倒置法を多様するシェイクスピアらしい表現。
普通に書けば、主語には人がくるため、
「人間の敵は安心」となるが、
「人間の敵は安心」となるが、
ここでは、「安心」を強調している。
これ程、現状の相場に当てはまる言葉は無いだろう。
そう、我々は危機感を持つべきなのだ。
同様にして、「生きるか、死ぬか、
それが問題である。」も倒置法。
この文がなぜ美しく、覚えやすく、
名言として時代を渡り続けたかと言えば、
やはりその二重の対象性にあるだろう。
まずは「生きるか」「死ぬか」の対象性。
そして「生きるか、死ぬか」に対して、
「それが」「問題である」と対象性を倍増している。
もちろん、ある程度順序を変えても意味は通じる。
が対象性が崩れれば美しくはない。
もしシェイクスピアの一文が、
「問題は、生きるか死ぬかである。」
と言う対象性を欠いた一文だったとしたら、
今のシェイクスピアは居なかったであろう。
同様にして、ベートーベンの歓喜の歌にも対象性が見られる。
まずは「ミ、ミ、ファ、ソ」と上昇していき、
そして「ソ、ファ、ミ、レ」と戻ってくる。
そして半戻しの「ド、ド、レ、ミ」、
返しで「ミ、レ、レー」となる。
さらにこれが反復してあの美しい旋律を奏でる。
反復後の終わりは、「レ、ド、ドー」と一番低いところで終わる。
もし株価が人間の無意識な自然の心理で動くなら、
知らず知らずに、この様な形に落ち着きそう。
現状はどう考えても落ち着かず、不安定である。。。
安定を取り戻したいなら、美しく回帰するだろう。
「音楽と株価の関係を云々しているよくわからない本」
として名高いヴィクター・ニーダーホッファー氏の、
「The Education of a Speculator」「投機の教本」は、
市場サイクルのリズムや、景気の波動、
株価と人間心理と音楽の関係性が分からなければ、理解できない。
安定を取り戻したいなら、美しく回帰するだろう。
「音楽と株価の関係を云々しているよくわからない本」
として名高いヴィクター・ニーダーホッファー氏の、
「The Education of a Speculator」「投機の教本」は、
市場サイクルのリズムや、景気の波動、
株価と人間心理と音楽の関係性が分からなければ、理解できない。
もちろん、こんな面倒くさい本には近寄らないが。。。
触らぬ神に祟りなし。。。
触らぬ神に祟りなし。。。
上記のシェイクスピアの出展はマクベスのこの一文、
「As you all know, security Is motals' chiefst enemy」らしい。
文脈からは、「自信過剰は、人間の大敵だ。」
とも訳せるらしい。
どちらにせよ、現状の高値で慢心するべきではない。
また、ランダムウォークの株価に対して、
偶然付けた値札から、損得勘定で
リターンを考えるべきではないだろう。
もしプラスリターンを自分の力と勘違いし、
自信過剰に陥れば、必ず市場の逆鱗に触れる。
最近の投資家の言動としては、
どうも市場の乱降下とは打って変わって、
危機感が足りてないようだ。
ブログ村を見渡しても、この乱降下に
危機感を抱いているブログは少ない様に思える。
絵に描いた餅である、含み益に
安心を覚えているのだろうか?
こういった時は、大抵の場合まだまだ押せる。
阿鼻叫喚の三途の川まで。
まあ大抵の投資家は、積み立て投資の
複利運用なんだろうけど。
短期的な値動きなど関係なく、
高かろうが、安かろうが淡々と積み上げる。
そうであると信じたい。。。
その割には、週ごとや月ごとに
リターンを計算している人が多い様に思えるが、
なぜなのだろう?
そんなに早く複利の力が働くとも思えず、
積み立ての額が増えるとも思えない。
行き着く先は、やはり一喜一憂の、当て物ではないのか?
NY指数のリターンの高さに釣られ、
800人にまで増えた、ブログ村米国株。
こんなの氷山の一角で、崩れたら凄いことになりそう。
猫も杓子も米国株。プロもアマチュアも、
年金基金も投資信託も、そのポートフォリオには、
少なからず組み込まれているであろう、アメリカの企業。
留まることを知らない、アメリカ企業への
投資熱とは裏腹に、頭打ち感が拭えない企業業績。
行きはよいよい、帰りは怖い。。。。。
ここからは慎重に行きますか。。
0 件のコメント:
コメントを投稿