2021/06/30

【ざまあ】現代の奴隷Uber配達員に丸査の手








皆さんは現代の奴隷と呼ばれる職業をご存知でしょうか?低賃金の労働と言えばコンビニや飲食店のバイト、工場の派遣労働者などが一般的で、方や最低賃金だったり、一方は期間雇用でボーナスも退職金なども無い、ギグワーカーが誕生する以前に現代の奴隷と言われた職業だ。





しかしレーストゥーザボトム、底辺への競争は留まるところを知らない。派遣労働やバイトをも上回る奴隷労働がウーバー配達員だ。法の抜け穴とも取れる個人事業主として契約しフードデリバリーを行わせる。報酬形態はUberの言い値で勝手に改悪されることもしばしば。





そして待ち時間に報酬はもちろん発生せず、社会保障も皆無。もし転んだりでもして稼働出来なければ次の日から無職で失業保険も無く医療費も自腹。また数をこなさなければ売上が上がらない報酬形態により配達員の運転は危険になりがちで高速道路に侵入したなんて話も。









つまりウーバーの配達員の仕事とは、低賃金、危険、事故やケガの補償は無し、個人事業主なので職を失った場合の失業手当も無し。現代の奴隷に相応しい労働条件ではなかろうか?そんな奴隷労働者に今度は東京国税局の報酬調査が。保証は何も無いにも関わらず税金だけはキッチリ納めろとのお達しで、確定申告を怠っている配達員を炙り出す目論見だ。






ウーバーイーツとは現代社会を二極化した縮図とも言われている。Uberの運営やその利用者は、富豪層だったり高給取りのプログラマーやマーケティングだったりと社会の上位層だ。そしてそれを供給する飲食店の店員や配達員は世間の最下層だ。特に配達員の方は。。。






しかしながら誰にいくら報酬が支払われたかは明確に記録に残っている。つまり国税局にとっては簡単に脱税、もとい申告をしていない人物を炙り出せる訳だ。Uberに配達員の報酬などについての情報提供を求めれば良い。Uber側も断る理由などは無いだろうし、個人情報がウンタラカンタラで断るとも思えない。。









もちろんUberだけではなく、その他のフードデリバリーを兼務して配達を行っていても逃げ道は無い。Uberだけの報酬が少なくても、Uberでデリバリーを行っていれば、他のフードデリバリーのアプリも使って配送をしていると見るのが当然だ。つまり丸査は、他のフードデリバリーの運営にも同じお達しを出したり、Uberの報酬を申告していない人物の銀行口座を銀行に開示させ、他のフードデリバリーから受け取る報酬を調べ上げる事も可能だ。





因みに奴隷労働と言われるフードデリバリーの配達員だが、中にはゲーム感覚で熱中しかなり稼ぐ強者もいるらしい。その額日2万円以上とか。300日稼働すれば年収600万で、サラリーマンの平均年収が450万と言われるなか、ちょっとしたサラリーマンの年収を凌ぐ。サラリーマンなら天引きで税金や社会保障費を徴収されるが、配達員は自己申告の確定申告だ。ちょろまかそうとする奴がいても不思議ではない。




サラリーマンなら毎月の給料から社会保障費や所得税が天引きされ、手取りなら年収450万から2割〜3割ダウンの330万円前後か?まあよく聞く月収26万で手取り20万、年2回のボーナスが合計で4ヶ月分とかってやつだ。それでも450万の年収なら十分勝ち組だ。夫婦二人で稼げば1000万近くになるのだから。。。










そもそも平均は450万だがこれは実情を表しておらず、実態はさらに醜い。バイトや派遣労働者などの低賃金労働者は含まれておらず、また役職の付く高給取りや経営者層に引っ張られた数字だ。つまり普通のサラリーマンなら30代後半でも月収22万の手取り18万とかもザラで、ウーバーイーツなんか使う余裕が無いどころか飲食店にすら行けず、信用口座を使って優待タダ取りとかをして、何とかおこぼれにあづかるくらいが関の山だ。






さて、今回の記事を読んで私は関係ないと考える人が殆どだろう。しかしグーグルのアドセンスを使って稼ぐユーチューバーやブロガーも人ごとでは無い。いつか同様のお達しがグーグルに来てもおかしく無く、また楽天やアマゾンのアフィリエイトでもそれは変わらない。




すでに日本の人口の10分の1にあたる1000万人が何らかの形でギグワークをしていると言われている。ちょっとした不用品をネットを通して販売したりだとか、記事を書いて何らかのサービスを利用し販売したり、仮想通貨のマイナー、またフリーランス契約で案件をこなしたりだとか。すでに「私だけは関係ない」では済まされないのだ。








