2019/09/29

月曜日で第三四半期は〆、今年も残りあと三ヶ月



FOMCの日程、第三四半期GDPの発表と伏せて重要な10月のFOMCは月末

さて、今年も4分の3が終了しました。まだ月曜日が残っているけど。。第三四半期が終了することで続々と四半期決算や経済指標の発表が続きそうです。今回の節目は取り分け重要で、米中貿易戦争の関税の掛け合いからどれほど経済が影響を受けたのか、色濃く出る結果となりそうです。またその結果次第ではFedの対応が変化し、今後の行方を左右する可能性も。

特に重要なのは月末に控える、米第三四半期GDPの発表とFOMCになりそうです。6月に25%に引き上げられた関税の影響をもろに受け、また9月には全ての中国製品に関税が掛けられたことから、もし消費者の買い控えなどがおこれば、GDPの70%を占めるとも言われる個人消費が思わぬ減速に曝され、GDPの減速へと波及する可能性も無きにしも非ず。



まずは個別企業の四半期決算から経済実態を推し量ることになりそうです。特にSBUXやMMM、AAPLなど中国との関係が深い起業の業績に注目が集まりそうです。最近無意味に堅調なAAPLは、第三四半期が転換点となるのか?中国で生産されるiPhoneの関税による影響は?また中国でのiPhoneの売り上げはどう推移するのか?SBUXも中国に多くの店舗を抱え、減速する中国経済の煽りを受けるかもしれません。また素材のMMMはすでに株価が低迷しているところに追い討ちをかけることになるかもしれません。

最近上昇傾向にあった金利は、実体経済の更なる減速を暗示するかの様に下げています。これはFedにさらなる利下げを催促しているとも言えなくもないです。年内0,25%の利下げがなされた場合、今年の利下げは0,75%となるので、市場のご希望に添う形となりそうです。因みに昨年のこの時期には2019年の利上げは3回とされていたので、FRBの見通しも市場の意見も、所詮まったくあてになりませんwww。
10年物米国債金利、週足チャート、1,5の水準は月足でみても大底




金利が再び落ちてきていることから、昨年末の様な相場がまた見られるかもしれません。因みに昨年末の下落相場は金利の下落と共にスタートしました。奇しくも同じ10月、金利が下落に転じていることに何か意味はあるのでしょうか?金利が動けば為替が動き、為替が動けば株式市場も動くことになりそうです。

取り合えず個別株の企業決算、10月末のGPD速報とFOMCの結果などを待つことになりそうです。下はヤフーファイナンスから取得の経済指標キャプチャー、月末が怖い




バリュエーションが魅力的な銘柄はタバコ株程度で全般的に高いところにある株式市場。もしここからさらに一段高いところに行くには、なにかしらのエンジンが必要で、今のところそのエンジンにあたるものは見当たりません。そもそも全ての投資家が利益を上げている現状のような昂揚感が持続していいものなのでしょうか?普段から含み損が常態化している投資家は然るべき場所にいるべきではないのでしょうか?

MOあたりが決算でコケ、一段低いところに行くならまた買うかもしれないのですが、上に逃げられると痛いことになるので、決算前にもう少し買うかもしれません。その場合は追って報告を。




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昨年末の12月の記事は全般的にお勧めです。今は昔、大絶叫相場でしたねwww。

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