2019/05/30

金融リテラシー、あなたはお持ち?



最近良く使われる「金融リテラシー」。
これは造語で、最近作られた言葉。
あの泣く子も黙るウィキペディアにすらない。
もともとリテラシーとは、識字のことを言う。
識字とは、文字を読み書きし、
理解できること、またその能力。

今でこそ識字は、保有して当たり前の様な、
世の中になっているが、これは最近の話。
識字が必須になったのは、産業革命以降。
これは、就学率や産業の発展と密接に関係がある。
それ以前は学校に行き、文字を読み書きできるだけで、
かなりの上流階級と言える。

歴史の教科書で、産業革命のころの児童労働が、
描かれた絵を見たことがある人もいるだろう。
狭い炭鉱で、石炭を積んだトロッコを、
一日12時間も牽引する描写を。
19世紀初頭でも行われていたらしい。

英国で義務教育が行われる様になったのは、
ビクトリア朝の19世紀後半以降、
産業の発展にリテラシーが必要不可欠になってから。
それ以前は、もちろん識字率は低く、
大の大人が子供に、手紙や新聞を呼んでもらったりしている
描写を映画などで、見た事がある人もいるだろう。
大文字と小文字を合わせても52文字しかない、
英語でもこのありさま。
(作業マニュアルとか面倒くせー。自由にやらせろ。)

開国後の明治、産業革命をいち早く取り入れ、
他のアジア諸国以上に発展出来たのは、他の国より、
識字率が高かったのが、一因だと言われている。
欧米の技術を、吸収するためには、
読み、書き、算盤が必要不可欠だったと。
もちろんそれだけでは発展できない。
産業には集約された労働者が必要だし、
都市には、必要な物資を供給するシステムや、
それを維持できる高度な社会が必要。
都市に安定して食料や水を供給するには、
灌漑農業や水道による治水が必要。
読み、書き、算盤、製鉄、治水などが、
日本と他のアジア、アフリカ諸国を分けたと言われている。
今後21世紀はどうなるであろうか?





リテラシーに金融を組み合わせたものが、金融リテラシー。
金融を理解し、その知識を行動に反映させること。
金融庁のサイトには「最低限身に付けるべき金融」として、
こうある、、、
1、家計管理
2、生活設計
3、金融知識及び金融経済事情の理解と適切な金融商品の利用選択
4、外部の知見の適切な活用

大別すれば、計画性と知識に基ずく。
家計管理は短期的な計画性、
生活設計は長期的な計画性、
まずはこれを持つ事が大切だろう。
計画性がなければ、知識など無意味。
行き当たりばったりで、将来的に難しい戦いになりそう。

計画性により、資金が捻出出来るようになれば、
次は知識が必要だろう。
金融庁は、金融、経済、会計の知識と言っているが、
これが出来れば、苦労はしない。
『金融リテラシーを身に付けるためには、
知識の習得に加え、健全な家計管理・生活設計の習慣化、
金融商品の適切な利用選択に必要な着眼点等の習得、
必要な場合のアドバイスの活用などが重要です。』
だそうだ。。。

そもそも、金融庁の管轄下の銀行などが、
全然消費者に寄与しない、投資信託や金融商品を売っている。
私利私欲では、銀行に手数料が入るだけで、
社会の発展にも、個人の発展にも寄与せず、
双方とも不幸な未来に陥りそう。
銀行預金もタンス貯金も、なんら経済発展に貢献しない。
にも関わらず、金融資産と言えば貯金が大半。
「貯金から投資へ」は号令だけで、遅々として進まず。

今後必要になってくるのは、やはり教育だろう。
なぜ投資が必要なのか?
もちろん個人が資産を増やすだけではなく、
社会の発展、国の発展に必要だから。
もし企業に投資すれば、企業は雇用を作り、
新たな雇用は、新たな消費者を作る。
また投資家は、投資の見返りに配当を得る。
みんなで我慢してジリ貧になるのは頂けない。



不適切な金融商品が出回り、株主軽視が続けば、
いつまで経っても、お金が投資に回らない。
投資すれば損をするのだがら。
まずは個人の金融知識よりも、環境の整備が先だろう。
個人の能力ありきで、投資を推進しようにも、
金融、会計、統計、経済などの知識を
持ち合わせている人などいない。
やはり適切な商品、適切な環境を整備した上で、
投資の浸透を図るべきで。
その後、少しずつ知識を増やしていけばよい。

昔の識字がそうであったように、
金融リテラシーも今後の発展に必要不可欠になりそう。
で金融リテラシーが何かと言えば、
やはり計画性と、統計に基づいた合理的な判断を、
下せるかどうかになりそう。

さあ金融庁よ、財務省よ、
まずはあなた方から金融リテラシーを持ってくれ。
収入より支出が多いなら、支出を身の丈に合わせる必要がある。

指数全盛期



もし市場が効率的に動くなら、
市場の歪みなど一瞬で解消され、
概ね妥当な価格で投資家は買うことになる。
この間、対費用効果が一番高いのが、
指数のバイ&ホールドだろう。

まず投資銀行やヘッジファンドが、
莫大な運営コストを掛け、市場の歪みを矯正する。
もちろん、リターンが一定の場合、
運営コストが高いほど、手元に残る利益は減る。
結果、ヘッジファンドは1、2年の短期的には、
指数に勝てても、長期的には負けることに。

どうせ指数に劣後するのだから、
高給取りのファンドマネージャーは要らない。
指数を買って、サルにバナナを与えておけば十分。
これは、個人の運用でもまったく同じことが言え、
必要経費などと言葉を濁す人が多いが、どう考えても、
ファンドマネージャーは、必要経費ではない。

よくあるパターンとして、高額な情報を購入したり、
無意味なサロンや、勉強会などと証した
セミナーに参加するのも含まれる。
雑誌や新聞、ニュースレターも、
運用においては、必要経費とは言えない。
投資信託や良く分からない金融商品は論外。
均せば指数を買っているのだから、
経済の上昇、生産性の向上に賭けている訳で。。。
もちろん交友関係を広げるためだったり、
個人の教養として、新聞、雑誌を読むのは良いことだが、
資産の運用面では、コストでしかない。



因みに、すべての市場参加者の損益の合計が、
指数になるのだから、その指数から運営コストを
除した分だけが利益になる。
運営コストの高い参加者が、
平均的に見て指数に劣後するのは当たり前。
これは、投資信託でもETFでも同じ。
言い方を買えれば、運営コストは低い方が優秀と言える。

金融機関の次に運営コストが高いのは、
やはり個別株の売買をする個人投資家だろう。
そもそも運営するのに、人件費などのコストを掛けない。
彼らは、プロが必死になって値札を付けた銘柄に
ただ乗りするだけで、妥当な価格で購入できる。
もちろん取引回数が多くなれば、コストは嵩むし、
大数の法則が作用するには、ある程度の規模が必要。
よって大抵の場合、平均に収束する前に、
指数と優劣を競い始め、コストが嵩んでいくことになる。

もちろん、プロと個別株の売買をする投資家の、
損益の合計は、指数からコストを引いたものになる。
つまり、全ての取引を一人で行ったと考えた場合、
それは、結果的には指数を買ったと同じことだが、
リターンは、取引手数料などのコストを引いたものになる。
指数を買えばコストが掛からない分、優秀と言える。

