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2021/07/17

【SP500】週末の迷走市場







週末の金融市場は全面安の展開です。また大方の予想通り小型グロースなどのリスクの高い資産の下落が顕著です。原因は細かい経済指標に投資家が敏感になっていることだ。投資家は迷走、株価も迷走、そしてFRBも迷走状態だ。前回のFOMCでFedの発言がタカ派だっただけに、物価指数が少し予想を上回っただけでテーパリングが意識され一気に金融市場は不安定に。




しかしながらレバレッジの解消による下落というよりは、利益確定や持ち株の売却といった側面が強いため、一旦引かれた資金はそのうち戻って来る公算だ。金融緩和により現金の価値が希釈化しているのだから、資産の置き場所としての現金は不適格だ。新たな資金は供給され続けているのだから。。現在買われているのは勿論リスクの低い資産であるSP500指数などに連動した指数ETFや米国債だ。








それが原因で物価指数が予想を上回るインフレを示したにも関わらず10年物米国債金利は下落。以前とは真逆の値動きでインフレが金利を急騰させていたのは対象的だ。しかしながらインフレが顕著であり、テーパリングの開始や利上げが意識されるのなら、遅かれ早かれ金利は上がる。





そもそもFedが行っている金融緩和とは、米国債を市場から買い入れることで金利を低く押さえつける事だ。買うのを止めれば当然米国債は買い手を失いその価値は下落する。つまり米国債の価値は下落し金利は上昇。それがいつなのかは分からないが、すぐではないことだけは確実だ。





なにしろ中央銀行の連中は事態の行方を見極めてから政策を決定したいのだから。インフレや物価の上昇は一時的で暫く経てば沈静化するのか?それともここからさらに加速するのか?ココらへんが天井だが沈静化することなく高止まりするのか?私見では原油価格が上昇し続ける限りインフレは上昇し、高止まりすればインフレも高止まりする。全ては連動しているし、原油とはまさに産業の血液であるからだ。







株式市場はまだまだ不安定な値動きが継続するがじり高傾向が続く公算だ。一時的な急落を交えながら。またリスクの高い資産から指数ETFなどのリスクの低い資産への資金の流れも続く公算で、小型グロースや仮想通貨はやはり危険だ。特に仮想通貨の方は、完全に出来高が薄い週末のアメリカ時間の未明が怪しい。。。




因みに仮想通貨に新規参入を目論む私が、ビットコインに投資するなら当然現状は投資不適格だ。少なくてもビットコインが原価割れを起こし、採掘原価が時価を割り多くのマイナーが撤退。でなければ大した上昇は望めないし、そもそもテーパリングが噂される局面で上がる資産とは言えない。遅かれ早かれテーパリングするんだからとっととやれや。いつだって現金は刷れるんだから。。


BTC、USD週足チャート





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2021/07/07

【小型グロース】ミーム、レディット銘柄が軟調です









ボラリティが高いが爆発力が大きいことで根強い人気を誇る小型グロース。その小型グロースの代表格とも言えるミーム銘柄やレディット銘柄が軟調な展開です。今年の年始に短期的にゲームストップ株が大暴騰したことで、同じ様な銘柄を探す動きが継続してきたが、今日はそのGMEやAMC、ARKKなど小型グロースが大きく下落している。




背景にあるのは質への逃避だ。つまり質の良い金融資産であるGAFAM.COMやSP500、10年物米国債などに資金が集まっている。ドルの番人が「祭りは終わりだ」と言っているのだから当然だ。そして6月のFOMCが迫る中でこの傾向が顕著に現われていると言えよう。前回のFOMCでFedがテーパリングの議論を開始することを発表し、利上げ時期の前倒しを示唆した。





これらの威力は絶大で、直近のインフレに拍車を掛けるような投機資金を抑制し、また投機的な資産市場である小型グロースや仮想通貨などへの資金の流入も絞られる事に。それ以降原油は横ばいだ。テーパリングの示唆は、言い方を変えれば「そろそろ祭りも終わりだ」とドルの番人が言っていに他ならず、もし聞かな無いのならお仕置きをすると言っている訳だ。







真っ先に反応したのが10年物米国債金利で、利上げ時期の前倒しが示唆されたのなら金利は上がりそうなものだが、実際は金利は前回のFOMC以降下がり続けている。質への逃避で10年物米国債が買われていたり、また金利の下落は債券価格の上昇を意味するため、上がるから買い買うから上がる正のスパイラルが働いているがこれだけではない。





これはテーパリングが示唆されたことでインフレ圧力が沈静化し、それに伴い金利の上昇圧力が和らいだためだ。つまり直近の大幅なインフレが10年物米国債の金利を上昇させたが、今回はFedの圧力によりそれが逆に働き、インフレの沈静化が金利を下落させた訳だ。





さて、ミームやレディット銘柄はFedのお仕置きタイムで終わりなのか?これは私見だが暫くは上値は重い。相当重いと見る。なぜなら逆にもし値が再び飛ぶ様に上がるなら、すぐにテーパリングや利上げが意識されるため急落するからだ。しかしながら上がり続ける株も無ければ下がり続ける株も無い。








テーパリングまでの道筋はかなり遠いと見る。今回のFedの圧力でインフレが和らぐなら、そしてある程度投機資金の流入を防げるのなら、テーパリングの必要も無いし利上げの必要も無い。つまりテーパリングも利上げもインフレを抑制するために行う必要は無い。当然Fedはインフレの行方を見極めたいし、見極めてから次の一手を考えたい訳だ。インフレ圧力が弱まればテーパリングを急ぐ必要は無く、次の一手まで時間が掛かる。




