2019/01/31

昨日の市場、今日の市場 20190131



昨日の記事の修正、
今年はFRB議長の会見はすべてのFOMCで行うそうです。
これは、会見の在る無しで、
投資家に思惑が生まれるのを避けるため。

昨日の市場は、、、、
1、FOMCではかなりのハト派、引き締め終了の可能性も。
2、利上げが無いなら金利は下がる、債権は買われる。
3、ドルは売られ、円高、ユーロ高。
4、SP500は利上げ無しを好感、上昇する。
5、ゴールドは上昇。

今日の市場は、、、
1、為替はドル安傾向。
2、円高、ユーロ高になれば、日欧とも経済には打撃。
3、欧州株価指数は若干の上昇。
4、NY先物は動かず。

今回は利上げ無し、引き締め終了の可能性を好感して株価は上昇。
もちろん株価なんて短期的にはどちらにも動く。
これは逆に考えるべきだろう。
利上げ、引き締めできない程、実体経済の崖が迫ってきていると。
炭鉱のカナリアであるファナックやCATの
決算が世界経済を如実に語っている。
そう景気は減速していると。
そして歴史的にみれば、利上げの終了は景気の変調を暗示している。
今後の問題は、資金の撒き戻しが起こるまでに、
どの程度の時間的猶予が残されているか?
どの程度、この現状が惰性で進むことができるのか?
どの程度、現状の投資家心理を惰性で進ませることができるのか?

もし今現金があれば、この価格でBAなどを買おうと思うか?
この価格から買おうと考える人が居ないなら上値は限られるだろう。
テクニカル的には遂にトレンドライン上限の2680に到達。
所詮テクニカル、されどテクニカル。
セル・ザ・ファクト=噂で買って事実で売る。
材料出尽くし、昨日が最後の打ち上げ花火になる可能性も。



FRBはこれ以上利上げしない、なんて一言も言ってませんぜ。
また利下げするとも言ってませんぜ。
FRBは現状を注視すると言っているだけですぜ。
つまるとこ、羽目を外して、乱痴気騒ぎを起こせば、
売り方だろうと、買い方だろうと、
パウエル砲にスナイプされますぜ。
まあ利上げは無理やろうけど、、、
引き締めを仄めかして、誘導するくらいはするだろう。
ずばりSP500、2750以上では、FRBはタカ派に転身する可能性も。
どちらにせよ、現状はトレンドラインの上限2680で、上値余地は限定。
まあ踊りたい奴は、踊っていればええんやで?で音楽は?
あっしはもちろん、スナイプされたくないんで、
現金でも積み立てておきますか。
そして2400割れば、議長と一緒にバンバンしますか。。。。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、
八百長占い師の明日のコラムはお休みです。

2019/01/30

昨日の市場、今日の市場 20190130



昨日の市場は、、、
1、動き無し、FOMCの様子見。
2、ゴールド強し、利上げ、
量的引き締めの終了を見据えた動き。
3、最近はSP500の上昇力が弱ってきた。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は上昇。
2、為替は迷走。
3、FOMC待ち、今回は議長の会見は無し。
4、半導体、ハイテク弱し。
5、ディフェンシブ銘柄に資金が集まっている。
6、今日は昨日の値動きの続きか?

今回のFOMC、市場が注目するのは、
もちろん今後の利上げと、量的引き締めの見通し。
ちなみにゴールドやディフェンシブ銘柄の値動きは、
FRBの引き締め政策の終了を見越している。
つまり、FRBの声明が従来通りなら、
逆回転する可能性も。

今週に入ってから、妙にディフェンシブが強いんですよ。
BTIとかMOとかGISとか、暴落待っていたら、
完全に乗り遅れた感じ。
さて、この上昇は1~2年続いた下落相場の反転か?
それとも一時的な反発で終了するのか?
まあトレンドは続くからトレンドやろうな。
大河の流れが変わる時
確かに未だに安いんやけど、
ここは飛び付かずに待ちますか。

2019/01/29

2019年最初のFOMC目前、今後の見通し



前回の記事はこちら。
2018年最後のFOMC目前、今後の見通し
今回も前回を踏襲する形でほとんど変わらず。

市場は、今年の利上げは無しと織り込んでいる。
FRBの自己申告によれば今年は2回の利上げ。
ちなみに前回のFOMC前は、2019年の利上げは3回とされていた。
市場とFRBのこの乖離をどのように埋めるのか?
あいだを取れば一回となる。

FRBは中立金利に近づいていると言っておられる。
ちなみにFF金利が2,5%。名目成長率が3%(インフレ+実質成長率)。
成長率以下の金利なら、まだ緩和的だろう。
そしてFRBの言う後2回の利上げも説得力はあるが、
世界的には景気はすでに減速傾向。
30年のモーゲージローンの金利は5%近く。
これじゃ家なんて買えんし、
景気が頭打ちになるのも時間の問題。

それらを踏まえてのあっしの予想は、
利上げ停止になるのは、、、
1、2018年12月で利上げ停止になる可能性は10%
2、2019年3月は40%
3、2019年6月は40%
4、2019年9月以降は10%。
つまり利上げが今年も行われる可能性が高いと予想。



今年の利上げ回数は、、、
1回が50%
2回が30%
0回が20%
1回の場合は3月か6月を予想。
2回の場合は3月と6月を予想。
テンツーイールドスプレッドの逆転は今年1回目の利上げ前後を予想。
テンツースプレッドの再逆転は、夏以降を予想。ベア相場へ。

トランプ減税初年、2018年は対17年比、大幅な企業業績の向上を予想。
もし好調な決算発表により株価が維持されるなら、
あと2回の利上げも十分可能。また、投資家の逃げ場になることも。
もちろん、このまま下落相場に突入する可能性は低い。
そして、このまま急落することは無い。
と思う。
しかし、利上げが進めば、暴落時の落差が大きくなる可能性も。
また利上げせずにバブルを助長すれば、これもまた落差拡大に。
落差は大きければ大きいほどジェットコースターは面白い。



今後の流れを変える転換点は、、、
1、テンツーイールドスプレッドの逆転
2、テンツーイールドスプレッドの再逆転
3、利上げの停止
4、量的引き締め(QT)の停止
5、利下げ
6、ゼロ金利、量的緩和の再開

あっしが買い始めるのは、、、
1、ドル円105。
2、SP500が2400。
3、利上げ停止
4、QTの終了
5、GDPの減速
6、失業率が拡大
7、このどれか、もしくは条件が揃った時。
ただし、この程度の下落幅で買っていいのはディフェンシブのみ。


リスクを取るのは、、、
1、ドル円95
2、SP500が2100
3、利下げ
4、失業率が急速に悪化
5、GDPがゼロ成長
この辺で買えるのは、GOOG、SBUX、INTCなど、ある程度稼ぎがある銘柄。
ちなみにこの辺はまだ守備の時間。

攻めるのは、、、
1、ドル円85
2、SP500が1800
3、ゼロ金利、量的緩和
4、GDPがマイナス成長
SPXLなどのレバレッジタイプ、GEなどの資本財、
SQやAMZN、NVDAなどのチャライ銘柄。


金鉱株ってどうなんよ?



コメント欄からのご質問
バリックゴールド(GOLD)と、
ハーモニーゴールドマイニング(HMY)の
ホルダーなんです。
それも、かなり厚めに買い込んで居る状況です。
どうでしょうか?


回答
今の局面なら邪魔にもならなければ、
得にもならないかな。
金鉱株を持っていれば、この利上げの最終局面ならプラスに働く。
ポートフォリオの値動きがマイルドに。
また急落した場合、値上がりした金鉱株で、
急落した銘柄を割安に買い付けることができる。
ただし、平時ではお荷物以外のなにものでもない。
同じマイナーでもビットコインよりは、よっぽどマシ。

そろそろ利上げも打ち止め。
ゴールドの上値も軽くなるかな?
ただし金利が高いので、そこまで買われない模様。
凍死家が解凍されることもなければ、
暴落待ちが報われることもないかな?
金の輝きは永遠に。。。

ゴールドと通貨ドルは天秤の右と左。
通貨の価値がインフレや、量的緩和、政府債務の増大で、
毀損するなら、相対的に金価格には有利。
また金利が低いなら、所詮、紙である通貨よりも
ゴールドの方が価値が相対的に高くなる。



もし出口戦略を考えるなら、、、
1、買値に戻ったら撤退。
この場合、もし他の銘柄に投資することで得られたであろう利益が、
ABX(昔はこのティッカー)の上昇を上回ってしまった場合、機会損失となる。
ただし、利上げも最終段階なのでその可能性は低いとみる。

2、徐々に撤退。
景気後退局面が平均2~3年で、すでに傾き始めて1年経過しているので、
この後退局面もあと1~2年ほど。
持ち株数を6分割にして、有無を言わず3ヶ月ごとに一年半かけ撤退。
もしくはこれに順ずる形。
そしてこちらのポートフォリオに差し替え。
ちょっと大型のグロースやディフェンシブに傾きすぎだけど、
お勧めです。ゴールドやダイヤモンドよりも硬い。
ただし、現状の割安な段階から売っていくことになる。
まあかと言って、今が割高という可能性もあれば、
ずっと底を推移する可能性も。

3、景気の変動を意識しながら撤退。
この場合、利上げが終了し景気後退、
そして、量的引き締めの終了、利下げと、かなり待つことになる。
ゼロ金利、量的緩和に至れば、ゴールド、金鉱株には有利だが、
5年超の長い戦いになる可能性も。
しかし、その間、ポートフォリオの安定性が上がるのと、
他の銘柄の配当やリターン、そして入金により、
この邪魔な銘柄が徐々に希釈化していくことに。
1の場合と同様、他の銘柄に投資することで得られるであろう、
期待リターンと金鉱株のリターンが、
どちらが良いのかは、神のみぞ知る。
ちなみに歴史的に見れば、株式のリターンの方が、
ゴールドよりかなり高い(シーゲル氏の著書)。

4、有無を言わず今すぐ撤退。
これはあまりお勧めできない。
株価に振り回されることになるのだから。
利上げと量的引き締めの終了がそろそろ意識されの今、
底で手放すのはいかがなものかと。
FRBの引き締めが終われば、これ以上弱くはならない。
ただし、再び引き締めに逆戻りするなら。。。

もしあっしなら、4はないかな。
選ぶなら状況を分析しつつ1、2、3のどれか。
一つだけ言えることは、これ以上深入りしないこと。
SP500の年間リターンは80%の勝率。
下落に賭けてパフォーマンスを落とさずに、
上昇に賭け続ければええんやで?

