2020/03/26

明けの明星、モーニングスター点灯





つまりどう言うことだってばよ?つまりテクニカル的には底打ちの可能性が高く、市場の70%がこうしたテクニカルを学んだ機械による取引だということで、買われやすい展開が続く可能性が高そうです。殆どの機械がトレンドフォロー型で、人間の買いをフォローする形で上昇が続く公算です。



もちろん短期的には、ボラリティーインデックスがまだまだ高い水準にあることから大きく上下するでしょうし、突発的なニュースで大きく動く可能性もございます。まあ大方の投資家は、下落途中で追加投資に走りほぼ全力投資の状態でしょう。



こちらはSP500、日足チャート



底値圏でタスキを繋ぐような陽線三本は、テクニカル分析では明けの明星やモーニングスターと呼ばれています。滅多に見られる光景では無いのですが、あなた方は大変幸運ですね。そりゃあもう、「明けの明星」だけに暗かった市場に射す希望の光と言ったとこでしょうか。モーニングスターの発生は、下落相場が底打ちしたことを示し、今後反発する可能性が高そうです。もちろん市場参加者の殆どが同じように考えるので、点灯日である今日は大きく買いが入っている様です。あなた達のことは知りませんが。。



因みに、18年末の暴落では見られず、直近、私が最後に見たのが16年年始の暴落の時です。イエレンショックなどとも呼ばれ、リーマンショック後、初の利上げをFRBが行ったことで、市場は景気後退に陥ると考え大きく売られました。




こちらはSP500、週足チャート





さてこちらのチャートは大きく3つの陰線を付け、最後は窓開けの陰線で大きく下落しています。こちらのパターンは、日頃おなじみの天空叩き込みですね。底値圏の天空叩き込みは、大きく売りが入っていることを示し、その後は売り方が居なくなることから、そろそろ底値圏であることを示しています。


また今週の下落後初の陽線は、今後反発する可能性が高い、大変良い兆候と言えるでしょう。月足では下髭の長い陰線となります。長い下髭陰線は、下げたところで大きく買いが入っていることを示しています。つまりこの水準まで下げれば大きく買いが入るため、よってこの辺が底と言えそうです。またSP500はトランプ相場の起点である節目の2200。心理的な節目は意識されやすいです。



もし教科書通りの取引をするなら反発を確認出来た今日あたりでしょうか?また週足では陰線三本が確認出来た先週末、つまり土曜日早朝か、今週の月曜日当たりでしょうか?今週火曜日の大暴騰した日でも良いですね。







今週火曜日の暴騰は、上げ幅ではもちろん過去最高、上昇率では1933年の大恐慌さなかにつけた記録に次ぐとのこと。まあ最近ボラリティーが高かったので、上げ幅、下げ幅ともに何度か過去最高を更新したようですが。。


先週月曜日のブラマンも記念にログっておきますか?下げ幅では現時点で過去最高。




大きく下げた原因は、前日営業日に無意味に大きく上げたため。因みにその時点では上げ幅の記録はこの日でした。しかし買い方が投げ売れば暴落は必然。また前日、日曜日夜にFedの緊急会合でゼロ金利、量的緩和が発表され、これで全ての手札を使い切ってしまったため、これ以上緩和余地が無いと足元を見られ叩き売られました。




こちらの記事参照





さて、皆さんが気になるのは今後の展望でしょうか?今あなたが立っているのはどこでしょうか?


強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」  テンプルトン卿

やはり懐疑の中で育っているところでしょうか?未だに不安が抜けずに疑心暗鬼が現状です。そりゃ散々上下に揺さぶりを掛けられれば、今回の反発も騙しではないか?と考えてしまいがちです。しかしながらチャート的には反発を示し、FRB、トランプ政権ともに是が非でも株式、景気、雇用を支えてきそうです。



株価は下へオーバーシュートした感も否めず、現状の景気と照らし合わせても行き過ぎ感が拭えません。SP500は、トレンドラインの2600で一旦押し目、そして半値戻しの2800が当面の目処でしょうか?その後は状況次第、業績次第となりそうです。