ではなぜ、市場参加者の指数に対する勝敗が五分五分ではなく、
市場参加者の80%が指数に負けるのか?
一部の資金を持った人々が勝ち、大多数の弱小投資家が
負けているから、などと言われている。
金持ちなら、頻繁に売買したり、リスクの高い商品に手を出さなくても、
安定した収益の見込める低リスク、低リターンの金利収入だけでも莫大で、
結果的に失敗の少ない運用がリターンを押し上げる。
逆に貧乏人は、一発逆転に賭け、資金を投じるために、
リターンを押し下げ、指数に劣後する、などと言われている。



これはステレオタイプでどう考えても違う。
なぜなら、例えリスクが高い商品を売買しても、
誰かの損失の裏には、他の人のリターンがあるのだから、
市場参加者の勝敗は五分五分にならなければおかしい。
また資金を持った、金融機関などでも、
頻繁に指数に劣後している。
もし資金量が勝敗を分けるなら、
あっしの保有するメガバンクの株は、
当たり前だが、指数に勝っていなければならない。
もちろんメガバンクが劣後するのは、
投資家から預かった資金を効率的に運用できず、
莫大な運用コストが掛かっているから。

(注、銀行は社会インフラとして必要、
銀行がなければ、家も買えないし、事業も起こせない
単純なリターンで、指数と比べるべきではない。
融資なんてせずに、窓口業務は全て廃止、店舗もすべて売却し、
運用先は指数にすれば、たしかにリターンは増えるが。)

指数に負けるの人が多いのは、運用コストと行動経済学が関係してくる。
もしコイントスで寄り付きに、買いか売りを決め、
引けで決済した場合、半々で勝敗は分かれ、
回数を増やすほど、リターンは0に近づく。
そこから、手数料分のマイナスになる。
もし人間の裁量で、取引をさせるとどうなるのか?
実は、やればやるほど、資金が0に近づく。
手数料のコスト以上に、損失が早く蓄積される。
もちろん手数料も無視できない金額に。

なぜかって?答えは行動経済学。
損失の痛みの方が、利益の喜びに勝るため。
そのため利益は放ったらかしで、損失は確実に確定することに。
売買回数が多ければ多いほど、
損失を確定する回数は増えることになる。
なぜなら、裏か表は2分の1の確立で出るが、
例えリターンが出ていても、マイナスに転換することもある訳で、
損失のみ確実に確定していけば、当たり前だが、資金は尽きる。

もし行動経済学の落とし穴を回避したいなら、答えは簡単。
売らなければいい。売買手数料も回避できる一石二鳥。
もちろん、広く分散されたポートフォリオを築くか、
指数に投資する必要があるが。
インデックスを買うのが、一番騙されにくく、
投資家に利益をもたらし、得をする。
指数を購入した年のリターンは、
もちろん取引手数料が掛かるため、指数に劣後する。
ただし次の年以降、何もしなければ、
それだけで20%側の投資家になれる。
この「何もしない」の何たる難しきこと。
80%の市場参加者ができないといえる。

2019/05/29

ブレグジットが与えるインパクト



ご質問
10月ハードブレグジットの場合に選挙を控えた米国への影響は、何ヵ月続きそうですか?

回答
1、ヨーロッパ域外への経済的インパクトは小さい。
2、世界経済への心理的インパクトは大きい。
3、心理的インパクトは経済を揺るがす。
4、病は気から、景気の気は気持ちの気。

昔見た、WTOの貿易統計の記憶に基づいて書くので悪しからず。
細かい数字は、間違っている可能性が高いが、
概要やイメージが掴めてもらえれば。。。
またヨーロッパは、アメリカや日本の様に成熟国なので、
GDPに占める、貿易の割合は小さい。
ドイツの貿易依存度は大きいことで有名だが、
ヨーロッパを一つの国として見た場合、答えは変わる。

ヨーロッパの国々がどこと貿易をしているかご存知だろうか?
実は、EUを一つの国としてみた場合、
ほぼ域内で完結している経済圏だと言える。
ヨーロッパ諸国の全ての貿易を100%としてみた場合、
80%は域内の貿易で、残りの20%が域外との貿易。
因みにヨーロッパの一番の貿易相手は、
東アジアで、中国や日本となり、
次点でエネルギーやコモディティーなどの、
資源輸出国との取引になる。

つまり域内で新たに関税障壁が築かれれば、
域内での貿易が減る可能性が高く、
貿易が減れば、生産は縮小せざるおえない。
生産が縮小されれば、経済の低下は避けられず、
景気が下振れするリスクがかなり高く、
それに伴い、支出も下がる。
経済の悪循環。支出が需要を生むので、
お金が無ければ需要も生まれない。
つまり、域内の貿易が減った分は、
域外から調達するのでは無く、
需要そのものが無くなる可能性が高い。
この場合、生産した財をイギリスに買ってもらっている、
大陸側の経済がより影響を受けることになる。



では域外との取引はどうなるであろう?
現状、イギリスも大陸側もEUに留まっており、
2019年10月にイギリスが脱退したとしても、
ブレグジット以前にヨーロッパが他の国と締結した、
貿易協定などは、双方とも踏襲する可能性が高い。
そのため、海外からの貿易は、
実務面では余り影響を受けない。
しかし、もしヨーロッパで景気が悪化した場合、
需要が低迷することになり、海外からの輸出入も減少しそう。
特に上記の日本、中国、コモディティ輸出国は。
逆に、アメリカとEUは、貿易面での結びつきは弱く、
経済的なインパクトは小さい。
まあ景気が悪くなれば、サービス収支も落ちるが。。。

経済的なインパクトが小さくても、心理的なインパクトは大きい。
これはすでに始まっていて、イギリスがEUから切り離されれば、
関税撤廃のもとで作られた、サプライチェーンは破綻をきたす。
最近、ホンダや日産がイギリスから、
工場の撤退を発表したのは記憶に新しい。
このように、不確定要素は、新たな設備投資を踏み止ませる。
サプライチェーンの再構築には時間が掛かるため、
3月末の期限の時は、直前に急激に小売在庫が膨れ上がった。
結局10月に延期になったのだが。

また、実際にブレグジットに至った場合、
関税分を吸収できるほどの、価格差がなければ、
貿易するメリットは失われる。
この場合、比較優位に基づいた、双方とも恩恵を受ける、
自由貿易は、関税により損なわれる。
関税により商品価格が上がり、競争力が損なわれ、
自国で生産した方が安く仕上がる場合、
低い生産性でも、自国で生産することになり、
その国民は低い生産性で生産された、
割高な商品を買うことになる。
つまり、生産性が低いため、商品の値段が上がり、
商品の値段が高ければ、消費者は消費を減らしたり、
買い控えをすることで、需要が少なくなり、
需要が落ちれば、生産数が減るため、労働者が割りを食う。
環境にはやさしいかもしれないが、
消費面でも労働面でも、経済的には問題がある。



例えブレグジットに至ったとしても、
経済的にアメリカに与える影響は小さいが、
心理的インパクトが、企業の設備投資や、
個人の消費意欲を減退させれば、
それは経済にしわ寄せがいくことを意味する。

