すでに夏の暑さも過ぎ去り、木々は紅葉を始め、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」、今年も収穫の季節がやって参りました。また夏の暑さが一段落したことで、動きやすくなり、スポーツをするのにもってこいの気温に。
そして忘れてはならないのが、秋は暴落の季節でもあること。一番記憶に新しいのは昨年末、そしてあのリマーンショックが始まったのもこの季節から。秋には暴落するというアノマリーが。今年は如何に?
昨日のNYは久々の下げで、今日もNY指数先物はすでに下落。先週のFOMC以降、流れが変わった感が否めない状況。取り敢えず欧州は昨日のNYのキャッチアップと、目の前から崩れ落ちる景気に、結構な下げ幅となっている。
CAC 40 5.543,33 -1,51%
Germany 30 12.166,60 -1,14%
EURO 50 3.487,87 -1,25%
AEX 568,28 -1,14%
UK 100 7.214,60 -1,05%
そろそろ外堀まで埋められた感じが。。落ちる時はリスクが高いところから崩れてくるのはご存知の通り。昨年から新興国の苦境が報じられ、すでに城下町は制圧されている状態。真っ先に落ちたのは、アルゼンチンやトルコだったが、ここに来て中国や韓国も陥落。そして外堀であるヨーロッパも、ECBの利下げ、量的緩和などの下支えも虚しく、景気の落ち込みは留まるところを知らない。
残されたのは内堀と本丸。内堀である日本は、今のところ大丈夫だが、落ちるのは早い。本丸と同時に落とされそう。Fedがミッドサイクルアジャストメント(微調整)をあきらめ、本格的な下支えに動くころが終わりの始まりで、ひとたび緩和的になれば、円高の流れは避けようが無い。もちろん本丸と内堀のみで、耐え切る可能性も無きにしも有らずだが。。。
SP500、日足チャート
取り合えず50日移動平均線と節目の2950で支えられている状態。ここを割れば7月の下落局面で付けた2850が見えてくる。そして次は5月の2750。当面の下限は、トレンドライン下限の2550で昨年の暴落もこのトレンドラインで救われた。果たしてそこまで押すのか?
出来ることなら2550まで引き付けたいが、確実に資金を入れるには妥協も必要で、2850と2750も視野に入れるべきだろう。エリオット波動を意識するなら、左右対称な綺麗なチャートを作るが、下落の方が早いのが常。上昇5波動、下落3波動とも。
まあどうせ見通しなんて一晩で変わるので、今ここでチャートを小突き回しても意味は無く、先々で状況に則した戦略を立てるのが良さそう。一応、多くの投資家が現金を保有しており、ある程度身構えている様なので、そこを壊さない限りは、大きい下落は望めない。それどころが、慎重を堅持している間は上昇する可能性すらある。売るほどは高くなく、買うほどには安くないため、暫くは様子見に徹しますか。
それにしても昨日のPMは硬かった。配当落ちと下支えを失ったことで、売られるかな?と思ったが、ドル安が意識されたため全然落ちてこず。大きく落ちれば積極的に拾っていきたが、蛇に睨まれた蛙状態で、チャートに睨まれた状態で動きようが無い。。。
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