今回はたまたまウーバーの配達員だっただけで、大本営の台所事情は火の車なのだから取れるところから取るしかない。また税金を取るにしてもコストパフォーマンスは重要で、取れる税金以上に調査費用が掛かるなら取り立てに会う可能性は少ない。




しかしウーバーの配達員の様に運営に報告させるだけで済むようなら、今後真っ先に白羽の矢が立つだろう。。まあそのうち配達報酬なども源泉徴収され、確定申告で取り戻す様になりそうだが。。アドセンやアフィリエイトも。。。




それにしても、いくら取り立てやすいからとは言え、日雇いと変わらないウーバーの配達員に国税が目を付けるとは。。。ただでさえ不安定な生活なのにさらに不安定になってしまう。まあ殆どが申告の必要すらない微々たる報酬で、ウン百万も年収で稼ぎ、なおかつ申告していない配達員なんて大して居ないだろうが。。居ないよね?  






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2021/06/28

【10年物米国債】金利低下でナスダックや小型グロースに資金が集まる







SP500指数は横ばい。ダウや欧州は若干の下げ。そしてARKKやナスダックなどのハイテクや小型グロースは金利の低下に後押しされる形で堅調です。年始に大天井を付けた後、低迷し続けていたARKK。TSLAこそ高値で売り抜けたものの、その資金でコインベースを買い付け仮想柄市場の暴落と共に自滅したキャシーウッド氏。果たして返り咲く事は可能なのか?





TSLAは一時高値から30%ほど下落し600ドルほどだった株価も現在は若干値を戻している。問題はCOINで、現在の堅調な市場にも関わらず仮想通貨と共に低迷を続けている。上場初日に付けた最高値から一時半額まで落ちたが、現在もなべ底を這う様な値動きで、全く上昇するような気配が無く、またビットコインなどの仮想通貨市場の暗い未来を暗示しているとも言える。





コインベースの上場に際し、目一杯値を釣り上げられた仮想通貨。そしてそれを果敢にも買い向かったARKKのキャシーウッド氏。NY証券取引所やユーロネクストを傘下に置くコンチネンタル証券やナスダック証券取引所など、名だたる取引所を差し置いて時価総額でトップに立った新興の取引所であるコインベース。








ARKKに占めるCOINの割合は、直近の値下がりもあり3%ほどと小さいが、10%ほどの割合を占めるTSLAなども暫くは上値を追う展開にはならなそう。逆に上値を追う展開になればすぐにテーパリングや利上げが意識され急落するからだ。





それでも市場は加熱しているとは言い難く、慎重な投資家が多いうちはじり高傾向が続くため、ダブルトップを試す展開は十分あり得る。また次に上値を追う展開になるとすれば、ひとまずテーパリングの荒波を乗り越えてからとなる公算だ。





ARKK、保有割合トップ10






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2021/06/27

【To the moon】SP500は年内6000ポイントへ









今年も半分が終了し、SP500指数は年始の3700ポイントから4200ポイント付近まで上昇している。500ポイントほどの上昇でこれは15%ほどの上昇にあたる。因みに私は年始の段階で今年は60%ほど上昇すると予想しており、6000ポイントも射程圏内だと記事にしている。





すでに15%ほど上昇したということは、残すところ45%ほど上昇すれば年始の水準から60%の上昇にあたる6000ポイントという事になる。この予想の根拠は、昨年もコロナショックの大底から60%ほど上昇しており、今年も同程度の上昇が可能だとみているからだ。





昨年と今年の大きい違いは何なのだろうか?ゼロ金利や量的緩和は昨年同様継続し、そして政府による財政出動も昨年と同等かそれ以上のものとなっている。バイデン政権が上院、下院と両院を抑えたことで法案が通りやすく、かねてから政府の関与を強める大きい政府を目指す民主党が政権を取ったことで今後政府の支出がますます増える公算だ。








クリーンエネルギー投資やインフラ投資として400兆円ほどの予算を掲げ、またコロナの経済対策としてすでに200兆円の予算は別に成立している。それらのお金は、今年前半の緊急事態宣言により流れが滞っていたが、ワクチン接種が進むに連れ市場に流れ出す見込みだ。




今年前半は欧米日本を含め、世界中で外出禁止や外出自粛の流れから経済が低迷していたが、今年後半はワクチン接種が進み、またコロナウイルスの存在が得体の知れぬ恐怖からすでに日常へと変わりつつあり、外出に怯えたり臆する事無く、経済活動への制限が無くなると予想している。




