2020/01/04

新刊、『我が逃走』カルロス・ゴーン著




絶賛逃亡中www、じゃなくて絶賛発売中ですww。副題は『走れ、カルロスww』。


カルロス・ゴーン氏の逃走までの経緯や胸の内を本人が赤裸々に綴ったこの一冊、ちょっと掻い摘んで読んでみましょう。もちろん事の発端は、会社の金を不正に使用したのではないか?という背任罪。




ゴーン氏思案中・・・
結構、不利な状況っす。こんな異国の地で四面楚歌だし。モリカケで窮地に立たされた現政権や安部首相なんて、これに比べれば楽勝っす。やってることは同じなのに。日本株式会社のお金を私的に流用した首相がお咎めなしで、外国人の私は即逮捕。やはり世論か・・・フランスならまだしも、ここじゃ世論は見方に付かないww。そもそも散々日産の利益をルノーに持ち帰ってたら日本は怒るわな、フランスならまだしも。


それにしても日産、見る影もないww。私が経営していたらこんなに株価が下がることもなかったのにww。え?私のせいでここまで株価が下がったの?い、いや、株主は私が経営に携わることを支持してくれるはずだ。


裁判になれば不利か・・どう考えても会社に私的な借金を付け替えていたような気がするし。会社に弁済することで、告訴を取り下げたり、刑事罰は回避したいが、すでに勾留1年。刑務所と変わらないっす。


海外の邸宅や豪邸は、活動の拠点として大目に見てもらえるかもしれないが、FXで作った借金やベルサイユ宮殿の結婚式は、さすがに無理かww。フランスでもこれはまかり通らないし。そういえばフランスの議員も公費で家をリフォームして、窮地に追い込まれていたしww。


裁判が長引けば費用も嵩むし、名誉に傷がつく。せっかくここまで出世したのにww。もちろん、悪いことをしていないなら、正々堂々と裁判に出て勝てばいいだけだが、絶対負けるww。保釈金15億円詰んだが、日産と和解するためにはそれ以上の金が掛かるかもしれん。たしかそれ以上FXで負けた気もするしww。うーん・・どうしましょう?






例え裁判に出て上手くいっても保釈金以上の弁済命令と執行猶予付きの禁固刑。どちらにせよ、執行猶予中じゃ海外に行けないし活動も制限される。そもそも刑事罰になった時点で私の名は地に落ちるww。最悪なのは、執行猶予が付かず、結構な懲役を食らうことだ。もう結構な歳なのに、老後をエーゲ海の傍ら(レバノン)でゆっくり過ごしたかったのに、監獄とはww。


裁判になれば保釈金以上の弁済と刑事罰。逃げれば保釈金は捨てることになるが自由ww。え?これって?逃げ勝ちじゃんww。36計逃げるが勝ちかww。それにしても日本の検察も警察も裁判所も馬鹿なの?犯罪者天国じゃんww。馬鹿が三権分立の1権を担ってるの?ああ、行政の長も国のお金を私的に使っていたんで、国自体が馬鹿に運営されているのですね。

腹は決まった。しかし逃げるたってどこへ逃げる?日本にいても見つかるのは時間の問題だし。フランスには国際警察機構、ICPOの本部があるし、ルノーからも私的流用の嫌疑が掛けられてるし、フランスに高飛びしても同じ事の繰り返しになる可能性も。まあルノーに日産のお金を沢山流しておいたから、日本よりはマシかもしれんが・・。

アメリカは犯罪人の引渡し協定があるし、なんだかんだ言って公明正大なお国柄なんで日本よりだろう。ブラジルか?一応国籍も持ってるし、犯罪者として日本に引き渡されることもない。もしくはやはりレバノンか・・。


しかし地球の裏側のブラジルまでは遠すぎる。そもそもアメリカを経由することになるし。国境審査の回数が増えれば見つかるリスクも増す。あそこはテロ以降審査が厳格だし。荷物の裏に隠れても無理だろう。やはりいい加減な第三国であるレバノンか。





側近などと密談中、「ヒソヒソ、ヒソヒソ」
日本からレバノンに直接行く方法は無い?例えチャーター便だろうと無理?いや国境審査が増えるとヤバイんですけどww。トルコ?トルコのチャーター便を使ってトルコ経由で日本からレバノンに行くの?汚職率が高いトルコなら買収できるかww。あそこも審査いい加減そうだし。そもそも審査するための金属探知機などの機材がないの?楽勝じゃんww。


と言うわけで、超大型のスピーカーの中に隠れて、チャーター便で出国することに。もちろんスピーカーをチャーター便で運ぶには、日本の税関で国境審査を済ませる必要があるが、ダミーで本物も幾つか積み、厳重な警備のもと木枠で梱包されたスピーカーに隠れて出国です。フライトは結構長いんで介護用のパンパースをはいてww、高度1万メートルの寒さにも耐えられるよう防寒着着て。



