やはり昨日は大方の予想通り弱い展開で、ストップロスが多く掛けられていたようで小さい雪崩の様な値動きでした。ストップロスに助けられた投資家も多かったのではないでしょうか?
今日も弱い展開だが、値幅は小さくなりそう。取り敢えず為替、先物、ゴールドはリスクオフ傾向。BTCなどの仮想通貨や金利はリスクオン傾向。雇用統計は、先週さらに87万人のアメリカ人が初めての失業手当を申請したとの事。昨日遂に今までサポートとして機能していた日足75日移動平均線を割りました。今後この75日移動平均線がレジスタンスとして上値を抑える模様。
SP500、日足チャート
すでに下落の大半を食らっているなら、今から逃げるのは遅いでしょう。売られる理由も無ければ買われる理由も無いので、現状の下げトレンドは基本チャートに起因する売りが多いでしょう。市場に過熱感が無いので下げても限定的です。
崩れだすならやはり大統領選でバイデン氏が優勢になるか、コロナの死亡者が増えていきロックダウンがチラつく頃でしょう。まだ早いです。しかし『買い』で参戦するのも考えものです。買われる理由が無いので。今あるポジションはそのままで様子見が良いのではないでしょうか?日足のサポートが崩れ去り、次のサポートは週足です。
SP500、週足チャート
今日の値動きが弱いと考えるのは、この週足の20日移動平均線がすぐ下にあるからです。また一番上のトレンドラインも機能する公算。ここらへんをブチ抜くには、もう少し上下に振って資金を燃焼させなければ抜けなさそう。
つまりレジスタンスは日足の75日移動平均線、サポートは週足の20日移動平均線。上に動いても下に動いても1%ほどでしょうか?材料が出なければ今日は値幅が狭く弱い展開になりそう。そして今後はどちらかと言えばダウンサイドリスクの方が高そう。
ヨーロッパはすでに崩れ始め、NY指数も日足では崩れている。9月初旬の高値が今年の高値になるかもしれません。しかし量的緩和でこの金余りのご時世、その価値が希釈化していく現金も怖いし、常に上昇してきたNY指数。『売り』は分が悪いです。
フランスの株式指数CAC40、日足チャート
ヨーロッパのチャートは、イギリスもドイツもこんな感じで底から半値戻し程度です。BTIが弱いのも当然で。。今まで持ち堪えていた日足の移動平均線をブチ抜き、4800ポイントのサポートも破れ、底なし沼に入ってしまった感。
リスクの高いところから資金が抜けていくので、次は仮想通貨やアメリカの小型株などか?今は積極的にリスクを取る局面では無いです。大きいサポートである週足の50日移動平均線や、相場が反転してきたのを確認してから資金を入れるのが良いのではないでしょうか?
余力は残し、暫くは動かない方が良いでしょう。ジタバタしても上手くいかないことだけは確実でしょう。毒を喰らわば皿まで。すでにポジションを抱えているならそのままで、下落で取って、その後の上昇でも取ろうなどと考えない事です。また新たな資金の追加も待ちたいものです。
日経や欧州市場は「どうせ今晩NYは上がるんでしょ?」見たいな値動き。。大事に至らなければ良いのですが。。。。。
お勧めの記事
ブログの新記事 : 【悲報】大人たちは利益確定の動き https://t.co/vx2MerfHN3 pic.twitter.com/NInz871qNQ— 難波のあきんど (@akinainohibi) September 3, 2020
ブログの新記事 : 【祝】S&P500年初来プラス、2020年後半の展望 https://t.co/YXyhy2VMcS pic.twitter.com/tleidFwUsq— 難波のあきんど (@akinainohibi) July 22, 2020
お帰りはこちらから ランキングサイト
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