2021/05/13

【SP500】今日は反発するも弱含み








水曜日大きく下落したNY市場。開けた木曜日は反発するも市場の疑心暗鬼は抜けず、仮想通貨は大きく下落し、ARKKも低迷している。率先して買うほどバリュエーションに魅力は無いが、金余りのご時世を反映し大きく売り崩す流れにも繋がらず。また経済もワクチン接種が進み、徐々に正常化に近づく見通しだ。つまり経済は拡大傾向と言える。




SP500やダウなどのトレンドは崩れていないが、ラッセルやナスダックは日足75日移動平均線を割っており、この状態では資金が入りにくい。市場の雲行きが怪しくなると真っ先に売られるのがリスクの高い資産であるラッセルやナスダックだ。この流れが順当に続けば次はナス100やSP500、ダウなど、比較的安定した大型株へと普及することになる。









しかしながら金余りでインフレにより通貨価値が希釈している中、この流れは続かない。我々は政府通貨や、金利が上昇傾向でその価値が下落している国債以外の何かしらを資産として保有する必要がある。となればその候補は、割高感が相対的に低く、そしてリスクも低い資産となりそう。





となれば残ったのはダウやSP500で、直近高値からの下落率が一番低いのも当然だ。リスクの高い資産は暫くは上昇し難いが、市場自体には資金が流入する公算だ。もし早とちりするなら、どんな銘柄でも上がる金融相場はそろそろ終わりで、今後は業績が株価を左右する業績相場への転換期と言えよう。さて、あなたは市場の転換点を見据えた銘柄を保有していますか?






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2021/05/12

【続落】インフレ懸念でNYは売り優勢







インフレは経済成長を台無しにする。もしインフレ率が1%上昇すれば、それだけで今年の経済成長を吹き飛ばす可能性が。もちろん企業の収益も圧迫される。財政出動を繰り返した行き着く先はインフレだと相場が決まっていてだな。。。まあ通貨価値が希釈化すれば当然の帰結だが。。




現在のインフレ率は2%ほどだと言われている。しかし直近のコモディティの大きな値上がりはご存知だろう。原油、ベーシックマテリアル、穀物などだ。このコモディティの大幅な値上がりがインフレを生み、インフレが経済に悪影響を与えようとしている。




この直近のインフレ率が、予想値において大幅に上昇している。2%だったのが3%まで上昇しているのだ。たった1%の上昇と思われるかもしれないが、アメリカのGDPが2400兆円と言われる中、もしその1%がインフレにより失われた場合24兆円の損失だ。










因みにアメリカの実質GDPの推移は、2020年はマイナス3,5%成長、そして今年の予想値は5%の成長だ。この予想値がインフレ率の1%の上昇により、実質GDP予想が1%下げられれば資産市場への短期的な影響は避けられない。インフレによるコスト増で業績が圧迫されるのが明白だからだ。





名目GDPからインフレ率を引いたのが実質GDPで、名目が変わらなくてもインフレ率が増せば、実質GDPは押し下げられる。GDPとは国内総生産と言われるが、すべての個人や企業の支出の総額であり、またすべての個人や企業の総売上高にもあたる。GDPの三面等価と言われる、支出の総額と収入の総額と付加価値の合計は等しくなる。もし1%インフレになれば、平均して1%の収入の減少になり、収入の減少は支出の減少でもある。





21世紀に入ってから世界のグローバリゼーションは加速したが、先進諸国ではGDPの低成長が続いている。その低成長下において1%のインフレによる1%の実質GDPの低下は、経済成長そのものを台無しにしかねない。2021年の実質GDP予想が5%から4%に下がるだけに見えるが、内情はマイナス成長で、政府の財政出動により何とか見せかけの経済成長を達成しているに過ぎない。








アメリカの2021年の政府予算は歳入が4兆ドル、歳出が5兆ドル、つまりGDPの20%ほどにあたる政府支出で経済を下支えしているのも関わらず、、、1兆ドルつまり100兆円の国債でブーストしているにも関わらず、、、まったくGDPの成長に貢献していない。2400兆円のGDPに対して100兆円とは4%ほどで、GDPの増加分がただ単に国債の発行による100兆円の財政支出だっただけだ。



そしてこのGDPの増加は単に国債の発行によって成し遂げられれたという事は、ドルの希釈化によって成し遂げられたと訳せ、まったく成長していないことを意味する。希釈化したドルの影響はすぐには経済に影響を与えないが、時間差でインフレとして帰ってくる。未来への実質GDPの押し下げ圧力として。



インフレに対して中央銀行が行える予防措置が金利の引き上げだが今のFedは打つ手無しだ。雇用情勢も経済情勢も悪い中で金利の上昇を容認すれば、経済に致命的な影響を与え兼ねず、せっかく上向いてきた景気を中折れさせかねない。中央銀行は雇用を取りインフレを容認するか、雇用を蔑ろにしても経済の安定を取るか選ばなければならないとこまで来ているのだ。









つまりインフレは短期的には経済の押し下げ圧力になり、経済成長を台無しにしてしまう。かつての日本政府がデフレ下に置いてもインフレ無き経済成長を目指していたのはこのためだ。今でこそインフレ経済を目指しているが、一度染み付いた国民のデフレマインドは払拭されない。



そしてインフレ経済により一時的に経済や企業の収益が圧迫されようが、バフェット氏が言うように、インフレを製品やサービス価格に転嫁出来る企業は生き残り、インフレも相まって株式が大幅に上昇する可能性がある。つまりインフレは残念な企業と成功する企業を隔てる分水嶺でもあるのだ。





インフレ懸念で株価が下がっているのはチャンスでもあると言える。果たしてあなたはインフレによるコスト増を製品価格に転嫁出来る企業に投資していますか?インフレを製品価格に転嫁出来ない企業は、インフレによるコスト増で利益が失われジリ貧ですよ。






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2021/05/10

【悲報】ラッセルとナスダックだけ下落








SP500やダウが底堅い値動きをする中、小型株指数のラッセルや新興企業の多いナスダックだけ下落しています。そして大きく下落しているのが昨年秋ごろから急速に買われた小型グロース系の銘柄。今年の春先に個人投資家がこぞって買っていた銘柄で、現在落ちるナイフとなっている。




個人が買い始めるとろくな事にならん、とよく言われる新興企業マーケット。日本だとマザーズで、アメリカだとナスダックなどの小型グロースだ。そして他の指数が若干の下落で踏み留まっている中、暴落と言えるほど下落しているのがハイテク小型グロースのARKKだ。











私の淡い期待を打ち砕く週足50日移動平均線を割っている。まあ週足チャートの今週は始まったばかりで週末にはどうなるか分からない。考えられるシナリオは2つ。移動平均線を割るデッドクロスで売りが加速するか、騙しで終わり売り方が踏み上げられるかだ。結果がどうなるのか?今週末が楽しみだ。。好ご期待。。





ARKK、週足チャート、画像は先週末までの流れで、現在絶賛デッドクロス中








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