2021/03/31

【朗報】暴落中の小型グロース、底は近いか?








2月初旬に起こったGMEのショートスクイズ以降、下がり続けて来たARKK系の小型グロース。まず初めに踏み上げられて潰れたファンドの清算に伴う売りで第一段階の暴落。そしてその暴落の余波をまともに受けたのが、大海に小舟で浮いている小型グロースだ。少ない資金でもサクッと動く器の小ささ。直近の高値から3割から6割ほど下落している銘柄が多数だ。




その小型グロースにレバレッジを掛けて買っていた私設ファンドが飛んだとか。実際にこのファンドが買っていたのはCFDとのことらしい。差金決済取引だ。メディアではそのレバレッジが8倍とか言われていたが、私見では上限の5倍だろう。安いところで買っていれば5倍でも積み上げた利益があるので馬鹿なことをやらなければ助かるのだが。。。





大方の予想として、儲かった分で掛け金を上げていき倍プッシュで、バイデン政権200兆円の経済対策が可決した時に倍プッシュしたら、大きく買っていた小型グロースがGMEショックで不運にも下落。今までの儲けを掛け金に全て回してしまったため余力が無く、マージンコールに答える事が出来ずに飛んだのだろう。







はっきり言って資産を増やすのは簡単だ。レバレッジを使えば良い。例えば100万円の資金を1000万円にする過程を見てみよう。




普通に100万円を1000万円にするには10倍の値上がりが必要だ。そこでCFDを使い5倍のレバレッジを掛けてみよう。保有する資産は500万円分だ。この場合100万円を担保に5倍の残高があなたの口座に現れる。因みに株式を保有しているのは銀行で、あなたは銀行に金利手数料を払いながら400万円分の資金、ないし株式を借りている状態だ。




思惑通り株式が上昇し2倍になったとしよう。500万円分の株式が2倍になればあなたの資産は1000万円だ。あら不思議、現物株が2倍になっただけなのに100万円の資産が1000万円に。このやり取りをもう一回繰り返せば、現物株が2倍の2倍、4倍になる間に、あなたの資産は10倍の10倍、100万円で1億達成だ。因みにもっと細かく利益を確定し、証拠金を積み上げればさらにあなたの資産は早く成長する。








つまり一回利益を確定することで証拠金を積みまし、倍プッシュで資産を増やした訳だ。もし証拠金を積み増さずに、初めの100万円だけで1億円を達成しようと思えば、5倍のレバレッジのため現物株が20倍値上がりする必要がある。今回飛んだファンドはこのようにして短期間で資金を積みましたようだ。現物株を保有しているのは銀行のため証券取引委員会に大量保有の報告をする必要がなかったとのこと。





しかし上記の話はすべて物語が思惑通りに展開した場合だ。実際にこのファンドは短期間で莫大な資産を積み上げた様だが、最後はその儲けを全部飛ばしても足りないほどの損失を抱えた様だ。大方の見方として、高値圏で200兆円の経済対策を見込み、そこで証拠金の積み増しをしたら、GMEの暴騰で、それを売っていたいファンドが破綻。ファンドの清算による売り圧力で多くの銘柄が下落。それに巻き込まれる形で今回のファンド、アルケゴスの連鎖破綻が筋書きだろう。





因みに話はアルケゴスの破綻で終わらない。。。アルケゴス保有分の資産を現物株として実際に保有していたGSや三菱UFJ、野村は、顧客に証拠金の支払い能力が無いと見るや。。。。対応は真っ二つに別れた様だ。。GSは即売却した模様。しかし野村は取り敢えず様子見で他の金融機関の出方を見守っていた様だ。そして直近の底値圏で大量の現物株を手放さざる負えず。。取り敢えずざ、ま、あ。。。







GSとか個人、ロビン君は買い方に回ったんじゃね?給付金が出たと思ったら都合よくバーゲンセール。。。毎年ボーナスが3月の終わりに政府から出るとか。。ロビンフッターはこれで2勝目。そしてGSやJPMは、自分で雪崩をおこしそれでサーフィンするのはさぞかし楽しかった事だろう。





さて、なぜ今回の下落の底が近いのか?もちろん今回のファンドの破綻で過剰なレバレッジが解消されたのも理由の一つだが、本当の理由は別にある。私には株価を当てる様な曲芸は出来ないが、私がフォローしている投資ブロガーは『神の目』を持っている事はご存知だろう。それも100発100中だ。今まで外した事が無い。





