2021/04/22

【怪しい】ARKのキャシーウッド氏の実力とは?







破壊神か?はたまた創造主か?最近何かと話題のARKイノベーションETF。そのARKイノベーションを率いるのが御年65歳になるキャシーウッドこと女帝キャサリンウッド氏だ。ハイテクの女王の異名を持ち、TSLA株が今後5年で3000ドルを超えると言ってみたり、直近のコインベースへの投資など、誰がどう考えても高値掴みとしか思えない。果たしてその実力とは?





傍から見てもどう考えてもCOINの株価は割高だろう。同じ取引所のNASDAQやNY証券取引所(コンチネンタル証券)と比較しても遥かに割高で、そもそも上場するに辺り、BTCの価格を名一杯釣り上げ、またCOINの売り出し価格も釣り上げられていることくらい想像に難くない。つまり普通の金融関係者なら絶対に手を出さない代物だ。





しかしながら2014年に組成されたARKKのリターンは想像を遥かに凌駕する、他者を寄せ付けない圧倒的な成績だ。なんと2014年から2021年までの年率平均リターンは39パーセントにも及ぶ。同じ期間のSP500指数の3倍のリターンだ。









そして昨年、2020年のリターンは100%、これは年始のすでに高値にあった所からのリターンで、コロナショックの大底からのリターンではない。因みに昨年の値動きは、年始が一株60ドルからスタートし、コロナショックの大底で半分の30ドルとなり、年末に120ドルまで上昇。大底からのリターンは4倍、年始からでも2倍だ。




そんな彼女の投資方針は、『破壊的イノベーション』だ。驚くなかれARKイノーベーションが運用する資金は5兆円。指数以外のETFでこの規模は断トツだろう。そもそも多くの無能ヘッジファンドマネージャーが、分散に次ぐ分散で徹底的にリスクを排除し、指数となんら代わり映えのしないETFを組成するなか(だったら指数ETFで良くね?)、彼女の手法はそれとは真逆の少数精鋭。





キャシー氏はヘッジファンドの中でもトップクラスだ。マネーショートで有名な隻眼の投資家マイケルバーリ氏の率いるサイオンキャピタルの運用資金は225億円ほど。あのリーマンショックを当て、直近ではGMEのガンマスクイズで大儲けしても、集めることの出来る資金はたったの225億円。10倍で2000億円、100倍で2兆円、キャシーウッド氏はその200倍の5兆円だ。これだけでもARKイノベーションやキャシーウッド氏がいかに異例か分かるだろう。








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キャシーウッド氏の経歴はARKイノベーションを設立するまでは平凡そのものだ。1955年ロサンゼルス生まれ。1981年にアメリカ屈指の名門校で最難関大学の一つ(合格率11%、志願者10人に対して1人の割合)、南カリフォルニア大学で経済と金融の学位を取得。その後は金融関係の職場で転職を繰り返しながらキャリアを積み上げる。





そして今から7年前の2014年に会社を設立しARKイノベーションが誕生する。そこで指数ETFのパッシブ運用とは真逆の、アクティブ運用のETF、ARKKが生まれた。運用方針は上述の通り、破壊的イノベーションだ。AAPLのiPhoneなどがそれに当たる。



破壊的技術(はかいてきぎじゅつ、英: disruptive technology)とは、従来の価値基準のもとではむしろ性能を低下させるが、新しい価値基準の下では従来製品よりも優れた特長を持つ新技術のことである。また、このような技術、製品、ビジネスモデルがもたらす変化を破壊的イノベーションという。







因みにイノベーションを定義したヨーゼフ・シュンペーター先生の創造的破壊はこちら。ヘッドの「破壊神か?はたまた創造主か?」はシュンペーター先生の創造的破壊から来ている。




イノベーションは、1911年に、オーストリア出身の経済学者であるヨーゼフ・シュンペーター(1883年2月8日 - 1950年1月8日)によって、初めて定義された。シュンペーターはイノベーションを、「経済活動の中で生産手段や資源、労働力などをそれまでとは異なる仕方で新結合すること」と定義した。そして企業者の行う不断のイノベーション(革新)が経済を変動させるという理論を構築した。





創造的破壊(そうぞうてきはかい)とはヨーゼフ・シュンペーターの著書『資本主義・社会主義・民主主義』の第7章で提唱された経済学用語の一つである。経済発展というのは新たな効率的な方法が生み出されれば、それと同時に古い非効率的な方法は駆逐されていくという、その一連の新陳代謝を指す。
創造的破壊は資本主義における経済発展そのものであり、これが起こる背景は基本的には外部環境の変化ではなく、企業内部のイノベーションであるとした。そして持続的な経済発展のためには絶えず新たなイノベーションで創造的破壊を行うことが重要であるとシュンペーターは説いた。






はっきり言って、短期的な少しの値上がり益や、ちょっとした損失を回避出来た事で一喜一憂している自分が情けない。まあ所詮私は器の小さい人間なのだろう。それに引き換えキャシーウッド氏が投資するのは値上がり益などのためではない。




ウッド氏が投資するのは世の中を変えるべく、パラダイムシフトを起こすべく、人類の未来のために投資しているのだ。もちろん彼女は短期的な損失に目もくれない。我々が考えている次元とは見ているものが違うのだ。楽天やSBGの孫氏に爪の垢を煎じて飲ませてやりたい。



少年よ、大志を抱け(Boys, be ambitious.)、この老いぼれのように。大志とは、金銭、我欲のためにではなく、また、人呼んで名声という空しいもののためであってはならない。知識に対して、正義に対して、かつ国民の向上のために大志を抱け。人としてまさにかくあらねばならぬ、全ての事を達成せんとするために大志を抱け。

クラーク博士より。。。









如何でしょう?ARKイノベーションETF(ティッカー:ARKK)。キャシーと一緒に世界を変えませんか?未来を作りませんか?TSLAやSQ、COINなど未来においてスタンダードになれる可能性を秘めている企業が投資先です。オチは、キャシーウッド氏は ああ見えてRedditのヘビーユーザーとの事。。。まあロビンフッタ−の大親分ってとこかな?






え?私ですか?ご存知の通り器の小さい人間なんで。。。。ただ読者の皆さんには私のようにはなってほしくない。「中年よ、大志を抱け。」まあ大志ってゆうか利己的な金目当てって言った方が正しいかもしれんが。。。。。







ARKイノベーションの記事です







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