2021/01/31

【Game Over】キャピタルテロリスト・ロビンフッターズ VS ヘッジファウンダー







「私の可愛い可愛いモンスター達。。。」この言葉はレディーガガが自らのファンに対して使う言葉だが、私の可愛いモンスター達であるロビン君も随分成長しました。大きく成長したと言うよりは小さく小さく哀れに成長した様です。そして遂にキャピタルテロリストの称号を手にすることに。まさにランチェスターの法則に従った弱者の戦略で、ゲリラ戦に相応しい戦いぷりっとも。



まあそれでも絶滅危惧種のヘッジャー程度を刺すのは簡単で。ハゲタカの頭髪もますます薄くなって参りました。いい加減ヘッジファウンダーもワシントン条約に登録してやれよ、絶滅しそう。。ポンド危機を起こしたジョージ・ソロス氏筆頭に、ヘッジャーも中銀に対して同じことをしてきた訳で。。。




昨年の夏頃の権勢も今は昔、夏も終われば虫けらなんて死にゆく運命で、まさに童話「アリとキリギリス」のキリギリス状態。昨年の夏頃は市場全体を上昇させ、実体経済にそぐわないとして売りに回った大人たちを踏み上げ続け、日本経済の規模に達し、600兆円ほどの時価総額を誇るGAFAM.COMを2倍の時価総額まで押し上げ、そして日本一の投資家であるソフバンの孫氏をもてあそび、一杯食わせるほどの勢力があったにも関わらず。。。




最近のロビン君ときたら、時価総額3000億円程度だったゲームストップの株価を、コールの買いによるてこの原理と、馬鹿でとろいヘッジャーの買い戻しで持ち上げるのが精一杯。すでにアイフォンアプリやアンドロイドゲームのスマフォ勢の台等でGMEの業態は意識不明の重体。さらに書籍などと同様にゲームソフトの販売は大手通販の独壇場で、アマゾン様にぶっ殺されるリストに載ってしまい手の施し様が無い状態だったにも関わらず。







しかしながら株価と業績は別もので(連動しても構わないけど)GMEの株価だけは大幅高。。。売り方に回ったヘッジャーが、それに追随する獲物を捕獲するためそのポジションを公開したら、ゲーム世代でありギークとも呼ばれるロビン君達の中核を成す世代の顰蹙を買い、逆にSNSで結託され踏み上げに。。ざまあ。。。





かつて、スクールカーストの最下層に存在したギーク(オタクとも)を見かねたビル・ゲイツ氏がこう言ったとか、、、「ギークを馬鹿にしない方が良い。あなた達は彼らの下で働く事になるのだから」と。。。ギークと逆のポジションを取った馬鹿どもめ。。まあかと言ってトノサマバッターズが勝っている訳でもないが。。






「買いは家まで、売りは命まで」とはよく言ったもので、買った場合、最悪その価値がゼロになるまでだが、売った場合は天井知らずの無量大数だ。つまりその損失は留まる所を知らない。損失を限定するには反対売買の買い戻しだが、マージンコールが掛かってからでは遅い。追証だ。応じることが出来なければ勝手に決済される。。








世間はロビン君を投資を始めたばかりで、世間知らずな馬鹿な投資家と考える風潮があるが、実態は全くもって逆だ。なんせ「ロビンフッター」とは、私を含めたあなた達投資家全員の売買の総決算だ。あなた方の中で「算数分かる?」と聞かれれば、その殆どが「分かります」と答えるだろう(注1)。ロビン君も全くもって同様で常識的な一般ピープルだ。もちろん取引に置いても合理的で理性的な判断を下す。




GMEを今買っているのはロビン君ではない。もちろん反対売買を強いられているヘッジファウンダーの連中や、吹き上がったところで空売りを入れた残念な奴らだ。「暴落を作るのは買い方の投げ売り、暴騰を作るのは売り方の踏み上げだ。」だが「株価が高いからGMEは助かるのか?」と聞かれれば、このままではGMEの業績が好転する確率は低い。ものすごーく低い。街角の本屋さんやゲーム屋さんは終、わ、り。




もはやアマゾン様に取り込まれてネット通販だけにするか、テンセントの様に自前でスマホ向けにゲームを開発するような大幅な業態の転換をしないと難しい。もちろん株価が高ければ資金を調達しやすいので、倒産したレンタカー最大手のHertzが市場から資金を調達しようとしたように、延命することは可能だ(注2)。。。