因みに私見では半値戻しまでは値が軽いが、その後は銘柄次第となりそうです。コロナは完全に収束することはなく、今後も燻り続けると考えます。この場合、世界中で何かしらの行動制限、自粛などが行われそうで、景気に暗い影を落としそう。






反発相場が一旦終われば、次は業績により株価は左右されることとなるでしょう。指数を通しての取引が市場の70%を占めているため、ほぼ均等に叩き売られ、均等に反発しています。もちろん個別株では底堅かった銘柄もあったのですが、結局大きく下げた銘柄を買うための換金需要から売られました。



またセクターローテーションから生活必需品などから資金が抜け、小型グロースのLYFTやUBER、LK、またハイテクグロースのMA、V、そして教科書通りゼロ金利、量的緩和は資本財や金融買いだということで、BAや銀行が買われているようです。市場は次に来るのは量的緩和バブルだと考えているようです。


しかしながら一旦反発相場が終われば、次は業績次第となり、また大方の予想通りとなった試しが無いこと、市場は多くの投資家の考えている事の逆を行くことから、量的緩和バブルに行く前に寄り道しそうです。



コロナウイルスによる行動制限が、経済にどれほどのインパクトを与える事になるかは不透明なため、反発後は明暗を分かつ株式市場となるでしょう。私なら「触らぬ神に祟りなし、火の無い所に煙は立たぬ」どう考えても余波を受けるところのリスクは取りません。



今後のイベントは大統領選です。トランプ氏は再選へ向け何かしらの公約を掲げてくるでしょうけど果たして?すでに全弾撃ち尽くしてしまった感があるのですが、有権者が投票したくなるような切り札でもあるのでしょうか?






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2020/03/17

希望が絶望に変わる時、総悲観は買いですよ




淡い期待を抱き、そろそろ反転するのではないか?と考える投資家も多いだろう。残念、花火は最後が一番美しいんですよ。



皆さん、相変わらず元気そうですね。え?まだまだ余裕?大丈夫、安心してください。下落の本番はこれからですから。あなたが絶望するまで下落は続きますよ。私はまだ動きませんが。



市場は大方の予想通り、最後の砦、トレンドラインの下限を割ったこのタイミングで大きく下落しました。下げ幅は過去最高で市場は大騒ぎだったようですね。まあ私は前日飲みすぎの二日酔いでそれどころでは無かったのですが。私のお腹もトレンドラインを割るところでしたよww。値動きを忘れることも悪いことではないですね。どうせみんなが嫌がる方向へ転がることになるのだから。


SP500、週足チャート





当たり前だがトレンドラインを割れば大きく落ちるわな。私ですか?勿論ノーガード戦法のフルポジションなんで、道中(ミッドウェー)の帝国海軍状態にボコボコですよ。「SP500は年内に4000ポイントまで上昇する」とか言っていた残念な投資家が現金なんて持っている訳ないじゃないですか。まあ例え現金を持っていたとしても、下落の初期の段階で資金を投入してすぐに余力が無くなり、後は市場もろとも焼かれる運命にあるので、現金が有ろうと無かろうと結果は同じことになるのですが。



にも関わらず現金を持っていなかったことを後悔している残念な投資家、うふふ、焼き尽くしてあ、げ、る。現金持っていたとしても、債券に逃げたとしても、絶対に見つけ出し焼き尽くすわ。あなたのポートフォリオだけでなくNY指数も。ミッドウェーの帝国海軍状態、主力空母4隻を失う悲惨なことにしてあげる。まあ失敗の本質は「慢心」でしょうか?直近堅調だったので。その後はまあ玉砕戦ですわ。撤退戦にも見せ場はあるのですが。。。




さて、日曜日夜にFRBは緊急会合でさらなる緩和策を打ち出し、ゼロ金利、量的緩和を決定しました。今回の下落相場で下げ幅が大きいのはもちろん金利の低下で収益の下がる金融機関、そしてボラリティーの大きい銘柄となりました。逆にCPBやGISは10年前の金融危機と合わせて今回で2連勝となりました。今回のこの値動きを忘れないように。まあ基本、指数が下がれば全部落ちるのですが。。