昨日の市場、今日の市場 20190129



昨日の市場は、、、
1、金利、為替はリスクオフへ。
2、SP500はギャップダウンで寄り付き後、
さらに下げ幅を深めたが、結局寄り値で終える。
3、CATの決算で、中国経済の減速が意識されたか?

今日の市場は、、、
1、先物、為替は動かず。
2、欧州、ゴールドが上昇。
3、今日はAAPLなどの決算に一喜一憂する展開か?
4、総じて時間の無駄。気になるなら明朝集合。

現状は日足50日、75日移動平均線の間に挟まれた状態。
実線で抜けてきた方に動く確立が高い。
どちらに抜けることやら?

AAPLなどの決算で景気の減速がさらに確認されれば。。。
昨日も半導体は弱かった。。。
でもここで買うには高すぎるんで、
FOMCと決算のダブルパンチを喰らうようなら、
少しだけ動くことも視野に入れて置きますか。。。

2019/01/28

一日10万PVのブログが凄すぎる。



もう知っている人も多いだろう。
一日10万PV、月300万PV、年3600万PVのこのブログを。
ワンパンマン

この溢れんばかりの才能、鬼才すぎる。
WEB漫画、紙媒体、テレビ放映まで至った。

しかし一言、言わせてくれ。
今日は日曜日です。
ワンパンマン11撃目
主人公は金曜日と土曜日を勘違いしているようだが、
作者も読者も盛大に釣られているという事実。
突っ込んだら負けなのか?
丸一週間の終わりが来週の土曜日なら、今日は日曜日、
常識的にか(以下ry)。。。

お前ら、、、
あっしも有益なサイトを紹介したんやから、
お前らもコメント欄、ブログから紹介しとけよ。。

NVDA一時18%の暴落、底当てゲ-ムってどうなんよ?



コメント欄からのご質問
投稿をいつも楽しみにしています。
のんびりと買い時を待っていますが、底当てゲ-ムをしても
私のような者は神経すり減らしてしまいそうで現実的ではないと思っています。
SP500が2400、2100、1800と下げるごとに買うことをイメ-ジした時に、
2400、2100、1800で投入資金を使い果たしてしまうのは更に下げないとは
限らないので、得策でないように思ったのですが、いかがですか?
買い下がるなら、全資金ではなく、キャッシュの半分とか7割とか
に限るというのが良いのでしょうか?
初心者なのでいろいろとご教示いただけますと助かります。

回答
ご質問の通り、一定の現金比率を維持するのは得策。
BF太郎氏のような、機会的な投資がお勧め。
ドルコストアベレージで。

想定する投資期間や年齢、残された時間、
資金の多寡や入金の余地、その割合など、
状況に寄りけりで、なんとも言えない。

機会損失による遺失利益が多くなる様な、
チキンレースは大概ものだが、
損益に振り回されるのも、いかがなものかと。

月末最終営業日の寄り付きで指数を買うのが一番合理的。
これだけで参加者の8割に勝てる。
また、指数の年間リターンの勝率は8割。
つまり、勝てる方へ賭け続けなはれ。
大抵の者は、下落に賭けてリターンを低下させる。
しかし統計的に言えば大きな間違えで、
期待値がプラスなら、上昇に賭け続ければいいわけで。



今の盤面で、年齢が20代から50代、収入から入金できるなら、
株式と円が8対2くらいでええんやない?
そして株式のETFの割合は債権を含めない、
(債権は長期的にはリターンを落とす)。

例えば、
SPDR S&P 500 ETF (SPY) (State Street Corporation)
Vanguard 500 ETF (VOO)
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
SPDR ダウ工業平均 ETF(DIA)
iShares S&P 100 (OEF)
NASDAQ100(QQQ)
バンガード 米国高配当株式 ETF(VYM)
米国高配当株 ETF(HDV)
Vanguard S&P 500 Growth Fund (VOOG)
米国増配株式ETF(VIG)
米国エネルギー・セクター(VDE)
米国一般消費財・サービス・セクター(VCR)
米国生活必需品セクター(VDC)
米国ヘルスケア・セクター(VHT)
Vanguard Information Technology ETF (VGT)

この15銘柄に均等分散、もうねこれ最強。
心の安定感が段違い。まあリターンも7%の指数並み。

1、一番割合の低い1~2銘柄に、月末買い付け。
2、損失が出ている期間は若干多く買い付け、緩急を付けながら。
3、同じ銘柄を買う時は、口座を変えて、意図的に損失を作る。
大抵はナンピンにより、平均の魔法で損失が減るがこれは下策。
損失も使いよう。っていうか損失を作るための分散。
4、NISA、年末の損失確定、で配当は実質国内無税。
配当は税金を取られるから得しないとか言ってる奴、アホちゃう?
5、で暴落により、全部の銘柄の含み益が亡くなった時
20%の現金を4回分、つまり4ヶ月かけて投入。

その内正しいETFの買い方を記事にしますぜ。


昨日の市場、今日の市場 20190128



昨日の市場は、、、
1、大幅なリスクオン、債務上限問題に目処。
2、債権は売られ、株式が買われる。
3、為替は方向感無し、迷走中。
4、直近高値2680が猛烈に意識されている模様。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は反落。
2、為替は相変わらず迷走中。
3、どちらに動くにせよ中途半端な価格。

売られる理由も無ければ、買われる理由も無い。
今日も寄り付き後は、先物の逆を行きそう。
先物で売り玉を集め、踏み上げと。
FOMCを考えれば動く理由など皆無。
あっしは全力様子見中。
一ヶ月掛けて10%上げても三日で戻す。
ここで買える分けありまへんで?

テクニカル的に反転するポイントは、
1、トレンドライン上限2680。
2、心理的節目の2700。
3、そして2750、2800と続く。

2019/01/24

昨日の市場、今日の市場 20190124



昨日の市場は、、、
1、結果的には小動き。
2、大きく売られた後、50日移動平均で反発。全戻し。
3、為替は小動き。
4、債権は買われた後、大きく売られる。
5、市場はリスクオフとリスクオンの狭間で揺れ動く。

今日の市場は、、、
1、為替はリスクオンを示唆。
2、欧州、先物は若干の上昇。
3、SP500は50日、75日移動平均線の間で
煮詰まってまいりました。どちらに放たれるか?
材料が出るまでは、揉み合いそう。
揉み合いに付き合えばやられますぜ。
4、上値は直近高値、トレンドライン上限の2680。
5、下値は50日移動平均の2620、節目の2600、2550。

SP500は下ヒゲを2本つけていて、買い圧力が強そう。
それを後押しするのが為替の推移。
しかし、現状を見れば楽観視できる理由など皆無で、
今週は揉み合い続けている。
例え今日上げたとしても、明日下げて、揉み合いを継続しそう。
暫くは20日移動平均と75日移動平均の間で推移し、
その後は材料次第か?

当たるも八卦、当たらぬも八卦、
八百長占い師の明日のコラムはお休みです。
そろそろリスクの高い銘柄は降りることを推奨。
もし降りるなら、直近高値2680、2700、2800と段階的に。
それ以外は手出し無用。
月末のFOMC、米中貿易戦争、ブレグジット、
債務上限問題、2月の相場は鬼門か?

2019/01/23

昨日の市場、今日の市場 20190123



昨日の市場は、、、
1、急激なリスクオフ。
2、金利が下がり、債権が買われた。
3、為替は迷走。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は若干の反発。
2、為替は動かず。
3、これといったニュースも無し。

昨年末、12月の相場を覚えているだろうか?
あのだだ下がりだった年末を?
あれに酷似してきている。
そう、先物は反発し、買いを誘ってからの下落。
それも毎日、毎日。
今日も同じ結果になるか?

難しいのは、まだ反発トレンドが崩れてなく、
昨日ちょっと下落しただけ。
昨日の寄り付きで逃げておけば、なんて後の祭り。
もし今日辺り、日足50日移動平均線の下を実線で推移すれば、
目先の天井は2650となり、下落のトレンドラインが
さらに強化されるだろう。
今回の年始の反発トレンドでババを掴まされた投資家も多そう。
上値は重く、凍死家が狼狽すれば下落に拍車が掛かる。
ブログ村を観察しても、昨年末ほどの恐怖は感じられず、
どちらかと言えば、余裕さえ漂う今日このごろ。
2月まで後一週間、相場の如月もすぐそこか?

そろそろリスクの高い銘柄は降りることを推奨。
それ以外は手出し無用。
月末のFOMC、米中貿易戦争、ブレグジット、
債務上限問題、2月の相場は鬼門か?

2019/01/22

昨日の市場、今日の市場 20190122



昨日の市場は、、、
1、ギャップアップで寄り付き後、さらに上昇。
2、為替、金利ともリスクオンへ。
3、総じて強い。
4、チャート的には三空踏み上げを形成、
これはV字トップの形成を示唆。

今日の市場は、、、
1、為替は一時的な調整を示唆するリスクオフへ。
2、欧州、先物は下落。
3、これと言った材料は無し。
4、このチャートの形は非常によろしくない。
5、年末からの反発相場は終了か?

