株式市場は窓を開けて大きく上昇です。上昇することは良いことなのですが、チャートパターンがあまり良ろしくありません。高値圏で窓を開けて大きく上昇するこの様なチャートは、上昇局面の終盤に出やすい俗に言う『三空踏み上げ』のパターンです。
言い方を変えれば今新規で買っている投資家はおらず、売り方の買い戻しが上昇の燃料となっているようです。慌てて乗り遅れまいと飛び付くところではございません。この後は買いが続かず利益確定の売りに押される可能性が高いです。
SP500、日足チャート
8月にレバレッジを賭けて大きく買い上がり、その後の9月にレバレッジの解消で下落しています。そして今は10月。投資家の懐事情がそんな短期間で回復出来るとうは到底思えません。大人だろうと個人だろうと企業だろうと、日々のキャッシュフローから積み上げていくしか方法は無く、もちろん給料から積み立てるのも同様で時間が掛かります。
9月に資金が続かず下落したのに、ひと月でそこまで大きく買い上がれるほどの資金を市場が準備できるとは思えません。ロックダウン中が期間の半分と最悪だった第二四半期から一転、第三四半期の決算は大きく伸びるため期待が先行している様ですが。。。
さて上記の日足チャートでは6月にも同じパターンが見られます。上昇の最終局面に窓を開けながら大きく値を上げてからの急降下。5%ほどの下落だったと思います。もちろん明日以降さらに大きい大陽線を付けるかもしれませんし、杞憂に終わる事もあります。NY指数が一年後に上昇している確率は80%と言えど、乗り遅れまいと飛び付きたくはありません。
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