また大衆の行動として、景気がいい時は、
時の政権を支持し、悪いときは政変を求める。
そのため景気が悪化すれば、
大統領選でトランプ氏が槍玉に上がる可能性も。
ただし、FRBの取れる選択肢も多いし、
トランプ氏の場合、大統領選を見据えて、
何らかの対策を練ってくる可能性が高いので、
長くても来年春先程度になりそう。

2019/05/27

欧州議会選挙通過、相場雑感




こんな市場が休場の時に、
書く事なんてまったくないが、
少なからず読んでくれる人がいる手前、
更新することにする。

欧州議会選挙は、大方の予想通り波乱も無く、
現状維持派の親EU派が67%の議席を獲得。
背景には、何だかんだ言って、好調な経済。
好調な経済と書くと、語弊があり正しくないが、
失業率は金融危機後、最低水準で推移しており、
経済が安定している時は、変革を望む声など小さい。

逆に、もし移民が大挙として押し寄せ、テロが起こり、
経済低迷、失業率が増大していたら、
確実に瓦解していたであろう。
たまたまタイミングが良かっただけで、
砂上の楼閣とも言えなくも無いのが、
今回の選挙の結果。
もちろん親EU派も手放しでは喜べない。
少なからず議席は侵食されている訳で。。。
EUの失業数 (百万)、ユーロスタット

市場の行方はと言えば、
1、バブル的とは言えないまでも割高な株価。
2、投資家の慎重姿勢。
3、2018年末の暴落が記憶に新しく、
現金を一定割合保有。
4、GDPも堅調。

現金があり、慎重な時に暴落は起きない。
もし下落するなら、やはり米第二四半期GDP。
マイナス成長とは行かずとも、
成長率の大幅は鈍化が観測され、
6、7月中に、投資家が現金を燃焼しておけば、
若干の下落は望めそう。
今回は非常に緩やかな、長期下落、
もしくは長期停滞になりそう。
暴落するには、落差が足りず、
上昇させるには、FRBの緩和が足りず。。。





まあ経済情勢なんて、一晩で変わるし、
株価が経済動向と一致するとは限らないが。
あっしは、今はもちろん静観。
「買っても良いかな?」と思える銘柄は皆無。
資金が余りにもダブつけば、
PERや配当利回り的には、製薬のBTIかな?
でもね、ブレグジットでポンドが暴落でもしたら、
ドル建てで、配当利回りが減少し、さらに売られそう。
そのころには、円高で利回りはさらに減少しそう。
健康被害も常に付きまとう。
やっぱり、タバコはPER10以下が相応しい。

今後の指針としては、GDPが悪化するようなら、
少しずつ安い玉を集めていくことになりそう。
実体経済の悪化が伝えられるころには、
株価は先読みして、それなりの水準になっていそう。





ツイッターをやってみたが、自分が井の中の蛙だったとは。。。
ブログ運営をしている大半が、やっているのは知っていたが、
ここまで影響力があり、まさかの盛況ぶりと言わざるおえない。
あんまり、いやまったくSNSに興味などなく、
基本、ほかの人の意見など、耳に入らない性格なんで。。
ちらほら見かけるのが、600人とかフォローしている人なんだけど、
四六時中ツイートが流れ、情報過多になったりしないの?
それとも設定で、重要度別にフィルターされんの?
重要度とか、どうのように判断されるの?
ツイートされた瞬間は、リツイもいいねも無いわけで。。

ブログとイフトの連携は、もう飽きた。
更新が反映されなくても知らん。
昨日いろいろテストしていたのを見た人もいるかも。
どうやら、他のスクリプトが邪魔して、
ブログの更新が、ツイートされない様。

唯一ムカつくのが、有料ブログのワードプレス系。
ツイッターと連携が良すぎで、綺麗に纏まっている。
ブロガーからでも、吹き出しのリンクに、
アイキャッチ画像と概要を埋め込めことって出来るの?
あっ、そもそもアイキャッチなんて付ける様な性格じゃなかった。

IFTTT(イフト)に致命的なバグあり




この間、「bloggerとtwitterを 連携させる
と言う記事を書いたが、バグあり。
一度、IFTTTに登録した情報の変更を、
bloggerかtwitter上で変更すると、
バグって、連携が途絶える。

つまり、一度イフトから登録した、
ユーザー情報である、ブログの名前や、
ツイッターのドメインなどを変更すると、
連携が途絶え、ブログを更新しても、
ツイッター上にツイートされない。
でイフトからユーザー情報を変更しようとしても、
「メールアドレスが違います」なんて言われ、
登録情報の変更すら出来ない始末。

もちろんアプレットを破棄して、
再登録しても、ツイッターやブロガーの
登録情報は変更されず。
ちなみにアプレットとは、イフト上で、
連携させるアプリのこと。

この場合、イフトを一度退会して、
再登録して、変更した「ブロガー」もしくは「ツイッター」
の登録情報を更新したが、
もはや更新と言うよりは、登録のやり直し。。
こう言ったところに、ウェブサービスの
連携の難しさが見られる。

まあ、イフトのサービスは優秀で、
登録も退会も連携もすぐできるため、
一瞬でやり直しがきく。
退会する時は、パスワードの変更が求められる。
パスワード変更のボタンを押すと、
メールが送信され、そのリンクから、
パスワードを変更して退会。
パスワードの変更も、
新旧両方のパスワードを打ち込む訳ではなく、
新パスワードを打ち込み、
そのまま、新パスワードを退会画面に打つだけ。

イフトの連携問題は今後さらに明るみにでる予感。
まあユーザーを増やして、
いろいろなバックテストを総当りでやるしかないが。。
そもそも、ユーザーにテストさせずに、
世に出す前に、開発側でテストしてくれ。。

SP500はデッドクロス




20日移動平均線が、50日平均を割りそう。
先週下値を切り下げたばかり。
まだ急激な下げを期待できるような時間帯ではないが。。
今の時間帯の典型的な値動きとしては、
下値を切り下げ、その後はヨコヨコ。
この繰り返し。
もしあっしが動くとなれば、
下限ラインの2500近辺になりそう。
もちろん動く時は、報告するが。。。

全ての移動平均線の向きがバラバラ。
20日は下げ基調。50日は横向き。
そして75日は上昇傾向。
しばらくは、移動平均線の収束待ち。
向きが揃い始めたら、もうワクワクが止まらない。

今週は、欧米ともに祝日があるため、
ヨコヨコで推移しそう。
突発的なニュースが出ない場合、
よく聞く、閑散相場になりそう。
しかし、リスクオフに傾けば、
下落回避の売りも増えそう。

ただオッサンが出張で疲れているから、
口数は少なくなりそう。

2019/05/23

bloggerとtwitterを 連携させる


1、グーグルブロガーにツイートが流れるようにする。
2、ブロガーの新記事が、ツイッターに自動投稿される。

1は簡単、検索すると腐るほど説明が出てくる。
まずは、新しいガジェットを開く


そしてHTML/JAVA  を選択
最後に、○○○を自分のツイッターアカウントに変えて、これ↓を貼り付け
<a class="twitter-timeline" data-height="600" href="https://twitter.com/○○○"></a> <script async src="//platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script>