しかしながらインフレが抑制されているからと言って、経済が加熱してくれば話は別だ。ある程度経済が温まってくれば惰性で進むのだから量的緩和はその役目を終える。早ければ年末、遅くても2022年度中にテーパリング、つまり段階的な量的緩和の縮小はインフレが抑制されていようとも行われる公算だ。経済は惰性でも進むのだから加速し過ぎないよう、速度を調整するのは当然だ。



さて、上述の通り暫くは小型グロースの爆発に期待は出来ないが、実体経済が加熱してくれば行き場を失った資金が市場から溢れ出る。その溢れ出た資金が吹けば飛ぶ小さい金融市場に流れ込めば、今年の年始に起こった様なことが再び起こり始める。アメリカ独立記念日を迎え金融市場も夏の休暇だ。実体経済に本格的なトレンドが出るのは9月からとなる公算だ。加熱してくるのか?それとも再びコロナにより制限されるのか?






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2021/06/21

【朗報】NYは週末の下落をすでに回復









テーパリングに向けた議論が始まり、また利上げ時期がFedの申告よりさらに早まるのではないか?と言った思惑から下落した先週末。しかしながら現状は何一つ変わらず、ゼロ金利、量的緩和が維持されているためNY株式指数の回復も早い。ただし、資金が引かれるのは勿論リスクの高い資産からだ。




大きく下落したBTCや日経平均など、まずはリスクの高い資産から資金が引かれている模様。それでも日経ならダウが好調ならある程度はすぐに値を戻す。問題は高値から随分値を落とした仮想通貨や小型グロースだ。市場が不安定になると真っ先に下げるのがこいつらだ。







テーパリングや利上げに伴う不安定な相場が、どの程度までリスクの低いSP500指数などの銘柄まで波及するかは未知数だ。また大きく下落している小型グロースや仮想通貨などもどこまで下落するのか?いつまで下落するのか未知数だが、経済が堅調な証であるテーパリングや利上げは、そのうちこの疑心暗鬼に陥った金融市場に自信を与える。過剰とも思える熱狂と共に。




テーパリングに伴う不安定な相場から、堅調な実体経済が市場を牽引する業績相場までの道のりは平坦ではない。暫くは上下に大きく揺さぶられる相場が続く公算だが、それでも紙幣が希釈するなかで相対的に全ての物の価格は上がるため、ボラリティこそ高いもののダウやSP500はじり高傾向が続く公算だ。




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2021/06/17

【Fed】FOMC会合と今後の展望







昨日行われたFOMCの結果は、Fedは若干の軌道修正を余儀なくされ、また行き過ぎたインフレや投機熱に対して釘を指し、経済の不確実性を限定させる結果となりました。大方の予想通りインフレを牽制しつつ雇用は下支えする、経済の安定と雇用の最大化の両立を図った形。




Fedの利上げ予想は従来より若干早まり、またテーパリングに関しては議論をする段階にないとしてきた従来の主張をあらため、今回から量的緩和の出口戦略に関して議論をして行く事に。背景にはワクチン接種が進み雇用情勢に改善が見られ、また行き過ぎたインフレに対しては、経済の安定化を目指すべく市場に圧力を加える結果に。




従来から若干の軌道修正を行った今回のFOMCの発表を受け、米10年もの米国債金利は上昇し株式市場は下落するものの反応は限定的。すでに直近の値動きから今回のFedの軌道修正はすでにかなり織り込まれていたと言えよう。









さて、今後の展望は不安定な相場が継続する見通しだ。利上げ時期が早まるとの見通しを発表し、テーパリングに関しての議論を開始することを決定した今回のFOMC。しかし実際には現状維持で何も変わらず、Fedの今後の対応は市場や経済次第で、もし弱い指標が出れば金利は低下、株式は上昇。強い指標が観測されればその逆の値動きとなる直近の値動きがそのまま継続する公算だ。




テーパリングの議論を開始することを発表し、それを市場に少しづつ消化させ織り込ませることで金融市場への影響を限定し、また利上げ時期の前倒しは今後の経済の加熱次第ではさらに前倒しになる可能性を含ませることで、市場に対してFedの意向にそった形で市場運営がなされるよう投資家に忠告したと言える。




今回の決定を受け我々投資家もまた軌道修正を行うべきで、量的緩和の金融相場で何でも上がった相場は終了し、今後は企業の業績が株価を左右する業績相場へと移行して行くことに。またインフレを加速させるよなコモディティへの投機熱も、その加速度が上がりすぎないよういつでもブレーキを踏める事が示された格好だ。








金融緩和の出口戦略を模索する結果となった今回のFOMCだが、裏返せば経済が堅調になりつつあることをFedが認めたと言える。また我々もそれを踏まえた投資行動を取るようFedに促された格好だ。それでも量的緩和は依然縮小されておらずそのまま続き、いつ行われともとも分からないテーパリングや、さらに早まる可能性のある利上げ時期などを考慮すれば、不安定だがじり高傾向な市場が続く公算だ。




直近のプチバブルで大きく上昇したARKKやTSLA、BTCあるいはロビンフッター銘柄、レディット銘柄、ミーム銘柄よりはある程度業績が伴い、しかしながら置いてきぼりを食らっていたGAFAM.COMなどの業績の拡大も見込めるが安定もしているNASDAQ系の大型株など、詰まるところのSP500指数に投資すれば量的緩和の出口局面という不安定な市場の揺さぶりに耐えつつ、未だ続く量的緩和の恩恵をもっとも受けやすいと言える。




私ですか?テーパリングで市場が不安定な間に、次に市場が加熱する時を見据え、いつその時期が訪れるとも分からない小型グロースを少しづつ集めて行くつもりです。まあ短期的にはSP500に勝てないだろうが、景気のひとサイクルに置いて現在は三合目あたりだと踏んでいるからだ。つまりテーパリングに怯え多くの投資家が慎重にならざる負えない時に、その逆を行く行為だと言える。






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2021/06/16

【FOMC】とっとと寝ろよ!!