未だ何らかの制限を受けている業界や企業も多いだろうが、もし経済活動がコロナで停止する前の水準まで戻れば株式市場は一体どうなるのだろうか?テーパリングがより意識され落ちるのか?それとも堅調な経済に牽引されさらに上昇するのか?未だに慎重な投資家が多く市場が疑心暗鬼な時は、私は上昇すると踏んでいる。そもそも市場とは多くの投資家の逆を行くものだからだ。まあヤバくなれば真っ先に私が逃げますよ。。





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2021/06/24

【S&P500指数】場中で最高値更新です







FOMC前後で一時的に下げたSP500指数だが、やはり大方の予想通りじり高傾向が続く展開です。先週のFOMCで、量的緩和の出口戦略にあたるテーパリングに関しての議論を開始することを発表し、また利上げ時期に関しても前倒しになる可能性を示唆したFed。それに伴い一時的に株式市場は不安定になりました。




しかしながらこれらの発表は、一旦は市場に圧力を加える形となったものの、それでも現状の量的緩和とゼロ金利政策は維持され、金余り相場が続くことから市場のリカバリーは早い。現状維持が続くのだから当然行き場を失った資金が株式市場へと押し出され、暫くはじり高傾向が続く公算だ。





今後の市場は、もし経済の加熱次第ではテーパリングの時期が早まる可能性もあるが、Fedの観測通り直近のインフレが一過性だった場合、テーパリングまでの道のりは遠い。現状の経済が活況なのは、量的緩和によって溢れ出たお金が、外出制限により使いみちがなく個人の財布で滞っていたが、ワクチン接種により急激に動き出したからだ。








つまり個人の購買力がもっとも高かったのが直近の傾向で需要は急増。しかしながら外出制限などにより製造面に制限が加えられる形で供給が逼迫し受給ギャップが発生。今回の短期的な高インフレに繋がった訳だ。インフレも、カンフル剤によって活況を呈する経済すらも一過性の可能性があるのだ。





さて、じり高傾向は継続する公算だが、不安定な市場も続く。テーパリングが意識されるたびに先週末の様な急落をするが、量的緩和マネーにより比較的早期に回復。しかしながらもしじり高傾向だったのが急騰し始めたら危険だ。現在の情勢から考えれば急騰が続く可能性は低いからだ。





ARKKや小型グロースがまた上がりだすも仮想通貨は慎重な値動きで、溢れ出た資金はもっぱら株式市場に向かっている様子。次のキッカケが何なのか?いつなのか?は分からないが吹けば飛ぶ小型グロース。どちらへも大きく動く。何かあった時に最初に動くのはリスクの高い資産からであることをお忘れなく。





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2021/06/23

【悲報】今年もすでに半分終了な件








6月も残すところあと一週間で、今年もすでに半分が終了です。あなた達は今年最初の半年を有意義に過ごすことが出来たでしょうか?まさか投資なんかに没頭して人生を棒に振っている残念な読者は居ない事でしょう。まあこの記事を呼んでいる時点で察しが付きそうですが。。。




残念なおじさん達の貴重な時間がどんどん削られて、寿命ばかり失っていくなんて事にはなりたくないものです。投資でいくら金持ちになろうが、貴重な時間を失っては本末転倒。時間を得るために投資をしましょうよ。お金は失ってもまた稼げば良いのですが、失われた時間は絶対に戻って来ませんよ。









人生の貴重な時間を嫌いな人と一緒に過ごしたり、嫌な事をしながら過ごしたくは無いものです。あなたは今の仕事や伴侶と過ごす事に満足をしていますか?それとも貴重な時間を嫌な事のために費やしてはいませんか?例え明日があなたの人生の最後の日だったとしても悔いなしと言える様な人生でしたか?はっきり言って嫌いな人と過ごしたり、嫌な仕事をしながら生きるのは時間の無駄だ。





投資ブログの読者層は30代以上だとか。この年になると1年が過ぎるのが昔に比べて随分早く感じるという人もいるのではないでしょうか?事実、10歳の子供が感じる1年と60歳の大人が感じる1年では、同じ1年でもその体感にかなりの差があるとか。。。




60歳の大人の1年は、それまでの生涯の1,7%ほどの時間にあたる。しかしながら10歳の子供の1年はその生涯の10%と、同じ1年でも6倍ほどの差になるのだ。つまり10歳の子供の1年は60歳の大人の6年分にも相当するのだ。もしあなたが今60歳前後なら、10歳だった時に比べて時間が立つのが6倍くらい早く感じませんか?6年ほどの時間の経過が、子供の時の1年ほどの時間の経過だった様に感じませんか?









