2019/05/04

SP500、高値奪還


昨年2018年9月末に付けた高値を更新。
アンダーウォーター期間は約7ヶ月。
更新の原動力はハイテク産業。
最近やけに強い。
オールドエコノミーのダウ指数はお預け。

株価を統計的に捕らえれば
80%の確立で上昇するので、
常に上昇に賭け続ければよいわけで。
しかし人には感情があり、恐怖を感じる。
そして下落に賭けたりしてパフォーマンスを落とす。

あっしの戦略は基本バイ&ホールド。
今年2019年に入ってから一度も売買していない。
この日に全力で買い付けて以降、何もしていない。
昨日の市場、今日の市場 20181226
もちろん現金余力を確保するためには時間が掛かる。
そして最近また余力が出てきた。

しかしこんな所で動けば時間を失う。
1年掛けて10%のリターンを積み上げても、
40%の下落リスクがあるなら、
これはリスクが高すぎる取引だろう。
4年の時間を失うのは大きすぎる。
2年くらいが妥協できる上限か?
どうせ10%の下落なんて一週間。
いとも簡単に崩壊する。


川の流れが変わるのを待ちますか。
大河の流れが変わる時
さしあたり障害物は見当たらない。
唯一言えることは、現状は若干高い。
慌てて飛びつけば、痛い目に遭う。
最近の市場では、慎重論が後退してきている。
もう少し楽観に傾けば。。。

今後どこで流れが変わるだろうか?
もし私が心の平穏を意識するなら、
やはり夏休み前に手仕舞うだろう。
夏休み中の余分な心労は避けたい。
6月、7月のFOMCか、
SP500節目の3000が意識されそう。
2019年第一四半期の決算はマチマチ。
第二四半期も怪しそう。

最近は半導体も冴えない。
全ての道はローマに通ず。
すべての電気の通り道に設置されている
と言っても過言では無い半導体。
それが冴えないと言うことは、
在庫循環によるキチンの波が意識される。
設備需要がトランプ相場で大幅に増え増産。
そして惰性で作りすぎて、今は在庫処分中。

住宅需要は高金利も相まって下落傾向。
ジュグラー循環が意識される。
基本、波は打ち消し合うが、
向きが揃った時は増幅する。
海岸に打ち寄せる波然り。
10時間に一回くらいは、
潮の満ち引きも相まって、
非常に大きく打ち寄せる。


キチン循環とジュグラー循環の波が揃った時、
果たしてどこまで耐えうるのだろうか?
もちろん波が揃うか揃わないかは分からない。
しかし、多くの人がデスマーチを望んでいそう。
なぜなら相場は大衆が一番嫌な方へ向かう性質がある。

取り敢えず、すぐには流れは変わらなそう。
全ての移動平均線が上向きで推移している。

今後の転換点は、、、
1、ロウソクの実体がまるまる20日移動平均線を下回った時。
2、ロウソクの実体がまるまる50日移動平均線を下回った時。
3、20日移動平均が50日移動平均を割った時。
取り敢えず移動平均線が集まるのも時間が掛かる。
移動平均線が収束し、株価が下に放たれたら、
下落トレンドを意識するべきだろう。
現状は間逆。もう少し待ちますか。。。

1 件のコメント:

  1. 先生らしいと言っちまえば、それまでだが、
    いつもにも増して、老成された御見識。

    「金持ち、喧嘩せず」って事ですか?

    しかし、おいらは動きますぜ。
    なぜって、おいらは相場Kidsだから。

    慎重論なんかじゃ無いけれど、
    高値圏に有る時には、警戒も重要だ。

    警戒しながらも、それでも、おいらは動くよ。
    だって、相場Kidsだから。

    先生、奇しくも今日は「こどもの日」でやんす。

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