過去記事です。利上げが終了したので、その後の世界を書いてみます。— 難波のあきんど (@akinainohibi) 2019年6月26日
難波のあきんどの、今日も商いの日々: FRBパウエル議長就任前の秘密の御前会議 https://t.co/V6d3wBUyjf
トランプ大統領からの突き上げに不満を抱く、最近のパウエル氏の心境。
パウエル氏(何か最近、あっしをFRB議長から解任するとか、FOMCの議長から外すとか、噂でいろいろ聞こえてくんやけど。。)
最近のトランプ大統領のツイートにご不満なご様子
パウエル氏(あの馬鹿、自分が何を言っているのか分かってんかね?お前に議長を解任する権限なんかないつーの。取り巻きも教えてやれよ。絵?取り巻きも馬鹿なの?合衆国大統領ってその程度?そもそも連邦準備銀行は政府機関やないで。独立した民間組織。お前の出る幕はないちゅーの。)
パウエル氏(そもそも、誰のお陰でバブルを阻止し、お前の失態を後世に残すことなく、上手く取りまとめたのか、あいつ分かってんのかね?)
パウエル氏「はあぁぁー」溜息
(無能な上司を持つと辛い。。。)
パウエル氏(お前の言うことなんか聞いて、昨年利上げしていなかったら、今頃バブルが弾ける寸前だっつーの。ジョージ・ブッシュ・ジュニアみたいな憂き目に会いたいの?グリーンスパンの二の舞になりたいの?)
パウエル氏(あいつさぁ、自分の立場分かってねえべ?)
アメリカは金融資産に置ける貯蓄率が低く、殆どが間接的、もしくは直接的に株式として運用している。そんな訳で株価が下がれば、時の政権は大変嫌われる。なぜなら自分のお金を失うことを意味しているのだから。逆に株価が上がれば、そりゃもう人気者でやりたい放題。まあ貧乏人にはどのみち嫌われるだろうが。
パウエル氏(もし無駄に株価上げてみ?下落すれば、お前の政権はバイバイだっつーの。)
パウエル氏「………………」
パウエル氏「………………」
パウエル氏(別にさぁ、株価も最高値付近だし、もう一回くらい利上げして、お前の政権に引導渡してもいいんやで?まだGDP崩れてないし、緩和余地を作るとか言って。あっしが眼鏡をくいっとさせればFOMCくらい動かせるし。。)
パウエル氏(あっ、そんなことすれば、それこそあいつの思惑通り、今年後半に景気後退に陥り、2020年にゼロ金利の量的緩和で再浮上させ、あいつに点数稼がせることになる。うーん、じれったい。。)
パウエル氏の葛藤は続く。。。
カツッ、カツッ、カツッ、カツッ、(廊下に響き渡る靴の音)
コンコン(ノック)
パウエル氏(嫌な予感)
コンコン(ノック)
パウエル氏「どっ、どうぞ。」
トラ様「Yo、元気?何か顔色すぐれんね。」
パウエル氏「べ、別に。。」(急に来んなや、お前のせいだろ)
トラ様「何か不満そうやね。」
パウエル氏「いっ、いや」(ギクッ)
トラ様「あー、分かった、あんまり批判するんで不満なんやろ?」
パウエル氏「まあ」(分かってんなら、聞くなや。。)
トラ様「打ち合わせ通りやろ。真に受けたらあかんて。」
パウエル氏「ええ」
トラ様「名演技やろ?」
パウエル氏「………………」
トラ様「役者やろ?」
パウエル氏(しつけー)