真の勝者は誰なのか?
前述の通り、ロビンフッターズの勢力は風前の灯。ドンドン資金を失い、その損失を取り戻すためにドンドン投機的に。そしてすでに絶滅危惧種のヘッジファウンダー。お互い潰し合って市場の資金が焼き尽くされる結果に。。。ざ、ま、あ。。。その裏でもちろん利益を淡々と積み上げている者がいる。そうHFT(高頻度取引)勢やAIなどの機械による取引だ。もはや市場の7割りが機械を使った取引と言われ、投資に生の人間が出る幕など無い。




くっそ酷い値動きとボラリティ、値幅の大きさはこの馬鹿の三乗スパイラルだ。ロビン君が買い、機械が即座に追随、そしてヘッジャーの踏み上げ祭り。しかし取引制限で市場全体からは資金が引かれ、出来高は細り指数は下落。行き場を失った資金、大半が機械だがそいつらが生きの良い銘柄に集まりさらに祭りは過熱する。。




今回のゲームストップも大きく利益を得たのはロビン君ではない。もちろん中には大勝ちしたロビン君もいるだろうが、もし平均を取れば負け越しだ。そして大敗したのはもちろんヘッジファンドの連中だ。真の勝者は、我々の取引を先回りするようなAIや、スキャルピングを得意とする高頻度取引勢だ。同じタイミングで買おうとしても、そう思った時には機械の取引は成立しているが、鈍くさい人間は指を懸命に動かしている最中だ。また短期的に勝ったロビンフッターもそのうち市場の闇に飲まれるだろう。。。




悪いことは言わない。不毛な戦いには参戦するべきではない。。ロビンフッター銘柄には手出し無用だ。あなたに機械ほど早く動く事は出来ないのだから。。。まあ機械は動けないけど。。。バイデン政権によるロビンフッター給付金は通るのか?こんな状態で?祭りに火を注ぐのは歓迎だが。




注1



注2







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2021/01/27

【ザワザワ】に、逃げちゃらめーーー(逃げろ)





逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ。逃げちゃ駄目だ。金利が低い内は上昇は継続するんだ。今は今後10年続く上昇相場の入り口なんだ。政府が財政出動し、中銀が緩和している間は買い時だ。



はっきり言って現金99%の私が言ってどのくらい説得力があるのだろうか?株なんて簡単で安く買って高く売れば良いだけで。。。さてあなたが立っている所はどこでしょうか?既に織り込まれた2000ドルの給付金。そろそろ催促して次をおねだりする時間帯か?




因みに私のフォロワーはご存知だと思うのですが、私がフォローしているとある投資家が買うと大抵崩れます。。。散々上昇相場を眺めた後、直近株式を購入したとの事。その前はコロナショック、仮想通貨の大暴落と、ドンピシャの予知能力。。。まあ誰とは言わないが。。。どの程度まで押すのか?行きはよいよい、帰りは怖い。。。興味のある方はガジェット欄のお勧めのブロガーからどうぞ。。






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2021/01/25

【全部売却】ニイタカヤマクダレ、フタマルフタヒト






つまりはそう言う事ですよ。決してココから下落するだろうと思っている訳ではなく、また下落に賭ける訳でもございません。ポートフォリオの再構築を兼ねての売却です。金利水準が低く、景気も低迷していることから、まだまだ株価は安い水準です。長期的には。。。また移動平均線は全て上向きで、株価はその移動平均線の上を推移しており、トレンドは上昇傾向でこの傾向は続く見通しです。





正し上値が重い展開なので、短期的にはこの水準で揉み合うのではないかと考えており、若干安い所で買い直せるのではないか?と言う下心も御座います。ポジションを頻繁に動かす事は全くお勧め出来ません。結局は何もしなかった方がパフォーマンスが上回る傾向に御座います。





今回引いた資金はPER30倍時代を見据え速やかに株式市場に投入するつもりです。銘柄はその先々の株価次第です。グロースだろうとバリューだろうとある程度の安全域は確保したいので、あまりに高すぎると判断した銘柄はパスです。次は皆さんのパフォーマンスを上回るべく、あきんどイレブンを策定する方針です。今後ともご贔屓に。。。





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2021/01/21

【悲報】煽り記事でフォロワー去る







昨日の記事で、簡単な算数の問題を煽り気味に記事にしたら、只でさえ少ないツイッタランドのフォロワーがドサッと去ってしまった。。。因みに記事の内容はこちら⇨「6÷2(1+2)」。10年ほど前に話題になったこちらの問題。ご存知の方も多いと思います。多いですよね?検索に掛けると沢山ヒットします。




