2019/05/16

NY指数大幅続伸、3M、素材株は買い時か?


コメント欄からのご質問。
MMMについてどう思われますか?
大分割安な気がするんですけど
回答、、、
1、この景気の頂点とも思える状況では狂気の沙汰、手出し無用。
2、もし買うなら、買い下がること前提で。
3、素材なんて、所詮循環株。失業率とGDPがやばくなった時が買い時。

3M月足チャート
同じ素材のダウダュポンも3M も最近安い。
言い方を変えれば、景気に陰りが見え、
需要が落ちてきている。
このまま景気後退に陥るかどうかは分からない。
事業ポートフォリオが広いため、
一つの要因に左右されにくいのが特徴。
しかしながらすでに1年半の下落相場。
なぜここで反転すると思うのか?
基本、トレンドは継続する。



この状況ならDIAの方がお勧め。
個別株が好きで、もし買うなら分割がお勧め。
まずは監視する意味でも少量の資金を投入。
また下値目処は100くらいまでは想定するべき。
1、月足75日移動平均の170。
2、前回の底の140。
3、高値から半値の120。
4、昨日の天井が今日の底100。
このくらいは覚悟するべき。
なぜなら、循環株とはこういう物。
ただし、10年前から保有しているなら継続保有を推奨。
利益確定して、税金を払っても、それ以上に下がるとは限らない。

3M 、PERの推移
やっぱりPER15くらいまでは引っ張りたい。
ここから20%割引になると思うなかれ。
業績が落ち、それ以上に株価が落ちれば、
やっぱり株価は100くらいまで押しそう。
でも、そこまでバブル的でもないから、
谷はそこまで深くは成らないかもね。
今の株価170なら、打診買いから始めてもいいかもね。
ただし長期戦は覚悟するべき。

もちろん、このまま下落相場に突入する可能性は低い。
1、どちらにせよ、業績も景気もマチマチ。
2、暗い未来を暗示している、長短金利差。
3、双方の狭間で揺れ動く株価。
4、売り方の踏み上げ、買い方の投売りが振れ幅を拡大
5、言い方を変えれば、現状はどちらにも大きく動く、
高値圏特有の乱降下相場。
6、乱降下に付き合えば、資金も体力も削られまっせ。



まだまだ投資家も余裕なんすよ。
まだ何も始まってないんやから。
そして、待機資金が投資家の余裕を裏づけ。
また含み益もまだあり、含み損も限定的。

2019年後半はヤバイかもね。
1、値ごろ感から、安値買いに走る。
2、全弾撃ちつくし、余力無し。
3、無情にも落ち続ける株価。
4、そこに、利下げで円高がクリーンヒット。
5、普段なら、買いか売りで身動きがとれるが、
すでに持ち株の売りでしか身動きの取れない凍死家。
6、進む円高、株安。
7、そして最終的に精神修行に耐え切れない投資家が、成仏していく。

参加者全員がポジションを持ち、これ以上買えなくなった時、
下落相場が始まるんですよ。
なんせ買い方が絶滅してるんやから。

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