トラ様「ハリウッド行けるかね?」
パウエル氏「もうええから。」(しばくで。)
トラ様「で、どうする?」
パウエル氏「………………」
沈黙が流れる。。。
パウエル氏「そうですね、今のところ経済は堅調なんやけど、危険な兆しも見えてきたね。このまま何もせずに行けば、惰性でしばらくは進みそうなんやけど、GDPは持たへんで。貿易戦争、あれや。互いに関税掛け合えば、輸出も輸入も低迷しますから、経済、GDPに波及するのも時間の問題や。第二四半期に顕著に現れなくても、第三四半期は、まあ持たんやろ。」
トラ様「やっぱり?」
パウエル氏「欧州、中国は景気減速、ブレグジットは先行き不透明。ドイツ銀行はやばいとか聞くし。。外的要因で経済がある程度低迷すれば、政権の評判を落とさずに、株価を落とせるんちゃいます?」
トラ様「ええね、それ。中国のせいにするか。中国が足を引っぱったから、アメリカの経済が減速、株価が下落。で頃合を見て、あっしらが割って入ると。」
パウエル氏「上手くいきますかね?」
トラ様「お前が上手くいかせるんや。何寝ぼけてんねん。」
パウエル氏「す、すいません」(こ、こいつ人任せかよ。。上司が馬鹿だと仕事が辛い。)
トラ様「まっ、大丈夫やろ。利下げ先延ばしにすれば、気づいた時には、崖っぷちに立ってそうだし。」
パウエル氏「………………」
トラ様「そこで、政策どてんの、金融緩和、財政出動。点数稼ぎと。」
パウエル氏「分かりました。もうちょっと引っ張ります。市場の期待、何度か裏切れば、株価落とすのも簡単ですからね。」
トラ様「ほな、頼んだで。」
パウエル氏「ハ、ハイ。」
トラ様「ハイは一回。」
パウエル氏(もういやや。おうち帰りたい。。)
ガチャ、バタン、(トランプ氏、部屋を出る)
カツッ、カツッ、カツッ、カツッ、(廊下に響き渡る靴の音)
パウエル氏「はあぁ。」溜息
(どうしよっかな?もうさっさと利下げして、バブルにでもすっか?いやいや、そんな無責任なことは。あっしが歴史に汚名を残してしまう。あっしには、雇用の最大化と経済の安定という責務が。。)
パウエル氏(そもそもあいつに勝てる候補者がいねー。どう考えても八方塞や。)
パウエル氏の葛藤は続く。 完。
こっからは私見です。
1、しばらくは平穏な世界になりそう。
2、9月以降は、知らん。
3、気づいたら崖っぷちに立ってそう。
4、そんな時に運悪く(運良く?)突発的なニュースが。
5、2020年からは、大統領選挙の点数稼ぎ。
6、2024年の大統領選は共和党の擁立候補で、トランプ氏が擁立する、
ハワード・シュルツ元SBUX会長に決まる。SBUXは神。
大統領選を考えれば、ここでの景気てこ入れは早い。カードを切るのが早すぎれば息切れしますぜ閣下。という訳で、トランプ世界大統領はまだ市場を揺さぶるはず。大親友のパウエル氏と。
パウエル氏「はあぁぁー」溜息
(無能な上司を持つと辛い。。。)
パウエル氏(お前の言うことなんか聞いて、昨年利上げしていなかったら、今頃バブルが弾ける寸前だっつーの。ジョージ・ブッシュ・ジュニアみたいな憂き目に会いたいの?グリーンスパンの二の舞になりたいの?)
パウエル氏(あいつさぁ、自分の立場分かってねえべ?)