10年目の節目という事で、10番煎じとも思えるこの問題を、無理やり答えを10にもっていき、記事にしたら、どうやら知らなかったフォロワーが多数居り、煽られたと勘違いし去っていった模様。既に既出で既知の内容なのですが。。それともコピペ記事に呆れられてしまったのだろうか?どうせツイッターなんて殆ど使ってないし。。。







畜生。。。








私は寂しいのですよ。。。。








昨日はバイデン新大統領の就任式でした。特に荒れることもなく無事通過。狙撃でもされるんじゃね?と思ったのですが、そんな事が起これば犯人はあいつしかおらず、前政権が批判されるだけで。。。




さて、バイデン大統領の就任で世界はどう変わるのか。アメリカが弱くなると考えてる人が多いようですが。。半年後には中国に対して強気な発言を繰り返したトランプ氏の方が良かったという声が聞こえてきそうです。就任時は歓迎された菅総理も半年と保たず支持率低迷です。




国際協調路線と言えば聞こえは良いのですが、アレだけ批判のあるWHOなどの既得権益に対して譲歩しているに他ならず。。。パリ協定の復帰も環境保護のためと言われれば正しい様な気がしないでもないですが、世界一の原油産出国であるアメリカのエネルギーセクターを蔑ろにし、また気候変動よりも目に見えて分かる経済発展が優先されるのは明白で、京都議定書の様に大した成果も無く形骸化される予感。







経済的合理性が無ければ人は動きませんよ。EVもクリーンエネルギーも既存のシステムよりも経済的に優れていなければ、人々は安い既存の車やエネルギーを使用するでしょう。。野立太陽光がある程度流行ったのは、設置者に経済的な利益があるからで、誰も気候変動を憂慮して設置している訳では御座いません。もし設置すれば気候変動は緩和出来るが損をする仕組みだったら誰も設置しなかったでしょう。




クリーンエネルギーになかなか転換しないのは、誰もソーラーパネルで発電された割増な電気料金を好き好んで使いたくなく、安い既存の電気や発電システムの方が好まれているからで。。。固定買い取り制度のFITで電気料金が上乗せされ家計への負担が増した事から、買い取り単価がドンドン引き下げられ、最近は野立太陽光なんてあまり聞かなくなりました。必死に叫んでいるのは仲介手数料目当ての某ブロガー程度で。。。




もしバイデン政権が本当に気候変動に取り組みたいならピックアップトラックを禁止し軽トラに転換すれば良いだけで。。。所詮再エネなんて票集めのためで、気候変動や環境問題よりもお金や票などの経済的合理性が優先されるでしょう。そもそもリーマンショック後のオバマ政権でもグリーンニューディールとか言って同じことをして、大して成果も上がらず。。まあTSLAの株価だけは上がりましたが、バイデン政権でまた同じ事を繰り返す様です。。







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2021/01/20

【悲報】算数が分からない大人たち、6÷2(1+2) =?








むかーし、むかーし、ある所に、お爺さんとお婆さんが住んでいました。ある天気の良い日、お婆さんは山へしば刈りに、お爺さんは川へ洗濯に行きました。お婆さんがしばを刈っていると山の上からモモがドンブラコッコ、ドンブラコッコと転がって来ました。お爺さんが川で洗濯していると川の向こうからモモがドンブラコッコ、ドンブラコッコと流れてきました。お爺さんとお婆さんがモモを拾って持ち帰り、お家で数を数えてみると合計で6÷2(1+2) 個のモモがありました。めでたし、めでたし。




問1、モモは合計で何個あったでしょう?




さて、普段から「財務諸表がー」とか、「統計がー」とか言ってる皆さんには簡単な問題ですよね。まさか算数すら分からないのに、「投資家」とか名乗ってないですよね。。。まさかこんな簡単な計算すら出来ないのに、ウン十年と普通の振りしてのうのうと生きてきましたね。周りを見てご覧よ。あなただけですよ分からないのは。。






1、「答えは1だー」
2、「答えは9だー」
3、「答えは5だー」
4、「答えは5か8だー」
5、「答えは2か10だー」
6、「答えは1から10の間で既出の数字以外だー」
7、「分からない」






「答えは1だー」
と思ったあなた、正解です。ちゃんとカッコの中から計算すればこうなりますよね?でもね左から順番に計算しなければならないという原則を忘れていませんか?