寄り付きの値動きなんて全く当てにならないFOMC。議長のパウエル氏の発言次第でどうとでも動くからだ。私に唯一分かるのは、テーパリングが今回のFOMCで決定されることは無い事くらいだ。事前に織り込ませる発言がない状態で、急に市場を恐怖のどん底に陥れる悪魔の様な仕打ちだけは無い。




ただし今回のFOMCあたりからテーパリングに関して議論の余地があり、またテーパリングを市場に織り込ませる準備を始めても良い頃合いだ。そしてもし以上の様な発言があった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?またその発言がなかった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?








寄り付きの株価なんかを眺めていても意味は無いことだけは確かだ。今夜は早く寝てNY市場の引け間際に株価を確認した方が懸命だろう。統計上のアメリカ経済は堅調に見えるが、コロナショックによる外出禁止の傷痕は深い。観光地、繁華街などは以前の姿には程遠い。未だに人々は外出や旅行、人混みを控えたり避ける傾向にあるからだ。





つまりテーパリングの議論を今後Fedが行っていく可能性もあれば、未だFedがテーパリングに関しては時期尚早と考えている可能性もあるからだ。病人に対して一時的なカンフル剤を打って見せかけだけは元気に見えるのが現在の世界経済だ。表面上の動向にはFedも私もパウエル氏も騙されない。もしカンフル剤が切れたり、欠いたりでもすればどうなるかは火を見るより明らかだ。





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2021/06/13

【Fed】今週はFOMC、テーパリング示唆か?








金融緩和の出口戦略はいつだって手探りだ。今がその適切なタイミングかどうかは誰にも分からない。そう、後になってみないと適切だったかどうかわからないのだ。言い方を変えれば後からなら批判するのも肯定するのも簡単で、どうとだって言える訳だ。つまり未来のことは絶対に分からないと言える。




しかし分からないからと言って、手をこまねいて静観するだけではいけない。連邦準備制度の責務として、雇用の最大化と経済の安定の両立を図らなければならない。さて、皆さんもご存知の通りコロナショックの影響で失業率は増大、しかし以降の金融緩和でインフレが進み経済は不確実性が増している。




そして今Fedが岐路に立たされているのは明白だ。雇用を取るか、経済の安定を取るか?失業率がまだまだ高い水準にある中、現状のインフレを抑制するために量的緩和の縮小を行えば、失業率が高止まりし景気が中折しかねない。逆に雇用を最大化させるためにインフレを野放しにすれば、物価高騰や投機熱により経済を不安定にしかねるだけでなく、問題の先送りは来たるべき事態の深刻度が増すことを意味する。日頃からアイキャッチ画像に使用しているリーマンショックだ。









現在のFedは、雇用のためにインフレを黙認するか、インフレを抑制するために失業率を黙認するか選ばなければいけないところまで来ている。また金融市場も同じことを考え、Fedの今後の政策に影響を与えるであろう、ちょっとした情報が出るたびに金利が大きく動き、この事に敏感になっている。





ドル経済圏により達成された、ドル建てによる自由貿易と世界秩序。ドルの供給を管理するFedは世界の中央銀行と言える訳だが、その頭取であるパウエル議長だって人の子だ。出来るだけ事態を見極めてから政策を決定したいし、出来る限り効率性を追求したい。例え両立しないとしても、出来る限り経済を安定化させ雇用の最大化を目指したいのだ。





我々が今どこに立っているのか誰にも分からない。すでに経済は軌道に乗っており、量的緩和の縮小に耐えられるほど強靭で雇用は今後も増えるのか?それとも経済は未だに脆弱でテーパリングなど行えばたちまち逆戻りしてしまうのか?我々が唯一分かるのは辿ってきた軌跡だけだ。









分からないなら取り敢えず何もせずに、もし何かした場合の市場の反応を見極めたい。つまりジャブを打ってみる訳だ。もしテーパリングを示唆した場合に市場はどう反応するのか?もし示唆しなかった場合に市場はどう反応するのか?またその具体性も重要だ。どの程度具体的な内容となるのか?




直近までのFOMCでは、テーパリングにまったく言及してこなかった。今はテーパリングに関しての議論をする時期にあたらないと。ではその時期とはいつなのか?そろそろ出口戦略に関して議論する頃だと考えるのは私だけではないはずだ。つまり適切な時期にテーパリングを行うための議論を始めるべきだと。。。




今週15、16日の日程で行われるFOMC。もし上記の発言がなされた場合、市場はどう反応するのだろうか?それは直近の市場の値動きが全てを物語っている。不安定な値動きだがじり高傾向で、Fedの政策に関与しそうな情報が出るたびに大きく動く相場だ。そして金利が上昇すれば株式市場は重くなり、金利が低下すると株式は上昇。テーパリングの示唆により動いたとしても一時的だ。現状は惰性でも動くのだから。。。









ここからは私見だが、すぐにテーパリングは行われない。今はそれを市場に織り込ませ始める時期だ。まだまだワクチンを打っていないアメリカ人も多く、また世界中で見ればワクチンを打っていない人が殆どだ。この状態でテーパリングを行えば、溢れ出たドルのお陰である程度体裁を保っていられた脆弱な国が打撃を受け、それがアメリカにまで波及するからだ。