アメリカは金融資産に置ける貯蓄率が低く、殆どが間接的、もしくは直接的に株式として運用している。そんな訳で株価が下がれば、時の政権は大変嫌われる。なぜなら自分のお金を失うことを意味しているのだから。逆に株価が上がれば、そりゃもう人気者でやりたい放題。まあ貧乏人にはどのみち嫌われるだろうが。
パウエル氏(もし無駄に株価上げてみ?下落すれば、お前の政権はバイバイだっつーの。)
パウエル氏「………………」
パウエル氏「………………」
パウエル氏(別にさぁ、株価も最高値付近だし、もう一回くらい利上げして、お前の政権に引導渡してもいいんやで?まだGDP崩れてないし、緩和余地を作るとか言って。あっしが眼鏡をくいっとさせればFOMCくらい動かせるし。。)
パウエル氏(あっ、そんなことすれば、それこそあいつの思惑通り、今年後半に景気後退に陥り、2020年にゼロ金利の量的緩和で再浮上させ、あいつに点数稼がせることになる。うーん、じれったい。。)
パウエル氏の葛藤は続く。。。
カツッ、カツッ、カツッ、カツッ、(廊下に響き渡る靴の音)
コンコン(ノック)
パウエル氏(嫌な予感)
コンコン(ノック)
パウエル氏「どっ、どうぞ。」
トラ様「Yo、元気?何か顔色すぐれんね。」
パウエル氏「べ、別に。。」(急に来んなや、お前のせいだろ)
トラ様「何か不満そうやね。」
パウエル氏「いっ、いや」(ギクッ)
トラ様「あー、分かった、あんまり批判するんで不満なんやろ?」
パウエル氏「まあ」(分かってんなら、聞くなや。。)
トラ様「打ち合わせ通りやろ。真に受けたらあかんて。」
パウエル氏「ええ」
トラ様「名演技やろ?」
パウエル氏「………………」
トラ様「役者やろ?」
パウエル氏(しつけー)
トラ様「ハリウッド行けるかね?」
パウエル氏「もうええから。」(しばくで。)
トラ様「で、どうする?」
パウエル氏「………………」
沈黙が流れる。。。
パウエル氏「そうですね、今のところ経済は堅調なんやけど、危険な兆しも見えてきたね。このまま何もせずに行けば、惰性でしばらくは進みそうなんやけど、GDPは持たへんで。貿易戦争、あれや。互いに関税掛け合えば、輸出も輸入も低迷しますから、経済、GDPに波及するのも時間の問題や。第二四半期に顕著に現れなくても、第三四半期は、まあ持たんやろ。」
トラ様「やっぱり?」
パウエル氏「欧州、中国は景気減速、ブレグジットは先行き不透明。ドイツ銀行はやばいとか聞くし。。外的要因で経済がある程度低迷すれば、政権の評判を落とさずに、株価を落とせるんちゃいます?」
トラ様「ええね、それ。中国のせいにするか。中国が足を引っぱったから、アメリカの経済が減速、株価が下落。で頃合を見て、あっしらが割って入ると。」
パウエル氏「上手くいきますかね?」
トラ様「お前が上手くいかせるんや。何寝ぼけてんねん。」
パウエル氏「す、すいません」(こ、こいつ人任せかよ。。上司が馬鹿だと仕事が辛い。)
トラ様「まっ、大丈夫やろ。利下げ先延ばしにすれば、気づいた時には、崖っぷちに立ってそうだし。」
パウエル氏「………………」
トラ様「そこで、政策どてんの、金融緩和、財政出動。点数稼ぎと。」
パウエル氏「分かりました。もうちょっと引っ張ります。市場の期待、何度か裏切れば、株価落とすのも簡単ですからね。」
トラ様「ほな、頼んだで。」
パウエル氏「ハ、ハイ。」
トラ様「ハイは一回。」
パウエル氏(もういやや。おうち帰りたい。。)
ガチャ、バタン、(トランプ氏、部屋を出る)
カツッ、カツッ、カツッ、カツッ、(廊下に響き渡る靴の音)
パウエル氏「はあぁ。」溜息
(どうしよっかな?もうさっさと利下げして、バブルにでもすっか?いやいや、そんな無責任なことは。あっしが歴史に汚名を残してしまう。あっしには、雇用の最大化と経済の安定という責務が。。)
パウエル氏(そもそもあいつに勝てる候補者がいねー。どう考えても八方塞や。)
パウエル氏の葛藤は続く。 完。
こっからは私見です。
1、しばらくは平穏な世界になりそう。
2、9月以降は、知らん。
3、気づいたら崖っぷちに立ってそう。
4、そんな時に運悪く(運良く?)突発的なニュースが。
5、2020年からは、大統領選挙の点数稼ぎ。
6、2024年の大統領選は共和党の擁立候補で、トランプ氏が擁立する、
ハワード・シュルツ元SBUX会長に決まる。SBUXは神。
大統領選を考えれば、ここでの景気てこ入れは早い。カードを切るのが早すぎれば息切れしますぜ閣下。という訳で、トランプ世界大統領はまだ市場を揺さぶるはず。大親友のパウエル氏と。
5年後まで、書きましたね。
返信削除さすが、先生や。
その前に、ロビイストが黙っちょらんて。
米国内戦が始まります。