2019/04/25

速報、3M Co陥落


今日のダウ指数下落の元凶。
ダウ指数は加重平均ではなく、
単純な株価の平均なため、
値嵩株の影響が甚大。

さて、素材関係のMMMや、
日本のファナックの様な、
設備投資関連も崩れて参りました。
建設機械の猫(CAT)も振るわない。

それに引き換えMSFTやFBと来たら、
強い強い。。。

何処までこの高金利の状態で、
世界経済後退局面に対抗できるのか?
乞うご期待。。。

2019/04/18

黄昏か、それとも暁なのか?


現状に思う。
果たして今は黄昏なのだろうか?
それとも暁なのだろうか?

FRBの利上げは立ち消え、
量的縮小が終了するのも時間の問題。
締め付けが無ければ市場は好感するが。。。

怖いのは、暁も黄昏も同じ光景に見えること。
日の出も、日の入りも
写真からでは判断でき損ねる。
もし現状が黄昏なら、
ある程度の現金残高は必要だろう。
しかし、現状が暁ならば。。。


どちらにせよ、動くのはもう少し先か。
基本バイ&ホールドなんで、売りはせず、
安い時に、安い銘柄を拾い上げていくだけ。
資金がだぶつけば、過剰な現金で、
月末定期買い付けの、
ドルコストアベレージに移し変えるのみ。。。

楽観も悲観も慎重さも入り乱れている時は様子見。
どちらかに、大きく振れた時に動きますか。

2019/04/03

景気拡大最終局面の断末魔


最近の仮想通貨の高騰。
NY指数の高沸。WTI原油の高騰。
相反するIPOしたばかりのリフトの暴落。
ゴールドの暴落。
そしてIMF専務理事のラガルド氏が、
「世界景気はさらに後退している」と言っておられる。
まさに景気の最終局面に相応しい。

最近の原油やXOMやRDSが堅調なのは、まさにその証。
すでにドル安を織り込みに行き、原油は上昇し、
また不景気までの、需要の後退までの、
時間の猶予を示している。
景気後退から不景気に繋がるかは、神のみぞ知る。
FRBの利上げが終わり、QTの終了も視野に入る。
これ以上のドル高は難しいが、
通貨に限っていえば、「どんぐりの背比べ」で、
現状は少しでもマシなところを選択せざるおえない。

このようにして、マーケットは残った最後の燃料を点火し、
上昇を試みようとする。
しかし、あまりにもブクブクに太って鈍くさく、
綺麗に上昇できるほどの身軽さはない。。
もちろん跡に残るのは、資金を使い果たした屍の山。
どちらにせよ、今相場を支えているのは、
短期的な資金である可能性が高く、
押した波は引き潮を作り、返って来る。
て言うか、ちょっと動揺を誘えば、
なし崩し的に、崩壊しそう。。


イールドスプレッドの逆転はヤバイ。
確かに金利が上がれば銀行は儲かる。
しかし金利差で稼いでいるのに、
スプレッドが小さくなればどうなる?
逆ザヤになればどうなるんや?
短期の資金を金利を払いながら借り入れ、
長期で貸し出し金利を稼ぐ。
つまり銀行がスプレッドの縮小や
逆ザヤで稼げないと、終わりの始まり。

まず銀行がどうなるか?
逆ザヤで貸し出すと損をする。
信用創造でレバレッジが掛かっているため、
急速に資金振りが悪化する。
そもそも貸し出さないし、貸し剥がしも起こる。
晴れてる日は傘を貸すが、空模様が悪くなると傘を仕舞う。
よく聞きく、あれやで。

で、もちろん担保が蝕まれ毀損していく。
でもって、信用不安で銀行が金をさらに回さない、
逆ザヤで回せない。で企業の設備投資が止まる。
そもそも高金利では借り手がデフォルトする可能性が高まる。
銀行としては、高リスクは避けたい。だから貸さない。
銀行が貸さなければ、GDPが伸び悩むのも時間の問題。

まあFRBのとれる選択肢も多いし、
前回の教訓もあれば、そこまでバブル的な訳でもない。
投資家も悲喜こもごもと言った様子。
暴落させるには、楽観が足りないし、
上昇させるには、悲観や慎重さが足りない。
時間をお金に変えつつ、様子見と決め込みますか。。。

2019/04/02

速報、(WBA)ウォルグリーンこける


昨年GEの代わりとして、ダウに指名された、
Walgreens Boots Alliance (WBA)が決算でこける。

Walgreens posted revenue of $35.5 billion in the second quarter of fiscal 2019, up 4.6% YoY but marginally short of Wall Street’s expectations. The company’s adjusted operating income fell 10.4% to $1.9 billion. Walgreens posted adjusted EPS of $1.64, a fall of 5.4% YoY, missing analysts’ consensus estimate of $1.72.

株価は決算を受け10%超の下落。
今は下落のトレンドラインの下限。
WBA週足チャート
いつか買うつもりなんやけど、
ここじゃ動けん。
確かに安いっちゃ安いけど、
基本、指数が崩れれば、全部崩れる。
年末のタバコ銘柄が総崩れだったのと同じ。
ここは指を咥えて、見逃し三振を、
甘んじて受け入れますか。。。
上手くいけば、ドル安株安のバーゲン。。



新元号「令和」に決定


時間と共に、新元号決定の背景が説明されるだろう。
ただ30年後らしいが。。

ここからはあっしの推測だが、
六つほど元号の候補があったらしいが、
決定的だったのは、「和」の文字が入っていたためだろう。
日本の文化として、先祖の名前から一文字とって、
それを子供の名前としたりする習慣がある。
例えば徳川幕府における各将軍は、
家康の「家」の文字を取った名前が多く存在する。
それと同様に昭和の「和」の文字が入っていたことが大きそう。

また日本人の精神性として、遥かいにしえの聖徳太子から伝わる、
冠位十二階十七条の憲法の、
「和を以て貴しと為す」が、和の精神、
「平和」の「和」ということで評価が高かったようだ。
平成に続き、戦争の無い平和な世界への、
願いが込められていることだろう。
和の国、日本、「和」この一文字に異論はなさろう。
簡単に言えば、日本人はこの文字「和」が好きだと。。

「令」の文字の由来は、万葉集の一節から、
「和」の文字と共に取られたらしい。
令の文字は、否定的に解釈を受けることもあるようだが、
例えば、命令の令にあたるなどと。。
しかし、「令」の持つ意味合いはそれだけでなく、
「告げる」と言う意味合いもある。
「号令」、「法令」などを見れば分かるが、
号を告げる、法を告げるなどと見て取れる。
まあ命令も命を告げるとなるのだが。。。


つまり、今回の元号には、和を告げると言う、
未来への期待や願いが込められているのだろう。
皇太子殿下もまだまだお若い。
そしてすぐに新天皇陛下になられる。
願わくばこの和の時が、閣下の御時勢と共に
末永く続いてほしいものだ。

で政府はこの大変目出度い時に水を差すようなことなんてすんな。。
例えば、消費税増税とか、公文書の西暦表示とか。
文化と効率性を天秤で計るのは愚かもいいとこ。
ただ西暦の19を引くだけ(正確には元年は0年でないため18だが)。
こんなとこで効率性を図るくらいなら、
ぐちゃぐちゃにした消費税の低減税率から効率性を見直すべき。