なぜPMでもBTIでもなく、MOだったのか?それはチャートをみれば一目瞭然。
MO、週足チャート
下落トレンドの真っ只中。PERは13ほどで、配当は7%ほど、他のタバコ銘柄と横並び。欲を言えばPER10、配当10くらい欲しいが。。もちろん購入を検討した理由は株価が直近の底である、年始年末の水準まで落ちたため。一時的にこの底が意識されそうで、またそろそろ確定するであろう配当を見越した買いが入りそう。最近増配を発表したばかり。
PM、週足チャート
直近の天井である90付近で一部売却に至ったため、再取得のチャンスを窺う。どうせタバコ銘柄なんてすぐに健康被害リスクや、喫煙者減の衰退産業リスクに晒されるんで、上値は重いだろうという判断の基、一部売却。下落トレンドは脱しきれずに、今後も底を這うような展開を予想。しかしながら直近の底までは距離がある。今後上昇トレンドに戻るには時間が掛かるか?たしか負債超過だった様な。いくらキャッシュフローが多かろうと、現状の高金利はきつそう。借り入れコストが下がり、そして為替により海外事業の業績が押し上げられ、尚且つ自社株償却によりバリュエーションの改善が行われるまでは厳しいか?現状は配当の支払いだけでカツカツで、自社株償却できるほどの余裕はない。今回購入候補に上がらなかったのはもちろんチャートにあり、節目までは距離がある。8割方トレンド継続。トレンドは続くからトレンド。
BTI、週足チャート
暴落の局面は過ぎ去った模様。しかしながら未だに50日移動平均線に頭を押さえられている展開。今後は直近の底である32と50日移動平均線の間で推移しそう。。指数が下落すれば基本全部巻き込まれるし、ブレグジットにでもなればBATSが猛烈に売られ、ポンドも売られそう。と言うことはBTIも巻き込まれないはずが無い。ちなみにBATSは英国でのティッカー。そもそもNY指数も高いため、どちらにせよ上値は重い。
今回は購入を見送り。理由はプラスよりもマイナスの面が上回ったため。
プラス要因
1、高配当であり最近増配を発表。
2、そろそろ配当の時期が意識される。
3、低い期待値が大きいリターンをもたらして来た。
4、チャートの下支えが意識される。
マイナス要因
1、他のタバコ銘柄は節目に至っておらず、他の下落に巻き込まれる可能性が。
2、指数の下落に巻き込まれる可能性。
3、ドル円が落ちれば、為替損が避けられない。今は利下げ局面の円高基調。
4、そもそも下落トレンドで、下限ラインは40ほど。まだまだ落ちれる。
今回は指数が堅調であることから、ここら辺の直近底値で一時的に反発しそう。しかし株価が反発しようとも、為替で損をだしては意味がない。今回は現状の経済情勢を加味した結果、MOの購入は見送り。ドル円の下落とタバコ銘柄の下落でバリュー投資家は痛いことになっていそう。。逆にチャンスは近いか?衣料品のGAPなどもネット販売に押されて衰退産業と噂されるが、こちらはPER6ほど。売り上げも落ちているし、店舗数も下落基調なので当然。PER6とは言わないまでも同じ斜陽産業ならPER10は欲しい。。
このツイートを書いた時、一月ほど前はタバコ銘柄全部で一年分の配当に当たる安全域があったが、今は一年分の配当ほどの損失。PMとMOを足せばトントンで、BTI分が丸々損失。まあ現金を抱えていることだし、下落すれば安全域や配当が増え投資妙味が増す。。PMを4分の1ほど売却。同時期から買い始めたのに、PMは大幅な含み益、BTIは含み損、MOはヨコヨコで配当分のプラス。もちろんその内買い直す予定。— 難波のあきんど (@akinainohibi) July 19, 2019
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