本来ならこういう機会に金融のWFCや半導体のAMD、WDC、また資本財のBA、GE、GM、Fなどを買うべきなのですが、いつも通りここで動ける投資家はいないことでしょう。待望のゼロ金利、量的緩和にも関わらず。。まあ全部落ちてるので、「どこに資金を入れても勝てるんだから、どこでも良いんじゃね?」というところが率直な意見でしょうか?短期的にはまだ押すのですが。。



今日、明日が日程のFOMC、どうするんでしょう?すでに手札を全て使い切ってしまったFRB。確実に足元を見られ売りが加速するだろうに、まさか切り札を温存しているとは思えないのですが。まあいくらでも現金刷れるんで、さらに市場に資金を注入したり、日銀みたいに資産を市場から直接買い付けることもできるのですが。。このタイミングでは何をやっても大衆心理に飲まれそう。。


FOMCでどんな発言が出るんですかね?「すでにやるべきことはすべてやった」とでも言い、「後は市場を注視する」とでも言うんですかね。事実上の無条件降伏のポツダム宣言でもするんですかね?何も出来ないならFOMCやる意味なくね?ていうかFOMCあるの?緩和期待で下げ止まっても、これ以上緩和出来ないとなれば、売り方に付け込まれるのは確実で、さらなる混乱と下落を招く事になるのですが。






上記の様に考えている投資家が多く、このタイミングで空売りを仕掛けてきたり、また絶望に襲われる投資家も多いでしょう。さて、ちゃぶ台返しも迫って参りました。何度も申している通り、「買い方の投げ売りが暴落を作り、売り方の踏み上げが暴騰を作る」なら、わざと大きく空売りを入れさせ、その後材料を持ってくるのではないでしょうか?



一度すべての手札を使い切った様に見せかけて売り玉を誘い、そしてそれらを焼き尽くす伝家の宝刀を振るうという訳ですよ。週明けから欧米の殆どの国で行動が制限されたようです。つまりピークは今であり、今週後半でしょう。つまり感染者が増大し投げ売りを入れさせ、FOMCで手札の持たないFedに付け込み大きく空売りが入り、さらに下落する下地が出来上がりました。


しかし早ければ週明けには、今回の行動制限の成果が現れ、遅くとも来週末には数字で効果が表れることでしょう。奇しくも来週は月末。もしこの空売りが大きく入ったタイミングで、収束の兆しが見え、そこにFRBが量的緩和の増額や、資産購入の発表、トランプ氏から強力な財政出動などの発表があれば売り方の踏み上げが下落トレンドを反転させるのではないでしょうか?


逆に来週も下落トレンドが続く可能性も大いにあるけど、そろそろ反転するのも時間の問題でしょう。中国も行動制限を掛けてから収束に向かったので。因みに現在まで2週続けてのブラマンで記録更新。三度目の記録更新も期待が掛かるがホワイトマンデーが本命。どうでしょう?











「強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」  テンプルトン卿



このままいけば金曜日まで感染者が増え続けるのは明白で、下落が続くのも明白です。また直近、週末の市場が閉まっている時に立て続けに悪いニュースが飛び込んできたので、今回も同様の流れが意識されそう。今回の欧米各国の行動制限の成果や、売り方の増大があればちゃぶ台返しも近いです。キリ良くここから15%ほど下げればあのリーマンの節目も見えるゴールデンライン。





そろそろ打つ準備に取り掛かりますか。十分引きつけたし、下値も知れているので。まあそういった投資家を上下に揺さぶりを掛けながら飲み込むのが下落相場の本質なのですが。経済が打撃を受けるといったって、我々の経済活動が50%の半分になる訳ではないんですよ。つまりGDPが年率でいきなり半分になったりせず、どうせ5%程度のマイナスになるくらいではないでしょうか?この程度ならFedの金融緩和で十分覆せる。にも関わらず30%以上下落しているNY指数。。。まあ悪い決算も出てくるし、コロナもあとを引きずるので上昇は緩慢なものとなるでしょう。。