頭の良いあなたに解説は必要ないことでしょう。お帰りはこちらですよ。







「答えは9だー」
と思ったあなた、正解です。カッコの中を計算したあと左から順番に計算すればこうなりますよね。でもね、こんな単純な計算なのに答えが2つもある訳ねーじゃん。





頭の良い投資家諸君には説明は必要ないでしょう。お帰りはこちらです。





「答えは5だー」
と思ったあなた、正解です。お爺さんとお婆さんが二人でモモを持ち帰れば5つくらいあって当然ですよ。カッコなんかぶっ飛ばして左から順番に計算すれば5になりますよね?でもねカッコを無視して良いわけねーじゃん。





「答えは5か8だー」
と思ったあなた、正解です。頭の回転が結構早いですね。因みに「どう計算したら5とか8とか言う数字が出てくるんだよ」と思ったあなた、小学生以下っすね。答えが1か9なら、足して2で割れば、平均として5になりますよ。また大きい数から小さい数を引けば8になります。答えはこの内のどちらかでしょう。お爺さんとお婆さんの二人でモモを持ち帰っている訳だし。。。




頭の良いあなたに解説は必要ないでしょう。お帰りはこちらから。






「答えは2か10だー」
と思ったあなた、正解です。あなたも頭の回転が早いですね「どう計算したら2とか10が出てくるんだよ?」と思ったあなた、中学校は不登校でした?お爺さんとお婆さんがモモを拾ってきたなら引いたら駄目じゃないですか。答えが9か1ならその2つを足せば良いんですよ。9と1を足せばもちろん10ですよね。因みに10は二進法の2にあたるんですよ。つまりコンピューターと同じようにスイッチのオン、オフ、つまり0か1で記述する二進法なら10は2ですよね。因みに3は二進法で11。4は二進法で100。5は101、6は110。。。






「答えは上記以外の数字だー」
と思ったあなた、正解です。因みに残った数字は、3、4、6、7。「どんな数字だろうと適当にゴリ押すんじゃね?」と思ったあなた、計算順序はISO規格、国際標準として規格化されており、全宇宙共通です。如何なる星の誰が計算しようとも同じ答えになります。数字こそが人類共通の言語でり、全宇宙共通の言語と言えるでしょう。因みにモモが「ドンブラコッコ、ドンブラコッコ」と動いている状態から推察するに、このモモは割れてはおらず丸い形状であり、またお爺さんとお婆さんの所、双方で少なくても一つ以上はあると考えられます。3、4、6、7、、、、3と7を足せば10、、、、4と6を足しても10。果たしてお爺さんの方が多くのモモを拾ったのか?それともお婆さんか?どちらにせよ合計を求めれば10個の様です。






まさか解説がなきゃ分からないなんて残念な大人はいない事でしょう。お帰りはこちらです。こっから先は馬鹿のためのページ。








バーカ、バーカ。ここまで見たということはあなたは『馬鹿』ですね。まさかこんな簡単な計算に電卓とか使って無いですよね?「計算機が9だったから9だー」とか「1だったから1だー」なんてそんな事を理由にする時点で馬鹿丸出し。そして適当なアルファベットを持ち出しカッコの中を代数に置き換えて計算した奴、「バーカ」。単純な数字なのに代数に置き換える時点で意味不明。何故に簡単な事を難しく考えたし。。



因みに「÷」と「/」、「×」と「・」は同じですか?まさか計算記号すら分からないなんて。足し算、引き算、掛け算、割り算の混ざった計算の優先順位は以下の通りですよ。ここまで聞けば正しい答えが自ずと導き出される事でしょう。

1、カッコの中が最優先
2、左から順番に計算
3、掛け算、割り算
4、足し算、引き算






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知らない事は恥ずかしい事じゃないですよ。聞けない事、知ろうとしない事こそ恥ずべき事ですよ。