もう少し景気を加熱させ、惰性でも十分上昇できるところまで助走を付けてからでないと量的緩和の縮小は行えない。世界はまだ病み上がりと病人の狭間で量的緩和に押されて歩いているのが現状だ。押す加減を弱めればすぐに失速してしまう。しかしいつまで押すのか?どの程度まで押すのか?今議論を始めなければ、暴走するまで押してしまう事態になり兼ねない。




具体的なテーパリングの言及は避けながらも、議論の余地があることを認めるなら今がその時期だ。そして市場は短期的には反応するだろうが、その程度は直近の値動きからすでに織り込まれているため戻す。今は動かない事が懸命だ。休むも相場だ。不安定な市場に付き合っても振り回され、疲れるだけで得る物より失う物の方が大きい。。





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2021/06/10

【朗報】NYは全面高でSP500は最高値更新







5月の米消費者物価指数が予想の4,7%を大きく上回る5%と大幅な上昇を見せ、新規失業保険申請数はコロナショック以降最低水準。これはワクチン接種の効果により人々が元の生活に戻り始めた事を示唆している。ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢は改善し、そして再び仕事や買い物などで外出する機会が増え、中古車市場が30%上昇と物価指数の中で伸びが目立った。




中古車市場の活況や新規失業保険申請数の減少は、経済にとっては吉報でNY指数は全面高。そしてSP500は場中で最高値を更新です。また足元のインフレにより原油先物は1バレル70ドルを突破し、コロナショックの遥か以前にあたる2018年10月以来の70ドル台だ。








経済活動が順調に回復する中、経済面でこれと言った障害物は無いが、今後の問題はアメリカの中央銀行にあたるFedの対応だ。経済が堅調なら量的緩和の縮小にあたるテーパリングと利上げは時間の問題だ。来週の15、16日に迫ったFOMCで何らかの行動が示唆された場合、金利の大幅な上昇や株式市場の下落など大きく動く可能性がある。




直近下落傾向だった米10年物米国債金利。金利が下落したおかげで株式市場には追い風となりじり高傾向が続き、今日場中でSP500は最高値を更新。しかしテーパリングの時期が早まれば、資金が逆流する可能性が。つまり金利は急上昇し、株式市場は急落。それでも経済が堅調ならリカバリーは早いだろう。





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2021/06/07

【朗報】S&P 500は今週最高値にチャレンジ







週末に発表された5月の雇用統計が市場予想に届かなかったことから大きく下げた米10年物国際金利。そして金利が下げたことが株式市場には追い風となり、週末金曜日の株式市場は上昇。週明けのSP500は最高値を伺う展開です。




しかしながら、今週は先物取引の清算日であるメジャーSQやFOMCが控えており、今後の値動きは未知数。インフレ率の上昇や冴えない雇用統計を加味すれば、Fedは板挟み状態で動けない。インフレを抑えるために緩和措置を縮小すれば雇用の回復が遅れ、雇用のために現状の緩和を継続すればインフレが加速する。




SP500、日足チャート







株式指数は総じて横ばいで、BTCや小型グロースのARKKなどもここのところ横ばい。市場の多くはテーパリング待ちのため、この傾向は暫く続く公算だ。ここから上昇させるような材料もなければ、下落させるような障害物もない。あとはワクチン接種の効果が表れ、経済が加熱するのを待つだけだ。




一応チャート上は高値更新すればブレイクアップだが、大きい上昇は期待し難い展開。先週末の冴えない雇用統計で金利は下がったが、これ以上の金利の下げ余地は少なく、逆に金利は上昇してもおかしくない。もちろん金利の上昇は株式市場にとっては重石だ。





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2021/06/03

【朗報?】雇用の回復が鮮明で株式が下落







先週に引き続き米新規失業保険申請数に改善が見られ、ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢の回復が鮮明となっております。そして今回の米新規失業保険申請数がコロナショック以降、初めて40万人を割ったことで、市場では再度テーパーリングが意識され株式市場は下落です。




雇用の回復や経済の回復は、株式市場にとっても良いニュースなのですが、経済が堅調なら緩和措置の縮小を意識せざる負えません。コロナショック以降、大規模な緩和措置により大きく上昇した金融市場。しかしながら金融緩和による金融相場もこの辺まで。今後は企業の業績が市場を牽引する業績相場です。




しかし金融相場から業績相場の移行期には、緩和措置の縮小などで市場の動きは不安定になりがち。今までの市場を下支えしていたのが緩和措置だっただけに、その下支えを失えば一時的な株式の下落は避けようがありません。また目下増大する政府支出による財政赤字も問題視され、現状の緩和措置が長く続かないのは止む負えません。





今後の市場は、テーパリングを見据え不安定になりがちですが、経済が堅調なら株式市場には朗報です。それでも今回の用に雇用の回復が鮮明でも、緩和の縮小が意識され金利が上がったりすると株式市場には重石となります。さて、あなたは今後の企業の業績を見据えた投資をしていますか?ポストコロナ時代には、また別のモノが流行りますよ。





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2021/06/02

【出口戦略】市場はテーパリング待ちで横ばい相場







現在の市場の関心事は間違いなくテーパリングでしょう。コロナショック以降、各国の中央銀行により行われた大規模な金融緩和。まだまだ経済は低迷気味だが、ワクチンが出回りその効果が随時現れる頃合い。つまり中央銀行は目下のインフレと景気及び雇用情勢を天秤で計りながら出口戦略を考える時間帯だ。





もちろん市場もここ暫くは横ばいで、テーパリングを待っているのだろう。テーパリングを目の前に控え積極的には動きづらい。意識されるのがリーマンショック以降、緩和傾向だったFedが2013年から始めた量的緩和の段階的縮小だ。もちろん当時の相場は不安定で横ばい。





