5月の米消費者物価指数が予想の4,7%を大きく上回る5%と大幅な上昇を見せ、新規失業保険申請数はコロナショック以降最低水準。これはワクチン接種の効果により人々が元の生活に戻り始めた事を示唆している。ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢は改善し、そして再び仕事や買い物などで外出する機会が増え、中古車市場が30%上昇と物価指数の中で伸びが目立った。
中古車市場の活況や新規失業保険申請数の減少は、経済にとっては吉報でNY指数は全面高。そしてSP500は場中で最高値を更新です。また足元のインフレにより原油先物は1バレル70ドルを突破し、コロナショックの遥か以前にあたる2018年10月以来の70ドル台だ。
経済活動が順調に回復する中、経済面でこれと言った障害物は無いが、今後の問題はアメリカの中央銀行にあたるFedの対応だ。経済が堅調なら量的緩和の縮小にあたるテーパリングと利上げは時間の問題だ。来週の15、16日に迫ったFOMCで何らかの行動が示唆された場合、金利の大幅な上昇や株式市場の下落など大きく動く可能性がある。
直近下落傾向だった米10年物米国債金利。金利が下落したおかげで株式市場には追い風となりじり高傾向が続き、今日場中でSP500は最高値を更新。しかしテーパリングの時期が早まれば、資金が逆流する可能性が。つまり金利は急上昇し、株式市場は急落。それでも経済が堅調ならリカバリーは早いだろう。
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