これでブロガーでツイートが見れるようになる。



2、新記事が自動でツイッターに投稿される。
検索で出てくる情報は古いものばかりで、
ほとんどFeedBurnerを進めているが、
最後のツイッターアカウントを追加する時バグる。
ツイッターアカウントの追加ボタンを押すと、
「ページがありません」と出る。
ここではIFTTTを推奨。読み方はイフト。

まずはIFTTTのページに行き、
グーグルアカウントでログイン。
この時点でブロガーの情報は同期される。
その後検索窓で「blogger twitter」と検索。


そして検索で出てきた「blogger to twitter」をクリック。
最後にツイッターの情報を打ち込み、
ツイッター側の認証のページが自動で出てくるので、
それを承認すれば、同期完了。

難しそうに聞こえるし、日本語は対応していないが、
ブロガーとツイッターにIFTTT上でログインするだけの、
簡単な作業です。これで完了。HTMLも何もいらない。



もしブログをやっているなら、上記の1と2は、非常に便利。
またIFTTTの使い方によっては、インスタに投稿した写真が、
直接ツイッターにも投稿されるように、設定することも簡単。

試しに新記事を書いて、ブロガーに投稿してみたら、
5秒でツイッターに反映され、
そのままブログ内のツイートに帰ってきた。
イフトが優秀すぎて、ブログが捗る。

速報、欧州-2%、NY先物-1%、大荒れの予感




天災は忘れたころにやって来る。
まさかとは思うが、もし売りが売りを呼ぶ展開になれば。。。

 井上陽水氏の名曲、「傘がない」が頭に響き渡る。
そう、目の前の雨に対して、何の装備も持たないあの絶望感。
でもね、今日は暴風の予感。
もはや傘など、何の役にも立たない。
傘を持っていようが、持ってまいが同じ結果になりそう。

今日は、マーケットなんか見ずにさっさと寝るべし。
一度見始めれば、寝付けなくなりそう。
明朝NY市場が閉まる前に戻ってくるべし。。

速報、英国メイ首相辞任か?欧州は暴落


NY先物も、もちろん弱い。
テクニカル的には最悪な形(最高な形?)。
これで収束してきた移動平均線から、
下に放たれ下落トレンド入りが意識される。
昨年末の様な阿鼻叫喚になる可能性も。。。

英国のEU離脱はさらに不透明に。
これで交渉はすべて振り出しに戻るのか?
まあ何一つまとまっていなかった訳で、
変わらないと言えば変わらないが。。。

取り合えずメイ氏の後任は未定。
これで交渉が捗るかと言えば全く逆で、
短期間で保守党をまとめ上げ、
その上、野党労働党などと合意を結び、
英国をまとめ上げるのは、無理ゲー。
そんな簡単なら、メイ氏がすでに出来てた。
EUとの交渉は夢のまた夢。
合意なき離脱に一歩前進。。

まるで小泉政権後の日本の政治を見ている様。
あの1年ごとに、首相が変わり、政治は泥沼。
そして政権も、短期間で入れ替わる。
まあイギリス人もやばくなれば、妥協するんじゃね?
そりゃ誰一人譲歩しないんじゃ、メイ氏も匙を投げるわな。
メイ氏は非常に忍耐強く交渉にあたり、努力を重ねたほう。
ただし、メイ氏は大衆を理解していない。
誰一人、中途半端は離脱など望んでいないことを。。
大衆が見たいのは、民意無視の残留か、
大混乱のハードブレグジット。
外野の私が期待するのは、もちろん後者。

2019/05/22

速報、欧州、NY先物続落


またあのオッサンがツウィッていそう。
ついさっきまでは比較的堅調だったのに。
それにしても世界経済は安定の弱さ。
取り合えず欧米の市場は約-0,5%。
NY開場後は、下に押しそう。
SP500は、そろそろ75日移動平均線を割る時間帯。
ただ、投資家も結構資金を持て余しているため、
大きく売られても、その内買いが入り、
引けにかけてある程度戻しそう。。。

ポンドドルも下落が止まらない。
そろそろ2018年、年末の水準に達しそう。
かつての大英帝国も凋落がとまらない。
ていうか、1ドル=1ポンド=1ユーロ=100円の
世界がやってくる予感。どんどん円が強くなる。
これで海外旅行も行きやすくなるし、
基本的に生活物資が全部安くなる。
まずは円高で安くなり、
需要の後退で資源が値崩れし安くなる。
こっから10%円高になれば、皆さんの資産は10%安。
ただし、裏を返せば10%多く買い付けることが可能。

で、ブログ村のINポイントも続落が止まらない。
これは由々しきこと。以前の半分ほど。
前まで上位ブログは1万ポイントを軽く超えていたが、
今は1~10位の平均が4000ほど。
ブログ村は小さい世界の縮図で、
この世界から人がいなくなっているということは、
新規参入の投資家がいないことを意味し、
世界市場から投資家の斬流出が起きている可能性が高い。
これは、市場から資金が抜けていて、
チキンレースの大ババ抜き大会の開催を意味する。
さて、どうしましょう???

2019/05/21

移動平均線の重要性、弱いNY指数


NY指数がやはり弱い。
SP500こそ、まだ75日移動平均を割っていないが、
50日移動平均すら超えられず、
20日移動平均線が上から落ちてきている状態。
そしてダウは、全ての移動平均線を割り、
75日移動平均を超えようと試みるが、
そのつど、弾かれ撃沈。
こうなると、市場に資金は入りにくい。
SP500日足チャート
綺麗なダブルトップで、
75日移動平均線に何とか支えられている状態。

ここであっしがなぜ、20、50、75日の移動平均線を
使っているのか、疑問に思った人はいるだろうか?
当たり前だが、もちろんみんなが使っているから。
でなければ機能しない。
よく誰も見ていない、マイナーな指標やテクニカルを
使っている人がいるが、皆が使って初めて意味を成す。
つまり、指標など皆が同じように使って、
同じように考えなければ、機能しないのである。

ではなぜ20、50、75日なのか?
これは、大抵のチャートサービスで、
デフォルトの設定で使えるから。
もちろんデフォルトの設定を、
敢えて変更して使っている奇特な人もいるだろうが。。。
何度も言うが、皆が使わなければ意味がない。。



ではなぜデフォルトの設定が20、50、75日なのか?
これは、1ヶ月、2ヶ月、3ヶ月の傾向を示している。
日足で20日だと、約一ヶ月、50日だと約二ヶ月。
因みに、20日や50日は、ローソク足20本、50本の平均を意味する。
これは、13週、26週移動平均線を使う人が多いのと一緒だが、
13、26、は3ヶ月、6ヶ月の四半期、半期を示している。
これを使う人が多いのもまったく同じ理由。
3ヶ月や6ヶ月の傾向は、決算の周期ごとの傾向を
現している重要な指標と言える。

もちろん75日が3ヶ月程度の傾向を示しているので、
13週でも、75日でも好きなものを使えばいいのだが。
また、25日と20日で迷う奇特な人もいるようだが、
これも大差ない。。そもそも株価はランダムウォーク。
ビジネスデイズの20日は4週間、4週間は一ヶ月。
50日移動平均が2ヶ月の傾向、
その半分の25日は1ヶ月の傾向となり、
大抵どちらかがデフォルトになっている。
つまり、デフォルトのままで十分機能する。

