2020/10/22

【朗報】ゴールド、BTCが大幅上昇







ゴールドと、デジタルゴールドとも言われるBTCが大幅に上昇しています。背景にあるのは、株式、債券ともに高値圏に位置し、かといって量的緩和により毀損していく現金は保有出来ない。駄目な物を排除していって残ったのが、発行数に限りがあるゴールドやBTCとなった様です。




さて、株式市場はトレンドレスで、これと言って燃料が無いため暫くは上昇も下落も望めません。債券利回りはやっと0,8%の水準まで上昇しました。しかしながら1%ほどのインフレ率以下であることを考えれば、まだまだ金利は上昇し、債券価格は下落してもおかしくないでしょう。



10年物米国債金利、日足チャート





コロナショック後ずっと横ばいで推移していた金利ですが、ここに来て上昇相場に転換するかもしれません。移動平均線が三本とも上向きで、良いチャートパターンです。しかしながら金利の上昇とは債券価格の下落を意味するため、債券から逃げ出し、株式も高値圏にあることから行き場を失った資金がゴールドとBTCに殺到しているようです。




債券市場は今後の展望が明るいと見ている様で、安全資産に資金が殺到するような局面を想定していないようです。つまり足元で広がるコロナ感染第二波も春先の様な事態は想定していない様子。しかしながら市場の予想通りとなった試しが無い事から、ゴールドなどに寄せた波は、また返すのではないでしょうか?私見ではココから利回りの上昇トレンドが続くとは思えません。




大規模な財政出動や量的緩和で通貨の価値が毀損していくなか、インフレリスクが意識されるものの、はっきり言って経済は低迷しており、資源価格にまで波及するのはずっと先の話です。コモディティを買うのはまだ早いし、石油企業に投資するのも早いでしょう。一時的に逃げ場を失った資金がゴールドなどに殺到している様ですが、本格的な上昇は、経済が過熱してからでしょうか?ゴールドももちろんコモディティです。




直近10%ほどの上昇を続けてきたBTC。現在16%ほど上昇している様ですが、上昇局面の大陽線を付けたことから、そろそろ一段落しそうです。はっきり言って三空踏み上げと同じように、上昇相場の終わりが意識されます。債券、株式ともにトレンドが余り出ていないので、どの資産クラスのトレンドも短命に終わりそう。何かしらのトレンドが出るのはやはり大統領選後になるのではないでしょうか?





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