その神々が全員同じタイミングで沈黙したという事は、よほど弱気だと言うことだ。。結構安いんだから一人くらい強気がいても良さそうなものだが。。。因みに私のフォローしている神々のブログはガジェットのお勧めのブロガーからご覧頂けます。






さて、再びバブルダンスに参戦予定です。思えば相場が加熱していた時にLYFTやUBERを全部売却して以来。そして200兆円の経済対策資金が浸透するのはまだまだ先の話です。懸命な投資家の皆さんは、適当な値頃感から買うような事はせずに、20日移動平均線を超えたのを確認してから少しずつ動きましょう。節目の100の底は硬い様です。



ARKK、日足チャート






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2021/03/29

【速報】MO、アルトリア上昇相場に転換








散々ディスられてきたタバコ株のMOが遂にトレンドラインをブレイクアップです。2017年の年始に付けた高値から4年ほどで株価は半減。直近に至ってはクソダサい投資家の代名詞として、ツイッタランドで言われの無い罪を着せられる始末。タバコ株を買うことが罪深き行為だったとは。。




はっきり言ってこの残念な銘柄を買うに当たって正当性のある言い訳なんか皆無で、直近大きく買い越した私の理由は、「太陽がまぶしかったから」。。。。まあ私が買ったのはBTIですが。。。パフォーマンスはもちろん堅調です。。




アルベール・カミュ「異邦人」より、「太陽が眩しかったから」。。。。最高の弁明ではないでしょうか?









まさか上昇相場の起点にあたる現段階で手放してしまった残念な投資家はいないことでしょう。このまま握り続けて下さい。「利益率が高く、独占企業、新規参入の無いタバコ株は最高だーー」と言われるその日まで。



まあトレンド転換と言っても下落トレンドから脱しただけで、横ばいに推移する可能性もあるが。。。って言うか、そっちの可能性が高いが。。そもそもMOの経営層は投資が下手で電子タバコとかマリファナ関連で資本に傷が付きまくっていたような。。。BTI最高ーー。




MO、週足チャート







なんと言うわかり易さ。。「バカでも儲かる」とはまさにこのことで。。。ここまで綺麗なトレンドラインは見たことが無い。直近の値上がりで手放した盲目な投資家はいないことでしょう。因みに普通の投資家ならトレンドラインの下限で買うか、ブレイクアップで買いです。




インフレや増税によるタバコの値上げで業績は緩やかな上昇。それに伴い今後は緩やかなから長い上昇トレンドの株価となる公算です。コロナによる財政出動の結果、ドルの希釈化で足元かなりインフレが進んでいるので。まあクソダサい投資家は小型グロースとかTSLA、ARKKとかで資金を飛ばしてろよ!!完全にチャート崩れてんのに。ざ、ま、、あ。。。







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2021/03/26

【絶賛暴落中】小型グロースはいつ買えば良いのか?







金余り相場の最終局面。あなたはいつだと思いますか?コールオプションがこぞって買われ、ナス100のQQQが大暴騰した昨年8月。大統領選が終わり、コロナワクチンが認可され、底値から2倍以上になったラッセル2000。思い当たる節があるとすればこの辺ではないでしょうか?





暴落後まず初めに資金が埋まるのは、GAFAM などの大型安全株からだ。そこが埋まってしまうと資金は下へとこぼれ始める。そう小型株だ。しかしこの器は小さい。ラッセル2000は2000社の集まりだが、器が小さすぎて少しの資金で大暴騰する。そしてこの器が埋まった後に起こるのが。。。。。





行き場を失った資金は彷徨い歩く。もちろん「SP500を積みたてておけば良いんじゃね」とはならない。なぜなら間近でSP500、ナス100、ラッセルなどの大暴騰を見てるので、同じような物を探すことになるのだ。人は機械と違って欲のある動物だ。つまり射幸心を煽られやすい訳だ。






そこで掘り出されたのがGMEだ。上昇相場の最終局面で市場から溢れ出た資金が特定の銘柄に向かい始めた訳だ。市場全体が崩れ始めたにも関わらず。。。SAAS、SPAC、ハイテクソフトウェア関連だったり、バイオベンチャー、マリファナ関連、EVグリーンエネルギー関連などだ。もちろん上昇相場も最終局面なんで、その後さらに高値で買うことのできる資金なんて市場には残っていない。心当たりがある人も多いのではないでしょうか?また大きく下落した小型グロースを狙っている投資家もいるのではないでしょうか?