週足の場合、50日移動平均が約1年の傾向となり、
25日が半分の、半年の傾向となる。
そして月足の場合、25日で2年の傾向、
50日で4年の傾向と2年ごとの傾向を表す。
これも重要な指標で、2、3年ごとの企業の
在庫循環を示すキチン循環がこれに当たる。
まあキチン循環なんて、業種や産業に拠りけりだが。
それでもリーマンショック後2、3年ごとに、
一時的な低迷が指数の上で見られる。
最近だと、18年と16年の様に。。。



でここからが本題で、
移動平均線を割るとは、何を意味するのか?
NYダウ指数が75日移動平均線を割っているが、
この場合、過去75日以内に買った人は、
もれなく損失を出していることを意味する。
これは昨年、2018年末の暴落後、2019年2月中旬までに、
資金を入れなかった投資家は、
今損失を抱えていることになる。
3MやWBA などのダウに組み込まれた銘柄が、
ポートフォリオに組み込まれている人も多いだろう。
まあ残念な結果になっている確率が高いのだが、
こんな短期間の間に資金を的確に動かせるか?
と問われれば、そんなの無理ゲー。。どんまい。

SP500の場合、寄与の大きいハイテク産業が、
大きく動いたため、何とか75日移動平均で支えられている。
それでも、3月以降に動いた人は、今頃損失だろう。
まあここ2年程、全く動いていない、
あっしの様な人には、まったく関係ない話なのだが。。
これこそがバイ&ホールドの強みであり、
積み上げた配当分がそのまま安全域となる。

もし今損失が出ている投資家がいるとしよう。
この投資家は何を考えているのか?
損失が拡大する前に、一度ポジションを外し、
損失を限定しようとしたり、
また底値で買おうとして、現金を確保したりするだろう。
また取得単価を下げるために、果敢に買い向かう人も多そう。
そこからさらに下げれば、もう目も向けられない。
こうなると、ちょっと戻した所で、損切りしてしまう。
そう利益は放置して、損失は確実に確定してしまうのである。
こうして、大抵の投資家は散っていく。
彼らは自分が何をしているのか理解してないのである。

なぜ移動平均線を割ると資金が戻りにくいのか?
これは、含み益があり、利益が出ている時は、強気になりやすく、
全てが順調で、自分には才能があると考えてしまい、
さらに利益を伸ばそうとするため、
移動平均線の上で推移している間は、資金が入りやすい。

逆に平均線の下で推移し、損失が出ている時は、
弱気になりやすく、ポートフォリオを見なかったりと、
敢えて忘れることで、買い増ししなかっり、
慎重になって、買い増しできなかったり、
またさらなる損失を恐れて、ポジションを外したり、
動けなかったりするためである。
つまり移動平均線の下でロウソク足が
推移している間は資金が入りにくい。



平均線の下で推移する期間が長くなれば、長くなるほど、
損失を出している市場参加者が多くなり、
資金が入りにくく、流出しやすくなる。
また昨年、18年末に見られた傾向だが、
損失が出てくると、投資家はこの様な行動を取る。
1、損失を限定するための損切り。
2、ショートポジションを取りリスクヘッジ。
3、SPXSなどの、レバレッジ型インバースで利益を狙う。

上記3つの傾向を見た人も多いだろうし、
身に覚えがある人もいるのではないだろうか?
特に大衆、末端の投資家がSPXSを
買い始めた時が底だったのは、記憶に新しい。
何度も言うが統計的に正しい行動は、
ロングポジションのバイ&フォールドで、
これをするだけで、10年の内、8年は勝ち、
勝率80%をキープすることが出来る。。。
これは指数を買った場合で、
個別株が常に当てはまる訳ではないが。
まあ人には向き不向きがあるため、
一概に何が正解かは言えない。。

もし損失が出てきて、どうすれば良いか、
分からなくなった時、ぜひこの記事を読んで
落ち着いてから行動してもらいた。。
上記の間違いを犯さないように。。

2019/05/20

速報、欧州暴落、NY先物死亡


欧州、NY先物ともに下落。
さあ握力の試される展開になって参りました。
狼狽売りなんてすんなよ。。。

今日のNYは窓を開けた下落で始まりそう。
ちなみに窓を開けた場合、
大抵開けた方向へ放たれる。
しかし、開いた窓は必ず閉まる。
いつになることやら?

最近の傾向として、AIは指数先物を下げ売りを誘い、
その後場中で安く広い上げるのが特徴。
今日もそうなるか?

大本営発表、GDP2期連続プラス成長、消費増税へ

2019年第一四半期GDPはプラス成長となり、内需の寄与度も予想を覆してプラスとなった。 「消費増税は予定通りだ」ーー茂木経済財政相はGDPの結果を受けた記者会見でこう述た。



大本営は絶対に増税すると言っておられる。
果たして増税は、日本にとってプラスになるのか?
結果的に後々批判を受けるルビコン川を渡ることになるのか?

IMFやOECDなどから、GDPの200%に達する政府債務の
批判を度々受け、そのつど釈明してきた。
「対外債務では無く、国内で完結する対内債務だから大丈夫」と。
政府には、徴税権もあれば、
日本銀行にお金を刷らせることも出来る(?)。
つまり、莫大な政府債務も国内のみで解決可能なため問題なく、
また経常収支が黒字で、国外に沢山の資産をもつため、
国の運営や国民の生活に、支障は無いと。。

これを聞いたOECDの他の国は、いい気分はしないだろう。
なぜなら日本の経常黒字は、他の国の経常赤字で成り立つ。
ヨーロッパはPIGSのように首が回らず、経済危機を脱しきれず、
最近に至っては、マイナス金利、経済は下落傾向。
北米は常に双子の赤字、貿易赤字と経常赤字に頭を抱える。
そのため、日本政府は増税する気も無いくせに、
世間体を保つために、「政府債務が多くて苦しく、
今後増税で財政健全化への道筋を付けます」
みたいなテイを対外的にはしているのか?
これは対外的なパフォーマンスなのか?
きっとこれだWWWW。で最終的にやっぱり無理でしたと。





国民に対しては、「国民一人当たりの借金は1000万」
などと歌って回り、危機を煽り、増税を正当化しようとする。
そもそも国民の借金ではなく、政府の借金。
政府の債務と国民の資産は裏表の関係で、
一方が増えれば、片方が減る関係。
バランスシートの資産と負債の関係で、
純資産として、国外資産や経常収支の黒字があるため、
日本国を一つの財布と見た場合、
欧米諸国と比較して、大変健全な財布となる。
財布の中身は純資産が多く、
また支出より収入の方が多い健全な財布。
ちなみに欧米の財布は、不渡り手形の負債ばかりで、
支出の方が多い、どこぞのギャンブル中毒者の財布状態。

それにしてもこの二枚舌。
「対外的には大丈夫です。」
「国民には、やばいです。」
もちろんこれは、みている視点が違うから。
国を一つの財布として見るか、
それとも政府の財政を一つの財布として見るかで、
答えは変わってくる。

敵を欺くには、まず味方から。
多すぎる貿易黒字や、経常収支の黒字は、
批判の的となりやすい。
高すぎる関税障壁や、保護貿易により、
海外の資産が日本に移転している重商主義的だと。
そのつど政府は、第一産品、農産物の市場開放や、
関税の撤廃を迫られ四苦八苦。
有権者の多い農家からしてみれば、市場開放などもっての他。
板ばさみとなった政府は、「一応日本も苦しいんです」
見たいな顔をして、それでも解決しようとする素振りを見せる。