あきんどは2度動く。




さて、上述の通り私はフルインベストです。つまり一度売らなければ動けない。因みに損失が出ている銘柄は全て売り、損益通算のための損失玉をまず確保します。そしてすぐに買い直すことになるでしょう。もちろん同じ銘柄を同日に売買すると、買ってから売ったことになるので損益確定には向きません。翌日に買い直すとなれば価格変動を受け入れることになるので、こちらも却下。他の銘柄を買うことになるでしょう。もちろんリターンを最大化すべく。。。



さて、相場が反転した時に真っ先に資金が戻るのはどこでしょう?もちろん信頼できる銘柄です。先週末の値動きが参考になるでしょう。




10%ほど上昇した先週末ですが、TSLAやLK、UBER、LYFTなどの赤字グロース企業は弱いです。逆に財務やFCF、キャッシュが鉄壁なタバコ関連やAAPLは戻りも早いです。そして渦中のエネルギーセクターはマチマチな値動きで、財務に定評があるXOMはそこそこで、悪い噂が聞こえるRDSは弱い。



つまり真っ先に資金が戻るのは、直近強かった大型の安定株で、次に資金が戻るのは大きく下げたところとなりそうです。そして最後に資金が戻るのは、上昇相場の終盤に盛大に花を咲かせたTSLAの様な銘柄でしょう。




私はまず損失玉を作り、すぐに財務に定評のある銘柄に乗り換え市場に乗り遅れないようにするでしょう。そして不安心理が遠のいてから、LKでも賈って今回の下落の戻りを享受することとなりそうです。全ての将兵を逃がすために、木下藤吉郎に殿(しんがり)を務めさせ、その後は敵の補給が伸び切ったところで全軍反転の奇襲作戦と言ったとこでしょうか?金ヶ崎の戦いです。撤退戦です。そんな上手くいくんですかね、リレー売買?



金ヶ崎の戦い、戦国史上有名な織田信長の撤退戦
元亀元年(1570年)4月、信長は自身に従わない朝倉義景を討伐するため、越前国へ進軍する。織田軍は朝倉氏の諸城を次々と攻略していくが、突如として浅井氏離反の報告を受ける。挟撃される危機に陥った織田軍はただちに撤退を開始し、殿を務めた明智光秀・木下秀吉らの働きもあり、京に逃れた(金ヶ崎の戦い)。信長は先頭に立って真っ先に撤退し、僅か10名の兵と共に京に到着したという。




いつでも適正水準で買えるタバコ株に戻ってくるのは年末か来年でしょうか?若干長いサイクルとなりそうです。まあタバコ株なんて万年割安なので全ての銘柄が安い今、無理して買う銘柄ではないですね。半年前も1年前も今も同じ価格帯だったので。。





因みにあきんど、市場より大抵ワンテンポ早いので悪しからず。どうせ正解は今週末ではなく、月末の来週末が正解なんでしょ?





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2020/03/15

再掲、「死猫」






死んだネコでも高いところから落とせば飛び跳ねるとか。。どう考えても死ネコになりそう。週末の市場が閉まってからドンドン悪いニュースが流れるとか。。まあ悪い大人が多いんで。わざと遊んでいるようにしか見えない。。今回の下落はブッラクマース2020、「暗黒の3月」や「コロナショック」として人々の記憶に残ることでしょう。


因みにあきんど、奴隷解放宣言により、今週から仕事が全てキャンセルになりました。やったぜー。朝からコロナビールでも飲むか?アルコール消毒が効くらしいから。。あとは市場さえ開いていれば完璧。まあ悪い大人が多いんで閉めるようなことはせずに、多くの個人投資家が諦めた所で空売りの反転売買でもするんでしょうな。