爆発力が人気の小型グロース。直近どれも急降下し3割から5割ほど下落している。また直近の大暴騰を目撃しているので、果敢に買い向かっている投資家も多いのではないでしょうか?株式指数が殆ど下げていないのに、ある特定の銘柄関連だけ大きく下げている現状に理不尽だと思う投資家も多いことでしょう。





ダウもSP500もナス100もラッセル2000も殆ど下げていないんですよ。因みにこれらの指数が市場全体を表しているかと言われれば違う。ある重要な領域を欠いているのだ。ある程度知名度のある小型の銘柄群だ。つまりラッセル以上の銘柄だが、SP500以下の株式。分かりやすい例を用いれば、最近やっとSP500に含まれたTSLAの様な銘柄だ。最近のこいつらの悲惨さと言ったら。。。。





ではこの残念な銘柄達はいつ買えば良いのでしょう?巷では、四半期決算や年度末会計、納税に基づく換金売りなどと言われているが、単純に市場に資金が残っていないだけだ。また取引の7割とも言われる機械が乗ってこない限り、反転は騙しで終わりやすい。因みに今買っている機械は少ない。移動平均線の下で株価が推移していれば当然だが。




ARKK、日足チャート








ARKイノベーションETFと言えばTSLAの様なゴミの寄せ集めで作られたETFだ。つまり今もっとも行けている、ラッセル以上SP500以下の銘柄群だ。ゴミも集めれば個別株リスクは減らせるんじゃね?という単純な発想でつくられたETFだが、ゴミを集めても大きなゴミにしかならず、小さければそれほどの害はないが、大きくなれば甚大な被害をもたらす。産業廃棄物だ。





なんせETFが売られるから下落し、下落するから個別株で売られ、売られるから機械まで売り方に転じさらに下落。個別株が下落すればETFからさらに売られという負のスパイラル、悪循環が止まらず。少なくても上記のチャートで20日移動平均線を実線で超えるまでは、本格的な反転はないだろう。つまり小型グロースの爆発力を期待したいなら、少なくてもここを超えるまでは待つ必要がある。




ここを超えても上がる保証は全く無いが、ここを超えなければ絶対に反転しない。ある程度売り方の機械の持ち分が解消され、そいつらが買い始めなければ売り優勢の状態が続く。もしあなたがARKイノベーションETFや小型グロースに投資したいなら、少なくてもここを超えるまでは待つべきだろう。市場の7割を占める機械の側に付いたほうが得策だ。




あんたの値頃感で買ってもまず反転することは無い。あなただけが買ってもTSLAの株価は動かないのだから。。。まあすでに保有している分や、直近買った株に関しては知らんが。。。まあ10倍20倍になったということは、10分の1、20分の1も覚悟しましょう。また次からは人気沸騰している銘柄や熱狂している市場、落ちるナイフには投資を控えましょう。私はGMEの値動きを見てさっさと下山しましたよ?当然ながら。






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2021/03/18

【悲報】落ちるんなら上げんなや!!!





NY指数先物は下落です。原因は間違い無く10年物米国債金利の上昇にあるでしょう。現在1,7%付近です。この水準は丁度1年前のコロナショックで崩れる前の水準に当たります。一年前と現在で何が変わったのでしょうか?コロナ前と比較して経済は低迷、失業率は増大。にもかかわらず米国債金利の水準は変わらず。。。






昨夜はFOMC後の記者会見があり、当面緩和傾向が維持されるとの発表から、引けにかけて株式は大きく上がりました。そして今日、寄り付き前の指数先物の下落。。「落ちるんなら上げんなや!!」と思っているのは私だけでは無いはず。





因みにパウエル議長の言う緩和措置とは、銀行間の資金のやり取りに適用されるFF金利の事だ。この水準をゼロ金利にすることで流動性を確保する目論見だ。しかし投資家にとってより重要なのはもちろん「物差しの物差し」にあたる10年物国債金利だ。因みにこの金利にも議長は一言いっている。「低く押さえつけるような事はしない」と。。。