その答えとして、消費増税が浮かびあがる。
そんな、健全財政なんかしたら、円がさらに強くなり、
経済の寄与が大きい輸出産業が壊滅。
失業率が増え、国民は不景気に喘ぐ事に。
海外で稼ぐ経常収支も、海外に持つ資産の円建て評価額も
大幅に減少することになる。
円高不況は避けて通れないが、
外国からしてみれば、日本に物を買わせる好機となり、
また欧米諸国の貿易赤字や経常赤字を減少させることになる。
そう日本が増税して苦境に陥れば、外国には好機となる。





はたして正解などあるのだろうか?
資源の輸入に頼る日本経済。
円高は、輸入企業にとってはプラスに働き、
国民もガソリンの値下がりや、生活用品の値下がり、
ハンバーガー1個65円(?)などの恩恵を受けやすい。
また最近、中国との農産物の買い付けで競合し、
中国に持って行かれるケースが多いが、
円高の武器を持ってすれば、立ち向かいやすい。
我々投資家に取ってはまたと無い、海外への投資の好機となる。
海外の資産を買い叩く、絶好のチャンスだと。
悩ましい問題だ。。。

まあ円高、円安は交互にやってくるものだし、
増税して駄目だったら、十八番の朝令暮改がある。
増税して円高にし、海外の資産を買い漁ってから、
「やっぱり駄目でした」で元に戻し、円安に戻し、
経常黒字の拡大を目指すくらいが落としどころ。
もちろん土壇場で増税せず、水平飛行をして、
インフレにより、財政を健全化することも出来るが。。
どちらにせよ、海外の方がインフレが激しく、
経常黒字なため、円高は避けて通れそうにないが、
問題を突き詰めればこうなる。
「手っ取り早い変化か?ゆっくりとした変化か?
どちらがプラスになるのだろう?」
これが増税の本質である。答え合わせが楽しみだ。。

2019/05/19

安心、それが人間の最も身近にいる敵である


倒置法を多様するシェイクスピアらしい表現。
普通に書けば、主語には人がくるため、
「人間の敵は安心」となるが、
ここでは、「安心」を強調している。
これ程、現状の相場に当てはまる言葉は無いだろう。
そう、我々は危機感を持つべきなのだ。

同様にして、「生きるか、死ぬか、
それが問題である。」も倒置法。
この文がなぜ美しく、覚えやすく、
名言として時代を渡り続けたかと言えば、
やはりその二重の対象性にあるだろう。
まずは「生きるか」「死ぬか」の対象性。
そして「生きるか、死ぬか」に対して、
「それが」「問題である」と対象性を倍増している。
もちろん、ある程度順序を変えても意味は通じる。
が対象性が崩れれば美しくはない。
もしシェイクスピアの一文が、
「問題は、生きるか死ぬかである。」
と言う対象性を欠いた一文だったとしたら、
今のシェイクスピアは居なかったであろう。



同様にして、ベートーベンの歓喜の歌にも対象性が見られる。
まずは「ミ、ミ、ファ、ソ」と上昇していき、
そして「ソ、ファ、ミ、レ」と戻ってくる。
そして半戻しの「ド、ド、レ、ミ」、
返しで「ミ、レ、レー」となる。
さらにこれが反復してあの美しい旋律を奏でる。
反復後の終わりは、「レ、ド、ドー」と一番低いところで終わる。
もし株価が人間の無意識な自然の心理で動くなら、
知らず知らずに、この様な形に落ち着きそう。
現状はどう考えても落ち着かず、不安定である。。。
安定を取り戻したいなら、美しく回帰するだろう。

「音楽と株価の関係を云々しているよくわからない本」
として名高いヴィクター・ニーダーホッファー氏の、
「The Education of a Speculator」「投機の教本」は、
市場サイクルのリズムや、景気の波動、
株価と人間心理と音楽の関係性が分からなければ、理解できない。
もちろん、こんな面倒くさい本には近寄らないが。。。
触らぬ神に祟りなし。。。

上記のシェイクスピアの出展はマクベスのこの一文、
「As you all know, security Is motals' chiefst enemy」らしい。
文脈からは、「自信過剰は、人間の大敵だ。」
とも訳せるらしい。
どちらにせよ、現状の高値で慢心するべきではない。
また、ランダムウォークの株価に対して、
偶然付けた値札から、損得勘定で
リターンを考えるべきではないだろう。
もしプラスリターンを自分の力と勘違いし、
自信過剰に陥れば、必ず市場の逆鱗に触れる。

最近の投資家の言動としては、
どうも市場の乱降下とは打って変わって、
危機感が足りてないようだ。
ブログ村を見渡しても、この乱降下に
危機感を抱いているブログは少ない様に思える。
絵に描いた餅である、含み益に
安心を覚えているのだろうか?
こういった時は、大抵の場合まだまだ押せる。
阿鼻叫喚の三途の川まで。



まあ大抵の投資家は、積み立て投資の
複利運用なんだろうけど。
短期的な値動きなど関係なく、
高かろうが、安かろうが淡々と積み上げる。
そうであると信じたい。。。

その割には、週ごとや月ごとに
リターンを計算している人が多い様に思えるが、
なぜなのだろう?
そんなに早く複利の力が働くとも思えず、
積み立ての額が増えるとも思えない。
行き着く先は、やはり一喜一憂の、当て物ではないのか?

NY指数のリターンの高さに釣られ、
800人にまで増えた、ブログ村米国株。
こんなの氷山の一角で、崩れたら凄いことになりそう。
猫も杓子も米国株。プロもアマチュアも、
年金基金も投資信託も、そのポートフォリオには、
少なからず組み込まれているであろう、アメリカの企業。
留まることを知らない、アメリカ企業への
投資熱とは裏腹に、頭打ち感が拭えない企業業績。

行きはよいよい、帰りは怖い。。。。。
ここからは慎重に行きますか。。

2019/05/16

NY指数大幅続伸、3M、素材株は買い時か?


コメント欄からのご質問。
MMMについてどう思われますか?
大分割安な気がするんですけど
回答、、、
1、この景気の頂点とも思える状況では狂気の沙汰、手出し無用。
2、もし買うなら、買い下がること前提で。
3、素材なんて、所詮循環株。失業率とGDPがやばくなった時が買い時。

3M月足チャート
同じ素材のダウダュポンも3M も最近安い。
言い方を変えれば、景気に陰りが見え、
需要が落ちてきている。
このまま景気後退に陥るかどうかは分からない。
事業ポートフォリオが広いため、
一つの要因に左右されにくいのが特徴。
しかしながらすでに1年半の下落相場。
なぜここで反転すると思うのか?
基本、トレンドは継続する。



この状況ならDIAの方がお勧め。
個別株が好きで、もし買うなら分割がお勧め。
まずは監視する意味でも少量の資金を投入。
また下値目処は100くらいまでは想定するべき。
1、月足75日移動平均の170。
2、前回の底の140。
3、高値から半値の120。
4、昨日の天井が今日の底100。
このくらいは覚悟するべき。
なぜなら、循環株とはこういう物。
ただし、10年前から保有しているなら継続保有を推奨。
利益確定して、税金を払っても、それ以上に下がるとは限らない。