高値圏の三空踏み上げは、上昇相場の終盤。
また日足75日移動平均と、
トレンドラインのトップラインは非常に強力。
また週足で見ても非常によろしくない。
週足でも移動平均に押さえ込まれる状態。
そして20日と50日平均のデットクロス。



今回も杞憂に終わればいいのだが。。。
リスクの高い資産は整理することを推奨。
何度も言うが、この金利高の局面で、
幾度も暴落している不安定な時に、
凍死家がレンジでチンされる程、
上昇が期待できるかと言われれば、否。
上昇幅の半値戻しの2500は覚悟しとくべし。
また景気拡大の最終局面だと考えるべし。
一回の裏、守備の時間は始まったばかりやで。
守りをがっちがちに固めておきなはれ。

今日もあっしは静観です。。
もしあっしが資本財、金融、小売、グロースなんか持っていたら、
逃げるなら今日かな?
いっぺんに売却せず、節目ごとに降りるべし。
まずは今日の寄り、そして節目の2700、
次は2800といった具合に。。。

AIは今日も踏み上げて来そう。
いつも売りを誘ってからの昇竜拳。
そして買いが集まってきたらどてん売り。
今日は動いたらやられそう。
ギャップダウンで寄り付いた後は、値動きも弱そう。
もし買うなら最低でも半値戻しの2500以下を待つべし。

2019/01/21

今日はMartin Luther King's dayで休場、公民権運動について考える



この記事はアメリカ独立宣言や、特殊相対整理論、
ワイマール憲法、シェイクスピアのハムレット同様
サルがキーボードをランダムで
叩く事により生成されています。
真意の程はあしからず。

去る1851年、世に一冊の書物がもたらされた。
後に大統領となるエイブラハムリンカーンに、
「あなたがこの大きな戦争を引き起こした
小さなご婦人ですね。」と言わしめた。

アメリカに取って一番大きな戦争とは、どの戦争だったのであろう?
15年にも及ぶ泥沼化したベトナム戦争だったのか?
(アメリカの介入は8年ほどです。)
それとも人口大国、中国と38度線を挟んで全面対決に至り、
太平洋戦争の3倍もの爆弾が使われた、
とも言われている朝鮮戦争か?
はたまた真珠湾攻撃に始まり、
幾度となく空母打撃軍が前面衝突し、
史上初めて核兵器が使われた太平洋戦争だったのか?

どの答えもあの大きな戦争には見劣りするだろう。
そう南北戦争。北部と南部の政治的対立から始まったあの戦争。
アンクルトムの小屋はそんな社会的背景を非常によく捉えた、
ハリエット・ビーチャー・ストウ氏の名作。
哀れな黒人奴隷トムの生涯を描いた作品である。
この作品はもちろん奴隷開放問題の大論争を巻き起こし、
結果的に奴隷制廃止を巡って、
アメリカは戦争へと突き進んで行くのである。

1861年から1865年まで続いたこの戦争。
上記のリンカーンの言葉は戦争中の1862年に、
ストウ夫人に対して言った、挨拶だと言われている。
そして1862年の奴隷解放宣言、
1863年のゲティスバーグの演説へと続くのである。
そしてここから今日への公民権運動、
人種差別問題へと続いて行くのである。
しかしそんなリンカーン大統領も、
ネイティブアメリカンであるインディアンに対しては、
人権無しの、迫害と虐殺を強行したとか。。。



この時代背景を捉えた作品としては他に、
マーク・トウェインのトム・ソーヤーの冒険、
ハックルベリー・フィンの冒険。
クエンティン・タランティーノ監督の
アカデミー賞受賞作、ジャンゴ 繋がれざる者や、
マーガレット・ミッチェルの
ピューリッツァー賞受賞作、風と共に去りぬが、
アメリカ南部白人たちの貴族文化社会を描写している。

南北戦争で一応は奴隷制度廃止と言う形で決着がついたこの問題。
黒人奴隷の「解放」が表向きは実現したことになっていた。
しかし個人や民間企業よる差別や、「分離すれど平等」の主義のもと、
「公共施設での黒人分離は人種差別に当たらない」とする、
差別ではなく、区別や隔離という人種差別問題が続いて行くのである。
そう「分離すれど平等」という政策が、法律の名の下に。

1865年、南北戦争終結直後にアメリカ南部で誕生したのが、
白人至上主義団体のKKK、クー・クラックス・クランである。
第一次世界大戦後のアメリカ南部ではKKKの活動が熾烈を極め、
ビリー・ホリデイの奇妙な果実(Strange Fruit)は、
1930年の新聞の報道、木にぶら下がる黒人の死体を見て描かれた、
アメリカの人種差別を告発する歌である。

南部の木は、奇妙な実を付ける
葉は血を流れ、根には血が滴る
黒い体は南部の風に揺れる
奇妙な果実がポプラの木々に垂れている
勇敢な南部の、のどかな風景、
膨らんだ眼と歪んだ口、
マグノリア(モクレン)の香りは甘くて新鮮
すると、突然に肉の焼ける臭い
カラスに啄ばまれる果実がここにある
雨に曝され、風に煽られ
日差しに腐り、木々に落ちる
奇妙で惨めな作物がここにある。



しかし第二次世界大戦中の黒人兵士や労働者の貢献から、
その後、ある程度地位向上が見られるようになった。
そんなさなか起こったのがローザ・パークスの逮捕による、
1955年のモンゴメリー・バス・ボイコット事件。
公営バスの運転手の命令に背いて白人に席を譲るのを拒み、
人種分離法違反の容疑で逮捕されてローザ・パークス。
ローザは終始、静かで威厳に満ちた態度を貫いたとされる。
事件の原因は、公共交通機関での人種隔離政策にあり、
公民権運動のきっかけの一つとなった。

ローザ逮捕の知らせが伝わると、
バプテスト教会で牧師に着任したばかりで
当時26歳だったキング牧師らが抗議運動に立ち上がり、
モンゴメリーのすべての黒人に、
バス・ボイコット運動を呼びかけた。
結果的にバス路線を運営するモンゴメリー市は
経済的に大きな打撃を被った。
そしてローザ側は市条例違反の判決に対し、
人種分離の条例は違憲であるとして控訴。
1956年11月、連邦最高裁判所は違憲判決を出し、
公共交通機関における人種差別は禁止された。

また公共施設である公立学校でも融合が図られることに。
1954年にブラウン判決が出される。
人種隔離をやっていた当時の公立学校、
分離した人種のための分離した施設が
「平等」である限り、人種分離は憲法に違反しない、
分離すれども平等という先例を立てていた。
しかしリンダ・ブラウン(当時8歳)とその父親
オリヴァー・L・ブラウンらが原告になって、
人種隔離は違憲という裁判を起こす。
地方裁判所は、黒人と白人の分離すれど平等な、
隔離施設を求めた州法を支持。つまり主張は退けられる。
しかし1954年の最高裁はその判決を覆した。
1954年のブラウン判決によって公立学校における、
白人と黒人の分離教育が違憲となり、
「分離しても平等」と正当化された人種分離教育は否定され、
白人と黒人が同じ学校に通う新たな時代へ。



しかしブラウン判決は、アメリカの公立学校での
即座の差別廃止をもたらさず、
ましてや他の公共施設での差別廃止の命令もなかった。
これらは1964年公民権法の可決まで達成されなかったが、
しかしそれでもブラウン判決は公民権運動の巨大な前進であった。
そんな中起こったのがリトルロック高校事件。
アーカンソー州は人種偏見の強い南部の中では、
差別撤廃に最も積極的な州ではあったが、
1957年にリトルロック高校の融合教育化が決定すると、
当時のアーカンソー州知事が州兵を学校に送り、
黒人学生の登校を阻止。
また地元の白人が大群衆となって学校を取り巻き、
黒人学生の登校に反対した。

リトルロックの市長が知事に法律順守を進言したが拒否されたため、
市長はアイゼンハワー大統領に軍の派遣を要請。
アイゼンハワー大統領は事件について、
報告されていたにもかかわらず静観していたが、
騒動がテレビで大々的に報じられ、大きな注目を浴びるに至り、
市長の要請に応じて合衆国軍の空挺師団をリトルロックへ送り込んだ。
入学予定の9人の黒人学生は第101空挺師団の護衛付きで登校することに。
1957年9月3日 連邦地方裁判所判事から4日から授業を開始するよう命令が出る。
1957年9月4日 知事に命じられた100人の州兵が高校に配置される。市民約400人も集まり、9人の黒人に罵声を浴びせるなどして入学阻止。
1957年9月23日 1000人の白人が高校を取り巻いたため、黒人学生は裏口から登校。それを知った群衆が暴徒化したため、黒人学生は退去。同夜、アイゼンハワー大統領が連邦法に従うよう声明発表。
1957年9月24日 市長ウッドロー・ウィルソン・マンが大統領に軍隊の派遣を要請。了承される。
1957年9月25日 派遣された陸軍第101空挺師団の部隊に守られながら黒人学生登校。
その当時の有名な写真がこちら。
1957年9月4日の初登校日、黒人生徒たちはNAACP(全国黒人地位向上協会)役員や白人司祭等と共に団体行動で登校することになったのですが、家が貧しく電話のないElizabeth Eckford(エリザベス・エックフォード、15歳)には連絡がつかず、彼女だけは単独で登校しました。彼女は少しでも可愛く見えるようにと、この日のために手製のスカートを作り、アイロンも念入りにかけていました。バスを下り学校に近づくと、並んでいる州兵が「あっちへ行け」という仕草をしました。彼女は素直に通りの反対側へ移り、学校の正面玄関に向います。Elizabeth Eckfordを発見した白人生徒を含む群衆はゾロゾロと彼女について歩き、口々に"Nigger!"(クロンボめ!)、"Go back to Africa!"(アフリカへ帰れ!)などと罵りました。このワン・ブロックは彼女にとって生涯で一番長い距離だったそうです。正面玄関へと続く小道の近くの州兵たちは冷たい目付きで彼女を睨み、銃剣をかざして通せん坊しました。彼女はTV報道で州兵がいることは知っていましたが、「州兵は黒人の生徒を守ってくれる役目」だと思い込んでいたので愕然とします。Elizabeth Eckfordは途方に暮れ、ふと目に入ったバス停のベンチを目指します。罵声や憎しみの目に囲まれ、彼女の膝はガクガクし、やっとの思いでベンチに到達。数人の親切な白人の助けでバスに乗り、母の職場へ駆け込んで泣き崩れたそうです。https://sessendo.blogspot.com/2011/10/blog-post_1062.html 
州兵、警察官に至るまでありとあらゆる大人がたった1人の少女を取り囲み罵声を浴びせる様は、活字で読んでいてもあまりにも醜悪だ。それだけに、市民が暴徒化したときに備えてエリザベスを守れる位置にさりげなく移動する州兵がいたり、ニューヨークなど都会から来た男性記者たちが彼女の防波堤になろうとした事実に心が救われる。しかし彼ら男性にはそれだけで精一杯。エリザベスを抱き寄せ、人垣を押しのけ、バスを捕まえて彼女を安全な場所まで避難させたのはグレイス・ロウチ、たった1人のよそ者白人女性だったことが興味深い。http://yorinobukunimoto.blogspot.com/2016/12/blog-post_46.html