因みに今30歳だと、10歳の子供だった時と比較して3倍ほど時間の流れが早く感じるはずだ。時間の流れは残酷だが平等だ。10歳だった時に感じた1年ほどの時間は現在の3年にあたる。そしてあなたが直近1年に浪費し、二度と帰ってくる事の無い時間は、10歳の時の3年分にもあたるのだ。





また同じ年代でも見た目以上に老けて見える人がいる一方、その逆で見た目以上若く見える人がいるのも、時間の使い方やその性格が蓄積されて出来上がった姿だ。「人の顔はその人の歴史」とも「目は口ほどにも物を言う」とも。。。どんな人が若く見えるのか?ここで説明しなくてもある程度は想像が付くでしょう。例えば好奇心や積極性だったりと。あなたはその想像に近づくべく、努力をするべきなのだ。





もしこの記事を読まれて時間が勿体無いと感じたならば、それはきっと限りある時間を嫌な事に割かれたり、嫌いな人と過ごしたり、また有意義に使えていないからではないでしょうか?60歳になってからでも出来る事を今やり、今しか出来ない事をやらない人生は損ですよ。一度失われた時間は帰って来ないのだから。またせっかくこの記事を読まれたのなら、何か新しい事にチャレンジしてみるのは如何でしょうか?





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2021/06/21

【朗報】NYは週末の下落をすでに回復









テーパリングに向けた議論が始まり、また利上げ時期がFedの申告よりさらに早まるのではないか?と言った思惑から下落した先週末。しかしながら現状は何一つ変わらず、ゼロ金利、量的緩和が維持されているためNY株式指数の回復も早い。ただし、資金が引かれるのは勿論リスクの高い資産からだ。




大きく下落したBTCや日経平均など、まずはリスクの高い資産から資金が引かれている模様。それでも日経ならダウが好調ならある程度はすぐに値を戻す。問題は高値から随分値を落とした仮想通貨や小型グロースだ。市場が不安定になると真っ先に下げるのがこいつらだ。







テーパリングや利上げに伴う不安定な相場が、どの程度までリスクの低いSP500指数などの銘柄まで波及するかは未知数だ。また大きく下落している小型グロースや仮想通貨などもどこまで下落するのか?いつまで下落するのか未知数だが、経済が堅調な証であるテーパリングや利上げは、そのうちこの疑心暗鬼に陥った金融市場に自信を与える。過剰とも思える熱狂と共に。




テーパリングに伴う不安定な相場から、堅調な実体経済が市場を牽引する業績相場までの道のりは平坦ではない。暫くは上下に大きく揺さぶられる相場が続く公算だが、それでも紙幣が希釈するなかで相対的に全ての物の価格は上がるため、ボラリティこそ高いもののダウやSP500はじり高傾向が続く公算だ。




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2021/06/17

【Fed】FOMC会合と今後の展望







昨日行われたFOMCの結果は、Fedは若干の軌道修正を余儀なくされ、また行き過ぎたインフレや投機熱に対して釘を指し、経済の不確実性を限定させる結果となりました。大方の予想通りインフレを牽制しつつ雇用は下支えする、経済の安定と雇用の最大化の両立を図った形。




Fedの利上げ予想は従来より若干早まり、またテーパリングに関しては議論をする段階にないとしてきた従来の主張をあらため、今回から量的緩和の出口戦略に関して議論をして行く事に。背景にはワクチン接種が進み雇用情勢に改善が見られ、また行き過ぎたインフレに対しては、経済の安定化を目指すべく市場に圧力を加える結果に。




従来から若干の軌道修正を行った今回のFOMCの発表を受け、米10年もの米国債金利は上昇し株式市場は下落するものの反応は限定的。すでに直近の値動きから今回のFedの軌道修正はすでにかなり織り込まれていたと言えよう。









さて、今後の展望は不安定な相場が継続する見通しだ。利上げ時期が早まるとの見通しを発表し、テーパリングに関しての議論を開始することを決定した今回のFOMC。しかし実際には現状維持で何も変わらず、Fedの今後の対応は市場や経済次第で、もし弱い指標が出れば金利は低下、株式は上昇。強い指標が観測されればその逆の値動きとなる直近の値動きがそのまま継続する公算だ。




テーパリングの議論を開始することを発表し、それを市場に少しづつ消化させ織り込ませることで金融市場への影響を限定し、また利上げ時期の前倒しは今後の経済の加熱次第ではさらに前倒しになる可能性を含ませることで、市場に対してFedの意向にそった形で市場運営がなされるよう投資家に忠告したと言える。




今回の決定を受け我々投資家もまた軌道修正を行うべきで、量的緩和の金融相場で何でも上がった相場は終了し、今後は企業の業績が株価を左右する業績相場へと移行して行くことに。またインフレを加速させるよなコモディティへの投機熱も、その加速度が上がりすぎないよういつでもブレーキを踏める事が示された格好だ。