3M 、PERの推移
やっぱりPER15くらいまでは引っ張りたい。
ここから20%割引になると思うなかれ。
業績が落ち、それ以上に株価が落ちれば、
やっぱり株価は100くらいまで押しそう。
でも、そこまでバブル的でもないから、
谷はそこまで深くは成らないかもね。
今の株価170なら、打診買いから始めてもいいかもね。
ただし長期戦は覚悟するべき。

もちろん、このまま下落相場に突入する可能性は低い。
1、どちらにせよ、業績も景気もマチマチ。
2、暗い未来を暗示している、長短金利差。
3、双方の狭間で揺れ動く株価。
4、売り方の踏み上げ、買い方の投売りが振れ幅を拡大
5、言い方を変えれば、現状はどちらにも大きく動く、
高値圏特有の乱降下相場。
6、乱降下に付き合えば、資金も体力も削られまっせ。



まだまだ投資家も余裕なんすよ。
まだ何も始まってないんやから。
そして、待機資金が投資家の余裕を裏づけ。
また含み益もまだあり、含み損も限定的。

2019年後半はヤバイかもね。
1、値ごろ感から、安値買いに走る。
2、全弾撃ちつくし、余力無し。
3、無情にも落ち続ける株価。
4、そこに、利下げで円高がクリーンヒット。
5、普段なら、買いか売りで身動きがとれるが、
すでに持ち株の売りでしか身動きの取れない凍死家。
6、進む円高、株安。
7、そして最終的に精神修行に耐え切れない投資家が、成仏していく。

参加者全員がポジションを持ち、これ以上買えなくなった時、
下落相場が始まるんですよ。
なんせ買い方が絶滅してるんやから。

2019/05/15

遠き慮りなき者、必ず近き憂いあり


最近のSP500は、、、
1、20日、50日移動平均線を割る。
2、20日移動平均線は下向きに。
3、なんとか75日移動平均線で踏み止まっている状態。
4、このダブルトップの形はよろしくない。
5、カップ&ハンドルの2750か2650が意識される。
6、ダウとラッセルは、無事(?)すべての平均線を割る。  
7、この状態だと資金は入りにくいため、SP500も追随しそう。
SP500日足チャート

今後起こる可能性が高い事とは、、、
1、暫くは、20日、75日移動平均線の間を推移。
2、20日、50日、75日移動平均線が収束するのを待っている状態。
3、収束した後、株価がどちらに放たれるかは不明。
下に放たれた場合、、、
4、2750を週足でロウソクの実体が下に付いたら底抜け。
5、底が抜けた場合、下の線の2500くらいまでは押すかもね。
6、この場合、下落トレンドが意識され、早くても3ヶ月は下げそう。
7、つまりトップからボトムを付けるのが4月末から数えて7月末まで。
上に放たれた場合、、、
8、直近2回とも弾かれた厚い天井である2950が意識される。
9、現状の経済環境では、経済がこれ以上よくなるのは難しい。
10、今はトランプ減税の燃料が切れ、上昇速度も失われてきた所。
しばらくは慣性飛行をするが、その先は不明。

今後の転換点は、、、
1、6月半ばのFOMC、ここでは動かなそう。
2、7月終盤に行われるであろう米第二四半期GDPの発表。
3、7月末に開かれるFOMCが焦点。
GDP次第では、なんらかの行動をFRBが取る可能性も。
また企業の四半期決算や半期が良くなければ、売られるかも。
利益確定の売り、夏休み前の撤退売り、
業績悪化の叩き売り、経済指標悪化の売り。
4、10月ころには、ブレグジットの行方が決まりそう。。
5、令和元年後半は鬼門。9月、10月はショックが起きやすい。
6、2020年は大統領選の年、3月、4月頃から
トランプ大統領が点数稼ぎや有権者の囲い込みを行いそう。



もしあっしが買うなら、、、
1、7月末に2500を付けるなら余力を全て投入。
2、それ以外なら静観。
3、年末に指数の値に関わらず全投入。
4、もしそれ以降も弱く推移するなら、
月末定期買い付けで、反転するまで逐一投入。
5、確実に言えることは、今日、明日、資金を入れることはない。
この記事を参考、大河の流れが変わる時

今はバブル的とは言い難い。
つまり山が高くなければ、
急速に風船が萎む様なことは起こり難い。
FRBも動きにくいし、動くとしても小出しになりそう。
この場合インパクトが弱すぎて、上昇も下降も弱くなりそう。

ドットコムバブルの時は3年程、ズルズルと下落した。
今回も長期戦になりそう。。
見せ掛けの反転を繰り返しながら。
はあぁ、しょうがない、戦いますか。。。
時間をお金に変えながら。。
確実に言えることは、下落する株価はその内反転する。
株式償却を行っている会社が多いアメリカ。
下落こそが次への飛躍の準備。
もし大きくジャンプしたいなら、
一度ひざを曲げなければいけないのである。

2019/05/14

S&P500の行方


ご質問を頂きました。
S&P500が実体を割って終えましたがまだ時間がかかりそうですか?
回答、、、
未来のことは絶対分からないし、
株価を当てることは不可能と前置きした上で。
統計的に確立が多い回答としては、、、

1、今回の下落は一時的な下落で、上昇相場は継続。
そもそも10年あれば、指数の勝率は八割。つまり8年は上昇。
常に上昇に掛けるのが資産を最大化する最適解。

2、短期的な下落トレンド、18年2月や年末同様。
景気の明確な後退や、信用の収縮、失業率の上昇は共なわない。
直近の下落トレンドの場合、
アンダーウォーター期間は7ヶ月弱、
つまり、高値を付けた後、下落し、
次の高値を更新するまでの期間が7ヶ月。
18年2月の場合、ボトムを付けたのが高値から約2週間後。
昨年末の場合、3ヶ月。
もし今回が下落トレンドだった場合、
ボトムまで、早くても2週間から3ヶ月。
次の高値更新まで7ヶ月は掛かりそう。

3、景気後退を伴う下落トレンド。
10年に一度くらいの頻度で発生する。
中央銀行の金利操作や政府の政策に起因するジュグラー循環。
企業の設備投資や、個人のマイホーム需要に与える影響が
大きいため、信用創造、収縮を伴う経済の主要波動。
もしGDPが大幅な減速、マイナス成長、2四半期連続の悪化や、
失業率の2四半期ほどの継続的な悪化が見られれば、回復まで時間は掛かる。
この場合、ボトムまでは1年から2年。
高値奪還までは、3年から4年くらい掛かりそう。


今回の下落は2と3の間くらいになりそう。
まず世界中の株式を見渡してもバブルとは言い難い。
そのため「山高ければ、谷深し」とは成り難く、
山は低いし、谷も浅くなりそう。
では「短期的な下落で終わるか?」と聞かれれば、
これも無さそう。長く浅くなりそう。。
周りを見渡せば、いまだかなり楽観的。
ジョン・テンプルトン卿の言葉を借りれば、
『強気相場は、悲観の中に生まれ、懐疑の中に育ち、楽観の中で成熟し、幸福感の中で消えていく。悲観の極みは最高の買い時であり 、楽観の極みは最高の売り時である』