1950年代から1960年代にかけて起こった、
人種差別を元にした事件と、それに対する世論の反発は、
これまで孤独な戦いを強いられていた多くの公民権運動家を力づけた。
そして公民権運動はキング牧師らの呼びかけに応じて、
人種差別や人種隔離の撤廃を求める20万人以上の参加者を集め、
1963年8月28日の「ワシントン大行進」で最高潮に達した。
そしてキング牧師の有名な演説I Have a Dreamが行われる。
「I Have a Dream」「私には夢がある」、
マーティン・ルーサー・キング・ジュニアが、
人種差別の撤廃と各人種の協和という高邁な理想を
簡潔な文体で訴え広く共感を呼んだ。

キングを先頭に行われたこれらの地道な運動の結果、
アメリカ国内の世論も盛り上がりを見せ、
ついにリンドン・B・ジョンソン政権下の
1964年7月2日に公民権法が制定された。
これにより、建国以来200年近くの間アメリカで施行されてきた
法の上における人種差別が終わりを告げることになった。
公民権運動に対する多大な貢献が評価され、
キング牧師は1964年度のノーベル平和賞を受賞。

その後ジョンソン政権下では積極的に
政府が後押しすることで黒人の社会的、
経済的地位を向上させるために、
役所や企業、大学に黒人を優先的に採用することを義務付ける
アファーマティブ・アクション政策が取られた。
1965年からアメリカが本格参入したベトナム戦争では、
アメリカの軍隊史上初めて「黒人部隊」が編成されず、
黒人の士官が白人の下級兵士に対して指揮を執ることとなった。

しかしキング牧師はそれを良しとせず、
ベトナム反戦運動へ傾倒して行くことに。
ベトナム戦争により黒人は多数徴兵され、その多くは最前線で戦わせられている。彼らは母国で民主主義の恩恵を受けていないのに、民主主義を守るために戦争に狩り出されている。大都市ではスラム街に黒人が押し込められ、戦争のためにそのインフラ整備等の環境問題はないがしろにされている。



そしてここにもう一人の男が。
蝶のように舞い、蜂のように刺す (Float like a butterfly, sting like a bee)
イスラム教改宗前の本名はカシアス・クレイ。
1964年にネーション・オブ・イスラムへの加入を機に、
リングネームをカシアス・クレイからモハメド・アリに改めた。
そうあのアントニオ猪木と1976年に戦ったアリである。
アリが改名した裏にはマルコム・Xの影響が。
スパイク・リー監督のマルコムXは映画の中の話ではない。
史実に基づいた実話である。
(間違いやすいんやけど、最近亡くなったスパイダーマンの
生みの親はスタン・リー氏です。)

非暴力的で融和的な指導者だったキング牧師らとは対照的に、
アメリカで最も著名で攻撃的な黒人解放指導者として
知られているがマルコム・X。
彼が活動中に暴力行為にでたことは一度もない。
側近や親族の証言によると、
晩年の2人の主張や姿勢は逆転していた、とされている。
マルコムXは、いかなる時でもイスラムへの信仰を捨てず、
キング牧師への支援を申し出ている。

マルコムXの信念を貫く姿勢は多くの人物に影響を与えた。
なかでも著名なのがモハメド・アリのケースであろう。
アリはマルコムXと出会いその思想に啓蒙され、イスラム教に改宗する。
その時既に自身の旧名、カシアス・クレイでボクサーとして活躍し、
世界チャンピオンになっていたが、
ムスリム名であるモハメド・アリに改名する。
また、マルコムXの影響を受けて、
アリはベトナム戦争の徴兵令を拒否する。
これは世界タイトルの剥奪及び試合停止などの処分を伴う
厳しい選択であったが、アリは自身の理念を貫いた。
これを読めばアリがなぜ偉大なのか分かるだろう。
アリが本当に戦わなければならなかった相手とは?
1966年3月、アメリカ軍はベトナムとの戦いを本格化させていた。軍は徴兵の基準を大幅に下げ始め、より多くの兵隊を召集した。アリがこの情報を聞いたのは報道陣に囲まれているときだった。そして「俺はあいつらベトコンたちに何の恨みもないんだよ」という、とっさに返した答えによって、彼は何年も続く、アメリカを変化をもたらす革命を引き起こした。有名なアスリートが公然とベトナム戦争を非難することは、当時は冒涜に値した。彼がベトコンに対する無関心を公表したとき、国民のベトナム戦争に対する支持はピークを迎えていた。アリは、アメリカの黒人イスラム組織「ネイション・オブ・イスラム」への忠誠、そしてその一員であるという理由から兵役を拒否し、自身が良心的兵役拒否者だと述べた。
イスラム教に改宗し、カシアス・クレイという名前を捨てたアリは、すでに議論を巻き起こしていた。加えて徴兵拒否という行為によってアリは、瞬く間にアメリカで最も嫌われている有名人へと仕立てられた。アリほどの著名な人物で、他に徴兵を拒否したものは誰一人いなかった。アリの一見ふざけたような戦争反対の姿勢は、国民、政府、そしてボクシング界から嘲笑された。デイブ・ザイリンが著した『アメリカ民衆のスポーツ史』によると、彼にモハメド・アリの名前を与えたネイション・オブ・イスラムは、攻撃的な抵抗を繰り返す彼との関与を否定した。黒人初のメジャーリーガーであり、現役中、引退後も活動家であったジャッキー・ロビンソンは、黒人の兵役軍人を失望させたとして、アリを批判した。そして大多数の黒人兵士たちもロビンソンの意見に賛成した。
以降4年にわたって、アリはリングではなく法廷で自分の信念のために戦い続けた。そして1967年、徴兵を回避した罪で有罪判決を受けた後、州のボクシング・ライセンスを剥奪された。プロアスリートの全盛期である25〜27歳の間、アリはつまはじきにされ、彼のボクシング・キャリアは事実上の終わりを迎えた。
白人上流階級のために貧しい黒人アメリカ人が戦争に行かされている状況にすぎなかった。「金持ちの息子は大学に行き、貧乏人の息子は戦争に行く。そんなシステムを政府が作っている」と、彼は言った。アリを擁護した人はみな、身の危険を感じることになった。その一方で、メディアの大多数は悪意のある報道を繰り返した。
しかし、反戦派のアリの孤独はそう長くは続かなかった。裁判が続いていた中でも、アリは反戦的な発言を止めなかった。アリの発言は、1960年代の公民権運動と同じく、構造的な階級差別と人種差別を非難するという主張に基づいていた。アリの「俺は何の恨みもない」発言の直後、ベトナム戦争を支持する声は下火になった。そのセリフが報道陣に伝わってから1カ月後には、戦争支持率が50%を初めて下回った。アリが兵役拒否したことで投獄された1967年6月の2カ月後、戦争を支持するアメリカ人はたった27%になっていた。これはリンドン・ジョンソン政権下で最も低い数字だった。1967年の夏頃には、多くの、特に黒人のアメリカ人がアリの味方となった。公民権運動の前進、そして戦争の支持率の低下へと導いた。
何年も続いた上訴の後、連邦最高裁は1971年6月、アリの有罪判決を破棄した。その頃には、州が彼のボクシングライセンスを回復させる手続きを始めていた。彼の戦争に対する見解が、アメリカ全体の戦争に対する見解となる。
やがてアメリカ中に、アリがキャリアを犠牲にしてまで貫いた信念と、彼への支持の輪が広がった。以来、これほどの社会的インパクトを残したアスリートはいない。アリが「ベトコンには恨みがない」と言ってから50年後、プロアスリートたちは社会問題について立派に意見を述べるようになった。自らの選手生命を賭けたアリはアメリカに国の歴史上最も多くの犠牲者が出た戦争に関わる、階級問題と人種問題に抗議する「声」をもたらした。



下の年表を見れば、アリやキング牧師の正当性が垣間見れるだろう。
まさに戦争のために、黒人を兵士として徴兵するために、
白人の犠牲を軽減するために、
公民権法が制定されたと見えなくもない。
そして黒人指導者が排除された背景には、
政府の戦争遂行に対して、邪魔な存在になってしまったからではないのか?
そう、まずは黒人を兵力にするために持ち上げておき、
そして、役目が終わればポイッと暗殺。

1960年:南ベトナム解放民族戦線が武力攻撃を開始
1961年:ジョン・F・ケネディが大統領に就任
1963年:ケネディ暗殺、リンドン・ジョンソンが大統領に就任
1964年:リンドン・B・ジョンソン政権下にて公民権法が制定
1965年:アメリカ軍による北爆開始
1967年: モハメド・アリが、ベトナム戦争に反対して良心的兵役拒否。逮捕。
1968年:テト攻勢開始
1969年:リチャード・ニクソンが大統領就任
1971年:ニクソン・ショック(ドル・ショック)膨大な戦費が投入された結果、アメリカ合衆国ドルと金の交換に疑問を持ったヨーロッパは、イギリスとフランスが、ドル紙幣を金に交換する様要求。アメリカは米ドル紙幣と金との兌換一時停止を宣言し、ブレトン・ウッズ体制の終結を告げた新しい経済政策をいう。総フロート制へ。
1973年:ベトナム和平協定(パリ協定)締結、アメリカ軍がベトナムから撤兵完了。
1974年:ジェラルド・R・フォードが大統領就任
1975年:サイゴン陥落、南ベトナムが崩壊してベトナム戦争終結。

マルコム・X、1965年2月21日暗殺、享年39。
2月21日、マンハッタンにあるオードゥボン舞踊場で、
スピーチの最中、15発の銃弾を受け、
コロンビア長老教会病院に運ばれたが死亡が確認された。

キング牧師、1968年4月4日暗殺、享年39。
テネシー州メンフィスにあるモーテルにて撃たれる。
弾丸は喉から脊髄に達し病院に搬送されたが、間もなく死亡した。

その後黒人による反人種差別運動の一部勢力は、
公民権法制定以降もなくならない人種差別への悲観と、
1968年4月4日のキング牧師の暗殺による指導者の不在、
そしてベトナム戦争下で混乱する国内情勢の影響を受けて、
非暴力主義を貫いたキング牧師が代表する平和的・合法的な反差別運動から、
暴力などの非合法的な手段を用いることを否定しない、
1965年に暗殺されたマルコムXの影響が強い、過激な運動へと変化していく。



そして今日のこの日、
ロナルド・レーガン政権下の1986年よりキング牧師の誕生日、
1月15日に近い毎年1月第3月曜日をキング牧師記念日
(Martin Luther King, Jr. Day)として祝日となる。

2019/01/17

昨日の市場、今日の市場 20190117



昨日の市場は、、、
1、金利は上がる、債券価格は下落。
2、為替は若干のドル高。
3、SP500は若干の上昇。
4、流れは弱いが、リスクオフ継続。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は若干の下落。
2、為替は迷走。
3、SP500、ユーロドル共に節目を試す展開。
4、材料が出た時に、一気に動きそうな雰囲気。
5、原油弱し、NY時間も続けば相場の重石に。

今日も動かなそう。時間の無駄。
気になるなら、明朝戻って来なさい。
チャート的には、直近は暴落後の反発トレンド、
そして、50日移動平均線に弾かれた形。
暫くは50日移動平均線に押し流されながら前後するか?

