2020/08/10

【ヤ、バ、イ】ハイテク下落、機械の暴走が止まらない









突然ですが皆さん、アメリカ人が好きなものをご存知ですか?ピザ?コーラ?ハイテク?ネットカジノ?合理化?残念全部ハズレ。ヒントは先週末から急に弱りだしたハイテク関連。



実はアメリカ人なら皆好きで、誰しもが意識し、また無意識の内にも条件反射的に食いつく事象があるのですが、ご存知ですか?合理的で賢いアメリカ人ですらパブロフの犬よろしく、よだれを垂らして食い付く事象、それがとあるチャートパターン。



そうカップウィズハンドル。テクニカルなんか知らなくても、これだけは知っているアメリカ人が多数とか。日本ではダブルトップなどと言われているのですが。つまり過去の上値が抵抗線として機能するこの事象。何でアメリカ人はカップウィズハンドルがそんなに好きなんだよ?


まあ私には分かっていましたが。。。




幾度と無くこのブログで繰り返し言ってきたのですが、現在の売買の主体は人間ではなくロボットトレーダー。もちろんコーヒーカップが大好きなアメリカ人、そいつらにトレードを習った機械どもの好みもこれ。最近弱りだしたのも機械がこれを狙っているため。また最近の下落で株を始めたロビンフッターズどもの動揺を誘うのは簡単で、ちょっと落とせば経験値のなさから慌てて損切りと。



最近の機械は結構賢く、買いの主体である大人の留守を狙って薄商いの閑散相場の時に、普段はトレードとは無関係な夏休み中の個人投資家もといロビンフッダーに罠を仕掛ける模様。もちろん触らぬ神に祟り無し、触らなければ良いものを慌てて相場の転換点だと勘違いをし損切りをする。その後は高値で買い直すという相場に振り回されることに。




賢明な投資家の皆さんはどうなさいますか?いつまで続くとも分からぬハンドル部分の下落を回避するため、はたまた利益に変えるために戦いますか?それともGO TOで政府のお金を利用してバカンスを楽しみますか?



SP500指数、週足チャート






厳密には今年2月のトップに達していない事からもう少し上がってから落ちるか、はたまた一度ブレイクさせて大きく買いが入ったところに利益確定の売りをぶつけて落とすのか。。暫くは弱い展開が続きそうです。そもそも大人不在で、誰も居ないところにロボットとロビンフッダーズどもが駆け引きをしているだけなんで。




しかしながら緩和マネーがそのうちこの流れを反転させ、高値更新のブレイクとなることでしょう。トランプ政権によるコロナ給付金も継続される公算です。その給付金が市中で使われずに、ダイレクトにロビン君たちが市場に持ってくるため、株式市場は資金流入過多です。つまり今は市場から資金が流出するような事態ではなく、市場に資金が入ってくる局面。まあ日本のロビン君たちも給付された10万円の使い道はまったく同様だったようですが。まったくバカの考え似たり寄ったり。。その金で人生を楽しめば良いのに。



もしハンドル部分を形成するなら、次意識されるのは週足の移動平均線の束がある3050付近や節目の3000あたりでしょうか?機械との不毛な争いはやめて盆を楽しみましょうよ。上昇のエレベーターに乗ったままで結構ですよ。そして次は月末定期、つまり大人たちが帰ってくる直前に資金を入れましょう。




条件反射で有名なパブロフの犬、実は1頭から得られた結果ではなく、何百頭もの犬を用いたとか。つまりパブロフ君はロビン君だったと。さて、あなたはパブロフ君やロビン君の様に反射的に喰い付きますか?それとも平静さを装いますか?





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