10年物国債の金利を下に押さえつけるのは簡単だ。マーケットから国債を買いまくればよい。好きなだけ現金を刷ることの出来る中央銀行なら、この様にして金利を誘導してやれば良いが、それをしないと昨日の記者会見で議長は言った訳だ。つまり遠回しに量的緩和はこの辺までというタカ派なスタンスを見せた訳だ。それが今日の金利の暴騰だ。




現在の市場はお金の洪水だ。本源価値とは無関係に上昇している株が多く、また企業に投資するのではなく株価に投資する風潮も問題で、今回のFedの決定はそれらを憂慮した形だ。お遊びもこの辺までと釘を刺した訳だ。もちろん金利が上がれば株式は売られる。今日の先物も金利の上昇が嫌気され下落している。しかし直近半年、金利は上昇し続けたが株式も上昇している。つまりはそういう事だ。全てはドルが減価していると。。。







今後の行方は?
政府、中央銀行共にまだまだ緩和的で、この傾向は継続する公算だ。つまり貨幣価値は希釈化し、それ以外の資産が相対的に嵩上げされる。また貨幣価値の希釈化と金利の上昇はセットだ。貨幣とは債券で、債券とは貨幣だ。貨幣の価値が落ちるなら債券の価値も当然落ちる。そして債券価格が落ちれば金利は上昇する。




リーマン・ショック後、金利の急騰に起因するフラッシュクラッシュを交えながらも、それでも株式市場は上昇してきた。今回も短期的には下落するし、フラッシュクラッシュの様に大きく下落することもあるだろうが、株式市場は上昇し続けるだろう。ドルが紙くず化しているのだから。。。ただし、議長の思惑通りインフレや投機が止み、株式市場や金利は安定化、経済や雇用が浮上するとは思えない。なぜならこれらの政策は時に相反するからだ。。。






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2021/03/17

【FOMC】Fedはステルメイトの手詰まり





さて、久しぶりに注目の集まるFOMCです。なぜ今回のFOMCが注目を集めるのでしょうか?それは、Fedの責務である「雇用の最大化」と「経済の安定」をそろそろ選ぶ時期が来たからです。市場も動揺しており、昨夜は小型株指数のラッセルが大きき下落。また足元では金利が上がってきている。




因みにステルメイトとはチェスで使われる用語だ。意味は「手詰まり」。駒を動かすことが出来ない時に使われる。現状のFedにぴったしの言葉だ。なぜ雇用の最大化と経済の安定が両立しないのか?なぜ雇用の最大化か、経済の安定を選ばなければならないのか?



現状のインフレに起因するコモディティの上昇はご存知だろう。またコロナ禍の外出禁止による経済的ダメージや失業率の上昇もご存知だろう。時に経済の安定と雇用の最大化は両立する。失業率が急上昇し、資産価格が暴落、経済が低迷した時だ。この場合、企業がお金を借りやすくするために金利を引き下げ、国債や社債を買い入れることで経済を下支えする。資金繰りに目処が立てば、雇用は維持されやすいし、経済も安定しやすい。









しかし現状は、雇用は戻らず資産価格だけが上昇。そしてインフレによりエネルギーなどのコモディティが大幅に上昇し、足元では10年物米国債の金利も急上昇している。この状態が果たして経済の安定化と言えるだろうか?





もし経済の安定化をFedが選択するならば、金利の上昇を容認するタカ派な対応が不可欠だ。この場合、行き過ぎた資産価格は是正され、金利は更に上昇、インフレは落ち着きを取り戻すだろう。しかしバイデン政権の指針とは真逆で、雇用を蔑ろにし経済を中折れさせるリスクが高い。そもそもアクセルとブレーキを全開に踏み込む様な対応は、中央銀行家として相応しいとは言えないだろう。




もし雇用の最大化を取るならば、市場や経済はどうなるのだろうか?つまるところの低金利政策を継続する訳だが、この場合はリスクの先送りに過ぎず、先送りにすれば更に甚大な被害を複利運用するようなものだ。金利を低く押さえつける事なんて、いくらでも現金をすれる中央銀行にとっては簡単で、刷った現金で国債を買いまくれば良いだけだ。