現在起こっていることも同じ事だ。当時のトラウマが残っており今ここで積極的に買い向かう投資家は少ない。市場が癲癇を起こすのを皆待っているのだ。言い方を変えればFedが何かアクションを起こすのを皆注視し、その時に大きな売り圧力が発生するのを待っているのだ。









量的緩和の縮小により市場に流れる資金が細るとなれば、多かれ少なかれ下落を意識せざる負えず、実際に2013年の市場と同じ道筋を辿っているのが現在の市場なのだから。ただしテーパリングがいつ始まりどの程度市場が不安定になるのか分からず、また下げ幅やその期間がどの程度続くかも分からない。しかしこれが始まるまでは、市場は現状の横ばい相場が続く公算だ。





量的緩和の縮小で皆が弱気にならなければ市場は上がらない。なぜなら相場は皆の思惑とは逆を行くからだ。現状の量的緩和により市場がまだまだ上がると思っていたり、現金が希釈化することから、じり高傾向が続くと思っている投資家が多ければ多いほど、市場は弱くなる。




こういった投資家が多いということは、すでにポジションを抱え身動きが取れず、また強気ならば現金比率も低いのだから、これ以上買い上がる余力は無い。つまり現在の市場は強気派も多く、これ以上大きく買い上がるような資金は残されていない。今後再び上昇に転じるには、一旦ひざを曲げてからでないと大きくジャンプ出来ないと言えよう。






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2021/05/24

【バブル終了のお知らせ】次上がるのは何なんなのか?









日曜日に大きく下げたBTCが今日は暴騰です。それでも上値切り下げで安値を更新しており下落トレンドは継続です。また直近の小型グロースの大暴落でマリファナのティルレイや、次世代電池と目される全固体電池関連銘柄のクォンタムスケープ(QS)が高値から80%に迫る下落率。あれだけ人気があった銘柄の末路は怖い。





そしてインフレが懸念され軟調な展開なのは大型グロースのGAFAM.COMも同じだ。AMZNもAAPLもずっと横ばいで推移しており、金利が大きく上昇して以降、堅調だったのはGOOGくらいだ。またこのインフレが終息する気配は今の所無い。



参考







それでもインフレ下にある現状を踏まえ、NY指数のダウやSP500の値動きは底堅い。そりゃそうだ、現金の価値が希釈化しているのだから、当然それ以外の資産を法定通貨で推し量れば数字だけは上がる。また経済が低空飛行にある中、インフレの元凶にあるのがコモディティ価格の上昇だ。






産業用メタルや原油、農作物だ。原油先物は1バレル70ドルに迫ろうとしている。勿論エネルギーを使って農作物を育てるので、この原油価格が上昇し続けている限りコモディティ価格は上昇し、そしてインフレも上昇し続ける可能性が高い。いったいいつまで?




背景にあるのはこの史上空前の金融緩和と財政出動だ。これだけ現金が刷られれば価値が暴落しあらゆる物の価格が相対的に上がる。そしてこの金融緩和や財政出動は、コロナによる経済的ダメージを軽減するために取られた措置だ。









ワクチンが出回り、経済が正常化に戻ればその必要性は薄い。人々が日常に戻れば雇用もまた戻るからだ。しかしながら当然失われた雇用も多い。今回のコロナショックを機に店仕舞いしたり、規模を縮小した会社も多く、経済が日常に戻ったとしてもすぐに雇用は戻らない。



さて、今後は金融緩和や財政出動をどの程度削減するのか?また現状のゼロ金利から利上げを行う金融引き締めへと傾くかだ。遅かれ早かれ経済の引き締めはやって来る。しかしながらそれがいつかは分からないし、また引き締めが始まる前にどの程度資産価格に影響をもたらすかは分からない。





勿論引き締めまで時間があるなら株式指数はここからさらに上昇し、利上げにより一時的に下げたとしても、それ以上に利益をもたらすかもしれない。逆に利上げが予想以上に早く訪れれば今から投資するのは遅すぎたということになる。また利上げが予想以上に早ければ仮想通貨や小型グロースの上昇の芽は完全に潰える。









2018年の年始から下げたのは仮想通貨だけではない。2018年末も含めて当時は株式市場も大きく下落しており背景には利上げや金利の上昇が強く意識されたからだ。そして今金融市場で起きていることはその当時と全く同じことだ。利上げと共に仮想通貨は下落し、Fedが利下げに転じるまでその下落は続いた。




現在の仮想通貨や小型グロースで起こっている暴落は当時と全く同じなのだ。つまりこのまま利上げが始まれば仮想通貨上昇の出目は確立が低い。インフレから資産を守るためにゴールドやデジタルゴールドの仮想通貨に投資していた資金は、利上げにより利回りが上昇すれば国債で十分だからだ。




さて、金融市場が総じて弱い中、絶対上がると目されている物がある。米10年物国債金利だ。つまり金利だけはまだまだ上がると目されているのだ。上述の2018年も利上げやインフレにより米10年物国債金利だけは上昇し続けた。そしてその上昇は限界に達っするまで続いた。市場でこれ以上の金利の引き上げは不可能とされ、金利の引き下げが噂されるまで。。。




米10年物国債金利チャート







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2021/05/12

【続落】インフレ懸念でNYは売り優勢







インフレは経済成長を台無しにする。もしインフレ率が1%上昇すれば、それだけで今年の経済成長を吹き飛ばす可能性が。もちろん企業の収益も圧迫される。財政出動を繰り返した行き着く先はインフレだと相場が決まっていてだな。。。まあ通貨価値が希釈化すれば当然の帰結だが。。