どうしても分からない人へ、答えはコチラ。




2021/01/13

【極秘】バイデン新大統領と側近の秘密の御前会議




バイデン「トランプ馬鹿だろ、自滅しおった。完全に失脚だろ。共和党内からも離反がでているようだから4年後も無いな。」

側近A「自分の支持者が議会を襲えば言い逃れは出来ませんね。支持者が勝手にやったことだとしても、それを押さえ込むべき立場であることを理解していないんでしょうね。」

側近B「それどころか煽ったりして加担していた節がありましたからね。罷免どころか犯罪として立件もありえますね。」

側近C「最大の武器であった拡声器もBANされました。」





バイデン「であの豚君どうする?徹底的に叩いて追い打ち掛ける?」

側近A「民衆はすでに離反していますね。再起は無いでしょう。拡声器の無い豚なんてタダの豚ですからね。」

側近B「ここは最大限活用すべきですね。上手くやれば政権の支持に取り込めます。蹴落とすのは簡単ですが、もはや大衆の支持は無いので政権やご自身に取って最大限プラスになるようにしたいですね。」

側近C「一般市民である元大統領をネチネチ虐めるよりも寛大な大統領を演出した方が世間からは好感を得やすいかもしれません。大統領選では拮抗していたのでトランプ派の支持を最大限取り込むべきです。そうすれば政権の舵取りもしやすくなるでしょう。」







バイデン「今月の20日から就任なんだけど何しよっか?」

側近A「2000ドルのコロナ給付金は今後の火種になるかもしれません。前回の給付金では金融市場にかなりの資金が流れた様ですでに実態経済からかなり乖離しています。もしまた給付金をばら撒きさらに株式がバブル化した場合、下落でもすれば大きく批判に晒され世間からは失敗政権の烙印を押されるでしょう。」

側近B「これ以上の株高政策は負の側面の方が強いかもしれません。株価を浮上させるよりも実体経済の浮上に力を入れるべきでしょう。となるとやはりコロナの封じ込めですね。」

側近C「実体経済を浮上させれば金融市場との乖離が狭まるので、さらなる上昇余地が生まれます。しかし乖離した状態でこれ以上資産価格を上げてもリスクが大きくなるだけです。」




バイデン「。。。。」
側近A「。。。。。」

側近B「ワクチン+外禁でコロナを封じ込め現状の危機を回避出来れば支持は得やすいです。しかし危機が長引けば批判に晒される可能性があります。」

側近C「当面の危機を回避出来ればすぐに春、夏なので風邪の流行は終息します。その間にめいいっぱいワクチン打てば感染の流行も収束に向かうでしょう。スペイン風邪も2年目が最大の被害でそれ以降は収束しました。」







バイデン「でもさ急ごしらえで作ったワクチンで批判も多くね?皆打ってくれるんかね?一応パフォーマンスでカメラの前で先日打ったんだけど。。」

側近A「ワクチン打たなきゃ駄目っていう法律作れば?現状だと医療機関は重傷者の受け入れで大規模なワクチン接種を行うほどの余裕はないようだが。。」

側近B「やはり一度感染を抑え、その間に大規模なワクチン接種大勢を整えるべきです。60代以上が抗体を持てばコロナはもはや脅威ではありません。」

側近C「欧州や日本などの各国の状況を省みるに、経済と感染対策の良い所取りをしても、双方とも中途半端な結果となり事態が長引くだけです。ブレーキとアクセルを同時に踏んでもも効果は薄いです。」





バイデン「トランプ支持者だった層を取り込みたいし、幅意広い国民からの支持を得たいのう。ただパッシングに晒されるのは嫌だのう。あんまり叩かれると心臓止まるかも知れへんし。」

側近A「2000ドルばら撒けば、短期的な好感は得られるでしょうが、貧乏人は奢った事なんか直ぐに忘れるし、催促され続けるだけです。もしそれを拒めばそれだけで批判に晒されます。」

側近B「しかしロックダウン状態で困窮している国民が大勢います。また感染を封じ込める必要はあります。」

側近C「失業手当とコロナ給付金のコンボは、失業し時間を持て余しなおかつ外に出かける事も出来ない人にオンラインカジノのギャンブル代を渡す様なものです。無駄に株価を上げれば後々のリスクと成りかねません。一度落としてトランプに責任を擦り付け、その後上昇させて政権の手柄にすることも出来ます。」




バイデン「・・・・」
側近A「・・・・」
側近B「・・・・」
側近C「・・・・」






さて、あなたがもし大統領なら短期的な支持率のためだけにばら撒きますか?それとも長期的な展望を持ちますか?そろそろコロナ禍による財政出動の出口戦略を考える時間帯です。米中間の対立関係などはその後でしょうか?トランプ氏を踏襲するのか、それとも関係改善を目指すのか?