ヨーロッパは、暴落後の反発相場は終了している模様。
日経然り。NYが追随するのも時間の問題か?
個別株は決算次第では大きく動く可能性も。
もし狙ってる銘柄が明朝暴落していたら、
買ってみてもいいのでは?
どうせ買うつもりやったんやから。
総じて時間の無駄。睡眠を確保するべし。

当たるも八卦、当たらぬも八卦、
八百長占い師の明日のコラムはお休みです。
そろそろリスクの高い銘柄は降りることを推奨。
それ以外は手出し無用。

2019/01/16

昨日の市場、今日の市場20190116




一月も半分終了。
昨日の市場は、、、
1、為替は欧州から資金が逃げる。
2、SP500は節目の2600を抜け上昇。
3、金利は迷走。
4、ブレグジットは予定通り英議会で否決。

今日の市場は、、、
1、ヨーロッパ時間はドル高。
リスクオフのドル高と言うよりは、
欧州から資金が逃げている模様。
2、欧州、先物は動かず。
3、市場は様子見ムード。
4、今日は50日移動平均線を試す展開。
5、何か最近強くね?ブログ村はまだまだ慎重が優勢。
もう少し楽観的になれば終わりか?
そして悲観的に傾けば買い場。

50日移動平均線が下向きなんで、
これに流される様に推移するか?
最近結構堅調だったんで、
50日移動平均に弾かれても驚きは無し。
この場合2600の壁は、週足では健在となる。
あまりに堅調だと、利上げのは話が出て来そう。



今後意識される下落リスクは、、、
1、FRBの利上げ。
2、ハードブレグジット。
3、米中貿易問題、90日間猶予の追加関税の行方。
どれも結構デカイ爆弾。
そして全て三月初旬には決着が付く。
3週間かけて10%値を戻したが、
この程度なら、2~3日の下げで帳消しに。

逆に利上げ無し、ブレグジットは合意し、
追加関税が取り消しになっても、
今の水準は高いし、問題の根底は変わらない。
ここからの値上がり余地は限られてくる。
つまり、すでに高すぎる金利が問題だと。
企業の設備投資や、個人の住宅投資は頭打ち。
景気はすでに峠を越えている。
スプレッドが変わらなければドル高のまま推移か?
ドル高が継続するなら、新興国や資源にはマイナスで、
日本や欧州の不安定な株価は継続か?
そしてFRBが利下げに傾けば終わりの始まり。
すべての資金が逆流する可能性も。。。
つまりドル安、株安、、、、
債権、資源、円堅調と。

英議会わろた。。。
今回否決されてもBプランがあるとか無いとか。。
始めっからBプラン出せや。否決されるの分かってたんやから。
EUには見せしめ的な協定案と譲歩を迫られ、
英国の目指す離脱とには、絶望的な隔たりが。。
英国は正しいことをしているんやから、譲歩する必要は無いと。。

2019/01/15

昨日の市場、今日の市場 20190115



昨日の市場は、、、
1、NY時間まで弱かったが、その後逆行。
2、SP500はギャップダウンで始まりその後値を戻す。
3、総じてあまり動かず。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は上昇後値を消す。
2、動きなしで様子見か。
3、為替は若干のドル高、リスクオンと言うよりは、
震源地であるヨーロッパから資金が逃げている模様。
4、今日の市場は、ブレグジットにどう反応するか?
5、SP500は買い圧力が強く、毎日陽線で引けるが、
2600の壁を越えられず。

今は節目、どちらかに賭けて勝てる確立は2分の1。
正解は動いた方に乗ること。
ただし、ブレグジットの反応次第か?
ブレグジットは英国下院での合意は、
否決されることが織り込み済み。
え?本当?その後の声明次第か?
英国に残された道は三つ、、
1、ブレグジットの延期。
2、交渉案を見直し、再度採決に掛ける。
3、合意無き離脱、ハードブレグジット。

今日の寄り付きは時間の無駄。
気になるなら明朝戻って来なはれ。

2019/01/14

昨日の市場、今日の市場 20190114



昨日の市場は、、、
1、金利が下落、債権は買われる。
2、SP500は動かず。
3、為替は揉み合い。
4、材料無し。
5、最近の傾向として、オープン前の先物の逆を行く。
先物で下げて売りを誘い、その後踏み上げと。。

今日の市場は、、、
1、金利、為替ともにリスクオフへ。
2、欧州、先物は下落。
3、総じて景気後退を織り込みに行く展開か。
4、ギャップダウンで寄り付き後は、決算次第か?

何かね、嫌な予感がする。
NY時間で流れが変わる可能性もあるが。
資金がどう見ても逃げてる。結構強く。。。
杞憂に終わればいいのだが、
また短期的な下落で済めば。。。
取り合えず直近の上昇の半値戻し、
2450くらいまでは下がる可能性も。

ユーロドルが動いてないのが救い。
あっしの考えすぎかも。。
最近はVIXも下落して来てるし。。

日足チャートでは、反発してるんすよ。
もう暴落の局面は終わったかのように。。
でもね月足チャートでは、始まったばっかりなんですよ。
終わりの始まりが。
どう見てもここから下げる気まんまんな雰囲気が。。
20%下げたからと言って、まだまだ下げ余地があるんすよ。



もし買うなら直近のボトム、2350に引き付けて購入。
この水準なら、円高も相まって高値から25%OFFで買えますぜ。

レバレッジETFや高PERなどのリスクが高い商品は、
今日の寄りで投げることを推奨。
そして現金を確保するなら、トレンドライン上限、
2700当たりが当面の目安。
ただねここにタッチする気がしない。。

2019/01/11

ブレグジットに思う、日本の取るべき道



そろそろ、またあの問題が再浮上しそう。
そうブレグジット。みんなが忘れたころにやって来る。
以前の記事も参照
混迷を極める英国、メイ首相、くびか?
ブレグジットの行方

もうね合意は無理やで。
欧州からは、見せしめ的な譲歩を要求され、
英議会は、屈辱的な要求を受け入れる気は毛頭なし。
なんとか合意に漕ぎ着けたいメイ政権、しかし譲歩のし過ぎで、
政権は風前のともし火、メイ首相降ろしも。
そもそもメイ氏が首相の座を降りても、問題が何一つ解決しないと。

ちなみにあっしはブレグジット賛成派。
今は欧州連合の黄昏と見る。
つまりこの経済実験、社会実験は、禁酒法、共産主義同様、
失敗に終わるのではないか?
ギリシャ危機、PIGSの高失業率と経済低迷、最近のフランスのデモ。
問題の根底は、勿論ここにある。

その裏では、輝けるちょび髭帝国、ドイツの経済的大成功がある。
政府の財政収支を黒字にまで漕ぎ着け、莫大な貿易黒字を計上。
つまり共通通貨ユーロは、苦難に陥った国々の利益を、
ドイツに献上する仕組みだと。

さらに問題を深めるのは、ドイツの歪な人口ピラミッド、
少子高齢化と人口減少は、安い労働力確保のため、
移民、難民に寛大な方向へと、欧州連合を通して舵を切り、
負担は加盟国の分担、特に中東に近い東欧、
アフリカに近い地中海沿岸国に押し付け、ドイツは負担を避ける。
しかし、東欧やPIGSに負担できる程の経済的余裕は無く、
経済政策でも移民政策でも犠牲者に。
フランスはアフリカに旧植民地を多く抱え、フランス語話者が多いため、
また英国は世界共通語である英語の国、言語の壁が比較的低いため、
移民、難民の最終目的地になってしまう。

(ここまで書くと、よほどドイツ嫌いなのではないかと思われるかもしれないが、
客観的事実を述べているだけやで。
逆に大戦中の同盟国、技術立国、貿易立国と日本との共通点が多く、
親しみを感じる、どちらかと言えば好きな国です。
で日本政府は、このドイツの様に上手く立ち回れるか?
と問われれば、まず無理でしょうな。)



日本政府が取るべき行動は、
他人事で自分には関係ないという態度を改めるべきだろう。
たしかに欧州連合の問題であって、地理的、経済的、政治的には、
あまり関係ないかもしれない。
また苦難に陥るかつてのの大英帝国を見て、次は我が身と考える向きも無し。
今ここで英国に危機が訪れても、英国の問題と片付けるだろう。
しかし、もしここで英国と協力関係を結ぶことで、
英国を危機から脱出させることが出来たならば、
それは日本政府の、国際社会、外交関係での
影響力を飛躍的に高めることが出来るだろう。

最近の外交関係においては、韓国にはなめられ、
国際社会での発言力は皆無、そして中国に至ってはやりたい放題。
軍事的プレザンスが日本近海、南シナ海において日に日に増す一方、
まったくもって打つ手立ての無い日本政府。
この中国からの圧力に対して、どう対抗していくのか?
もちろん軍事的圧力に対して取るべき行動は、
軍拡でも、対話でもなく、経済的圧力で封じ込めることだろう。

しかし、経済的にも劣勢に立たされているのが日本の現状。
一帯一路で急速に世界経済に侵食しているチャイナマネー。
諸外国との外交関係を抑えられ、
資源の購入や工業製品販売で経済関係も抑えられ、
インフラ投資も抑えられ、急速に力を付けていく中国。
対照的に日本は、資源は中国に押さえられ、かつての顧客を失って行く。
メイドインジャパンも号令だけで、
ジャパンマネーも投資の行き場を失なっていく。

欧州連合からの離脱で、寄らば大樹の陰、経済的なより所を失う英国。
まずは経済的な損得勘定を捨て、英国の心理的な負担を減らすことだろう。
ここは一つ、三顧の礼をもって英国をTPPに参加させ、
そして、NAFTA(USMCA)への参加をお膳立てしてみてはどうか?
そしてゆくゆくは、TPPとNAFTAで協力関係を締結し、
巨大な経済圏を作り、中国の軍事的圧力を封じ込めてみては。
今ここで英国を救い、強固な信頼関係を結べば、
英国を見方に付け、TPP・NAFTA連合の主導的な立場を取れる。
また、ここで外交力、影響力を高めておけば、
この超巨大地域経済圏の本部を日本に置くことも可能。
IMF、世界銀行、OECD、WTO、国連など
世界第三位の経済規模にも関わらず何一つ持たず、発言力もない日本。
そして失われた20年が30年になり、景気の波は右肩下がり、
少子高齢化、人口減少、このままジリ貧で終わるのか?