金融緩和の出口戦略を模索する結果となった今回のFOMCだが、裏返せば経済が堅調になりつつあることをFedが認めたと言える。また我々もそれを踏まえた投資行動を取るようFedに促された格好だ。それでも量的緩和は依然縮小されておらずそのまま続き、いつ行われともとも分からないテーパリングや、さらに早まる可能性のある利上げ時期などを考慮すれば、不安定だがじり高傾向な市場が続く公算だ。




直近のプチバブルで大きく上昇したARKKやTSLA、BTCあるいはロビンフッター銘柄、レディット銘柄、ミーム銘柄よりはある程度業績が伴い、しかしながら置いてきぼりを食らっていたGAFAM.COMなどの業績の拡大も見込めるが安定もしているNASDAQ系の大型株など、詰まるところのSP500指数に投資すれば量的緩和の出口局面という不安定な市場の揺さぶりに耐えつつ、未だ続く量的緩和の恩恵をもっとも受けやすいと言える。




私ですか?テーパリングで市場が不安定な間に、次に市場が加熱する時を見据え、いつその時期が訪れるとも分からない小型グロースを少しづつ集めて行くつもりです。まあ短期的にはSP500に勝てないだろうが、景気のひとサイクルに置いて現在は三合目あたりだと踏んでいるからだ。つまりテーパリングに怯え多くの投資家が慎重にならざる負えない時に、その逆を行く行為だと言える。






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2021/06/16

【FOMC】とっとと寝ろよ!!






寄り付きの値動きなんて全く当てにならないFOMC。議長のパウエル氏の発言次第でどうとでも動くからだ。私に唯一分かるのは、テーパリングが今回のFOMCで決定されることは無い事くらいだ。事前に織り込ませる発言がない状態で、急に市場を恐怖のどん底に陥れる悪魔の様な仕打ちだけは無い。




ただし今回のFOMCあたりからテーパリングに関して議論の余地があり、またテーパリングを市場に織り込ませる準備を始めても良い頃合いだ。そしてもし以上の様な発言があった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?またその発言がなかった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?








寄り付きの株価なんかを眺めていても意味は無いことだけは確かだ。今夜は早く寝てNY市場の引け間際に株価を確認した方が懸命だろう。統計上のアメリカ経済は堅調に見えるが、コロナショックによる外出禁止の傷痕は深い。観光地、繁華街などは以前の姿には程遠い。未だに人々は外出や旅行、人混みを控えたり避ける傾向にあるからだ。





つまりテーパリングの議論を今後Fedが行っていく可能性もあれば、未だFedがテーパリングに関しては時期尚早と考えている可能性もあるからだ。病人に対して一時的なカンフル剤を打って見せかけだけは元気に見えるのが現在の世界経済だ。表面上の動向にはFedも私もパウエル氏も騙されない。もしカンフル剤が切れたり、欠いたりでもすればどうなるかは火を見るより明らかだ。





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2021/06/14

【BTC】ビットコインが4万ドル奪還です







FOMCを目前に控え市場全体が冴えない中、BTCが大幅続伸です。背景には、またTSLAのイーロン・マスク氏の発言があったとのこと。一度はTSLA車のBTCでの支払いを取りやめたTSLAだが、BTCのマイニングによる莫大な電力使用を、クリーンエネルギーに代替え出来るなら再びBTCでの支払いを認めるとの事。





再びTSLAがBTCでの支払いに対して可能性を含ませたことで仮想通貨市場は大きく反応。直近のARKK系や小型グロースなどの反発も相まって、市場は再びバブル的な要素を含んで参りました。それでも今年年始の水準は遥かに上で、テーパリングを控えた市場にそこまで上昇出来るほどの余力が残されているとは思えず、想定以上に量的緩和の縮小が早まれば、現状のバブル的な要素も相まって急落すらありえる展開だ。





一番の問題は今回の上昇は継続するのか?それとも一時的な反発で終わってしまうのか?小型グロースなどと共に、再びBTCは最高値を目指すのか?もちろん再び上昇に転じ、最高値を目指す可能性もあるが、現時点でその確率は低いと見る。テーパリングを控え暫くは上下に大きく動くが横ばいで推移する公算だ。大きくジャンプするためには人間も相場もバネも同じで、一度膝を曲げ身を落とす必要があるのだ。





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2021/06/13

【Fed】今週はFOMC、テーパリング示唆か?








