選前ですぜ?一旦は落としどころを見つけることでしょうww。


今回の下落は買いなのか?
基本、投資家は金利だけに注意を払えば良いんですよww。金利だけに。今、あなたの周りで何が起こっていますか?ジリジリと上がる資産価格、賃上げ圧力、高騰する物価に合わせ引き上げられる商品価格、一向に下がらないガソリン価格、内容量をこっそり少なくするステルス値上げ。そう現金の価値が失われてきているんですよ。もちろん札を刷りまくっているんで、当たり前ですけど価値は失われる。インフレ政策とも。

で積み重なった政府債務の額1300兆円、GDPの200%なり。そして米国政府債務は、2400兆円、こちらはGDPの110%ほど。この2カ国の債務だけで4000兆円ですぜww。その他に民間における債務、つまり企業が活動を行うために借り入れた資金や、個人がマイホームを買うために借り入れた資金があるので、全債務の合計はとてつもない額となる。相対的に小さい株式市場は、日本は600兆円、アメリカは2200兆円の市場規模とかww。




もしこの債券市場が呼吸をしていて、資金が入ったり、出て行ったりするとどうなるのか?もちろん債券価格が高くなる局面では、安全な債券を買うだけで資金が増えるんで、株式市場からは資金が逃げやすい。昨年末に暴落したのは、半年先の利下げを見越した上で、債券市場に資金が流れこんだ為と言える。

つまり債券価格は上がり、金利は低下、株式はここ一年半ほどは横ばいで、やっと上抜けたのは最近の11月に入ってからでしたねww。糞でかい債券市場に対して、株式市場は小さく脆弱な存在なんで、ちょっと債券市場に資金が入れば暴落、債券市場から資金が出て行く時は暴騰。2016年後半のトランプ相場で債券から資金が抜け、金利が大きく上がった時ですねww。株式は暴騰しました。

10年物米国債、週足チャート





さて11月のFOMCで利下げの打ち止めが示唆され、金利は綺麗なダブルボトムからの反転をしています。つまり金利が上がり債券市場からは資金が抜けています。債券市場の大きい資金が小さい株式市場に流れ込めばどうなるのでしょう?直近、株式市場は非常に堅調でした。

今後、次の利下げが意識されるまでは、株式市場は上がり続けますよww。もちろん株式はボラリティーが高いんで、昨日、今日の様に落ちることもあるんですが、今回は、現金を持余している投資家には絶好の買い場となりそうです。まあ私は初動で、全力で資金を入れたので身動きがとれないのですがww。






タバコは現物資産ですぜww。ゴールドや原油、メタル、コーン、大豆と同じ。それも需要が一定で、新規参入も無く、ほぼ独占というww。もちろん競争により値崩れや、販売競争で薄利多売になるようなことは絶対なく、それが国家により保障されているというww。


ただし、トランプ氏の発言がさらなる景気の後退を起こし、次の利下げが意識される様なら見通しを変更する必要があります。。だからトランプ氏の発言は重要で、米ISM製造業景況指数はさほど重要ではないんですよ。

ちなみにゴールドや債券、金鉱株を誤って握ってしまった残念な投資家には、絶好の逃げ場となりそうですww。もちろん利下げが当面行われないという前提のもとですが。議長は「利下げしない」と言っておられますよww。今は決して降りるような局面ではないですねww、特に米国株は。あっちは企業文化や経営文化として自社株買いが根付いているので。






SP500指数、日足、50日移動平均の3050、もしくは停滞局面のトレンドライントップである3070が目安となりそうです。。過去の高値を繋げたラインです。画像には入ってないのですが、線引きでも押し当てて見てくださいww。

SP500、日足チャートww




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2019/11/28

WBK、ウエストパック銀行、咲いた咲いたチューリップの花がww




『咲いたーww、咲いたーww、チューリップの花がーww、ならんだーww、ならんだーww、赤、白、黄色』


皆さん、チューリップと聞いて何を連想しますか?ビットコイン?オランダ?






