2021/03/26

【絶賛暴落中】小型グロースはいつ買えば良いのか?







金余り相場の最終局面。あなたはいつだと思いますか?コールオプションがこぞって買われ、ナス100のQQQが大暴騰した昨年8月。大統領選が終わり、コロナワクチンが認可され、底値から2倍以上になったラッセル2000。思い当たる節があるとすればこの辺ではないでしょうか?





暴落後まず初めに資金が埋まるのは、GAFAM などの大型安全株からだ。そこが埋まってしまうと資金は下へとこぼれ始める。そう小型株だ。しかしこの器は小さい。ラッセル2000は2000社の集まりだが、器が小さすぎて少しの資金で大暴騰する。そしてこの器が埋まった後に起こるのが。。。。。





行き場を失った資金は彷徨い歩く。もちろん「SP500を積みたてておけば良いんじゃね」とはならない。なぜなら間近でSP500、ナス100、ラッセルなどの大暴騰を見てるので、同じような物を探すことになるのだ。人は機械と違って欲のある動物だ。つまり射幸心を煽られやすい訳だ。






そこで掘り出されたのがGMEだ。上昇相場の最終局面で市場から溢れ出た資金が特定の銘柄に向かい始めた訳だ。市場全体が崩れ始めたにも関わらず。。。SAAS、SPAC、ハイテクソフトウェア関連だったり、バイオベンチャー、マリファナ関連、EVグリーンエネルギー関連などだ。もちろん上昇相場も最終局面なんで、その後さらに高値で買うことのできる資金なんて市場には残っていない。心当たりがある人も多いのではないでしょうか?また大きく下落した小型グロースを狙っている投資家もいるのではないでしょうか?





爆発力が人気の小型グロース。直近どれも急降下し3割から5割ほど下落している。また直近の大暴騰を目撃しているので、果敢に買い向かっている投資家も多いのではないでしょうか?株式指数が殆ど下げていないのに、ある特定の銘柄関連だけ大きく下げている現状に理不尽だと思う投資家も多いことでしょう。





ダウもSP500もナス100もラッセル2000も殆ど下げていないんですよ。因みにこれらの指数が市場全体を表しているかと言われれば違う。ある重要な領域を欠いているのだ。ある程度知名度のある小型の銘柄群だ。つまりラッセル以上の銘柄だが、SP500以下の株式。分かりやすい例を用いれば、最近やっとSP500に含まれたTSLAの様な銘柄だ。最近のこいつらの悲惨さと言ったら。。。。





ではこの残念な銘柄達はいつ買えば良いのでしょう?巷では、四半期決算や年度末会計、納税に基づく換金売りなどと言われているが、単純に市場に資金が残っていないだけだ。また取引の7割とも言われる機械が乗ってこない限り、反転は騙しで終わりやすい。因みに今買っている機械は少ない。移動平均線の下で株価が推移していれば当然だが。




ARKK、日足チャート








ARKイノベーションETFと言えばTSLAの様なゴミの寄せ集めで作られたETFだ。つまり今もっとも行けている、ラッセル以上SP500以下の銘柄群だ。ゴミも集めれば個別株リスクは減らせるんじゃね?という単純な発想でつくられたETFだが、ゴミを集めても大きなゴミにしかならず、小さければそれほどの害はないが、大きくなれば甚大な被害をもたらす。産業廃棄物だ。





なんせETFが売られるから下落し、下落するから個別株で売られ、売られるから機械まで売り方に転じさらに下落。個別株が下落すればETFからさらに売られという負のスパイラル、悪循環が止まらず。少なくても上記のチャートで20日移動平均線を実線で超えるまでは、本格的な反転はないだろう。つまり小型グロースの爆発力を期待したいなら、少なくてもここを超えるまでは待つ必要がある。




ここを超えても上がる保証は全く無いが、ここを超えなければ絶対に反転しない。ある程度売り方の機械の持ち分が解消され、そいつらが買い始めなければ売り優勢の状態が続く。もしあなたがARKイノベーションETFや小型グロースに投資したいなら、少なくてもここを超えるまでは待つべきだろう。市場の7割を占める機械の側に付いたほうが得策だ。




あんたの値頃感で買ってもまず反転することは無い。あなただけが買ってもTSLAの株価は動かないのだから。。。まあすでに保有している分や、直近買った株に関しては知らんが。。。まあ10倍20倍になったということは、10分の1、20分の1も覚悟しましょう。また次からは人気沸騰している銘柄や熱狂している市場、落ちるナイフには投資を控えましょう。私はGMEの値動きを見てさっさと下山しましたよ?当然ながら。






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