矢継ぎ早に可決されたバイデン政権によるコロナ経済対策費2兆ドル。そして今回次世代産業やインフラ整備に2兆ドルの予算の成立を目指す様です。占めて4兆ドル。日本のGDPの3分の2に及ぶこの莫大な資金が与えるインパクトとは?
はっきり言って額面通り全額通るとは思えませんね。もちろん増税ありきの今回の予算案。割を食うのは誰なのか?金があるところから取るしかない事だけは確かだ。法人税、キャピタルゲイン税などが真っ先に候補に上がっているが反発も大きい。。。
まあ海外法人に溜め込むだけなんで影響は限定的か?そして次の大統領選で政権交代の共和党政権によるレパトリ減税で還流するのが関の山。そもそもアマゾン様のように設備投資などの再投資に回して利益を圧縮するのは簡単で。。キャピタルゲイン税も確定しなければ払う必要は無い。これも政権交代で、、、以下略。。はっきり言って多税に無税だ。。。
と言う訳で今回のインフラ予算案、プラスの影響の方が大きいが額が大きいだけに全額通るとは思えないが、それでも半分くらいは通るだろう。なんせ米中冷戦最中、次世代産業の分野で引けを取る訳にはいかない。中国の脅威を全面に出せば予算も通りやすいだろう。構図は冷戦最中の核開発や宇宙開発、軍事開発と全く同じだ。
我々日本人は同じ東洋人で考え方が似ており文化的な親近感、密接な経済関係など、中国に対する脅威はアングロサクソンの国と比較して遥かに小さい。しかしながらアメリカやオーストラリアが抱く中国に対する脅威は、我々の予想を遥かに凌駕する。それが予算に反映される公算だ。こればかりは実際にアメリカなどに住んで肌で感じるしか無いのだが。。。
いずれにせよ政府の財政支出が株価を押し上げるのだけは確かだ。今日あたり、SP500は4000の節目に到達しそう。そして何かと話題のARKKイノベーションETF。こちらも2月以来低迷していたがそろそろ日足20日移動平均線を上にブレイクする頃だ。
「政策に売りなし」今回のインフラ対策予算の恩恵を一番受けるのが、すでにARKKではないかと噂も聞こえる。そう次世代産業、イノベーションETFだ。そして「上に政策あり、下に対策あり」。増税の影響はかなり限定的となるだろう。つうか小型グロースの場合、利益なんか出ていないんで、法人税とか関係ないし。。予算が降ってくればそれを享受する公算。
はっきり言って株高のお陰で調子に乗ってるテクノキングやキャシーを「ぎゃふん」と言わせてやりたいが、、、言わせてやりたいよな??しかし暫くはこの流れに身を委ねた方が得策か?つまり今まで上がり続けた株は上がり続ける公算だ。因みに私は今年SP500が6000まで上昇すると予想してますよ。。ここから50%成長。AMZN株が4500ドル程度、AAPLなら180ドル。十分可能ではないでしょうか?
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