直近2度の下落(昨年2月と年末)で、
投資家も若干、慎重な様子が伺える。
つまり、過去の2度の下落とは違い、
AMZNやNVDAに飛びつく人は、見られない。
殆どが現金余力をある程度残したまま、様子見。
やばいのは、全ての現金を燃焼し、
ガス欠で身動きが取れなくなった時。
この場合、結構な下落が、狼狽売りにより引き起こされる。

今回の貿易戦争による経済へのダメージが顕著になるのは、
早くても、米第二四半期GDP(4、5、6月)が発表される7月末。
現状、悲観でも楽観でもなければ、動く必要はないかと。。。
もし定期買い付けで積み上げるなら、淡々と積み上げればいいし、
安いところで買いたいなら、ある程度現金を残しておけばよい。


でここからは自論。当てにしないで。。。
株ブログを見渡しても、みんな余裕で悲観が聞こえない。
この場合、ボトムはまだ先。。。
それどころか、夏休み前にもう一度くらい
高値を取りに行ってもおかしくない状況。
なぜなら、米中が関税を上げても実体経済に影響を及ぼすのは先。
で実体経済の悪化が確認されるのは、さらに先。
今年後半は暗雲が垂れ込めそうで期待できない。

また再選を狙うトランプ大統領の思惑も。
国のトップなんて、景気が良ければ支持率が上がり、
景気が悪ければ批判され、支持率は下がる。
これ以上、経済を上昇させるのが難しいなら、
一度ハードルを下げ、大統領選を見計らって、
景気を再浮上させ、支持率を上げればいい。
ハードルは低ければ低いほど超えるのは簡単。
来年の3月くらいから、中国と歩み寄りを見せ、
中央銀行にも大幅な金融緩和を迫り、
規制緩和や減税などの政策で、景気を押し上げ点数稼ぎ。
FRBパウエル議長就任前の秘密の御前会議

あっしは取り敢えず現状は様子見。
もし、資金がだぶ付けば、その分だけ買い増し。
買える銘柄は、やはり平均的なリターンが10%程度で、
下落リスクが20%くらいの銘柄まで。
最悪でも2年でリターンをプラスにもっていける。
一年で10%の安全域が確保でき、下値目処がマイナス20%なら、
時間を味方に付けながら、投資するべきだろう。

あっしの予定は今年年末に来年分のNISA枠を埋め、
資金が余るなら年初に全部投入し、後はトランプ頼みかな?

2019/05/13

大本営発表、消費増税、リーマン級ない限り実施


速報、大本営発表、消費増税、
リーマン級ない限り予定通り実施=菅官房長官
[東京 13日 ロイター] - 菅義偉官房長官は13日午後の会見で、10月1日の消費税率引き上げについて、リーマン・ショック級の出来事が生じない限り、予定通り実施する考えをあらためて示した。https://www.msn.com

これはWWWW。
大本営発表なんて確実に信用できん。
遠回しに「増税しません」って、
言ってる様にしか聞こえない。

折りしもNY指数は暴落。
強かった者もこの流れには逆らえず、
弱かった者は、そこからさらに下げる。
基本、指数が下がれば全部下がる。
基本に忠実な動き。

インフレで実質的な増税になるのか?
それとも、増税で可処分所得が下がるのか?
はたまた令和維新の革命で、
公務員様が、幕末の如く
さらばサムライと、散って行くのか?



インフレが一番現実的か?
無い袖は触れない。
どこに税金を捻出できる余裕が一般家庭にあるのか?
増税しても予算が全然足りていない。
公務員の給与削減、予算削減なんて不可能。
そもそも、お国が節約なんてしていたら、
経済が回らない。

逆に増税したら?
どう考えてもミッドウェイの二の舞。。。
失われた30年が、倍の60年になりそう。
まあそれでも、東南アジアのような、
発展途上国が日本に追いつくことは無理そうだが、
確実に差は小さくなりそう。
それをどう見るのか?
日本は貧しくなったのか?
それとも途上国が発展したのか?
国富が海外に、「物品の購入と財の流出」
という形で移転したのか?

2019/05/04

SP500、高値奪還


昨年2018年9月末に付けた高値を更新。
アンダーウォーター期間は約7ヶ月。
更新の原動力はハイテク産業。
最近やけに強い。
オールドエコノミーのダウ指数はお預け。

株価を統計的に捕らえれば
80%の確立で上昇するので、
常に上昇に賭け続ければよいわけで。
しかし人には感情があり、恐怖を感じる。
そして下落に賭けたりしてパフォーマンスを落とす。

あっしの戦略は基本バイ&ホールド。
今年2019年に入ってから一度も売買していない。
この日に全力で買い付けて以降、何もしていない。
昨日の市場、今日の市場 20181226
もちろん現金余力を確保するためには時間が掛かる。
そして最近また余力が出てきた。

しかしこんな所で動けば時間を失う。
1年掛けて10%のリターンを積み上げても、
40%の下落リスクがあるなら、
これはリスクが高すぎる取引だろう。
4年の時間を失うのは大きすぎる。
2年くらいが妥協できる上限か?
どうせ10%の下落なんて一週間。
いとも簡単に崩壊する。


川の流れが変わるのを待ちますか。
大河の流れが変わる時
さしあたり障害物は見当たらない。
唯一言えることは、現状は若干高い。
慌てて飛びつけば、痛い目に遭う。
最近の市場では、慎重論が後退してきている。
もう少し楽観に傾けば。。。

今後どこで流れが変わるだろうか?
もし私が心の平穏を意識するなら、
やはり夏休み前に手仕舞うだろう。
夏休み中の余分な心労は避けたい。
6月、7月のFOMCか、
SP500節目の3000が意識されそう。
2019年第一四半期の決算はマチマチ。
第二四半期も怪しそう。

最近は半導体も冴えない。
全ての道はローマに通ず。
すべての電気の通り道に設置されている
と言っても過言では無い半導体。
それが冴えないと言うことは、
在庫循環によるキチンの波が意識される。
設備需要がトランプ相場で大幅に増え増産。
そして惰性で作りすぎて、今は在庫処分中。

住宅需要は高金利も相まって下落傾向。
ジュグラー循環が意識される。
基本、波は打ち消し合うが、
向きが揃った時は増幅する。
海岸に打ち寄せる波然り。
10時間に一回くらいは、
潮の満ち引きも相まって、
非常に大きく打ち寄せる。


キチン循環とジュグラー循環の波が揃った時、
果たしてどこまで耐えうるのだろうか?
もちろん波が揃うか揃わないかは分からない。
しかし、多くの人がデスマーチを望んでいそう。
なぜなら相場は大衆が一番嫌な方へ向かう性質がある。

取り敢えず、すぐには流れは変わらなそう。
全ての移動平均線が上向きで推移している。

今後の転換点は、、、
1、ロウソクの実体がまるまる20日移動平均線を下回った時。
2、ロウソクの実体がまるまる50日移動平均線を下回った時。
3、20日移動平均が50日移動平均を割った時。
取り敢えず移動平均線が集まるのも時間が掛かる。
移動平均線が収束し、株価が下に放たれたら、
下落トレンドを意識するべきだろう。
現状は間逆。もう少し待ちますか。。。