経済の重心は西へ移動している。
もし経済に重みがあるとしよう、経済の重心、
グラビティーセンターはいったいどこにあるのか?
かつて19世紀、いち早く産業革命を達成したヨーロッパにあったであろう。
その経済力は、圧倒的人口を誇る、中国、インドをも破り、
アフリカ、中東、東南アジアを植民地にし、全世界を支配した。

そして第一次、第二次大戦後、
戦火によってヨーロッパ、日本の産業は破壊し尽くされ、
世界経済の中心はNYに。アメリカはパクスアメリカーナの元、
圧倒的工業力で経済的影響力を大いに高めて行くことになる。
そして経済の重心は、ヨーロッパからアメリカへと西へ動き、
大西洋の中央、大西洋中央海嶺まで引っ張ってくることになる。

しかし20世紀の終わりに、経済復興を成し遂げ、
第二位の世界経済まで上り詰めた日本。
そして圧倒的人口のもと、鄧小平の改革開放で飛躍的に拡大する中国。
重心は遂に大西洋を渡ってNYに。
そして2000年、アメリカはインターネットバブルを謳歌することに。

世界経済の重心は西に動き続ける。
その後アメリカ国内ではリーマンショックの影響もあり、
デトロイトなどでは脱工業化が急速に進みラストベルトになる。
そしてアメリカ国内の経済の重心は、
大西洋からカリフォルニアのある太平洋方向へと、移動して行くことになる。
そうラストベルトからシリコンバレーへと。
アメリカ経済の重心は、グランドキャニオンがある
コロラド州あたりだと言われている。



翻って現在の世界経済。
今だに強大な経済規模を誇るアメリカ国内でも経済の重心が西へ移動し、
また世界2位3位6位の中国、日本、インド経済に引っ張られ、
世界経済の重心は遂にアメリカを横断し、太平洋側まで来てしまう。
そう、シリコンバレーやサンフランシスコのあるカリフォルニアまで。
そしてその流れは留まらず、まだ西へ移動しつづけている。

次に日が落ち、昇る時には、経済の重心はどこにあるだろう?
中国、日本、インド、インドネシア、バングラディッシュ、パキスタン
成長著しく、多くの人口を抱えるこれらの国々、及び東南アジア。
太平洋を渡らずとも、太平洋の西より、
日本とハワイの中間あたりにはすぐに到達するであろう。
そう、世界経済の重心はすぐそこまで来ているのである。

もし、世界経済の重心という地理的特性を活かし、
TPP・NAFTA連合の中心的役割を担うことができるのならば、
恐れるものは何もないだろう。



中国は14億人とも言われる人口を抱え、世界第二位の経済大国だが、
貧富の差が激しく、内需の発展は遅れ、内陸部は未開発。
つまり一カ国では、完結しない経済システムなのである。
海外から投資を呼び込み、工業製品を生産、そしてそれを世界に販売。
これが中国経済の実態である。
今、海外からの投資が無くなっても、生産は継続できるだろう。
しかし地域経済圏を構築され、見えない壁が立ちはだかり、
域内での貿易を優先されたら、中国の影響力に陰りが見えてくるだろう。
なぜなら国内需要はさほど大きくなく、
たくさん生産しても販売、消費しきれないのである。

先進国の生活は、安い労働力で製造された、
安価な工業製品を消費することで成り立っている。
つまり中国製だろうと、MADE IN TPPだろうと関係ないのである。
今ある中国の生産拠点をTPPの国に移し変え、
域内での生産、消費を優先されたら、中国には痛いだろう。
仕事と顧客をいっぺんに失うことになるのだから。。。



そして、世界の金融センターからのアクセスが遠ざかれば、
成長性に陰りが出てくるだろう。
今までは先進国からの投資で、技術と資金を呼び込んで成長して来たが、
この流れが止まれば、独自に発展せざる終えない。
安い人件費のもと、追いつくのは簡単だったが、
今後は中進国の罠と言われるように、高い人件費が発展を妨げる。
そこにTPP・NAFTA連合のグローバル金融との間に、
見えない壁が立ちはだかれば、発展、成長にとって
必要不可欠な投資や技術の導入が滞ることになる。
香港も上海もグローバル金融センターと言うにはまだ早く、
今の成長途上でグローバル金融から切り離されれば、
自国内でのみ資金をやり繰りしなければならない。

かたやTPP・NAFTA連合の資金調達は、さらに容易になるだろう。
東京から始まり、シンガポールが閉まるころには、ロンドン、
そして、グリニッジ時間の午後にはNYがオープン。
NYが引けて数時間後には、また東京で取引が開始されるのである。
ほぼ24時間滞ることなく資金がやり取りされ、流動性を生み、
商品、サービスを域内優先で交換していくことになる。

もしブレグジットの危機に喘ぐ英国に救いの手を差し出し、
TPPの加入、NAFTA加入へのお膳立てが出来れば、
いずれ英国はTPPとNAFTAの架け橋となってくれるだろう。
つまりアメリカを欠いたTPPに、アメリカを参加させる原動力に。
アメリカ抜きのTPPでは、アメリカはおろか、中国のGDPにも達しない。
しかし、今こそこの局面を変える時だろう。


2019/01/10

昨日の市場、今日の市場 20190110



昨日の市場は、、、
1、債権、ドルが売られる。
2、SP500は小幅上昇。2600、2550の節目が意識される。
3、ゴールド、金鉱株に資金が流入。
4、米国債の格付けの見直しが影響か?

今日の市場は、、、
1、先物、欧州は若干の下落。
2、為替はほぼ動かず。
3、ドル売りの流れが継続すれば、株式には重し。
4、20、50日移動平均の間で暫くは推移か?
5、今日も動かなそう。時間の無駄。
気になるなら、明朝戻ってきなさい。早起きが捗るな。
6、今は動く局面ではない。買うには高く、売るには安い。
7、20日移動平均線近辺を推移しながら、押し流される展開。
8、若干のギャップダウンでオープン後は迷走か?

このチャートを見ると、ある程度流れが見えてくるんやで。
まだ上値余地はあるが、トレンドの転換はまだまだ先やろ?
で市場の特性として、半値戻しが大好き。
今は、12月の下落の半値戻しの水準。
さらに半値、折り返して2450くらいまで戻し三角持合も視野に。
取り敢えず動くなと。。。
今年も2016年の様にFOMCごとに荒れそう。
やはり今年の相場に付き合えば、資金を減らしそう。
で終わってみれば、昨年同様何も起こっていなかったという。。
時間制限の無いNISA以外の口座は、年末まで様子見か?

当たるも八卦、当たらぬも八卦、
八百長占い師の明日のコラムはお休みです。
取り敢えず手出し無用。

2019/01/09

速報、為替が動く、ドルから資金が逃げている



普段動かないユーロドルがかなり動く。
円高、ユーロ高になり、ドルが売られる。
1、格付け会社が米国債の格付けの引き下げを検討。
2、債務残高の上限問題も根底に。
3、ドルが売られ、米国債も売られる。金利は上昇。
4、ゴールドや金鉱株ETFが買われる。

だから債権はだめやて。。
円のままホールドしとけばええんやで?
今の局面ではこれ一択。
円建てでは評価額は変わらないが、
ドル建てでは、どんどん資産が増えると。
しかもリスクはかなり限定されている。

こりゃまだ金利は上がるか?
10年ノートは2,8%くらいまで戻しそう。
ユーロドルはブレイク。つまりユーロに資金が集まりやすい。
ドル円は107,5までは戻しそう。
流れが続くかは分からんが。。。



昨日の市場、今日の市場 20190109



昨日の市場は、、、
1、金利は上げてくる。
2、為替は、リスクオンを示唆。
3、引き続き債権が売られ、株式購入の流れ。
4、実線で20日移動平均の上を付ける。

今日の市場は、、、
1、為替は動かず。
2、欧州、先物は若干の上昇。
3、20移動平均線の上に出たことで、暴落の局面は終了。
4、しばらくはボックス相場の形成を予想。
5、20日移動平均線近辺を推移しながら、押し流される展開。
6、突発的なニュースにご注意を。
7、トレンドは今だに下落。

意識される底は
1、直近の節目2550。
2、20日移動平均。
3、2500、2450、2400の節目。
4、年始年末の大底2350.

意識される天井は、
1、2600の節目。
2、50日移動平均の2630辺り。
3、下落トレンドのトップライン2680。

この下落トレンドのトップラインはかなり意識される。
このトップラインの上で推移するようになるまでは、下落トレンド。
いつになることやら。。。
現状は2710だが、値動きとトップラインの推移から、
ぶつかるは2680辺り。
ここに来るまでは、静観を推奨。動いたら負けやで。
また短期的にここに来ても、下落に賭けるのは凡策。
年間リターンは85%の確立で上昇。
15%の確立に賭けるのは、統計的優位が確立できていない。
落ちた所で買うてやればええんやで?
まあ今日は2600と2550の間で推移しそうやから、落ちることは無いかな。

2019/01/08

ヘルスケア、投資するならこのブログ必見




丿貫.NET

ブログ村の、もっと上位に入るべきで。。。
一日かけて記事を書いてるらしいですぜ。
そりゃ結構な出来栄えで。
普段ここまで考えたり、調べたりする時間なんて無いんや。
ん?どこにそんな時間があるんだ?

食わず嫌いなんで、定期巡回しかしないんすよ。
しかも現状割高なヘルスケア。
そして、ブログ村の順位からいって、
このブログに辿り付く事なんか、あっしには不可能な訳で。。。
みなさんも同じなんやない?