金融緩和の出口戦略はいつだって手探りだ。今がその適切なタイミングかどうかは誰にも分からない。そう、後になってみないと適切だったかどうかわからないのだ。言い方を変えれば後からなら批判するのも肯定するのも簡単で、どうとだって言える訳だ。つまり未来のことは絶対に分からないと言える。




しかし分からないからと言って、手をこまねいて静観するだけではいけない。連邦準備制度の責務として、雇用の最大化と経済の安定の両立を図らなければならない。さて、皆さんもご存知の通りコロナショックの影響で失業率は増大、しかし以降の金融緩和でインフレが進み経済は不確実性が増している。




そして今Fedが岐路に立たされているのは明白だ。雇用を取るか、経済の安定を取るか?失業率がまだまだ高い水準にある中、現状のインフレを抑制するために量的緩和の縮小を行えば、失業率が高止まりし景気が中折しかねない。逆に雇用を最大化させるためにインフレを野放しにすれば、物価高騰や投機熱により経済を不安定にしかねるだけでなく、問題の先送りは来たるべき事態の深刻度が増すことを意味する。日頃からアイキャッチ画像に使用しているリーマンショックだ。









現在のFedは、雇用のためにインフレを黙認するか、インフレを抑制するために失業率を黙認するか選ばなければいけないところまで来ている。また金融市場も同じことを考え、Fedの今後の政策に影響を与えるであろう、ちょっとした情報が出るたびに金利が大きく動き、この事に敏感になっている。





ドル経済圏により達成された、ドル建てによる自由貿易と世界秩序。ドルの供給を管理するFedは世界の中央銀行と言える訳だが、その頭取であるパウエル議長だって人の子だ。出来るだけ事態を見極めてから政策を決定したいし、出来る限り効率性を追求したい。例え両立しないとしても、出来る限り経済を安定化させ雇用の最大化を目指したいのだ。





我々が今どこに立っているのか誰にも分からない。すでに経済は軌道に乗っており、量的緩和の縮小に耐えられるほど強靭で雇用は今後も増えるのか?それとも経済は未だに脆弱でテーパリングなど行えばたちまち逆戻りしてしまうのか?我々が唯一分かるのは辿ってきた軌跡だけだ。









分からないなら取り敢えず何もせずに、もし何かした場合の市場の反応を見極めたい。つまりジャブを打ってみる訳だ。もしテーパリングを示唆した場合に市場はどう反応するのか?もし示唆しなかった場合に市場はどう反応するのか?またその具体性も重要だ。どの程度具体的な内容となるのか?




直近までのFOMCでは、テーパリングにまったく言及してこなかった。今はテーパリングに関しての議論をする時期にあたらないと。ではその時期とはいつなのか?そろそろ出口戦略に関して議論する頃だと考えるのは私だけではないはずだ。つまり適切な時期にテーパリングを行うための議論を始めるべきだと。。。




今週15、16日の日程で行われるFOMC。もし上記の発言がなされた場合、市場はどう反応するのだろうか?それは直近の市場の値動きが全てを物語っている。不安定な値動きだがじり高傾向で、Fedの政策に関与しそうな情報が出るたびに大きく動く相場だ。そして金利が上昇すれば株式市場は重くなり、金利が低下すると株式は上昇。テーパリングの示唆により動いたとしても一時的だ。現状は惰性でも動くのだから。。。









ここからは私見だが、すぐにテーパリングは行われない。今はそれを市場に織り込ませ始める時期だ。まだまだワクチンを打っていないアメリカ人も多く、また世界中で見ればワクチンを打っていない人が殆どだ。この状態でテーパリングを行えば、溢れ出たドルのお陰である程度体裁を保っていられた脆弱な国が打撃を受け、それがアメリカにまで波及するからだ。




もう少し景気を加熱させ、惰性でも十分上昇できるところまで助走を付けてからでないと量的緩和の縮小は行えない。世界はまだ病み上がりと病人の狭間で量的緩和に押されて歩いているのが現状だ。押す加減を弱めればすぐに失速してしまう。しかしいつまで押すのか?どの程度まで押すのか?今議論を始めなければ、暴走するまで押してしまう事態になり兼ねない。




具体的なテーパリングの言及は避けながらも、議論の余地があることを認めるなら今がその時期だ。そして市場は短期的には反応するだろうが、その程度は直近の値動きからすでに織り込まれているため戻す。今は動かない事が懸命だ。休むも相場だ。不安定な市場に付き合っても振り回され、疲れるだけで得る物より失う物の方が大きい。。





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2021/06/10

【朗報】NYは全面高でSP500は最高値更新







5月の米消費者物価指数が予想の4,7%を大きく上回る5%と大幅な上昇を見せ、新規失業保険申請数はコロナショック以降最低水準。これはワクチン接種の効果により人々が元の生活に戻り始めた事を示唆している。ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢は改善し、そして再び仕事や買い物などで外出する機会が増え、中古車市場が30%上昇と物価指数の中で伸びが目立った。