現在のインフレ率は2%ほどだと言われている。しかし直近のコモディティの大きな値上がりはご存知だろう。原油、ベーシックマテリアル、穀物などだ。このコモディティの大幅な値上がりがインフレを生み、インフレが経済に悪影響を与えようとしている。




この直近のインフレ率が、予想値において大幅に上昇している。2%だったのが3%まで上昇しているのだ。たった1%の上昇と思われるかもしれないが、アメリカのGDPが2400兆円と言われる中、もしその1%がインフレにより失われた場合24兆円の損失だ。










因みにアメリカの実質GDPの推移は、2020年はマイナス3,5%成長、そして今年の予想値は5%の成長だ。この予想値がインフレ率の1%の上昇により、実質GDP予想が1%下げられれば資産市場への短期的な影響は避けられない。インフレによるコスト増で業績が圧迫されるのが明白だからだ。





名目GDPからインフレ率を引いたのが実質GDPで、名目が変わらなくてもインフレ率が増せば、実質GDPは押し下げられる。GDPとは国内総生産と言われるが、すべての個人や企業の支出の総額であり、またすべての個人や企業の総売上高にもあたる。GDPの三面等価と言われる、支出の総額と収入の総額と付加価値の合計は等しくなる。もし1%インフレになれば、平均して1%の収入の減少になり、収入の減少は支出の減少でもある。





21世紀に入ってから世界のグローバリゼーションは加速したが、先進諸国ではGDPの低成長が続いている。その低成長下において1%のインフレによる1%の実質GDPの低下は、経済成長そのものを台無しにしかねない。2021年の実質GDP予想が5%から4%に下がるだけに見えるが、内情はマイナス成長で、政府の財政出動により何とか見せかけの経済成長を達成しているに過ぎない。








アメリカの2021年の政府予算は歳入が4兆ドル、歳出が5兆ドル、つまりGDPの20%ほどにあたる政府支出で経済を下支えしているのも関わらず、、、1兆ドルつまり100兆円の国債でブーストしているにも関わらず、、、まったくGDPの成長に貢献していない。2400兆円のGDPに対して100兆円とは4%ほどで、GDPの増加分がただ単に国債の発行による100兆円の財政支出だっただけだ。



そしてこのGDPの増加は単に国債の発行によって成し遂げられれたという事は、ドルの希釈化によって成し遂げられたと訳せ、まったく成長していないことを意味する。希釈化したドルの影響はすぐには経済に影響を与えないが、時間差でインフレとして帰ってくる。未来への実質GDPの押し下げ圧力として。



インフレに対して中央銀行が行える予防措置が金利の引き上げだが今のFedは打つ手無しだ。雇用情勢も経済情勢も悪い中で金利の上昇を容認すれば、経済に致命的な影響を与え兼ねず、せっかく上向いてきた景気を中折れさせかねない。中央銀行は雇用を取りインフレを容認するか、雇用を蔑ろにしても経済の安定を取るか選ばなければならないとこまで来ているのだ。









つまりインフレは短期的には経済の押し下げ圧力になり、経済成長を台無しにしてしまう。かつての日本政府がデフレ下に置いてもインフレ無き経済成長を目指していたのはこのためだ。今でこそインフレ経済を目指しているが、一度染み付いた国民のデフレマインドは払拭されない。



そしてインフレ経済により一時的に経済や企業の収益が圧迫されようが、バフェット氏が言うように、インフレを製品やサービス価格に転嫁出来る企業は生き残り、インフレも相まって株式が大幅に上昇する可能性がある。つまりインフレは残念な企業と成功する企業を隔てる分水嶺でもあるのだ。





インフレ懸念で株価が下がっているのはチャンスでもあると言える。果たしてあなたはインフレによるコスト増を製品価格に転嫁出来る企業に投資していますか?インフレを製品価格に転嫁出来ない企業は、インフレによるコスト増で利益が失われジリ貧ですよ。






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2021/04/29

【朗報】AAPL好決算でSP500指数4200ポイント突破か!!







昨日の引け後に発表されたAAPLの四半期決算が好決算で時間外で3%ほど上昇しています。時価総額加重平均のSP500指数もそれに吊られる形で先物が上昇。先週のバイデン政権による増税案から足踏み状態にあった株式市場の突破口となるか?




コロナ禍によるステイホームの流れから仕事、学業、双方に置いて在宅PC需要が大きく伸びたとの事。また中国共産党には由々しきことだがアイフォンやアイパッド、アイマックなど、AAPL製品が中国市場で80%ほどの伸び率を示した様子。




売上高、利益共に市場予想を大幅に上回り、売上高は過去最高、利益は前年同期比50%増以上の236億ドルとの事。四半期で純利益が2,5兆円っすよ。つまり年換算すると10兆円の純利益。好決算に伴い900億ドルの自社株買いと7%の増配を発表。








しかしながら昨今の半導体不足から、次の四半期決算が下ぶれするリスクをキャプテン・クックが示唆。コロナによる在宅ワークや車両搭載用途で旺盛な需要に供給が追いつかず、アイパッドやアイマック用途の半導体が不足する恐れがあるとの事。AAPL製品が供給過多で値崩れする様な事は絶対起こらず、今後も絶大なブランド力を有する事を意味する。





インフレには2種類あり、一つはディマインドプル型と呼ばれる旺盛な需要に商品の供給が追いつかず、限定された商品数に対して多くの買い手が付くため商品の値段が釣り上がる形。もう一つはコストプッシュ型と呼ばれる悪性のインフレで、原材料の高沸などで商品価格が釣り上がる形だ。因みに高度経済成長期の日本がディマインドプル型のインフレで、現在の原油高に起因するステレス値上げなどが悪性インフレのコストプッシュ型だ。




世界中で販売、使用されるAPPL製品でディマインドプル型のインフレが起き、暫くは半導体不足が続き、今後も半導体需要が大きな伸びを示している事から、これは世界経済に取って大変良い兆候と言えよう。言うなれば今後の世界経済は、日本の高度経済成長期の時の様な大幅な成長が期待出来る事を意味しており、これを遮るようなリスクは今の所存在しない。勿論Fedのパウエル頭取も「引き締めを議論する段階に無い」との声明を発表し、まだまだ緩和が続く公算だ。







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2021/03/18

【悲報】落ちるんなら上げんなや!!!





