2021/07/15

【悲報】仮想通貨やミーム銘柄に下落の兆し






逃、げ、ろ。一時的な反発も弱く再度下落傾向です。AMCやGME、SPCEなど直近堅調だった銘柄も昨夜は大きく下落し、小型グロース全般が再び弱っている。因みに現状を踏まえれば上がる要因は無い。テーパリング待ちで、経済はコロナによる制限が未だ残り、ここから小型グロースや仮想通貨市場にまで資金が滴り落ちる可能性は低い。ものすごーく低い。




今後上昇に転じるのはかなり先の事となりそう。テーパリングが始まり市場がその環境に慣れ、そして経済が加熱してからとなる公算だ。テーパリングを控えSP500指数が大天井圏にある中で、小型グロースや仮想通貨を買うのは狂気の沙汰だ。リスクの高い資産は例え指数が崩れなくても大きく下落するし、もし指数が下落するならば小型グロースなんかはナイアガラチャートだ。




BTC、USD、週足チャート







はっきり言ってこのチャートパターンはヤバイ。完全に赤信号だ。直近週足の50日移動平均線で何とか踏みとどまっていたがそろそろ限界っぽい。また反発も非常に弱く下落傾向にある25日移動平均線に一度もタッチしていない。誰もこの水準で下落傾向にあるビットコインを買おうなどと考えていない様子で、逆に売り時を探っている投資家が多い。





因みに市場は、多くの投資家に取って一番イヤな方向へと転がる性質がある。もしARKK系の小型グロースやBTCがここから下落すれば痛い事になる投資家も多いのではないだろうか?大天井から半値付近まで一旦落ちた事である程度の資金を飲み込んだようだが、もしここから再度下落に転じればそれらの資金は我先にと出口へ殺到することだろう。次のサポートは2018年頃の天井である2万ドルあたりだ。つまりここから30%ほど下落する可能性がある。




因みに私見ではBTCは採掘原価を割るまで下落する公算だ。現在のマイニングコストは上がる一方で、今新規に始めるならそのコストは1BTCを採掘するのに1,5万ドルほど掛かる模様。これはBTC価格が大きく上昇したことでマイニングが注目を集め、新規参入やハッシュパワーの増強などにより採掘難易度が上がったためだ。








つまりマイニングとは電気代とBTCを交換する作業だが、今までは電気代とBTCをアービトラージをすれば簡単に儲かった。しかし簡単に儲かるなら多くの新規参入が現れ採掘コストは上昇。つまり同じ電気代に対して以前ほど儲からなくなっているのだ。それでも1,5万ドルの電気代で市場価格の3,2万ドルに相当する1BTCが手に入るので、まだまだ採掘難易度は上がる公算だ。



しかしマイニング市場とBTCの取引市場はまったく別の市場だ。勿論取引市場においてビットコインの採掘原価を割ることだってある。下落傾向にある取引市場でチャートにおいての当面のサポートは2万ドル付近だが、加熱するマイニング市場で採掘難易度が上がっていることから両者がぶつかり合うのはやはり2万ドル付近だ。そして採掘原価を割れば、撤退するマイナーが現れその後はじり安の展開が続く事となる。チャートにおいて2018年以降の値動きの様に。。。





仮想通貨や小型グロースが今後上がるとすれば、テーパリングの荒波を乗り越え、実体経済がある程度加熱しそれが金融市場に波及してからとなる公算だ。またリスクの高い資産が上がるのは、SP500指数などの安全な資産の器が満たされて、行き場を失った資金がこぼれ落ち始めてからだ。絶賛低迷中のコインベースの推移から、誰もこんなところでBTCがV字回復するとは思っていない。コインベースの株価が低迷しているという事は、つまりはそう言う事だと。。。






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