週末に発表された5月の雇用統計が市場予想に届かなかったことから大きく下げた米10年物国際金利。そして金利が下げたことが株式市場には追い風となり、週末金曜日の株式市場は上昇。週明けのSP500は最高値を伺う展開です。
しかしながら、今週は先物取引の清算日であるメジャーSQやFOMCが控えており、今後の値動きは未知数。インフレ率の上昇や冴えない雇用統計を加味すれば、Fedは板挟み状態で動けない。インフレを抑えるために緩和措置を縮小すれば雇用の回復が遅れ、雇用のために現状の緩和を継続すればインフレが加速する。
SP500、日足チャート
株式指数は総じて横ばいで、BTCや小型グロースのARKKなどもここのところ横ばい。市場の多くはテーパリング待ちのため、この傾向は暫く続く公算だ。ここから上昇させるような材料もなければ、下落させるような障害物もない。あとはワクチン接種の効果が表れ、経済が加熱するのを待つだけだ。
一応チャート上は高値更新すればブレイクアップだが、大きい上昇は期待し難い展開。先週末の冴えない雇用統計で金利は下がったが、これ以上の金利の下げ余地は少なく、逆に金利は上昇してもおかしくない。もちろん金利の上昇は株式市場にとっては重石だ。
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