しかし市場に資金を注入しただけで雇用が戻るとは限らないし、インフレが加速しコモディティ価格が大幅に上昇すれば、人々はコストプッシュ型の悪性のインフレに苦しむ事になり、経済は不安定化する。もちろんコストが嵩めば人員削減に手を付けずに負えず、逆に雇用を蔑ろにしかねない。また資金を注入しまくれば、すでにバブルとも思えるこの状況を加速させ、チューリップマニア御免のリーマンショックの再来すらあり得る状況を作り出しかねない。





果たしていFRBのパウエル議長の取るべき選択とは?はっきり言って、この手詰まりとも思える状況の打開策や、魔法の様な特効薬は無い。全く無い。残念。後は現状のさらなるバブル化か、現状のバブル相場の終わりかだ。雇用の最大化に必要なのは、経済政策や金融緩和では無くワクチンなのだから。。。










取り敢えず引き締めは出来ないだろう。経済も雇用もどん底だ。そしてロビンフッター給付金、金利を低く抑えるための資金の注入。狂乱のチューリップマニア相場へようこそ。入り口はこちら ↓↓







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2021/03/10

kakko Ubuntu / HELP nihongo ga utenai







【悲報】パソコン逝く。OSに問題があるという警告マークがついたまま使い続けること半年。グーグルクロームのアップデートにも支障をきたし、ネットを使う度にグーグル様からも警告を頂く。少しは黙れや。。。




いつこの日が来てもおかしくなく、そもそも「次壊れたら買い換える」と言い続ける事はや5年。ノートパソコンとしては大往生の11年。もちろん消耗品であるハードデイスクの交換は昨年1度だけしたが。。。因みにハードデイスクの平均寿命は5年とのこと。この数字は何百万台とハードデイスクを抱えるグーグルのデータセンターが出した数字だから、そうなのだろう。




皆さんの今お使いのパソコンは何年目でしょうか?ノートパソコンで10年使い続けている人はまずいないでしょう。頻繁に動かしたり、ぶつけたり落とされたりと、ノートパソコンはデスクトップと違って寿命が短い。そもそもムーアの法則よろしく。スペック的に要求される能力が、現在の情報化社会においてかなり早く上昇しているので、「古いパソコンだとマトモに動かないのでは?」と考えたあなた、正解です。









CPUの計算速度や部品数、ハードデイスクの容量、通信速度など、2年毎に倍になり、はっきりていって5年前のパソコンなど、現在情報社会に必要とされるスペックは到底満たせない。使えたとしても遅かったり重かったりと、いろいろと不便を感じるだろう。







今回壊れたノートパソコンは、躯体はlenovoで元々のOSは窓7。しかしOSが失われたため、ubuntuで運用していたこのパソコンは予備で11年目。「壊れたんだったらメインを使えよ!!」と言われそうだが、メインのパソコンは14年目のToshibaだ。





メインのパソコンでリーマンショックを見ていたのも遠い昔。OSは窓ビスタだ。あの悪名高いビスタだぞ。いつの間にかサポートが終了し、それと同時にネット環境が打ち切られ、絶海の孤島とかした、ネットが使えないこのパソコンを使い続けるのには理由がある。他のパソコンはLinuxのため、windows向けのソフトやゲーム、プリンターなどが使えないので止むなく使っている次第だ。








因みに14年前のパソコンはデフォルトだとMP4 が見れない。当時のウィンドウズメディアプレーヤーで再生できるのは音だけで、あとはDVDやCDだ。当時のハードデイスクの平均的な容量は128Gバイトほど。CPUやハードディスク、回線のスピードなどのスペック的に、当時のノートパソコンはくっそ重い動画向きではなかったのだ。まだまだyoutubeが駆け出しの時代だ。それでも私の唯一のwindowsのOSだ。殆どのソフトがwindowsかApple、クローム向けのため、残しておかないといろいろ困る。まあサクッと新しいパソコンを買えばそれで済むのだが。。。CDやDVD、ノキアや現金が無くなろうとも、一家に一台ウインドウズは変わらずだ。




もしパソコンが突然壊れたら、あなたらなどうしますか?多分殆どの人が慌てふためくのではないでしょうか?そして一通り慌てふためいたあと、解決策を探すのではないでしょうか?
1、壊れたことで慌てふためく
2、重要な情報が失われることで慌てふためく
3、買った時のレシートが見つからなくて慌てふためく
4、普段からバックアップを取っていなくて後悔する
5、OS復旧用のリカバリーを作っていなくて後悔する
こんなとこでしょうか?