やっぱこれでしょ?バブルwwwwwww。



果たして『咲いたのはチューリップか?それともバブルか?wwそれが問題である』と英国の詩人、シェイクスピアは言ったとか、言わなかったとかww。まあ、時系列だとシェイクが死んで30年後にチューリップバブルが訪れたのですがwww。

寝て起きたら、お金が増えているwww。誰でも勝てる相場ですwww。馬鹿でもサルでも勝てる相場です。下落を待っている投資家が多いので、まだまだ上昇は継続です。まさか自称情報強者であるあなた方で、現金を抱えていたり、指数以下のリターンに甘んじている、残念な投資家は居ないことだと思いますww。

ただ指数を買って持っているだけでグローバル三倍三文法のリターンをアップパフォームしています。年始に買うだけで30%資産は増加ですww。そもそも一定の流量で、自社株償却の資金や、年金基金、退職金基金から流入するので、ただトレンドフォローの上昇のエレベーターにしがみ付いていればいいんですよww。


 『stocks could rocket higher from here』wwwだそうですww



まさか上昇のエレベーターに乗っているにも関わらず、あえて逆行するような下に行こうとしている人は居ないと思います。ゴールドや金鉱株、米国債などに投資している残念な人はいないでしょうww。もしいたら多分馬鹿です。あなた方が馬鹿にする喫煙者と同じですよ。だから指数以下のリターンの差額分があなた方馬鹿に課せられた税金だと言われるんですよ。タバコとまったく同じ構図ですよ。

また上昇したいにも関わらず、合えて下落のエレベーターに進む馬鹿もいないことだと思いますww。そうWBKww。豪州中央銀行が矢継ぎ早に利下げを繰り返し、そろそろ限界が近そうww。利下げすれば確かに貸し出しは増える可能性もあるがww、貸し出し金利と借り入れ金利のスプレッドは狭まるので、もちろん利下げには、銀行にとって負の面もある。


WBK、月足チャート



高配当で現地税が掛からないことから個人投資家に人気があるこの銘柄。お前らが買うと碌な事がないww。判りやすく言えば、ババを引き受けているのが個人投資家なわけだがww。ちなみに問題なのは、減速する景気や、中央銀行の施策、下落する株価などではなく、根底にある住宅価格だ。

上のチャートを見れば判るが、リーマンショックの震源地がサブプライム、住宅ローンの債券化証券だったため、その余波を受け、WBKはトコトン売られるww。しかし無風でやり過ごした豪州住宅事情。そのためWBKは担保である住宅の担保価値の毀損が起こらず、実体経済の所まで株価は急上昇ww。つまり株価は基の価格まで直ぐに戻ることに。

しかし近年バブルと言われて久しい豪州住宅事情。ここ20年で5倍になったとかww。いつまで価格は上がるのか?もちろん次の買い手が現れなくなるまで上昇は続き、銀行が傘を貸してくれる間は上昇は継続する。

ちなみに銀行が資金を貸さなくなれば悲惨だww。
1、銀行が資金を貸さない
2、住宅の買い手が現れない
3、価格が下がる
4、下落すると担保価値が毀損するのでさらに貸し出しを渋る。
5、さらに下落する住宅価格
6、負の悪循環、デフレスパイラルですwww。




因みに日本では90年に起こり、殆どの地価が30年たった今でも回復していませんww。唯一25年目にして回復したのが東京の都心のみ。もちろん実需があるからなのですがww。5000万円で当時売りに出された長野のスキーリゾートが今でも10万円ですww。そう実需があるなら回復するんですよ。

移民が多いアメリカもサブプライムで傷つきながらも、住宅市場は実需に伴い回復しましたねww。実需がないPIGSの一角、ポルトガルはリスボンに上場するポルトガルの銀行は今でも悲惨です。殆どが貨幣の最低単位である1ユーロセント以下で取引されており、サブプライムから10年以上経過したにも関わらず、不良債権の処理が進まないww。実需がないからですww。

