2022/05/06

【NY市場に赤信号】フラッシュクラッシュ警報発令







どうせ金曜日は週末で売り方の買い戻しが入るんでしょ?みたいな舐めた値動きだった木曜日の引け。この光景、以前どこかで見た気がするのは私だけではないでしょう。多くの投資家に取って一番嫌な方向へ転がる市場の性質からいってヤバイ。




どうせ杞憂に終わる。フラッシュクラッシュが起こるとするなら10%ほどの確率だ。なぜそんな杞憂が降って湧いてきたかといえば、今日が奇しくもあの日であるからに他ならない。そう今からとき遡ること12年前。。。



2010年5月6日木曜日,アメリカで14時40分から15時までの20分間にダウ指数が約5%急落した後,ほぼ同じだけ反騰するという株価の急変動が生じた。 株価指数の変動幅とスピードが稀にみる水準であり,フラッシュ・クラッシュ(flash crash)という呼び名が定着することになった。





最近のアップダウンでかなりの資金が株式市場に飲み込まれ、現金余力に乏しい投資家も多いのではないでしょうか。因みに多くの投資家が売りでも買いでも身動きが取れる間は暴落は起こらない。暴落が起きるのは多くの投資家が現金余力を使い果たし『売り』でしか身動きが取れなくなった時だ。




昨今の荒い値動きでかなりの資金を焼き尽くしたNY市場。どうせショートカバーが入り大方の予想通り反発するだろし、杞憂に終わるだろう。また大きく下げても戻ってくるので寝て起きてみたら何も起こってない可能性が高いが。。。そういつかは戻って来る。




12年前のあの日以降、市場にはサーキットブレーカーが導入されあのような事はもう二度と起こらないだろう。しかしそれが発動するのは7%を越える値動き。言い方を変えればそこまでの下落幅は狙える。つまりSP500指数が直近の天井から、丁度節目にあたるマイナス20%で昨日の終値からマイナス7%の水準だ。




さて良い子の皆さんは、SP500指数ETFならこの水準で指値を起き、ブル三倍なら前日終値からマイナス20%の水準で指して起きましょう。思いのほか割安で刺さっているかもしれませんよ。そしてこれだけは言っておこう。あんたらの予想だけは絶対当たらん。アーストラビスタ、ベイビー。。。






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