さて、暴落相場も前半戦は終了。ハーフタイムに悪いニュースが垂れ流されたところで、後半戦開始です。因みに大きく動いた様に見える前半戦ですが、見えるだけで本当の下落は今週からですよ。先週の値動きは初期振動、本震はこれから。



まあ全て大方の予想通りに進んでいるのではないでしょうか?トレンドラインの下限で一時支えられ、さらにたくさんの資金を巻き込んでから下落再開と。現金を抱えている奴も、債券に逃げた奴も、一匹たりとも逃しませんよ、ドドリアさん。と言う訳でほぼほぼ大方の予想通りで特に新しい話題もないので、こちらの記事の再掲です。決して面倒くさいからではなく、予定通りだからですよww。

ブログの新記事 : 今宵の小鉄は血に飢えている https://t.co/RuI5k6c3Ec pic.twitter.com/tnKG82x2tr
— 難波のあきんど (@akinainohibi) March 11, 2020 />





「刀は絶対に抜くな、抜くならば切れ。」普段動かない事で定評がある私です。もちろん持論が「トレンドは続くからトレンド」なんで何も無いところでは動きませんよ。さて、「上だー、下だー」と遊ぶのも終わりの時間帯です。刀は抜きませんよ。絶対に殺れるところ以外は。



さて、月曜日のブラックマンデー、楽しんで頂けました?歴史を目の当たりにしたご感想は?サーキットブレーカーでトレンドフォロー型の機械が焼き尽くされたのを見ました?急に注文が通らずバグった機械も多そう。もちろん記録ずくめで滅多に無いことだろうと考えている人が大半でしょう。しかし今回のこれは余震の予行演習で、さらに大きい本震がすぐに来るのですが。。。



まずはチャートを確認してみましょう。
SP500、日足チャート




出来高に注目してください。今までに無い大陰線で大きく下落した月曜日。2月末の下落よりもさらに大きく、安い水準まで下げたのですが、出来高は2月末の方が大きいです。何故でしょう?今回の下落の方が出来高が上がって然るべきなのに、何故そこまで膨れ上がらなかったのでしょうか?



こちらは別のチャートのSP500、週足チャート、



トレンドラインに注目してください。2月末の下落では丁度トレンドラインがあります。しかしながら月曜日の下落では、落ちるナイフの突き刺さる地面がありません。つまり誰もこんなところで反転するなんて考えて無いんですよ。もちろん安値で買い付ける資金がある程度入ったので出来高も膨れ上がったのですが。。。



2月末に私が動いたのは、もちろんこのトレンドラインで反発することを期待して。まあ一度は反発したものの、結局買いは続かず、落ちてくるのですが。そして先週末にチャートの形が長い上ヒゲだったのを確認して、最悪な事態を察知し、こちらの記事を書いたのですが。。




これを見ればいつ買えばいいかは明らかでしょう。このスピードならば到達するのはFOMC直前。このトレンドラインは、リーマンショック以降全ての下落を止めてきた鉄壁です。ギリシャショック、チャイナショック、18年末のクリスマスショック。つまり誰もが意識しており、大きな買いが入る可能性があり、そこにFOMCで何らかの支援があれば、本来ならば反転して当然と言えるのではないでしょうか?本来ならば。。。




さて、今回の下落の要因は何でしょうか?もちろんコロナウイルスによる経済危機です。何故経済が危機に陥るのでしょうか?これはウイルスの拡散を防ぐために、人、物の動きが世界中で滞り始めたため。グローバリゼーションとは、国をまたいで行き来する、人、物、お金のやり取りなのですが、そのうちの2つが止まれば経済に打撃を与えるのは当然ですね。


それに対し各国の中央銀行は、人、物の流れを円滑にする措置ではなく、お金の流れを円滑にする措置を打って出ました。FRBの0,5ポイントの緊急利下げですね。




もちろん今回の緊急利下げが決して効果が無いとは言いません。金利が下がれば資金が借りやすくなるため、収入が断たれたなか当面の資金繰りに不安を抱える可能性は減るでしょう。借り入れコストがゼロに近いため、お金を借りてやり過ごせばいいので。しかし本当に必要な措置はやはり人、物の流れを円滑にしてやることではないでしょうか?