一旦担保の価値が3分の1以下に落ち、借り手が返せなくなると、担保と引き換えに借り手は、負債が無くなるのですが、その負債は銀行に移転したことを意味します。不良債権ですww。悪いことにレバレッジを掛けて資金を貸し出しているので、自己資本なんて簡単に飛びますww。





当時界王券20倍くらいは信用創造で使っていたのではないでしょうか?つまり自己資金5%に対して95%を貸し出していたと。その95%の価値が3分の1の32%になると、除いた63%が負債の不良債権として残りますww。全資産の5%に対して、何と10倍のゴミですww。

言うなれば3000万円の家を10棟借金で買ったのに、価値が10分の1の値段になってしまったのと同じ状態です。資産が3000万、負債が3億円です。価格の下落は3分の1なのにレバレッジが掛かっているとアッと言う間にマイナスですwww。

もちろん自国通貨を持たないポルトガルは、お金を刷って、不良債権を中銀や国が買い取るなんて日本の様なことは出来ませんww。市況は回復せず、ポルトガルの銀行はあれから10年後の今も存亡の危機で、風前の灯ww。バブルに踊った末路ですww。




直近の決算で、なぜWBKの株価は急落したのでしょうww?減配、増資、そう稼ぎが無くなっているんですよ、単純な話。なぜ稼ぎが無くなっているのでしょうか?それはもちろん金利の引き下げにある。中央銀行が景気を奮い立たせるため、金利を下げ、貸し出しを増やそうとしているにも関わらず、貸し出しは増えず、金利の低下でスプレッドが狭まり、稼ぎは減る一方。

これが続くとどうなるのでしょう?もちろん資産価格は下落しますww。
1、金利の低下でスプレッドがなくなり稼げないので銀行は貸さない。
2、銀行が貸さなくなれば、住宅価格は下落へ。
3、担保価値の毀損が怖いので、銀行はさらに貸さずに、貸し剥がしも横行。
4、さらに融資は細り、経済は暗転、住宅価格は下落。




因みに、これは世界経済の流れに乗ってどうこうできる問題じゃありませんから。。マクロ的なオーストラリアでの住宅の需給の問題なんでww。インフレがあるし、人口も増加している?でもねここ20年で住宅の価格は5倍ですよww。人口は5倍になりました?インフレでAUDの価値が5分の1になりました?

心理的な需給で吊り上げられた価値は、その物本来の価値にいずれ収斂する。つまりポルトガルや日本と同様に、実需に基づいた価値まで。それこそ家を建てる時に使われた資材や人件費、そして若干の企業の利益の水準までww。現状は土地神話の、投機で作られた土地価格ですwww。

もちろんシドニーなどの都会の一等地では実需に基づき東京の都心と同じように推移することが予想されるが。それでもオーストラリアの銀行は、90年代の日本の銀行や、今のポルトガルの現状の様に、レバレッジが掛かっているため不良債権の問題から逃れることはできず。





ちなみに需要が戻らなくても、供給が無くなれば価値は戻るんですよww。経年劣化で取り壊され、住宅そのものが無くなればww。でもね残念なことに供給は無限にあるんですよww、オーストラリアはww。つまり住宅価格は建てる時に使われた資材や人件費、そして若干の企業の利益の水準まで落ちるとww。

小学校の時に習わなかったの?日本には1億2000万人が狭い国土にひしめき、その内の70%は山地で宅地には適さないとww。オーストラリアは日本の20倍の面積に、2500万人の人口ですよww。もちろん実需の伴わない土地価格である、現状の不動産バブルはチキンレースの最終章と言えようww。

土地が無限にあるのに、なぜにバブル化するのか不思議ww。まあ大方、大衆心理として、値段が上がるから買う、みんながこぞって買うので、出遅れるまいとして買う。そうして出来上がってしまったのでしょうww。日本もそうでしたねww。それにしても小学生でもオーストラリアは人口密度が低く、土地があることくらい判るのに、自称投資家達はwwww。世界地図を見てごらんよwww。馬鹿に税金を掛けてほしいwww。



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