昨日の売り浴びせとは一転、今日の株式市場は下げ渋っています。ヨーロッパでコロナの感染が再び広がり、ロックダウンが開始されたため大きく下げた昨日の市場。今日は一転底堅い値動きですが、自立反発のデッド・キャット・バウンスの域を出ず。
誰一人こんなところからまた上昇相場に復帰するとは考えていない様です。感染拡大のピークは見えず、大きく下げた割安感から若干買われているのが現状。しかし下げ相場の本質とは、こういった残された資金を焼き尽くしながら徐々に下げていくもので、急落後の急騰はあまり起こりません。春先の暴落も大きく上下しながら下値を切り下げましたね。
さて、今回の下落は春先よりも遅い展開で、ジリジリと先が見えない下げ相場になるのではないでしょうか?今は冬の始まりで本格的な風邪のシーズンはまだまだ先、クリスマスまでに決着が付くような状況ではないです。急落しても戻るのをすでに確認しているので、パニックにはなり難い。しかしながら市場に資金が入る局面では無いことから、値頃感から入ったロングを少しづつ焼きながら下落するのではないでしょうか?
「買い方の投げ売りが暴落を作り、売り方の踏み上げが暴騰を作る」なら本格的な上昇はまだです。もう少し大きく下げ始め、売り方が調子に乗ってくるまではトレンドの転換は無いでしょう。10年物米国債の金利もまだまだ高いです。金利の下げ余地があるなら、もちろん株式の下げ余地もあります。
まだ焦る様な時間帯では無いことから、暫くは重い値動きが意識されるものの、下落が加速するのはまだ先でしょう。ヨーロッパでロックダウンが始まっても、アメリカの大都市ではまだです。またヨーロッパのロックダウンも外出自粛程度でまだまだ甘く、春先ほどの厳格な外出禁止ほどの厳しさはありません。
ロックダウンをしたからと言って直ぐに感染拡大が終息する訳ではなく、市場に資金が入る訳でも御座いません。やはりある程度終息の兆しが見え、何かしらの経済対策が立てられてからでも投資するのは遅くないでしょう。
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