寄り付きの値動きなんて全く当てにならないFOMC。議長のパウエル氏の発言次第でどうとでも動くからだ。私に唯一分かるのは、テーパリングが今回のFOMCで決定されることは無い事くらいだ。事前に織り込ませる発言がない状態で、急に市場を恐怖のどん底に陥れる悪魔の様な仕打ちだけは無い。
ただし今回のFOMCあたりからテーパリングに関して議論の余地があり、またテーパリングを市場に織り込ませる準備を始めても良い頃合いだ。そしてもし以上の様な発言があった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?またその発言がなかった場合に市場はそれをどう受け止めるのか?
寄り付きの株価なんかを眺めていても意味は無いことだけは確かだ。今夜は早く寝てNY市場の引け間際に株価を確認した方が懸命だろう。統計上のアメリカ経済は堅調に見えるが、コロナショックによる外出禁止の傷痕は深い。観光地、繁華街などは以前の姿には程遠い。未だに人々は外出や旅行、人混みを控えたり避ける傾向にあるからだ。
つまりテーパリングの議論を今後Fedが行っていく可能性もあれば、未だFedがテーパリングに関しては時期尚早と考えている可能性もあるからだ。病人に対して一時的なカンフル剤を打って見せかけだけは元気に見えるのが現在の世界経済だ。表面上の動向にはFedも私もパウエル氏も騙されない。もしカンフル剤が切れたり、欠いたりでもすればどうなるかは火を見るより明らかだ。
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