2020/07/29

【悲報】円高不況到来、給料減、ドル資産減へ!!









SP500指数が年初来プラスの水準を維持する中、なかなか増えないあなたの資産。それもそのはず、円建てのSP500指数は未だマイナス圏。また個別株においても殆どの銘柄が年始の水準に遠く及ばず、そこに円高の波が襲った格好に。



さて、株ブログクラスタでは殆どの投資家がSP500指数をアップパフォームすべく、個別株やセクター別ETFに手を出している今日この頃、ほぼもれなく損失を出しており、それを「割安だー!!」などと言いながら入金で補っていることでしょう。また「円高になれば効率的にドル資産が買える!!」なんて負け惜しみが聞こえて来そうです。現金以下のマイナス運用なのにww。



そもそもあんた達、ポートフォリオの損益がマイナスなら現金を持っていた方が期待値的にはプラスだったんだから、投資なんてやらずに貯金していた方が結果的に資産は多かったんですよ。にも関わらずそれがデスマーチとも知らずジリジリと資産を削られて行く。


また個別株なんかに手を出すより、市場そのものを買うSP500指数に連動するETFを買って置けば、こんな惨めな結果にならなかったのに。そもそもあなたのポートフォリオの大半がAMZN、GOOG、AAPL、MSFT、FB、TSLAで占められていなければほぼ負けているにも関わらず、そんなポートフォリオ見たことが無いww、つーことは殆どが負けているとww。



今後どうーなるか知ってる?大河の流れは変わりませんよ。





多くの投資家に取って一番嫌な方へ転がる市場の性質から言って、今後はさらに円高が進み、あなたの資産は目減り、円高による不況で給料は減少、マクドナルドのハンバーガーが80円に。つまり、今資金が集まっているとこは、そのまま資金を集め続け、負けているところはさらに醜いことになると。




そもそも円高の逆風以上のペースで資産価格が上がらなければ勝てない相場にも関わらず、年初来マイナスのあなたの銘柄。為替損と株安のダブルパンチでどう考えても負けてるくせに、ブログ上では講釈を垂れるとww。そんなブログが人気なもんだから、ミイラ取りがミイラになる刑に処され、殆どの投資家が損する羽目に。指数に大幅にダウンパフォームしているにも関わらず本までだして布教してww。まあ私は騙されませんが。。。あなた方に必要なのは直感に反することなんですよ。




ユーロドル、月足チャート、上方向がドル安ユーロ高





一番規模の大きい通貨ペアであるユーロドル、吹けば飛ぶスイフラやYENでは小さすぎてドルの流れは分からん。さてこの一番大きい通貨ペアであるユーロドルがアメリカのゼロ金利、無限量的緩和を境にドル安に傾いています。今回のコロナショックに伴う経済損失を財政ファイナンスで補おうとした日米欧各国。それぞれロックダウンなどによる経済活動の停止を補うためGDPの15%から20%ほどを、輪転機を回すことで凌いだのですが、同じ割合なら経済規模の一番大きいドルが一番多く市場に放出される。



当然ながら他の通貨に対して多く刷られたのなら、その通貨は下落する。極端な例えならジンバブエドルだろう。他の通貨に対して極端に刷られたためジンバブエドルは大暴落。最近のゴールドやBTC、株など多くの金融資産が値上がりしているのは、通貨の希釈化によって引き起こされた。言い方を変えれば金融資産が上がったのではなく、ドル、円、ユーロなどの通貨の価値が下がったと言った方が的確だろう。



そんな中でも一番下がったのは、一番多く刷られたドルだ。GDPに対して同じ割合緩和すれば、経済規模の大きいドルが一番多く市場に出回るのは当然だ。勿論この傾向は変わらないため、暫くはドル安が維持されるだろう。そもそも日本もユーロ(ドイツ)も未だに財政規律とか言って緩和を渋っているくらいだから、これは長いトレンドを作る。アメリカが一時的な失業者に毎週1000ドルの給付金を決定した時、日本では各家庭にマスク2枚の給付でしたからね。






経済はちょー低空飛行。そもそもコロナの拡散を防ぐ為には、ある程度の経済的制約は避けられず、普通の経済活動などずっと先。またユーロ圏も10%を超える失業率の中、移民、難民、ブレグジッド問題などを抱え、そこに自国通貨高が重なれば不況は避けられない。今は長い長い不況のトンネルの入り口に過ぎず、一時的な財政ファイナンスというカンフル剤でなんとか動いていられるのが現状。その効果が失われ、円高に傾いた先に見えるものとは。。。



果たして、あなたの保有するドル建て資産が、ドル安の波に逆ってまで利益をもたらすほど上昇するのでしょうか?為替損を補うほどのリターンが期待出来なければ、あなたは資産を減らし続けますよ。





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