中古車市場の活況や新規失業保険申請数の減少は、経済にとっては吉報でNY指数は全面高。そしてSP500は場中で最高値を更新です。また足元のインフレにより原油先物は1バレル70ドルを突破し、コロナショックの遥か以前にあたる2018年10月以来の70ドル台だ。








経済活動が順調に回復する中、経済面でこれと言った障害物は無いが、今後の問題はアメリカの中央銀行にあたるFedの対応だ。経済が堅調なら量的緩和の縮小にあたるテーパリングと利上げは時間の問題だ。来週の15、16日に迫ったFOMCで何らかの行動が示唆された場合、金利の大幅な上昇や株式市場の下落など大きく動く可能性がある。




直近下落傾向だった米10年物米国債金利。金利が下落したおかげで株式市場には追い風となりじり高傾向が続き、今日場中でSP500は最高値を更新。しかしテーパリングの時期が早まれば、資金が逆流する可能性が。つまり金利は急上昇し、株式市場は急落。それでも経済が堅調ならリカバリーは早いだろう。





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2021/06/09

【冗談?】エルサルバドルでBTCが法定通貨に






「ご冗談でしょう?ファインマンさん。」と言ってしまいたくなるのも無理は無い。あんだけボラリティの激しい仮想通貨が法定通貨になろうものなら、そもそもその国の経済は破綻していると言っても過言ではない。つまり国民が自国の通貨を信用していない訳だ。




調べてみたら案の定、エルサルバドルは自国の通貨を持たず、米ドルが国内で流通しているとの事。ジンバブエドルやベネズエラペソと同じ軌跡を辿ったのだろう。つまり、財政ファイナンスしまくって、通貨を刷りまくって最終的に紙くずとなり、国民に見捨てられ放棄するに至ったと。




もともと米ドルがエルサルバドルの法定通貨として存在していたが、そこに今回BTCが法定通貨として加わる事に。ただし法定通貨に定められただけで、市中で使えるのは米ドルだし、今後流通するのも米ドルだろう。そもそもBTCは日常の買い物などでの決済通貨としては実用的ではない。








BTCはもっぱら海外に出稼ぎに行っているエルサルバドル人が国内の家族に送金したりする際に使われるくらいだろう。銀行やウエスタンユニオンは手数料が高い。そしてあとは地下経済や脱税など、中央政府や他の人に知られたくない決済用途として使われる公算だ。




中南米、麻薬生産の一大拠点だ。BTCが活躍するのも想像に難くない。しかしながら現金、それも多額の米ドルは怖い。ならばBTCなら一安心だ。政府の目も欺けるし、セキュリティー対策も万全。そして麻薬をアメリカに密輸し、その売上を直接送金することも用意だ。




シルクロードを通る過程で香辛料の値段が、同じ重さのゴールドと同じ価値になる時代も終わりを告げる訳だ。つまりアメリカに行くまでの過程で、陸路ならグアテマラとメキシコ、カリブ海の航路を取るならホンジュラスなどのカルテルを中継しながらどんどん値段が釣り上がり、最終的にサルバドーレに渡るお金が雀の涙だった時代も終わり。









今後は中抜き業者には、通行料や輸送代金を払うだけですむ。最終的なアメリカでの売上を全て直接BTCでサルバドルに送金すればいいのだから。つまり既存の銀行を介したり、現金を遠い道のりを運ぶ必要もなく、またアメリカ政府の監視も及ばない。BTCはエルサルバドルには完璧な通貨なのだ。




またエルサルバドル政府に取っても格好の外貨獲得手段だ。何百万人の移民労働者からの仕送りも、BTCなら現地の銀行に手数料を取られる事もなく送金出来る。そして汚いお金だったとしても、現地政府(アメリカ)に知られる事もなくサルバドルまでなんなく送金できる。銀行ならそうはいかない。つまりエルサルバドルにとってはBTCは好都合なのだ。とくに複数の国を跨ぐ汚い資金のやり取りには。。。。





そして今回の件でBTCの価格が上がったり、またその価値が安定しボラリティが減少したりというようなことは無い。なぜなら今まで起きていた事が、今後は政府公認で行われるだけだからだ。「ところでファインマンさん、紅茶にはレモン、それともミルク、どちらを入れましょうか?」「え?両方?」





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2021/06/07

【朗報】S&P 500は今週最高値にチャレンジ







週末に発表された5月の雇用統計が市場予想に届かなかったことから大きく下げた米10年物国際金利。そして金利が下げたことが株式市場には追い風となり、週末金曜日の株式市場は上昇。週明けのSP500は最高値を伺う展開です。




