先週に引き続き米新規失業保険申請数に改善が見られ、ワクチンの接種が進むに連れ雇用情勢の回復が鮮明となっております。そして今回の米新規失業保険申請数がコロナショック以降、初めて40万人を割ったことで、市場では再度テーパーリングが意識され株式市場は下落です。
雇用の回復や経済の回復は、株式市場にとっても良いニュースなのですが、経済が堅調なら緩和措置の縮小を意識せざる負えません。コロナショック以降、大規模な緩和措置により大きく上昇した金融市場。しかしながら金融緩和による金融相場もこの辺まで。今後は企業の業績が市場を牽引する業績相場です。
しかし金融相場から業績相場の移行期には、緩和措置の縮小などで市場の動きは不安定になりがち。今までの市場を下支えしていたのが緩和措置だっただけに、その下支えを失えば一時的な株式の下落は避けようがありません。また目下増大する政府支出による財政赤字も問題視され、現状の緩和措置が長く続かないのは止む負えません。
今後の市場は、テーパリングを見据え不安定になりがちですが、経済が堅調なら株式市場には朗報です。それでも今回の用に雇用の回復が鮮明でも、緩和の縮小が意識され金利が上がったりすると株式市場には重石となります。さて、あなたは今後の企業の業績を見据えた投資をしていますか?ポストコロナ時代には、また別のモノが流行りますよ。
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