NY指数先物は下落です。原因は間違い無く10年物米国債金利の上昇にあるでしょう。現在1,7%付近です。この水準は丁度1年前のコロナショックで崩れる前の水準に当たります。一年前と現在で何が変わったのでしょうか?コロナ前と比較して経済は低迷、失業率は増大。にもかかわらず米国債金利の水準は変わらず。。。






昨夜はFOMC後の記者会見があり、当面緩和傾向が維持されるとの発表から、引けにかけて株式は大きく上がりました。そして今日、寄り付き前の指数先物の下落。。「落ちるんなら上げんなや!!」と思っているのは私だけでは無いはず。





因みにパウエル議長の言う緩和措置とは、銀行間の資金のやり取りに適用されるFF金利の事だ。この水準をゼロ金利にすることで流動性を確保する目論見だ。しかし投資家にとってより重要なのはもちろん「物差しの物差し」にあたる10年物国債金利だ。因みにこの金利にも議長は一言いっている。「低く押さえつけるような事はしない」と。。。








10年物国債の金利を下に押さえつけるのは簡単だ。マーケットから国債を買いまくればよい。好きなだけ現金を刷ることの出来る中央銀行なら、この様にして金利を誘導してやれば良いが、それをしないと昨日の記者会見で議長は言った訳だ。つまり遠回しに量的緩和はこの辺までというタカ派なスタンスを見せた訳だ。それが今日の金利の暴騰だ。




現在の市場はお金の洪水だ。本源価値とは無関係に上昇している株が多く、また企業に投資するのではなく株価に投資する風潮も問題で、今回のFedの決定はそれらを憂慮した形だ。お遊びもこの辺までと釘を刺した訳だ。もちろん金利が上がれば株式は売られる。今日の先物も金利の上昇が嫌気され下落している。しかし直近半年、金利は上昇し続けたが株式も上昇している。つまりはそういう事だ。全てはドルが減価していると。。。







今後の行方は?
政府、中央銀行共にまだまだ緩和的で、この傾向は継続する公算だ。つまり貨幣価値は希釈化し、それ以外の資産が相対的に嵩上げされる。また貨幣価値の希釈化と金利の上昇はセットだ。貨幣とは債券で、債券とは貨幣だ。貨幣の価値が落ちるなら債券の価値も当然落ちる。そして債券価格が落ちれば金利は上昇する。




リーマン・ショック後、金利の急騰に起因するフラッシュクラッシュを交えながらも、それでも株式市場は上昇してきた。今回も短期的には下落するし、フラッシュクラッシュの様に大きく下落することもあるだろうが、株式市場は上昇し続けるだろう。ドルが紙くず化しているのだから。。。ただし、議長の思惑通りインフレや投機が止み、株式市場や金利は安定化、経済や雇用が浮上するとは思えない。なぜならこれらの政策は時に相反するからだ。。。






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2021/03/17

【FOMC】Fedはステルメイトの手詰まり





さて、久しぶりに注目の集まるFOMCです。なぜ今回のFOMCが注目を集めるのでしょうか?それは、Fedの責務である「雇用の最大化」と「経済の安定」をそろそろ選ぶ時期が来たからです。市場も動揺しており、昨夜は小型株指数のラッセルが大きき下落。また足元では金利が上がってきている。




因みにステルメイトとはチェスで使われる用語だ。意味は「手詰まり」。駒を動かすことが出来ない時に使われる。現状のFedにぴったしの言葉だ。なぜ雇用の最大化と経済の安定が両立しないのか?なぜ雇用の最大化か、経済の安定を選ばなければならないのか?



現状のインフレに起因するコモディティの上昇はご存知だろう。またコロナ禍の外出禁止による経済的ダメージや失業率の上昇もご存知だろう。時に経済の安定と雇用の最大化は両立する。失業率が急上昇し、資産価格が暴落、経済が低迷した時だ。この場合、企業がお金を借りやすくするために金利を引き下げ、国債や社債を買い入れることで経済を下支えする。資金繰りに目処が立てば、雇用は維持されやすいし、経済も安定しやすい。









しかし現状は、雇用は戻らず資産価格だけが上昇。そしてインフレによりエネルギーなどのコモディティが大幅に上昇し、足元では10年物米国債の金利も急上昇している。この状態が果たして経済の安定化と言えるだろうか?





