今日の市場は軟調です。週末の仮想通貨の暴落によるマインドの悪化や高値警戒感、バブル崩壊が意識され指数はどれも下落。しかしながら業績の裏付けがある銘柄や大型の安全銘柄の下げは限定的です。果たして今回の仮想通貨の暴落に起因する大きい調整はあるのでしょうか?
ここ最近高値を更新し続けてきたSP500やダウ、若干の利益確定売りや高値警戒の売りが出てしまうのも無理はありません。上昇相場には息抜きが必要で、緩やかな上昇ほど長く続き、最終的に大きく上昇しているものです。逆に急騰は短命に終わりやすく、またその後上げ幅を大きく縮めてしまう可能性が高いです。
また今回の下落は資金が一旦引かれただけの下落で、レバレッジの解消に起因していなので大きな下落には繋がりにくいです。今回の様な若干の下落こそが上昇相場のエンジンとなり、一旦引かれた資金も再び返す可能性が高いです。
はっきり言って天井圏にあたる現在の価格では、積極的には買い辛い展開です。しかしながらSP500は常に高値を更新し続けて来たこと。通貨価値が希釈化し続けていること。あなたが毎月掛け金を払っている年金基金や退職金などはこれらの指数で運用されているため資金流入過多であること。
などの理由により今後も上昇が続く可能性が高いです。ショートに賭ける様な展開でない事だけは確かです。また一旦売却することも全くお勧め出来ないですね。そもそも危険を察知すれば真っ先に私が逃げますよ。今後も大した調整もせずにじり高傾向が続く公算です。因みに私は年末にはSP500が6000ポイントまで上昇すると予想していますよ。この水準から1,45倍ほど。
もし身構えなければいけない局面が来るとすれば、短期的に上値を駆け上がった時でしょう。短期的な暴騰は長期的な上昇には繋がりにくいです。もし不安ならば日足50日移動平均線で機械的に買いましてみては如何でしょうか?株価は必ず移動平均線に回帰するのだから。
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