2019/01/28

NVDA一時18%の暴落、底当てゲ-ムってどうなんよ?



コメント欄からのご質問
投稿をいつも楽しみにしています。
のんびりと買い時を待っていますが、底当てゲ-ムをしても
私のような者は神経すり減らしてしまいそうで現実的ではないと思っています。
SP500が2400、2100、1800と下げるごとに買うことをイメ-ジした時に、
2400、2100、1800で投入資金を使い果たしてしまうのは更に下げないとは
限らないので、得策でないように思ったのですが、いかがですか?
買い下がるなら、全資金ではなく、キャッシュの半分とか7割とか
に限るというのが良いのでしょうか?
初心者なのでいろいろとご教示いただけますと助かります。

回答
ご質問の通り、一定の現金比率を維持するのは得策。
BF太郎氏のような、機会的な投資がお勧め。
ドルコストアベレージで。

想定する投資期間や年齢、残された時間、
資金の多寡や入金の余地、その割合など、
状況に寄りけりで、なんとも言えない。

機会損失による遺失利益が多くなる様な、
チキンレースは大概ものだが、
損益に振り回されるのも、いかがなものかと。

月末最終営業日の寄り付きで指数を買うのが一番合理的。
これだけで参加者の8割に勝てる。
また、指数の年間リターンの勝率は8割。
つまり、勝てる方へ賭け続けなはれ。
大抵の者は、下落に賭けてリターンを低下させる。
しかし統計的に言えば大きな間違えで、
期待値がプラスなら、上昇に賭け続ければいいわけで。



今の盤面で、年齢が20代から50代、収入から入金できるなら、
株式と円が8対2くらいでええんやない?
そして株式のETFの割合は債権を含めない、
(債権は長期的にはリターンを落とす)。

例えば、
SPDR S&P 500 ETF (SPY) (State Street Corporation)
Vanguard 500 ETF (VOO)
バンガード・トータル・ワールド・ストックETF(VT)
SPDR ダウ工業平均 ETF(DIA)
iShares S&P 100 (OEF)
NASDAQ100(QQQ)
バンガード 米国高配当株式 ETF(VYM)
米国高配当株 ETF(HDV)
Vanguard S&P 500 Growth Fund (VOOG)
米国増配株式ETF(VIG)
米国エネルギー・セクター(VDE)
米国一般消費財・サービス・セクター(VCR)
米国生活必需品セクター(VDC)
米国ヘルスケア・セクター(VHT)
Vanguard Information Technology ETF (VGT)

この15銘柄に均等分散、もうねこれ最強。
心の安定感が段違い。まあリターンも7%の指数並み。

1、一番割合の低い1~2銘柄に、月末買い付け。
2、損失が出ている期間は若干多く買い付け、緩急を付けながら。
3、同じ銘柄を買う時は、口座を変えて、意図的に損失を作る。
大抵はナンピンにより、平均の魔法で損失が減るがこれは下策。
損失も使いよう。っていうか損失を作るための分散。
4、NISA、年末の損失確定、で配当は実質国内無税。
配当は税金を取られるから得しないとか言ってる奴、アホちゃう?
5、で暴落により、全部の銘柄の含み益が亡くなった時
20%の現金を4回分、つまり4ヶ月かけて投入。

その内正しいETFの買い方を記事にしますぜ。


2 件のコメント:

  1. いつも楽しく拝見しております。今回の記事での”4、(略)年末の損失確定”の件です。年末含み損が出ている銘柄はわざと売って損失確定->配当からとられる税金を損益通算で取り戻し(売る分は税金取り戻せる分の損失出せる分まで?あるいは害とう銘柄は全部売っても同じことか?)->売った銘柄は直ちに同価格で同量買い戻しでポートフォリオ構成自体は未来に向け変わらず維持する、の理解でよいのでしょうか?このときの再購入においては複数証券会社口座を使い分けて、購入評価額を迂闊に下げない口座も維持しておいて損益通算のやり易さ、自由度を確保しておくとの理解をしましたが、、、。非常に実戦的でありためになる内容と感服いたしております。

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  2. これは内緒なんやけど、、、
    概ねその通りです。
    幼稚な文章をご理解して頂きありがとうございます。

    迂闊に取得単価を下げるのは下策。
    損失には損失の使い道が。
    ただし、絶望的な規模の経済が働きます。


    1、損益通産で還付される税金より、
    売買手数料の方が高く付いてしまえば本末転倒です。

    2、同日に、同じ口座で、売ってから即買い戻した場合、
    買ってから売ったと見なされ、損益通産には向きません。

    3、口座を複数使い分けるのは、損失玉を確保するためと、
    同じ銘柄を同時に売買し、価格の変動を避けるためです。

    4、その内、正しいETFの買い方を記事にしますぜ。

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