もし面白ブログがあればこっそり教えてね。
あっしがヘルスケアに投資するのは、まだ先かな?
まあ最近ABBV79ドルくらいで買おうとしたんやけど、、、
チャート見て踏み止まった。
ヘルスケア、製薬はまじで分からん。
新薬開発なんて、ありゃギャンブルもいいとこ。。。

昨日の市場、今日の市場 20190108



昨日の市場は、、、
1、揉み合い、2550の壁は厚い。
2、金利は未だに上昇。
3、為替は方向感無し。
4、債権が売られ株式が買われるも、動きは弱い。

今日の市場は、、、
1、欧州、先物は若干の上昇。
2、為替は方向感無し。
3、未だに資金が米国に集まっているが流れは弱し。
4、今日は昨日の継続を予想。
5、つまり20日移動平均線を前後しながら、押し流される展開。
6、2550の壁は健在、この壁は厚い。
7、今は節目でどちらにも動く、きっかけ待ち。
8、揉み合い後は、ちょっとしたきっかけで大きく動く可能性も。

今は手を出すところじゃないで。
元投機家のあっしなら動きませんぜ。
昨日の動きを見れば一目瞭然で、
揉み合いに付き合えば不幸な結果しかない。
しかし賭けるなら、どちらかと言えば下落の方に短期で。
20、50、75日移動平均線は下向きで、現在値は移動平均の下を推移。
そして、下落の方が値幅を狙える。
でもね、2350に短期的な底があるから期待薄。

今は下落トレンドの短期的なリバウンドですぜ?
少なくとも、20日移動平均が上向きになり、
その上で値動きが推移するようになるまでは。。。
焦って買い込む局面じゃないですぜ。
一年半掛けて上昇した株価も、1ヶ月あれば値は戻しますぜ。
そして3ヶ月続いた下落トレンドを、
2週間上昇しただけで、トレンドが変わったと考えるのは時期尚早。
まだまだ上下に振り、投資家の現金を燃焼し続けますぜ。

もしきっかけがあるとすれば、
FRBの動向や、ブレグジットかな?

2019/01/06

昨日の市場、今日の市場 20190107



いつもは夜に書くんですよ。
欧州や先物を見て、NYが開く前に。
出来るだけ見極めたいんで。。。
でも今日は24時間も先取り。
別に予約投稿して、もったいぶる必要もない。
所詮、予想でしかないのだから。。。

昨日の市場は、、、
1、パウエル砲炸裂
2、金利は大幅上げ。
3、つまり債権が売られ、株が買われる。
4、利上げ停止を仄めかしたにも関わらず、円は売られる。
大方の予想では、利上げ停止は円高だった。
5、ユーロドルは動かず。

今日の市場は、、、
1、東京市場はNYのキャッチアップで、
ギャップアップからの展開を予想。その後は揉み合いか?
2、欧州は、半分織り込んでいるため微動きか?

一週まわってNYは、、、
1、金利はまだ上がりそう、債権は売られる。
2、ドル円はまだ上がりそう。節目の110が当面の目処。
年末から利上げ停止、景気後退を見据えた、
円高に賭けた玉がかなり入ってそう。
新年の暴落もそれ。その玉を刈って来るんですよ。
3、ユーロドルは引き続き動かず。NYにある資金の流入出は起こらず。
4、SP500は20日移動平均線の前後を、
押し流されながら移動することを予想。
5、現状は2018年2月の底と、2550のレジスタンス、
20日移動平均に蓋をされている状態。この壁は厚い。
6、突発的な悪いニュース、ブレグジットなどにご注意を。
昨日の上げで、買い玉が多く入ってそう。これが崩れれば。。。
7、当面はボックス相場の予想を堅持、上限2550、下限2350。
8、週末の流れから大きく上げても、引けには戻ってきそう。

2019/01/05

大勢に変化無し



パウエルFRB議長の発言で暴騰した週末のNY。
あっしのソロバンはこう弾く。
大勢、大局に変化なし。

とっとと利上げして、メルトダウンを期待する投資家。
残念やけどこれは無し。
絶賛凍死中で、解凍を待つ投資家。
残念やけどこれも無し。
割安で高配当なんやから、時間を金に変えなはれ。
まあもう上昇してしまったから遅いんやけど。
ここからの買いはチキンレースか?
かといって売るには安すぎる。

高金利なんやからゴールドや円はまだ早い。
債権では利回りが高配当株の半分以下。
しかも急激な円高が来たら、複利で回す前にやられる。
自ずと回答が絞られてくる。つまり動くなと。。。
今年は動けば、まず負けますぜ。
大納会で資金を入れる。このくらいが丁度良い。


年末年始の下落は大衆心理にあれど、景気にあらず。
経済情勢は、そんな短期間で変わりませんぜ。
そしてこの金利の高止まり、量的引き締めは、
じわじわと実体経済を蝕んでいきますぜ。
利上げ停止をほのめかしたのは、終末医療の延命措置。
まあ盤面を変えるほどの力は無いやろな。

利上げ停止でドルの買い圧力は弱まるだろう。
しかしすぐに円高、ユーロ高に傾くと思ったら間違いやで。
スプレッドが変わらないんやから。まあドル安に振れやすくはなる。
しかし経済が下落傾向である以上、金利の高止まりは是正されるだろう。
どのくらいの時間が必要やろ?利下げに傾くまでの。。。

その後は終わりの始まり。
円高ユーロ高は、日本経済、欧州経済の終わりを意味し、
資金を引かれた、アメリカ経済の終わりを意味する。
つまり世界経済が堅調でいられる理由は無い。
とこのへんで、トラ様とパウエル議長がしゃしゃり出てきそう。



今後の見通しに変化なし。こちらを参照。
FRBパウエル議長就任前の秘密の御前会議
未来からやって来た男
FOMC目前、今後の見通し
謹賀新年、2018年総括と2019年の展望

そして「どのような局面で流れが変わるか?」はこちらを参照
大河の流れが変わる時

もし、盤面が変わる一手が出れば、追って報告しやすぜ。

2019/01/04

パウエル砲、利上げ無しの可能性も



『利上げは既定路線ではないと強調。必要に応じて「常に政策スタンスを大幅に変更する用意がある」と述べ、2016年当時と同様、金融引き締めの停止もあり得るとの考えを示唆した。』
https://news.finance.yahoo.co.jp

NYは全面高。
恐れていたことが、、、遂に。
この記事通りになってしまった。
未来からやって来た男

あちゃ。こんなに下落に賭けている人が多いのに。
ドル円、NY指数、高止まりになる可能性も。

いやいや、これは罠や。
安心させて、上昇を誘い、
「株高だから、ほな利上げね」のパターン。
梯子が外される予感しかしない。

悲観させておいて昇竜拳。
油断させてドカーンのパターン。
どっちやねん。
もうね、今年はこれが続きそう。
動けば血みどろの戦いになりそう。
で終わってみれば、何も起きていなかったという。

急にハト派になられても。。。
3月までは、業績次第では上昇が続く可能性も。
そして堅調なら利上げか?
まあぼちぼちシナリオを考えておきますか。
大人達が帰ってくる来週、さてどうなることやら。。。

シガレット スリー シスターズ、MO、PM、BTI



テクニカルな投機家目線の、
あっしの記憶に基づいて書くんで、あしからず。
ファンダメンタル?何それ?

まずはMO。
事業ポートフォリオはアメリカ、よって為替の変動は受けへん。
しかし、保有資産のBUDは為替の影響をもろに受けるベルギーの会社。
もちろん通貨はユーロ。世界一のビール会社。
最近のBUDの低迷は、M&Aで膨れ上がったドル建て債務が、
ユーロ安ドル高で膨れ上がり、債務返済のため減配を発表。
MOから見れば、保有資産の評価額が半額になり、
さらに、そこから上がってくる収入も半額になる模様。
健康被害、クレイジーなM&A、そしてこのBUDの下落が、
最近MOの株価が低迷している原因か?
2018年の決算にどう織り込むか、楽しみやね。
もし購入するなら、、、
1、48ドル、トレンドラインの下限、前回の底、あっしは最近ここで買い増し。
2、40ドル、節目、次の底。
3、そして、35ドル、30ドルと続く。


PM、、、
事業ポートフォリオは海外。為替の影響が甚大。
トヨタが円高で壊滅的な影響を受けるのと構図は一緒で、
最近のドル高で、台所事情は火の車。
配当の支払いだけでカツカツなご様子。
ただし、成長性はアメリカよりは期待できるか?
またFRBの利上げが止まり、ドル安に傾けば、
相対的に他通貨が上がるため、マッチポンプでウハウハか?
債権との競争に負け、売られているディフェンシブ。
元凶の元凶はいつだってFRBの利上げ。
そろそろ資金の撒き戻しが意識されるか?
もし購入するなら、、、
FRBの動向と為替を睨みつつ、節目を推奨。
65、60、55、50ドルと。。特に60と50は強く意識されそう。



最後はBTI、、、
魔法の媚薬、ラッキーストライク擁するBTI、
英国の会社(BATS)で、事業ポートフォリオは全世界。
一見、為替の影響は大きそうだが目の錯覚か?
レイノルズの購入資金が目にしみる。
構図はBUDと全く一緒で、ポンド安ドル高で、
レイノルズ購入のための負債が、金利上昇とドル高のダブルパンチ。
そしてそこに拍車を掛けるのが、
1、メンソールの健康被害。
2、FRBの利上げで、ポンド安、債権との競争に巻き込まれる。
3、ブレグジットのゴタゴタで英国離れ。資金が逃げる。
4、ポンド建のため、ドル建てADRでは配当が目減り。
5、見え隠れする、アメリカ政府。。。

もうね日産と構図は一緒で、ルノーに対しての感情は良くないんや。
だって、日本に入るはずの収入が吸い上げられ、
そして経費は日産もちで、いつも踏み台にされる。
経費は日本、利益はフランスと。。。
アメリカ人の健康を害して、利益を得ているにもかかわらず、
利益はイギリスと、アメリカ人からしてみれば、面白くない訳で。。。
そこで、日本の検察よろしく、イチャモンをつけると。
FDAにチャチャ入れさせ、株価を下げ、先からのドル高を利用して、
ETFを通して、ごっそりお買い上げ。
ね、こうすればアメリカ人にも利益が回ってくるでしょ?
それにしても、ミントは駄目で、マリファナはOKって正気かね?
さすがアメリカ人。世界の警察。アメリカが世界法。
もし購入するなら、、、
1、29ドル、リーマンショック後の戻り高値後の下落。
2、23ドル、リーマンショックの時の底。
折からの不景気とブレグジットショックが重なれば。。
あっしは期待してますぜ。。。

