2019/02/07

昨日の市場、今日の市場 20190207



昨日の市場は、、、
1、総じてあまり動かず。

今日の市場は、、、
1、ブレグジット問題に再燃の兆候。
2、ヨーロッパから資金がどう見ても逃げてる。
3、ヨーロッパ時間ではリスクオフが顕著。
4、円高、ドル高、ヨーロッパ通貨は安い。
5、欧州、NY先物は下落。
6、今日はギャップダウンで寄り付き後の展開。
7、さて、どこまで悲観的になれるのか?
8、もし降りるなら寄り付きがお薦め。

欧州は譲歩する気がないし、
イギリス議会は要求を受け入れる気なし。
ちなみに、経済損失は大陸側の方が大きそう。
ドイツなんかは、対英で大幅な貿易黒字、
フランスも農業製品のチーズ、シャンパンなんかで、黒字。
英国側からしたら、他から買えば良いわけで。。。
大陸側の要求には、強気の影に脆弱性が垣間見れる。
ていうか、脆弱性を隠すために強気に出て、
あわよくば誤魔化そうという思惑も。

ただ、ケインズを生んだ英国と、
マルクスを捨てた大陸で、
実情の分析には、英国に分があり、
もちろんこういった内情から
英国には、一歩も引く理由なんて無いわけで。
巷では、ブレグジットになれば英国経済がヤバイ
なんて論調がまことしやかにまかり通っているが、
ヤバイのはどっちもどっち。どちらかと言えば大陸。

大衆とはいつも逆を行く。
トランプ氏の大統領選然り。
当時はトランプ氏が当選すれば株価は暴落すると言われていた。
結果はご存知の通り。



もうね、4月の初旬には、大陸側の港で混乱が発生し、
コンテナが積み上がっている様子が目に浮かぶ訳で、
農作物なんかは、腐るに任せ、大陸側では出荷待ちの行列。
海を渡った英国でも通関、検疫で行列。
異臭を放つコンテナなんて検疫を通る訳も無く、
引き取り手が現われず、腐った農作物がドーバー海峡を往来。
もちろん大陸に戻してもそこでも受け取り拒否。
船は行き場を失い、商品、運賃、料金の支払いで揉めに揉める。
で英国のスーパーでは生鮮食品から徐々に品薄、値上げ。
世界一の農業製品輸出国のアメリカが漁夫の利を得る。
車両、機械類では日本がドイツに取って代わって、、、、
ここまで見えた。。。。

以下の記事も参照
ブレグジットに思う、日本の取るべき道
景気の気は気持ちの気
ブレグジットの行方

当たるも八卦、当たらぬも八卦、
八百長占い師の明日のコラムはお休みです。

2 件のコメント:

  1. 先生! やっぱり、そうですよね。
    おいらも、そう思っていました。

    どうして、先生ほどの方が、その事に言及しないのか?

    何か、意図が有るんじゃないかと、勘ぐっていました。

    リーチを掛けられているのは、
    どちらかと言えば、EUのほうだと思います。

    返信削除
  2. SP500が下げた時の買いについてのコメントありがとうございます。
    毎月末にETFを定期的に買っていくのは安心できる買い方なのですね。
    さらに質問があります。ETFを定期的に買う方法とは対極になるのかも知れませんが、
    大きくリスクをとることになるでしょうが、米国グロ-ス中小型株を
    売買するとしたら、どのような方法が良いのでしょうか?
    資金は500万~1000万程度。追加投資資金なし。
    全て米国グロ-ス中小型株はリスク高過ぎとは思いますが。

    返信削除