それを見透かした金融市場は、FRBの緊急利下げにも関わらず株式の下落は止まらず、今なお下落の最中にあります。中央銀行の施策が大衆心理に飲まれたわけですが。。さて、トレンドラインにすぐに到達するであろう下落傾向の株価に、金融緩和のパウエル砲を打ってもまた同じ結果になるのではないでしょうか?問題の根底にあるのはお金の流動性ではなく、止まってしまった人や物の流れなので。



人や物の流れが復活すれば、すぐに経済は浮上し、株価も反転上向くと言えそうです。いつでしょう?もちろんコロナウイルスの感染がピークに達し鈍化すれば、再度我々は動き始め、動かし始めることでしょう。また季節的な要因も我々に味方しそうです。冬が終わり、暖かくなれば多少の風邪くらいで動揺するこもなくなりそう。



直近の傾向を確認してみましょう。



左が国ごとの感染者数、そして右が世界地図に統計情報を組み込んだ流行地の動向です。イタリアではすでに1万人が感染。スペインやドイツ、フランスでも指数関数的に増加しているため、今のイタリアは1〜3週間後のスペイン、ドイツ、フランス、アメリカなど欧米各国の姿と言えるでしょう。また一番早く感染の広がったイタリアでも、未だに増加傾向で、今週に入りやっとすべての移動に制限を掛けたそうなので、潜伏期間が10日だとすると、後一週間は継続しそうです。



次は地図を確認してみましょう。感染の流行地は今が夏の南半球より寒い北半球。人口密度が低いところよりも高いところ。そして都市化率が高い先進国と言えそうです。つまり人や物の移動が活発で寒いところほど流行の度合いが大きいです。まあ寒ければ風邪の1つや2つ引くわな。そして小さいコミュニティー単位でしかフローのないところでは流行が限定的で、大きい地域単位でフローが活発なところは大きく感染が広がっています。もちろんそういったところほどグローバリゼーション経済に組み込まれているので、人、物の移動が止まれば打撃も大きいでしょう。そのため今回の経済危機の根底にあるのはこのグローバリゼーション危機と言えそうです。







こちらのグラフは感染者数を折れ線グラフで表したものです。一番上のオレンジ色の線が中国での感染者数。2月末から横ばいです。そしてその下の緑の線が回復者です。しかしながらこれは中国での動向が大きく、世界全体での実態を適切に表しているとはいえません。そして一番下の黄色の線が中国を除いた世界全体の感染者数。


もちろん条件が変わってくるので一概に比較することは出来ないのですが、もし同じ経緯を辿るとすれば、我々の立っているところは一ヶ月前の中国だと言えそうです。現時点の世界全体の感染者数は4万人ほど。この数字は2月始めの中国での感染者数。その後横ばいになるまで2〜3週間を要しているので、世界全体の感染者数が横ばいになるまでには早くても2〜3週間必要と言えそうです。そしてさらに感染が移転すれば流行のピークはさらに遅れる事に。



つまり流行のピークはまだ先であり、早くても3月末。もしこのタイミングでFRBが動いてもまた前回の緊急利下げと同じ結果となりそう。しかし動かなければ、リーマンショック時のアメリカ合衆国下院が緊急経済安定化法案を否決した事態になりかねない。

こちらも参照




適切なタイミングで対策を打たなければ緊急利下げと同様の結果となり、効果は薄いでしょう。しかしながら何もしなければ、リーマンショックの轍を踏むことに。重要なのは実際に何が行われるかではなく、計画があるように見え、何かを行うという意欲が見られることでしょう。今回のFOMCでは利下げはされるでしょう。しかし量的緩和や資産の買い取りなどは示唆されても、今すぐに行われるとは考えにくいです。適切なタイミングでは無いからです。



もしここで全弾撃ち尽くし、再び大衆心理に飲まれれば、打つ手が無くなってしまいます。そういう事態に陥らないためにも、適切なタイミングで対策を打つ必要がありそうです。切り札は最後まで温存するんですよ。確実に切れる時まで。




