2019/02/13

米国グロ-ス中小型株ってどう?



コメント欄からのご質問
米国グロ-ス中小型株を売買するとしたら、
どのような方法が良いのでしょうか?
資金は500万~1000万程度。追加投資資金なし。
全て米国グロ-ス中小型株はリスク高過ぎとは思いますが。

回答
1、ETFか個別株で答えが変わってくる。
2、腕に自身があるなら否定はしない。
3、確立で言えば、まずSP500には勝てない。
4、いずれにせよ配当無し、売却益を目指すことに。。

もし個別株で勝負するなら、、
長期保有はお勧めできない。
期間が長くなれば、不確実性が増す。
よく言われるのが、
1、中小企業が10年後に、生き残っている確立は5%とか、
5年以内に50%が倒産するとか。。。
2、AMZNのように、生き残った一部の企業の軌跡には、
星の数ほどの倒産していった企業があるとか。。。

よって分散で複数銘柄購入するのも微妙。
まあ分散しとけば、余命は長くなるが。。
他の投資家がよく言うのは、
「当たりそうな銘柄を10個買えばいいんじゃね?」
でもね、やっていみれば分かるけど大抵負ける。
そもそも、個別株の唯一の利点である、
爆発力を分散で潰すのはいかがなものかと。。
そもそもの論として、国内株式と比較して、
手数料が割高になるため、利鞘を稼ぐこと自体不向きだし、
時間、銘柄の分散で、手数料を多く支払えば、
元本が食いつぶされる。

もし個別銘柄、小型グロースで勝ちたいなら、、、
サンバイオ同様、勢いがすべてで、ファンダは関係なし。
爆発力こそが小型グロースの醍醐味。
基本は順張り、短期保有、一点買い。
しかしこの爆発力が悪い方へ作用すると、悲惨なことに。
もちろん配当なんて無いので、待っても報われることはない。
そしてリスクを取って勝てたとしても、利益の20%はお国へ。
また再現性に乏しいので、次も勝てるとは限らない。
普通にSP500で攻めれば、税金の繰越などで、
税金の支払いを先延ばしし、その分複利で多く回せる。

もしあっしが小型グロース個別株で勝負するなら、、
どうせ負けるものと思って勝負を挑む。
取引回数が多くなれば、手数料が嵩むので、
一括、全額の1000万を賭ける、この一点に全てを賭けろ。
また時間の無駄になるので、ちょびちょび遊んだりはしない。
とっとと負けてやり直し。お金と時間を両方失うは愚策。
失うならお金だけで十分。対数の法則が作用する前に撤退。
狙うのは、決算やプレスリリースまで日が十分にあり、
50日移動平均線が上向きの銘柄、トレンドラインも上向き。
それをトレンドラインの下限で買うか、
移動平均線を下から上にまたぐ時に購入。
必ず入れるのはストップロス。
ストップロスの値は過去の値動きから、
また利益確定も過去の値動きやテクニカルで判断。
規模が小さいので、指数につられることもないし、
少しの資金流入で大きく動く。
出来るだけ安い有利な値段で買いたいのも人情だが、
買えるころには、下落トレンドの可能性が高い。




そしてETFなら、、、
もちろん小型株のグロースになるので、ボラリティが高い。
かと言って銘柄が分散されているため、
個別株の爆発力は無いが、直ぐに負ける可能性も低い。
よく言われるのが、、、
1、SP500の配当再投資にダウンパフォームする。
2、配当なんて無いので、損失を配当にぶつけることができない。
3、高ボラリティなので、複利の減退効果を受けやすい。

例えば、100円で買った株が50%の損失を受けた場合、
50%上がっても75円、資金が回復するには100%の値上がりが必要。
しかしボラリティが低ければ、この減退効果は受けにくい。
1%落ちて、1%上がれば、ほぼ値段は変わらず。
これを続けても、同様。
しかし50%落ちて50%上昇を繰り返すと、
光の速さで資金が溶ける。計算してみ?

もしこのETFに投資するなら、
資金が流入するか、流出するかに注意を払えばよく、
期間は長期がお勧め。
どんなETFでも個別株でも短期的にはどっちにも動く。
しかし長期なら経済成長や企業の成長に株価は収斂される。

で資金が確実に流入する時は、、、分からん。
あっしがこのETFを売買するなら、中央銀行の動向次第かな?
金利ゼロ、量的緩和開始から買い始め、鍋底を這うように購入。
そして景気が回復し、金利上昇、
FRBの利上げが急激に進んだ時から利益確定開始、
利上げ打ち止めになる前には全撤退。
ちょうど2017年末から2018年末ごろかな?
まあそんな上手くいかんわな。
購入してから、売却までの期間は決して手を出さず、
株価を見ないし、損益の計算もしない。
売却も購入も3~5回くらに分けて、ドルコスト平均でいくかな。



でもねこれならSP500で良くね?
レバレッジ3倍のETFならジェットコースターで楽しそうだが、
長期保有には不向き。。。バフェットは大抵正しい。




総じて誰でも知っているような、解答で申し訳ない。
もし何か、画期的な面白いアイディアでもあると思った、
そこのあなた、残念。時間の無駄でした。

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