EV、個体電池、マリファナ関係、そして小型株に資金が集まっているようです。すでに給付金ありきで株価が上がっている様ですが。。。GAFAMはトランプ氏のアカウントをBANし、新政権にゴマを擦り始めました。




しかしながら上値も重いです。新政権の出方を伺っている投資家が多い様です。かと言って輪転機を好きなだけ回せるという「免罪符」がある今、下手に降りれば景気のひとサイクルを逃す可能性が。。






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2021/01/10

【大暴騰か?】ニイタカヤマノボレ、ヒトフタマルハチ







皆さんは「TTID」と言う言葉をご存知ですか?「今回だけはいつもと違う」「ディスタイムイズディフォレント」(This Time Is Different)の頭文字です。因みにどういう時に使われるかと言うと、相場が大きく上昇した時に、そのバブリーな様子をまことしやかに肯定するために使われます。俗に言う「言い訳」とも。




まだまだこの言葉が聞かれない今、弱気な投資家や慎重な投資家も多く、現金を抱えた投資家が多いという事でしょう。慎重な投資家が多い間はジリ高傾向は続きます。最近ちょっと落ちても直ぐに戻しています。



では、今後どういうことが予想されるのでしょうか?
1、何かしらの障害物がある間はジリ高傾向、現状のコロナや政経など
2、障害物が無くなり上昇ペースが加速
3、慎重で乗り遅れた投資家が損失を取り戻すためレバレッジを掛け始める
4、急上昇開始でさらに資金を呼び込む
5、そして「今回だけはいつもと違う」となる






今年60%ほどのSP500指数の上昇を予想している私に言わせれば、今はまだ上昇相場の起点にあたるでしょう。各国政府や中銀もさらなる大規模な緩和を検討しています。バイデン政権も一人あたり2000ドルのばら撒きを検討しており、就任後すぐにコロナの封じ込めと共に行われる見通しです。




3,3億人に100ドル配った場合330億ドル、約3,3兆円。この20倍にあたる6600億ドルの66兆円がばら撒かれれば、株式市場にはかなりのインパクトを持つ事に。前回の給付金同様、殆どが資産市場に流れ込む公算です。消費に使われる金額は小さく経済的には失策ですが。。。政府は血液の様にお金が社会を循環する政策を取るべきなのですが(ニューディール政策)。。。日本も給付金がばら撒かれる度に、金融資産や貯金にそれらの資金が流れている様です。





もし2400兆円とも言われる時価総額を誇るアメリカ株式会社にこの66兆円もの資金が流れた場合どうなるのでしょう?割合としては時価総額の3,5%程度ですが、3,5%程度の上昇で終わるのでしょうか?もちろんその程度で済む訳が無い。10兆円の出来高に対して66兆円もの買い圧力です。それほどの買い圧力に晒されれば、さらなる上昇が期待出来るため「売ろう」と考える投資家が減り売り方は減少、買い方の一方的な需給ギャップが発生します。




昨年のコロナ給付金は、SP500指数を底値である2200ポイントから3700ポイントと60%ほどの上昇をもたらしました。同規模の資金流入、ワクチンによりコロナからの脱却、景気回復が進行すれば今年も大幅な上昇が期待出来ます。つまりまだまだ上昇に期待でき、今回も資金流入が期待出来る間は上昇は継続する公算です。






果たして今回だけはいつもと違うのか?
戦後最悪のりセッションと言われる今回のコロナ禍だが、経済的には最悪でも株価は高値を更新だ。よく引き合いに出される1929年の世界恐慌だが、あの時とは明確に違う。政府は経済の自然治癒に任せ財政支出には消極的であり、金本位制では限界もあった。



しかしニクソンショックにより金本位制は崩壊。そしてリーマンショックの時に緩和策を渋った事で、さらなる財政支出を余儀なくされたため消極姿勢も崩壊だ。つまり政府は好きなだけ財政支出を行える点で明確に『今回だけはいつもと違う』訳だ。政府は積極的な財政支出、もちろん大衆も空から振ってくるばら撒きを望むし歓迎する。





理性の崩壊がもたらす結末とは?
アメリカ人に理性があれば経済的な寄与が小さい、大規模なばら撒きは昨年で終了するべきだろう。株価が高ければ企業や個人は支出しやすいため、株高のトリクルダウン経済も一理あるからだ。しかし株価が高い今、ばら撒きは有効とは言えず、違った形の景気刺激策が期待される。



