つまりどう言うことだってばよ?つまりテクニカル的には底打ちの可能性が高く、市場の70%がこうしたテクニカルを学んだ機械による取引だということで、買われやすい展開が続く可能性が高そうです。殆どの機械がトレンドフォロー型で、人間の買いをフォローする形で上昇が続く公算です。
もちろん短期的には、ボラリティーインデックスがまだまだ高い水準にあることから大きく上下するでしょうし、突発的なニュースで大きく動く可能性もございます。まあ大方の投資家は、下落途中で追加投資に走りほぼ全力投資の状態でしょう。
こちらはSP500、日足チャート
底値圏でタスキを繋ぐような陽線三本は、テクニカル分析では明けの明星やモーニングスターと呼ばれています。滅多に見られる光景では無いのですが、あなた方は大変幸運ですね。そりゃあもう、「明けの明星」だけに暗かった市場に射す希望の光と言ったとこでしょうか。モーニングスターの発生は、下落相場が底打ちしたことを示し、今後反発する可能性が高そうです。もちろん市場参加者の殆どが同じように考えるので、点灯日である今日は大きく買いが入っている様です。あなた達のことは知りませんが。。
因みに、18年末の暴落では見られず、直近、私が最後に見たのが16年年始の暴落の時です。イエレンショックなどとも呼ばれ、リーマンショック後、初の利上げをFRBが行ったことで、市場は景気後退に陥ると考え大きく売られました。
こちらはSP500、週足チャート
さてこちらのチャートは大きく3つの陰線を付け、最後は窓開けの陰線で大きく下落しています。こちらのパターンは、日頃おなじみの天空叩き込みですね。底値圏の天空叩き込みは、大きく売りが入っていることを示し、その後は売り方が居なくなることから、そろそろ底値圏であることを示しています。
また今週の下落後初の陽線は、今後反発する可能性が高い、大変良い兆候と言えるでしょう。月足では下髭の長い陰線となります。長い下髭陰線は、下げたところで大きく買いが入っていることを示しています。つまりこの水準まで下げれば大きく買いが入るため、よってこの辺が底と言えそうです。またSP500はトランプ相場の起点である節目の2200。心理的な節目は意識されやすいです。
もし教科書通りの取引をするなら反発を確認出来た今日あたりでしょうか?また週足では陰線三本が確認出来た先週末、つまり土曜日早朝か、今週の月曜日当たりでしょうか?今週火曜日の大暴騰した日でも良いですね。
今週火曜日の暴騰は、上げ幅ではもちろん過去最高、上昇率では1933年の大恐慌さなかにつけた記録に次ぐとのこと。まあ最近ボラリティーが高かったので、上げ幅、下げ幅ともに何度か過去最高を更新したようですが。。
先週月曜日のブラマンも記念にログっておきますか?下げ幅では現時点で過去最高。
大きく下げた原因は、前日営業日に無意味に大きく上げたため。因みにその時点では上げ幅の記録はこの日でした。しかし買い方が投げ売れば暴落は必然。また前日、日曜日夜にFedの緊急会合でゼロ金利、量的緩和が発表され、これで全ての手札を使い切ってしまったため、これ以上緩和余地が無いと足元を見られ叩き売られました。
こちらの記事参照
ブログの新記事 : 希望が絶望に変わる時、総悲観は買いですよ https://t.co/74LuGHXNhz pic.twitter.com/jcNvfHaunq— 難波のあきんど (@akinainohibi) March 17, 2020
さて、皆さんが気になるのは今後の展望でしょうか?今あなたが立っているのはどこでしょうか?
強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく」 テンプルトン卿
やはり懐疑の中で育っているところでしょうか?未だに不安が抜けずに疑心暗鬼が現状です。そりゃ散々上下に揺さぶりを掛けられれば、今回の反発も騙しではないか?と考えてしまいがちです。しかしながらチャート的には反発を示し、FRB、トランプ政権ともに是が非でも株式、景気、雇用を支えてきそうです。
株価は下へオーバーシュートした感も否めず、現状の景気と照らし合わせても行き過ぎ感が拭えません。SP500は、トレンドラインの2600で一旦押し目、そして半値戻しの2800が当面の目処でしょうか?その後は状況次第、業績次第となりそうです。
因みに私見では半値戻しまでは値が軽いが、その後は銘柄次第となりそうです。コロナは完全に収束することはなく、今後も燻り続けると考えます。この場合、世界中で何かしらの行動制限、自粛などが行われそうで、景気に暗い影を落としそう。
反発相場が一旦終われば、次は業績により株価は左右されることとなるでしょう。指数を通しての取引が市場の70%を占めているため、ほぼ均等に叩き売られ、均等に反発しています。もちろん個別株では底堅かった銘柄もあったのですが、結局大きく下げた銘柄を買うための換金需要から売られました。
またセクターローテーションから生活必需品などから資金が抜け、小型グロースのLYFTやUBER、LK、またハイテクグロースのMA、V、そして教科書通りゼロ金利、量的緩和は資本財や金融買いだということで、BAや銀行が買われているようです。市場は次に来るのは量的緩和バブルだと考えているようです。
しかしながら一旦反発相場が終われば、次は業績次第となり、また大方の予想通りとなった試しが無いこと、市場は多くの投資家の考えている事の逆を行くことから、量的緩和バブルに行く前に寄り道しそうです。
コロナウイルスによる行動制限が、経済にどれほどのインパクトを与える事になるかは不透明なため、反発後は明暗を分かつ株式市場となるでしょう。私なら「触らぬ神に祟りなし、火の無い所に煙は立たぬ」どう考えても余波を受けるところのリスクは取りません。
今後のイベントは大統領選です。トランプ氏は再選へ向け何かしらの公約を掲げてくるでしょうけど果たして?すでに全弾撃ち尽くしてしまった感があるのですが、有権者が投票したくなるような切り札でもあるのでしょうか?
パソコンの調子が悪いため更新が遅れがちです。ツイッターで嘆いているので参考に。ツイッターのアカウントをお持ちで無い場合、ブログのガジェット欄、パソコンの場合は右側、スマホの場合は記事の下からご覧頂けます。申し訳ない。
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