もし経済の安定化をFedが選択するならば、金利の上昇を容認するタカ派な対応が不可欠だ。この場合、行き過ぎた資産価格は是正され、金利は更に上昇、インフレは落ち着きを取り戻すだろう。しかしバイデン政権の指針とは真逆で、雇用を蔑ろにし経済を中折れさせるリスクが高い。そもそもアクセルとブレーキを全開に踏み込む様な対応は、中央銀行家として相応しいとは言えないだろう。




もし雇用の最大化を取るならば、市場や経済はどうなるのだろうか?つまるところの低金利政策を継続する訳だが、この場合はリスクの先送りに過ぎず、先送りにすれば更に甚大な被害を複利運用するようなものだ。金利を低く押さえつける事なんて、いくらでも現金をすれる中央銀行にとっては簡単で、刷った現金で国債を買いまくれば良いだけだ。









しかし市場に資金を注入しただけで雇用が戻るとは限らないし、インフレが加速しコモディティ価格が大幅に上昇すれば、人々はコストプッシュ型の悪性のインフレに苦しむ事になり、経済は不安定化する。もちろんコストが嵩めば人員削減に手を付けずに負えず、逆に雇用を蔑ろにしかねない。また資金を注入しまくれば、すでにバブルとも思えるこの状況を加速させ、チューリップマニア御免のリーマンショックの再来すらあり得る状況を作り出しかねない。





果たしていFRBのパウエル議長の取るべき選択とは?はっきり言って、この手詰まりとも思える状況の打開策や、魔法の様な特効薬は無い。全く無い。残念。後は現状のさらなるバブル化か、現状のバブル相場の終わりかだ。雇用の最大化に必要なのは、経済政策や金融緩和では無くワクチンなのだから。。。










取り敢えず引き締めは出来ないだろう。経済も雇用もどん底だ。そしてロビンフッター給付金、金利を低く抑えるための資金の注入。狂乱のチューリップマニア相場へようこそ。入り口はこちら ↓↓







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2020/09/16

【様子見ムード全開】FOMC、SQ待ち










FOMCとSQ通過するまで株価は動かなそう。今頃パウエル氏はトランプ大統領から「絶対株価を下げるな!!」と突き上げをくらっている予感。Fedは政府機関ではなく中央銀行としての独立制を有しているが果たして。一応中央銀行総裁を任命するのは大統領なので、ある程度その意を汲まざる負えないが。。。




悲しきかな中間管理職。建前上は「トップ」であるにも関わらず、やってることは上からは突き上げを喰らい、下からは要求の嵐。お金でジャブジャブにするのは簡単でも、度が過ぎれば後世に汚名を残すのは確実だ。果たしてどこでバランスを取るのか?



はっきり言って問題有りすぎるのが現実だろう。切実な問題として、コロナ給付金などの政府支出は経済を活性化させず、活性化したのは株式市場だけ。あまり市中には出回らず、「誰かの支出が他の人の収入になる」なんてかつてのニューディール政策には程遠い。




そもそも失業状態の方が収入が多ければ、誰も仕事なんかに戻らないだろう。現実問題として、失業保険とコロナ給付金を受け取っていた方が、働くより収入が多い人が60%を超えるとか。持て余した時間と、天から振ってくるお金の行き着く先は、インターネットカジノのロビンフッド証券だ。そう、彼らこそが「ロビンフッターズ」ここにあり。





やはり人々が再び働き始め失業率を下げるには、働く意欲を刺激してやる必要があるが、トランプ氏は再選のためなり振り構わずばら撒いている様子。そんな光景を苦々しく思いながら、見つめることしかできない中間管理職のFed総裁パウエル氏。大統領も大衆も緩和を望むが、本当に国のためを思うなら、やはり人々を職に付かせ失業率を下げるべく、行き過ぎた緩和は是正されるべきだろう。




つまり働くより無職の方が収入が多いのは切実な問題だ。こんなマヤカシ経済では、過去の英国病同様、国としての競争力が落ちるのは目に見えている。現状の緩和を見れば、現代貨幣理論「MMT」ですら間違っていると言うだろう。ある程度のベーシックインカムなら良いかも知れないが、完全に度を超え、働くより収入が多い状態が継続出来る訳がない。行き着く先は第一次大戦後のドイツ経済や最近のジンバブエドル経済だ。





正常な経済運営を行っていきたいパウエル氏は現状は辛いだろう。今日も為替はドル安傾向だ。緩和維持を望む声がそれだけ大きいと言える訳だが。各国政府ともGDPの15%ほどの緩和を行った様だが、ドル経済圏が一番規模の大きいため、ドル紙幣が他の通貨に対して一番多く刷られたわけだ。




正しドルが紙屑になれば、中国元やユーロに取って変わられる可能性があり、基軸通貨としての地位が揺らぐ状態は絶対避けなければならない。Fed総裁としてそうならないための運営をしたいが、そう出来ないのが頭痛の種だ。大統領選まで待ってやるか?株価を維持してやるか?もう一段高か?いったいどのようにこの事態を収拾させるのだろう?共和党って元々小さい政府を目指してなかったっけ?






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2020/03/12

速報、Fed、50兆円の債券買い取りへ





Stock market news live: Dow pares losses after Fed announces $500 billion in short-term bank funding



やはり大方の予想通りトレンドラインの下限ライン、反転期待の買い支えを利用出来る、このタイミングで打ってきましたか。。。




今回の決定は諸刃の剣で、上手く行けばギリシャショックやチャイナショック、クリスマスショックの時に反転させたこのトレンドラインで下落が止まるのですが。。失敗してトレンドラインを抜ける時には、全ての買い玉が空から振ってくることになるので、下落に拍車が掛かることに。



ちなみにコロナウイルスの被害が拡大傾向にあることから、私は後者だと考えるのですが。。。ちなみに強いトレンドラインほど抜けた時の衝撃は大きいです。。




その後、コロナウイルスの収束を見計らってトランプ氏の良い所総取りの予感。その勢いで再選。。。







SP500、週足チャート


一番下のトレンドライン、ここを次に割る時が暴落相場の本命。当てが外れたり、予想の逆に行く時が一番大きく動く。


FOMCで立て続けに援護射撃も打ってくるだろうが。。利下げはすでに今回の経済危機には効かないことを市場に一度見透かされているので。。








詳しくはこちらの記事。




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