昨日の市場、今日の市場 20190104



昨日の市場は、、、
1、アップルショックで下落。グロースがより売られた。
2、金利、為替が割れた。
3、ディフェンシブは堅調

今日の市場は、、、
1、中国、欧州、先物は上げてくる。
2、金利の動きが不気味、景気後退を示唆。
3、為替は若干のリバウンド。方向感は無し。
4、今日はリバウンドして寄り付き、その後は方向感のない展開か?
5、雇用統計次第では荒れる可能性も。
6、今日は時間の無駄、気になるなら明朝集合。
7、意識される底は2450、天井は2500。
8、しばらくはボックス相場を想定、下限2350、上限2550。
9、来週あたりから、ブレグジット問題が再燃しそう。
10、イールドスプレッドの逆転も意識されそう。
11、あまりに楽観論が増えてきたら注意を。。。
12、手出し無用、様子見を推奨。

今みたいに、高値から15%ほどマイナスで推移していると、
市場に嫌な空気が立ち込めるんですよ。
で投資家はどうするかと言うと、
1、下落に賭ける。
2、ヘッジを入れる。
3、ポジションを解消する。
そうすると、株価は上がるんですよ。
で投資家は慌てて売りやヘッジを外して、
買いのポジションを入れ直すんやけど、直後に下落。
往復ビンタを食らうと。。。



どうすればいいのかと言うと、、
年間リターンがプラスで終わる確立が85%なら、
安いところで資金を入れながら、上昇に賭け続ければいいんですよ。
ヘッジファンドがなぜ指数に負けるかと言えば、
下落に賭けて、リターンを落とすからなんですよ。
下落を引き当てる確立が15%なんで、リターンが落ちるのは当たり前。

1年はたしかに長い、含み損を抱えていれば苦しい。
行動経済学に言わせれば、損失の方が2倍ストレスが掛かる。
そうやってみんな株式投資で利益を出せず、諦めて行く。
すでに15%の下落を引き受けているなら、毒を食らわば皿まで。
そのまま買いで継続すれば良い。
底を縫うように買えば、複利も相まってかなりのリターンが狙える。
傷は深ければ深いほど、大きければ大きいほどリターンが大きくなる。
まあ好きな事をすればいいんやで?自由なんやから。


2019/01/03

昨日の市場、今日の市場 20190103



昨日の市場は、、、
1、ギャップダウン後、値を戻す。
2、金利、ドル円は底割れ。
3、引け後の時間外でAAPLが急落。
4、これが引き金となり、ドル円に波及。
5、年始の閑散相場で板が薄いため大きく動いた。

今日の相場は、、、
1、ヨーロッパ、先物は下落。
2、為替は景気後退を織り込みに。
ドルは全ての通貨に対して弱い。
みんなアメリカから逃げてる。逃げろー。。
3、今日は弱い。昨日のようには戻らないかも。
4、目先のサポートは2450、2400、2350。
5、売買の主体がいないので、個人がパニックを起こせば波乱に。
6、今日は早く寝て、明朝戻って来なさい。
そして、ドル円、NY指数思いがけない値段がついていたら、
引け間際にNISAを埋め立てなはれ。
7、ただし、時間制限の無いNISA以外では手出し無用。

アップルショックwwwwwwww。
ちょっと前に部品のサプライヤーが、
調達減らされて騒いでなかったけ?
波及するのも時間の問題だろ。
1、部品の供給が減る。
2、製造台数が減る。
3、販売台数が減る。
4、より脆弱な新興国で業績悪化。
5、ドル高が業績の悪化を後押し。←今ここ
6、先進国で販売台数が低迷。
7、アメリカ、日本での業績悪化。
8、アップル、無事死亡。



SBUXもINTCも似た様な道を辿りそう。
そもそも、前回の景気後退の時も、全く同じ軌跡。
2008年、2016年、チャート見れば分かるんじゃね?
だから、何度も言うが、iフォーンの様な消耗品は、
景気後退で、個人の財布の紐が固く閉まっている時には、
買われませんぜ。通信出来れば良い訳で、アンドロイドで十分。
ラテマネーもiフォーンも失業者が
楽しめるファッションじゃありませんぜ。

今日は弱そう。取り敢えず来週までは見送りかな。
為替も金利もかなりリスクオフに傾いている。
株式のみが堅調でいられる訳がない。
AAPLは手出し無用。今売られ、決算でも売られる。
2350の底を割るには、まだ材料不足だろう。
2350と2550のボックス相場か?

2019/01/02

謹賀新年、2018年総括と2019年の展望



2018年総括。。
NY指数の2018年のリターンは、約マイナス6%。
年始に投資して、何もしなければ、
年末には、マイナス6%のリターンに、
配当が付いて、約3,5%のマイナスリターンに。
つまり、寝て起きてみれば何も起こっていなかったという。

あれだけ大騒ぎしていたブログ村の住人。
関が原、兵どもが夢の跡。
散っていった投資家も多かろう。
ただ、実際には何も起きていなかったという。
無駄死にした投資家の多いこと。

まあこの経験を来年、再来年に活かしますか。
と言う訳で2019年の展望は、、
大きく動くが、終わってみれば大して動いてないという展望を予想。
ちなみに、大きく動くのは主に下落。
しかし年末もしくは、ずれ込んで2020年初頭には戻して来る展開を予想。

つまり買いは慎重に、狼狽売りは厳禁。
すでにピークからマイナス15%で、安いのだから。
殆どの局面は様子見に徹するのが吉だろう。
19年、年末まで何もせずに大納会で資金を入れても良いくらい。
動けば負けることになるのが、今年の相場か?

ただしNISAを使うなら年始だろう。
年末には来年分の枠がある。
1年を非課税で、配当を積み立てれば、安全域を確保できる。
それに5年、繰越10年の非課税は大きい。
単年度のリターンを捨て、長期で資産を形成するか、、
それとも起こるともしれない、暴落や底値当てゲームに参加するか。。。
それとも10万円づつ、月末ドルコスト平均で行くか?
いずれの道も買い付けるならこちらを推奨。
大型ディフェンシブ、高配当、生活必需品、低PER。



7~8年続いた好景気の後の、景気後退は大抵2~3年つづく。
18年初頭から続いた、景気後退局面も後1年程か?
それに伴い、株価がピークからボトムを付けるのも、1~1,5年程度。
10月がピークだったので、9月で一年。
今年6月から来年6月くらいまで、底を縫うように、
ドルコスト平均で投資をするのも一考か?
よって前半は動かない方が良いだろう。
また機会損失に焦れば、18年の二の舞になりそう。

為替も利上げが止まり、次に利上げが再開するまで相当時間が掛かりそう。
焦らなくても長い期間、円高で推移する確立が高そう。
少なくても、NY指数が上がるまでは。

今年注目するべきは、金利でも、為替でも、指数でもなく、
1、トランプ政権の動向。
2、それに伴う、FRBの決定。
3、そしてトラ様のツイート。

まず再選を目指すトランプ政権にとって、
一番都合が良いのが、選挙前に株価を上げ、
点数を稼ぎ、政権の再評価を頂くこと。
つまり、中途半端なところでは、再浮上は無く、
確実に浮上させるには、もう少し落とす必要がありそう。
もし今、浮上させれば息切れするため、まだ早い。
また戻す時もささやかで遅いものになりそう。
反発が大きすぎれば、トランプ大統領2期目そうそう、
アメリカ経済が苦難に陥る可能性が出てきそう。
上げ過ぎれば、上昇の余地が限られてくるし、反落もある。



FRBは政権よりな姿勢を予想。
つまりトランプ再選を目指して、政策を実行しそう。
言い方を変えれば、わざと大統領の再選を拒むような、
19年に景気を維持しつつチキンレースを楽しみ、
20年にリセッションを起こし、暴落させる様なことはしないだろう。
トラ様もパウエル議長もグルやで。トラ様のツイートは大抵茶番。
利上げ停止を叫べば叫ぶほど、パウエル氏は利上げするという。。。
また今年は、株価を下げるために、
トラ様は自身のツイートを多用するだろう。

今年は動かなければ何も起きないが、動けば血まみれになりそう。
チャイナショックやブレグジットショック、
金利差逆転ショックなども起こりそう。
できれば年後半から買い付けしたい。
また買い付ける時は、大陰線が確認できる引け際を推奨。
XXショックが起こった時も、寄り付きで手は出さず、
引けで買い付けされたし。今年も早起きが捗るな。。。

昨日の市場、今日の市場 20190102



昨日の市場は、、、
1、年末の小動き。
2、若干の上げ、出来高は低調。
3、金利、為替は節目を割り、景気後退をさらに織り込みに。
4、株式と金利の相反は何を意味するのか?

今日の市場は、、、
1、中国が2,7%の大幅下落。
2、それを引き継いだ欧州も続落、しかし若干戻す。
3、NY先物も下落。現在は若干戻し中。
4、20、50、75日移動平均線は下落傾向、
そして、現在値は移動平均の下を推移、よって下落トレンド。
5、現状は下落トレンド中のリバウンド。
6、金利は2,7の節目を割り、ドル円はついに110を割る。
7、今日はギャップダウンで寄り付いた後の展開次第。
8、為替はユーロに対してドル高のため、底堅い展開を示唆。
9、今日あたり、20日移動平均の2550にタッチするか?
10、意識される底は2450。

金利もドル円も底割れ。
市場の資金は円や債権に退避している模様。
よって、短期的には反発もあるが、長期的には続かない。
市場の流れは、いまだリスクオフ。
しかしユーロドルでは、いまだドル高のため、
すぐに大きい下落は起きにくい。
言い方を変えれば、まだドルに世界中の資金が集まっている。
ヤバイのは、勿論資金がアメリカから逃げて行く時。

あっしの予想は近い内に一度2550を試しに行き、その後下落。
しかし、2350の底はまだ割らず、ボックス相場の形成を予想。



今は様子見を推奨。動く時ではない。
買うには高すぎ、売るには安すぎる。
買いの目安は、節目かつ直近の底、2350、
ドル円105割れていればなお良し。
この水準ならば、2018年の高値から30%OFFで買える。
買い推奨は、大型ディフェンシブ、高配当、生活必需品、低PER。
もしくは、上記の中で保有割合の低い銘柄。

逆にそれ以外なら高いところでリバランスを推奨。
売りの目安は2600、2700、2800の節目。
この節目は直近のサポート、レジスタンスとして機能。