2019/01/29

2019年最初のFOMC目前、今後の見通し



前回の記事はこちら。
2018年最後のFOMC目前、今後の見通し
今回も前回を踏襲する形でほとんど変わらず。

市場は、今年の利上げは無しと織り込んでいる。
FRBの自己申告によれば今年は2回の利上げ。
ちなみに前回のFOMC前は、2019年の利上げは3回とされていた。
市場とFRBのこの乖離をどのように埋めるのか?
あいだを取れば一回となる。

FRBは中立金利に近づいていると言っておられる。
ちなみにFF金利が2,5%。名目成長率が3%(インフレ+実質成長率)。
成長率以下の金利なら、まだ緩和的だろう。
そしてFRBの言う後2回の利上げも説得力はあるが、
世界的には景気はすでに減速傾向。
30年のモーゲージローンの金利は5%近く。
これじゃ家なんて買えんし、
景気が頭打ちになるのも時間の問題。

それらを踏まえてのあっしの予想は、
利上げ停止になるのは、、、
1、2018年12月で利上げ停止になる可能性は10%
2、2019年3月は40%
3、2019年6月は40%
4、2019年9月以降は10%。
つまり利上げが今年も行われる可能性が高いと予想。



今年の利上げ回数は、、、
1回が50%
2回が30%
0回が20%
1回の場合は3月か6月を予想。
2回の場合は3月と6月を予想。
テンツーイールドスプレッドの逆転は今年1回目の利上げ前後を予想。
テンツースプレッドの再逆転は、夏以降を予想。ベア相場へ。

トランプ減税初年、2018年は対17年比、大幅な企業業績の向上を予想。
もし好調な決算発表により株価が維持されるなら、
あと2回の利上げも十分可能。また、投資家の逃げ場になることも。
もちろん、このまま下落相場に突入する可能性は低い。
そして、このまま急落することは無い。
と思う。
しかし、利上げが進めば、暴落時の落差が大きくなる可能性も。
また利上げせずにバブルを助長すれば、これもまた落差拡大に。
落差は大きければ大きいほどジェットコースターは面白い。



今後の流れを変える転換点は、、、
1、テンツーイールドスプレッドの逆転
2、テンツーイールドスプレッドの再逆転
3、利上げの停止
4、量的引き締め(QT)の停止
5、利下げ
6、ゼロ金利、量的緩和の再開

あっしが買い始めるのは、、、
1、ドル円105。
2、SP500が2400。
3、利上げ停止
4、QTの終了
5、GDPの減速
6、失業率が拡大
7、このどれか、もしくは条件が揃った時。
ただし、この程度の下落幅で買っていいのはディフェンシブのみ。


リスクを取るのは、、、
1、ドル円95
2、SP500が2100
3、利下げ
4、失業率が急速に悪化
5、GDPがゼロ成長
この辺で買えるのは、GOOG、SBUX、INTCなど、ある程度稼ぎがある銘柄。
ちなみにこの辺はまだ守備の時間。

攻めるのは、、、
1、ドル円85
2、SP500が1800
3、ゼロ金利、量的緩和
4、GDPがマイナス成長
SPXLなどのレバレッジタイプ、GEなどの資本財、
SQやAMZN、NVDAなどのチャライ銘柄。


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