因みにハードデイスクが死んだ場合、中の情報は失われる可能性が高い。一月分、200時間ほどの仕事が失われるあの絶望感。ドロップボックスやグーグルドライブ、もしくは外付けハードディスクにバックアップをこまめに取りましょう。慌てて買ったお店に駆け込んだり、解決策を検索してもどうにもなりません。










しかしいざ壊れたとなると、エンジニアとしての血が騒ぐ。なぜ壊れたのか?どこが壊れたのか?何が動かないのか?ハードでもソフトでもかかってきんしゃい。という訳で原因の特定から。一番疑わしいのはハードデイスクだ。パソコンが壊れた原因の80%はハードディスクと言われている。もしあなたのパソコンが壊れた場合、大抵ハードディスクが逝ったと言えよう。あとは物理的に壊れたのか、システムが壊れただけなのか。壊れた原因が気になるし、直せるかどうかも気になる。そしてついつい直してしまう。。。このようにしていつまでも古いパソコンを使い続ける羽目に。。。





もし急にパソコンが壊れ、OSのリカバリーソフトが無かった場合、メーカーから買う事になるので1万円ほどかかる。それにハードディスクの5000円と工賃、送料などで2万5000から3万円ほどが修理費の相場だ。はっきり言ってだったら少し金額を足して新調した方が良いし、事実そうする人が殆どだろう。どうせ失った情報が戻ってくる訳ではない、、要求されるスペックだって著しく上昇している訳だし。。。




そんな人におすすめなのがオープンソースのubuntuだ。南アフリカの原住民の言語、ズールー語で「あなたがいるから私がいる」を意味する「ubuntu」。他者への思いやりだ。OSとしてはマッキントッシュに似ている。マックを物凄くシンプルにした感じか?それもそのはず、リンゴのマックはOSをゼロから開発せず、オープンソースのLinuxを流用したため、言わばマックとubuntuは遠い親戚だ。










因みに今回の私のパソコンが壊れた原因もハードディスクだ。OSが壊れたらしい。取り敢えずハードディスクを取り出し他のパソコンに繋いでも読み込めず、これで中の情報は全部失われる事に。まあバックアップがあるし、慣れたもんだ。慌てふためきたいものだが。。。しょうがいないからハードデイスクを初期化し、再度ubuntuをインストールする事に。





ブータブルディスクを作りインストールするのは簡単だが、本当の問題はubuntuをインストールした後に起こる。無料のオープンソースなんで、そこには何も無い原野が広がる。有料の窓やリンゴ、クロームと違って、いたれりつくせりとはいかないのだ。必要な事は自分の力で解決せねばならない。でなければ音楽を聞くことすらままならない。なぜ始めっから使えないメディアプレーヤーがデフォルトで入ってるし?デフォルトで入っているなら「コーデックがどうたらこうたら」言うなや。。。始めっから使えるようにしとけや。。





しょうがないので、VLCをインストール。しかし、そこは無料のオープンソース。一筋縄ではいかない。サーバーに無いとか、インストール出来ないとか言われる。もちろんターミナルにコマンドを打ってもだめだ。前回はこのコマンドで出来たのに。。因みにターミナルとは命令書。コマンドは命令だ。命令書に命令を書くことでアップデートを行ったりインストールするのがubuntu流だ。

「sudo apt-get update
sudo apt-get install vlc」






因みに今回はこちらのコマンドで成功だ。「スード アプト ゲット アップデート」は魔法の呪文だ。どんな時でもまずはこっから。
「sudo apt-get update
sudo apt install snap -y
sudo snap install vlc」






後は日本語が打てないと困る。前回はコマンドを打ってインストールしたが、今回はサーバーからダウンドード出来た。こちらも検索に出てきた方法を片っ端から試していく。検索ワードは「japanese input ubuntu」や言語の拡張パックにあたる「ibus-mozc japanese」だ。今回はubuntuの公式サイトからibus-mozcをクリックするだけでインストール出来た。前回から随分進歩したな。前回はコマンドでubuntuの日本サーバーに繋いで、ibus-mozcもそこからコマンドでインストールしたのだが。。




因みに日本語版のubuntuをインストールすると初めっから日本語が打てるらしいが、英語版やフランス語版のubuntuをインストールした場合、日本語のインプットモードはデフォルトでは入っていないため、ibus-mozcや日本語のインプットモードをインストールする必要が出てくる。もちろん中国語やアラビア語を入れたい場合もibus-mozcをインストールする必要があるので、3、4ヶ国語話すこのブログの読者には必須だろう。





如何でしょう?ubuntu?あなたがいるから私がいる。パソコンが壊れた方にお勧めです。







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2021/03/04

【悲報】落ちるのか?