もちろんスピーカーは国防に携わる輸出禁止の品ではないし、日本の国益である貿易黒字に貢献するので、審査は円滑に進む。まあ木枠の間から見える品は、どっからどう見てもスピーカだしww。というわけで意図も簡単に日本を出国。そして経由地のトルコでも、厳格な審査に定評のある日本からの品と言う訳で、速やかに荷物を積み替えテイクオンミー。そもそも重要なところには袖の下を持たせてあるしww。



と言う訳でレバノン到着です。箱の中は生身の人間なんで、税関や国境審査で何日も保留できる訳無く、到着した機内の貨物内で箱を破って、貨物としてではなく、レバノン人として入国審査を受け、無事入国。もちろんレバノンのパスポートは予め準備してあるし。そもそもターミナルから直接飛行機に乗り込む仕組みじゃなくて、滑走路で人も貨物も陸揚げされて、連絡バスでターミナルまで行くので何の問題も無く到着。








ちょっとゴーン被告にインタビューしてみましょうww。


ジャーナリスト「やはり今回の脱出劇は大変だったのですか?」


ゴーンww「日本を出る時はドキドキしたね。後は余裕。フライト直後にスピーカー内でシャンパン開けたしww。トルコでもレバノンでも袖の下で買収してあるけど、汚職率ゼロの日本じゃ税関とか買収できないしww。」


ジャーナリスト「あなたは会社のお金を私的に流用したのですか?」

ゴーンww「い、いや使っていない。ちょっと誤解を招くような使い方はあったかもしれないが、もし間違った使い方があったのならすべて日産に返金する。」


ジャーナリスト「背任罪に問われた人間はみんな同じことを言うんですよ、『私は使っていない、会社のために尽くしてきた』ってww。」


ゴーンww「さ、裁判で決着つけようではないか。」
(さ、裁判?そんなことになれば結構まずいんですけど。どう考えても会社に損失肩代わりさせていたしww。ちょー弁護士助けてww)



上記の通り、ゴーン被告はすでに背任罪などを自覚していたようですww。そもそも悪いことをしていなければ逃げる必要もないし。やましいことが胸の内にあったのでしょう。





ジャーナリスト「悪いことをしてなければ逃げずに正々堂々と裁判を受けても良かったんじゃないですか?」


ゴーンww「この裁判は公正な裁判とは言い難い。罪が決定してもないのに、すでに罪人扱いだしww。こんなんで公正な裁判が受けられる訳がない。」


ジャーナリスト「公正も何も、裁判で日産のお金を私的に流用していなかったことを証明するだけなんですけどww。簡単ですww。まあ誰がどう見ても、私的に流用しているように見えるんで、そりゃ犯罪者の目で見られて仕方がないのでは?」


ゴーンww「・・・・・・・」
(知ってるよ。知ってるから国外逃亡したのに。馬鹿なジャーナリストだ。そんなの聞かなくても分かるのにww。)



ジャーナリスト「今、私のこと馬鹿なジャーナリストって言ったでしょ?」
(こいつ馬鹿だなww、お前の口から「裁判で不利だから逃亡しました」って言ってほしいのに。さっさと吐けよww)



ゴーンww「そろそろお時間なんで、またの機会をww」(やべーーーー)


終わり





元受刑者で同類のホリエモンのはしゃぎ様が痛い。ここぞとばかりに日本の司法制度を批判して、ゴーンよりだしww。類は友を呼ぶww。ホリエモン全然反省してねー。こいつのせいで何千人の投資家が人生を棒に振ったし、今でもライブドアショックの後遺症で苦しんでいる人がいるかもしれないのに、こいつはユーチューバーなんかやってるしww。


それにしても日本のジャーナリストって馬鹿なの?荷物に隠れて出国したのに、論点が「裁判所がゴーン被告のパスポートを保管していたかどうか」と。フランスのパスポートいらないしww、例えゴーン被告のパスポートを第三者が管理していても今回の脱獄は防げないにも拘らずww。


そもそもパスポートなんて再発行してもらえばよく、まあ大抵の国では本人の受け取りが義務付けられているけど、第三国は大抵の国には当てはまらず、郵送でレバノンからパスポートを送ってもらったんじゃね?もしくはすでに保有していたかww。


さてこっからは、お約束の責任の擦り付け合い合戦ですww。議題はいつも「こっからどうするか?」ではなく、「誰のせいで逃がしたか?」です。相変わらず後ろ向きっすねww。もちろん検察は警察を批判し、警察は裁判所を批判、裁判所は弁護士を批判し、弁護士は入国管理局の不備を指摘ww。お前ら全員の責任にも関わらずww。まったく、失敗の本質はいつも同じというww。少しは学べよww。







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