しかしながら、今週は先物取引の清算日であるメジャーSQやFOMCが控えており、今後の値動きは未知数。インフレ率の上昇や冴えない雇用統計を加味すれば、Fedは板挟み状態で動けない。インフレを抑えるために緩和措置を縮小すれば雇用の回復が遅れ、雇用のために現状の緩和を継続すればインフレが加速する。




SP500、日足チャート







株式指数は総じて横ばいで、BTCや小型グロースのARKKなどもここのところ横ばい。市場の多くはテーパリング待ちのため、この傾向は暫く続く公算だ。ここから上昇させるような材料もなければ、下落させるような障害物もない。あとはワクチン接種の効果が表れ、経済が加熱するのを待つだけだ。




一応チャート上は高値更新すればブレイクアップだが、大きい上昇は期待し難い展開。先週末の冴えない雇用統計で金利は下がったが、これ以上の金利の下げ余地は少なく、逆に金利は上昇してもおかしくない。もちろん金利の上昇は株式市場にとっては重石だ。





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2021/06/03

【朗報?】雇用の回復が鮮明で株式が下落







先週に引き続き米新規失業保険申請数に改善が見られ、ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢の回復が鮮明となっております。そして今回の米新規失業保険申請数がコロナショック以降、初めて40万人を割ったことで、市場では再度テーパーリングが意識され株式市場は下落です。




雇用の回復や経済の回復は、株式市場にとっても良いニュースなのですが、経済が堅調なら緩和措置の縮小を意識せざる負えません。コロナショック以降、大規模な緩和措置により大きく上昇した金融市場。しかしながら金融緩和による金融相場もこの辺まで。今後は企業の業績が市場を牽引する業績相場です。




しかし金融相場から業績相場の移行期には、緩和措置の縮小などで市場の動きは不安定になりがち。今までの市場を下支えしていたのが緩和措置だっただけに、その下支えを失えば一時的な株式の下落は避けようがありません。また目下増大する政府支出による財政赤字も問題視され、現状の緩和措置が長く続かないのは止む負えません。





今後の市場は、テーパリングを見据え不安定になりがちですが、経済が堅調なら株式市場には朗報です。それでも今回の用に雇用の回復が鮮明でも、緩和の縮小が意識され金利が上がったりすると株式市場には重石となります。さて、あなたは今後の企業の業績を見据えた投資をしていますか?ポストコロナ時代には、また別のモノが流行りますよ。





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2021/06/02

【出口戦略】市場はテーパリング待ちで横ばい相場







現在の市場の関心事は間違いなくテーパリングでしょう。コロナショック以降、各国の中央銀行により行われた大規模な金融緩和。まだまだ経済は低迷気味だが、ワクチンが出回りその効果が随時現れる頃合い。つまり中央銀行は目下のインフレと景気及び雇用情勢を天秤で計りながら出口戦略を考える時間帯だ。





もちろん市場もここ暫くは横ばいで、テーパリングを待っているのだろう。テーパリングを目の前に控え積極的には動きづらい。意識されるのがリーマンショック以降、緩和傾向だったFedが2013年から始めた量的緩和の段階的縮小だ。もちろん当時の相場は不安定で横ばい。





現在起こっていることも同じ事だ。当時のトラウマが残っており今ここで積極的に買い向かう投資家は少ない。市場が癲癇を起こすのを皆待っているのだ。言い方を変えればFedが何かアクションを起こすのを皆注視し、その時に大きな売り圧力が発生するのを待っているのだ。









量的緩和の縮小により市場に流れる資金が細るとなれば、多かれ少なかれ下落を意識せざる負えず、実際に2013年の市場と同じ道筋を辿っているのが現在の市場なのだから。ただしテーパリングがいつ始まりどの程度市場が不安定になるのか分からず、また下げ幅やその期間がどの程度続くかも分からない。しかしこれが始まるまでは、市場は現状の横ばい相場が続く公算だ。





量的緩和の縮小で皆が弱気にならなければ市場は上がらない。なぜなら相場は皆の思惑とは逆を行くからだ。現状の量的緩和により市場がまだまだ上がると思っていたり、現金が希釈化することから、じり高傾向が続くと思っている投資家が多ければ多いほど、市場は弱くなる。




こういった投資家が多いということは、すでにポジションを抱え身動きが取れず、また強気ならば現金比率も低いのだから、これ以上買い上がる余力は無い。つまり現在の市場は強気派も多く、これ以上大きく買い上がるような資金は残されていない。今後再び上昇に転じるには、一旦ひざを曲げてからでないと大きくジャンプ出来ないと言えよう。






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