シカゴの摩天楼
一時期一世を風靡したタワマン投資、世界経済が崩れる中すでにババ抜きの局面へと市況が変化している模様。
終わりが近づく景気拡大局面、J-REITに「賞味期限切れ」のリスク https://t.co/2bFcPkuDwt— 難波のあきんど (@akinainohibi) October 9, 2019
タワマン投資が流行った背景はこうだ。
1、フラット35や安部ノミクス、低金利、オリンピック需要を見越した投資など
2、好調な世界経済を背景とした資金の流入、特に中国人富豪層による不動産投資
3、上がるから買う、買うから上がるの投資資金の流入
4、そして最後に団塊の世代による相続税の圧縮
アンテナの高い米国株投資界隈なら説明は必要ないだろう。敢えて説明するとすれば、相続税の圧縮で、これは区分分けされた地価の持分に税金が掛けられるのに対して、実際の不動産はそれの何倍もの価値があり、この価値の差を利用した相続税の圧縮だ。3,11の震災以降低迷する不動産市場に目を付けた団塊の世代が、迫りくる相続税の支払いを逃れるために始まったタワマン投資も遂に岐路へ。
終わらないバブルはない。一体何時このタワマン投資バブルは終わるのだろう?全ての価格が需要と供給で説明されるならば、供給が大幅に増えるか需要が減ればよく、すでに答えは出ていると言える。流入する資金が細ればそれだけで価格の維持は難しく、銀行が貸さなくなれば新たな資金が流入しなくなるのでタワマンバブルは終焉の時を迎える。
構図は1990年のバブル崩壊とまったく一緒と言え、銀行が貸さなければあとは値下がりするだけとなる。ちなみに2007から顕著になったサブプライムや南欧のPIGSも構図は全部これ。銀行も一度値下がりが始まれば、担保価値が毀損する可能性が出てくるので貸せないし、貸さなくなり、すでに貸している分は回収にかかる。つまり傘を貸すのは天気が良い日と相場が決まっており、雲行きが怪しくなると傘は貸さないし、すでに貸し出した傘は回収に掛る。
果たして雲行きが怪しくなり、銀行が貸さなくなるのは何時なのか?誰か、ちょっと銀行に行ってタワマン投資の不動産融資を頼んでみ?手持ち資金なしの全額借り入れで。。。今の時間帯だと手持ち資金が25%あっても断られそう。。。
1、不正融資のスルガショック以降、審査が厳しくなった
2、すでに市場はオリンピック後を見据え、オリンピック需要の剥落
3、都会の農地が市場に開放される2022年・生産緑地問題
4、世界的景気後退の流れで金利が下がり、銀行が利ざやで稼げなくなるため貸さない
5、悪循環、値段が下がるから資金が入らず、資金が入らないから値下がりする
6、単純に高すぎるため買わない
7、人口減少の需要減
さあ、タワマン投資を影で笑っている諸君www、ババ抜きに引き込まれるのは不動産投資家だけでなく、全ての資産クラスで始まる予定www。世界的な大ババ抜き大会の始まりです。我慢していれば何時か報われる?www報われるのは何時でしょうか?また5年後?wwwww今売って安くなってから買い直せば、あなたの資産は倍増しますよwwww。
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