無意味なばら撒きの行き着く先はもちろんバブルとその果の貨幣価値の暴落だ。多額な賠償金を掛けられマルクを刷りまくった第一次世界大戦後のドイツや、直近のジンバブエがよい例だ。ドイツはシュトレーゼマンによるレンテンマルクの発行で形だけはインフレを退治したが経済はどん底でそのまま第二次世界大戦に突入。ジンバブエも経済は崩壊、秩序も崩壊、通貨は他国の物しか流通せず失敗国家の典型だ。





落とし所は?
アメリカが基軸通貨ドルを自ら放棄するとは思えない。そもそもドル以上に信用でき、使い勝手の良い通貨は現状ない。ユーロ、円、ユアン、BTCも役不足だ。つまり緩和はいつか終るし、マルクやジンバブエドルの轍を踏むとは思えない。しかし緩和の終わりが暴落の始まりとは限らない。株高は維持される可能性が高い。なんせ『緩和』という処方箋を簡単に出せる時代になった訳だ。




過去の常識では現在の株価はかなり割高だろう。リーマンショック前の水準はPERは14が平均でそれ以下は割安、それ以上は割高と言われてきた。リーマンショック後はその水準がPER22倍となり、それが定着しつつある中で起こった今回のコロナショック。次にある世界の常識はPER30倍時代。つまり我々は岐路に立たせれており、PER30倍時代を受け入れられるかどうかが今後の投資家として成功するかどうかの分水嶺だ。





新しい価値観を受け入れる事が出来なければ、残念な投資家として新しい技術から取り残され、経済の新陳代謝を阻害する古い非効率な方法で発展を妨害し、もちろんポートフォリオも残念な結果となるだろう。しかし現状を受け入れる事の出来る投資家は新しい価値観や常識と共に、産業技術の発展を享受するだろう。





ニイタカヤマノボレ。ニューワールドオーダー、新しい常識PER30倍時代へようこそ。株価が変わるのではなく、あなたが常識を変えればいいんですよ。







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2021/01/06

【米国上院議員選】噂で 買ってセル・ザ・ファクト





アメリカのバイデン新大統領はコロナ対策として追加の一人2000ドルの給付金に意欲的だとか。勿論、大統領の一任で決まる訳ではない。下院、上院と法案を通し大統領の承認を得て決定となる。因みに下院は民主党が過半数を抑えているので通すのは簡単だ。




そこで重要になってくるのが現在結果待ちの上院議員選。残る議席は一つとなっている。現在の議席は民主党49議席、共和党50議席となっており、どの党も過半数に達していない。そしてもし共和党が最後の議席を抑えれば上院で過半数を得るためねじれ国会となり、バイデン政権の運営に支障をきたす可能性が。






しかし最後の1議席を民主党が奪取した場合50対50だが、この場合民主党で女性初の副大統領であるハリス氏が最後の票を投じる事になるため、下院、上院、大統領と全て民主党が抑える事に。つまり「2000ドルのロビンフッター給付金はこの一戦にあり」。






現在のNY指数先物は、この不透明感を嫌気して下げている。特に前回のハイテク株の上昇を押し上げたナスダックはバイデン政権による法人税増税も嫌気して大きく下落。しかし小型株で構成されるラッセルだけは爆上げだ。そう、あいつらの影がチラホラ。きっとコロナショック後の大型ハイテク祭りに乗れなかった投資家がその機会損失を挽回しようと躍起になっているのだろう。。。




直近アメリカの個人投資家には小型バイオが人気で多数の銘柄が暴騰している。それも半日で2倍、3倍とか。あなたはお聞きになっただろうか?この言葉を?「ビンゴをチェック」(BNGO、CHEK)。私は何も知らない。本当に知らないんだーー。。。



どうでもいいけど足枷の外れた英国株が強いですね。他の市場はコロナショックから完全に戻ったのにココだけ半値戻しだったんで。。。





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2021/01/03

【謹賀新年】新年を謹んでお祝い申し上げます







新年明けましておめでとう御座います。しかしながら新年が週末と重なりいつもより休みが少なく、月曜日から直ぐに仕事だという人も多いのではないでしょうか?5日、6日あたりで土日を引けば若干休みは長くなるのですが。。。そしてこのコロナ禍、仕事があるだけマシだと考える人もいるのではないでしょうか?市場に大人たちが帰ってくるのも今週からです。




まずは2020年の反省から参りましょう。もともと昨年の年始の段階で大幅な上昇を期待しており、結果的に平均的な10%ほどの上昇で終えたSP500指数。そして予想通りハイテク関連は2倍ほどになりました。しかし内情は穏やかではなく、コロナショックによる大幅な下落からのボラリティが高めで通年を終えました。振り回された人も多いのではないでしょうか?