もし落ちるとすればどこまで落ちるのか?いつまで落ちるのか?金利の下落でここまで株価が上がったとすれば、金利が上昇すれば逆の流れになってもおかしくはないが。。CAPMや割引現在価値で価値を計算するならば当然の流れで、金利の逆流が資産市場を逆回転させるのは必然。まあそんな計算している投資家がいればの話だが。。。



また、コロナ禍のステイホームなどの流れから特需が生まれた産業があるようだが、ワクチンが出回れば、メッキが剥落するのも当然だろう。風の噂によればソーシャルメディアやストリーミングサービスの需要は30%ほど伸びたとか。。




直近の株式市場はネット関連のナス100よりも、オールドエコノミーとも揶揄されるダウ30の方が堅調だ。また株式市場が未だ高い水準にあるのも事実だろう。そもそも真っ先に下落するべきラッセルが堅調な今、はっきり言って調整というよりはセクターの入れ替え程度。それでも小型グロースなんかは多くの銘柄が高値から30%〜50%ほど調整している。まあ順番に資金が一巡しただけで、市場自体から資金が引かれた訳ではないが。。。








つまり現状の株価が下落しているように見えるのは錯覚で株式市場は堅調だ。言い方を変えれば、何か背後にもっと恐ろしいものが控えていると言えるが。そろそろ盛大なハシゴ外しが起きてもおかしくはない。雇用情勢が悪い中、利上げを考えるのは時期尚早だが、経済は助けるといっても株価まで助けてもらえると思うのは大間違いだ。株価を気にかけてくれる大統領はもう居ないのだ。




バイデン政権のコロナ対策はほぼほぼ織り込まれ、後は材料出尽くしのセルザファクト。これ以上資金の入る目処はたっていないし、増税、GAFAM税、株式に掛かる税金の増税など、今後民主党の負の側面が表れる可能性が高い。



ナス100は昨日の下落で日足の移動平均線を全て割り、週足の20日移動平均線になんとか支えられている状態。50日移動平均線まで下落してもおかしくはない。現状は割高なのだから。対して成長していないAAPLが持て囃されPERが40近いのはおかしいだろ?売上や利益が前年比30%成長なら頷けるが?まあ決算書を見ている投資家がいればの話だが。。。




しかし金利が上がったからと言って、供給された資金が直ぐに蒸発して無くなる訳ではない。また本当にヤバイのはレバレッジが消失する時だ。今の株式市場は、そこまでレバレッジが掛かっている訳ではない。こぞってコールオプションを買ったり、レバレッジETFを買っている投資家が居ない今、引かれた資金はそのうち戻る。








つまり今現金に戻しても、金利の上昇で額面が下がる債券を買う訳にはいかないし、金利の上昇で相対的に魅力を失うゴールドなどの貴金属も然り。カエサルのものはカエサルに、株式市場の資金は株式市場に戻ることになるだろう。正しラッセルなどはそのうち長期的に低迷する可能性が高い。金余りの金融相場はココらへんまでで、こっからは先は堅調な経済が株式市場を牽引する実体経済相場だ。





VIXが30近く、強い下落は引けまで押す。引け際に大陰線を付けそうな時に資金を入れて行きましょう。当面の目処は10年物国債の金利1,5%。低迷する雇用情勢や経済情勢、株式市場の熱狂ぶりから逆算するに、このあたりが心地良いのではないでしょうか?




PERを忘れている投資家も多いのではないでしょうか?実体経済相場において、こっから先は重要な羅針盤です。また決算書よりも株価の方に目が行きがちではないでしょうか?高PERのグロースに乗るなら、確実に売上や利益が成長している事を確認しましょう。利益が無いなら30%成長以上は欲しいですね。






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