さて、我々のトランプ大統領はどうするのでしょうか?まずトランプ氏にとって一番良いのは、今回の逆境を逆手に取って、自身の功績に結びつけ大統領選を有利に運ぶことではないでしょうか?つまりコロナウイルスの感染を封じ込め、そして経済、株価を再浮上させることです。また株価が上がるほどトランプ氏の株も上がると言えそうです。また下落すればするほど上げた時のインパクトは大きいので、トランプ氏の実績も大きくなると言えそうです。



つまりトランプ氏に取って一番いいのは、株価が反転し反発の度合いが大きいほど有利ということです。トランプ氏は内心、今の株価の下落を見てほくそ笑んでいるのではないでしょうか?またさらなる株価の下落を期待しているのではないでしょうか?その方がトランプ氏の点数が上がるので。



英語の得意な私が大統領の意を汲んで翻訳れば「売って売って、売り尽くせ」とのこと。





今は動かないでしょう。直近FRBの緊急利下げが大衆心理に飲まれたのを見ているので。もし伝家の宝刀を、打出の小槌を振るうなら、こちらも適切なタイミングという事になりそうです。そう確実に反転させるべく、コロナウイルスの収束の目処が立ってからと言えそうです。つまりコロナウイルスを封じ込め、経済を復活させた実績を全て自身の功績にすべく。下手に動き、収束の目処が立ってないのに対策を打ち、後手に回るのは避けるでしょう。



3月は奇しくも日本では決算期であり、アメリカでも四半期決算、半期決算です。不動産経営を半世紀に渡って行ってきたトランプ氏なら、今後企業が悪い決算を出してくる事を予見しているでしょう。またこの機会に乗じて今までの損失を詰め込んでくる経営陣や経理も多いことでしょう。



全部コロナのせいって訳ですよ。つまり株価は企業の悪い決算を織り込みに行き、ここからさらに下げると見て間違いないでしょう。何故なら企業だって損だしのため、損失確定の株式の売却を行い、3月末までは売りが続くこととなりそう。そして4月からは決算発表があるので、悪い決算を織り込みに行きさらに下げる可能性も。



もしトランプ氏なら、コロナウイルスの感染者増大により大衆心理に飲まれる可能性を避け、また実弾となって降り注ぐ損失確定売りや悪い決算を避ける形で伝家の宝刀を振るうでしょう。確実に自身の実績とするために。十分に下げきってから。。。




さて、もう一度株価を見てみましょう。
SP500、週足チャート





今まで全ての下落を弾いてきたこのトレンドラインに、今の株価の下落スピードならそうそうに到達することでしょう。そしてとてつもなく大きな資金を飲み込み一度は反発することでしょう。しかしその後どうなるのでしょうか?未だ収まらないコロナウイルス。最悪な決算や空から降り注ぐ損失確定売り。


全ての投資家が余力を使い果たし、売りでしか身動きが取れなくなった時に起こることは「アレ」しかないんですよ。多くの投資家に取って一番嫌な方向へ転がる市場の性質からいっても。そしてトランプ氏はこれを避けるためにも、またタイミング的な問題からも、トレンドラインで飲み込んだとてつもない資金は一斉に出口に殺到することでしょう。



今の下落はまだ半分と言えそうです。もちろんトレンドラインで大きな買いと共にパウエル砲により弾かれ反転する可能性もあれば、私が考える以上にトランプ氏が早く対応する可能性もあります。またその逆で出来るだけ下落を引きつけ、自身の功績を最大化するためにタイミングを遅らせる可能性もあります。



しかし私の予想としては、「ここで反転するだろう」と考える大多数の投資家は裏切られることになる、ということです。そもそも株価とは大衆の逆を行くものなので。さて、逆転満塁サヨナラランニングホームランに賭けてみますか?それにしてもランニングホームランで満塁ホームランなんて打てるんですかね?





まあ総悲観は買いですよ。。。








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