昨年の予想記事







SP500は平均的な上昇幅で終えたものの、為替を加味した円建てで利益を全て持ってかれた投資家も多いのではないでしょうか?ドル円は10%ほどの円高ドル安となり、10%ほどの株価の上昇を打ち消す結果に。後は如何に安い所で資金を投下出来たかとなりそうです。しかしこのブログの読者の殆どは、昨年の年始の段階でほぼ全力で投資しており、思うように資金を投下出来なかった投資家も多そうです。




2021年の展望は?
さて皆さん今の株価は高いと思いますか、それとも安いと思いますか?はっきり言って安いと思う人はいないでしょう。因みに市場は大方の予想の逆を行くし、私は割安と考えるのですが。。。大統領選前に引かれた資金は大方の予想通り直ぐに戻り、コロナ感染第二波も大方の予想通り株式市場にはあまり意識されませんでした。しかし株価は天井付近で停滞気味、上値も重く、値が飛ぶほど市場に資金は残っていない様子。足元では新型コロナの感染が広がり感染力の強い新株の存在も、それに伴い経済の締め付けも始まり景気は低迷。




また頼みの綱であるアメリカの経済対策は、個人や企業が窮地に陥らないような対策に留め、経済を振興させるための対策は、コロナパンデミック後となりました。経済を回せばそれに付随して人も動くため感染が広がりやすく、アクセルとブレーキを同時に踏んでも双方の効果が弱まるだけで利点は無く、結果的に感染対策が優先された格好です。



風邪の噂によればアメリカでは2000万人がコロナに感染したとか。移民を含めたアメリカの人口が4億人とも言われる中、人口比の5%がコロナに感染した事に。もちろんPCR検査で陽性の判定が出た人数が2000万人で、統計に含まれていない人数も多いのではないでしょうか?また足元で広がるワクチン接種約500万。



ざっと見、人口の10%、4000万人ほどがウイルスに感染したり、ワクチン接種により抗体を有しておりこの数字は増加傾向。また犠牲に成りやすい高齢で病気持ちの脆弱な層から優先的にワクチン摂取が始まっているので、ウイルスの脅威もここらへんが山となりそう。はっきり言って昨年の様な祭りは期待出来ません。






今年の相場は買って買って買いまくれ
市場に残っているのはダウンサイドリスクよりもアップサイドリスク、上昇を指を咥えて眺めるリスクです。そもそも株式市場が上昇する確率は80%だし。またやばくなれば直ぐに政府や中央銀行がお金を刷るでしょうし、リーマンショック以降はこの傾向が顕著です。




しかしこれが新たな火種となるリスクもあり、「どうせ政府が何とかする」という考え方が大きく醸成された今、もしその期待が裏切られれば戦慄のシックス・メイ、フラッシュクラッシュになる可能性も。はっきり言って政府の財政出動は景気への効果は薄く、金融市場にばかりお金が流れているのが現状なので、方向転換も有り得るでしょう(まず無いけど)。




長期的な展望は、おっさん達が「利上げするぞー」と言う頃がワンクッション。そして景気がジリ貧でも利上げを強行しイールドスプレッドが逆転するころが次の下落時期。5年先か?10年先か?まあ間を取って次の祭りは7年後か?失業率が下がって利上げが行われるのはまだまだ先の話。失業率が高い間は緩和傾向が続くでしょう。






今年の予想は
春先までは、経済対策よりも感染対策が優先されるので市場に資金が回ってこず上値は重いか?その後は沸騰経済。中央銀行によるQE(量的緩和)や政府の経済対策を起爆剤に全ての移動制限が撤廃され、今まで抑圧されていた分、経済や金融市場に過剰に流動性が与えられる事に。年末のSP500指数はここから1,6倍ほどの6000を予想(現状は3700)。





移動規制の撤廃により恩恵を受けるハイテク、新興、グローバルな銘柄がお勧め。オンライン会議のZOOMよりはABNB、エアビーの方が面白いかと。またエアラインやLYFT、UBERなどの移動関係や、観光客が戻って来れば地価も上がるのでREITなども良いかもしれません。しかしながらハードよりもソフトの方に比重が重くなり、経済的な価値が見い出されやすい傾向をお忘れなく。






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