「私の可愛い可愛いモンスター達。。。」この言葉はレディーガガが自らのファンに対して使う言葉だが、私の可愛いモンスター達であるロビン君も随分成長しました。大きく成長したと言うよりは小さく小さく哀れに成長した様です。そして遂にキャピタルテロリストの称号を手にすることに。まさにランチェスターの法則に従った弱者の戦略で、ゲリラ戦に相応しい戦いぷりっとも。
まあそれでも絶滅危惧種のヘッジャー程度を刺すのは簡単で。ハゲタカの頭髪もますます薄くなって参りました。いい加減ヘッジファウンダーもワシントン条約に登録してやれよ、絶滅しそう。。ポンド危機を起こしたジョージ・ソロス氏筆頭に、ヘッジャーも中銀に対して同じことをしてきた訳で。。。
昨年の夏頃の権勢も今は昔、夏も終われば虫けらなんて死にゆく運命で、まさに童話「アリとキリギリス」のキリギリス状態。昨年の夏頃は市場全体を上昇させ、実体経済にそぐわないとして売りに回った大人たちを踏み上げ続け、日本経済の規模に達し、600兆円ほどの時価総額を誇るGAFAM.COMを2倍の時価総額まで押し上げ、そして日本一の投資家であるソフバンの孫氏をもてあそび、一杯食わせるほどの勢力があったにも関わらず。。。
最近のロビン君ときたら、時価総額3000億円程度だったゲームストップの株価を、コールの買いによるてこの原理と、馬鹿でとろいヘッジャーの買い戻しで持ち上げるのが精一杯。すでにアイフォンアプリやアンドロイドゲームのスマフォ勢の台等でGMEの業態は意識不明の重体。さらに書籍などと同様にゲームソフトの販売は大手通販の独壇場で、アマゾン様にぶっ殺されるリストに載ってしまい手の施し様が無い状態だったにも関わらず。
しかしながら株価と業績は別もので(連動しても構わないけど)GMEの株価だけは大幅高。。。売り方に回ったヘッジャーが、それに追随する獲物を捕獲するためそのポジションを公開したら、ゲーム世代でありギークとも呼ばれるロビン君達の中核を成す世代の顰蹙を買い、逆にSNSで結託され踏み上げに。。ざまあ。。。
かつて、スクールカーストの最下層に存在したギーク(オタクとも)を見かねたビル・ゲイツ氏がこう言ったとか、、、「ギークを馬鹿にしない方が良い。あなた達は彼らの下で働く事になるのだから」と。。。ギークと逆のポジションを取った馬鹿どもめ。。まあかと言ってトノサマバッターズが勝っている訳でもないが。。
「買いは家まで、売りは命まで」とはよく言ったもので、買った場合、最悪その価値がゼロになるまでだが、売った場合は天井知らずの無量大数だ。つまりその損失は留まる所を知らない。損失を限定するには反対売買の買い戻しだが、マージンコールが掛かってからでは遅い。追証だ。応じることが出来なければ勝手に決済される。。
世間はロビン君を投資を始めたばかりで、世間知らずな馬鹿な投資家と考える風潮があるが、実態は全くもって逆だ。なんせ「ロビンフッター」とは、私を含めたあなた達投資家全員の売買の総決算だ。あなた方の中で「算数分かる?」と聞かれれば、その殆どが「分かります」と答えるだろう(注1)。ロビン君も全くもって同様で常識的な一般ピープルだ。もちろん取引に置いても合理的で理性的な判断を下す。
GMEを今買っているのはロビン君ではない。もちろん反対売買を強いられているヘッジファウンダーの連中や、吹き上がったところで空売りを入れた残念な奴らだ。「暴落を作るのは買い方の投げ売り、暴騰を作るのは売り方の踏み上げだ。」だが「株価が高いからGMEは助かるのか?」と聞かれれば、このままではGMEの業績が好転する確率は低い。ものすごーく低い。街角の本屋さんやゲーム屋さんは終、わ、り。
もはやアマゾン様に取り込まれてネット通販だけにするか、テンセントの様に自前でスマホ向けにゲームを開発するような大幅な業態の転換をしないと難しい。もちろん株価が高ければ資金を調達しやすいので、倒産したレンタカー最大手のHertzが市場から資金を調達しようとしたように、延命することは可能だ(注2)。。。
真の勝者は誰なのか?
前述の通り、ロビンフッターズの勢力は風前の灯。ドンドン資金を失い、その損失を取り戻すためにドンドン投機的に。そしてすでに絶滅危惧種のヘッジファウンダー。お互い潰し合って市場の資金が焼き尽くされる結果に。。。ざ、ま、あ。。。その裏でもちろん利益を淡々と積み上げている者がいる。そうHFT(高頻度取引)勢やAIなどの機械による取引だ。もはや市場の7割りが機械を使った取引と言われ、投資に生の人間が出る幕など無い。
くっそ酷い値動きとボラリティ、値幅の大きさはこの馬鹿の三乗スパイラルだ。ロビン君が買い、機械が即座に追随、そしてヘッジャーの踏み上げ祭り。しかし取引制限で市場全体からは資金が引かれ、出来高は細り指数は下落。行き場を失った資金、大半が機械だがそいつらが生きの良い銘柄に集まりさらに祭りは過熱する。。
今回のゲームストップも大きく利益を得たのはロビン君ではない。もちろん中には大勝ちしたロビン君もいるだろうが、もし平均を取れば負け越しだ。そして大敗したのはもちろんヘッジファンドの連中だ。真の勝者は、我々の取引を先回りするようなAIや、スキャルピングを得意とする高頻度取引勢だ。同じタイミングで買おうとしても、そう思った時には機械の取引は成立しているが、鈍くさい人間は指を懸命に動かしている最中だ。また短期的に勝ったロビンフッターもそのうち市場の闇に飲まれるだろう。。。
悪いことは言わない。不毛な戦いには参戦するべきではない。。ロビンフッター銘柄には手出し無用だ。あなたに機械ほど早く動く事は出来ないのだから。。。まあ機械は動けないけど。。。バイデン政権によるロビンフッター給付金は通るのか?こんな状態で?祭りに火を注ぐのは歓迎だが。
注1
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