頼むwww、上がってくれwwww。8%の配当に目が眩んだ感は否めないし、どんなに下落しようとも構わないが、っていうか下げて欲しいし、さらに安く買い付けたいのだが、きたるべく明日は月末最終金曜日、そうBF太郎氏の購入日。彼が現れ颯爽と私の買値である40,17を下回るのは癪に障る。明日だけで構わないので上がってくれ。まあ昨日上昇したPMでも買い増してくれれば良いのだが。多分MOだろうな。XOMもPMもある程度持ち直しているので。。。
本題、なぜPMは上昇して、MOは下落したのか?
まず事業構造としてPMは、アイコス有する加熱式タバコを販売し、事業ポートフォリオは海外担当。そしてMOはJUUL有する電子タバコを販売し、事業ポートフォリオはアメリカ国内担当。昨日まで加熱式も電子タバコも一緒くたにして考え、為替の影響ばかりを説いて来たがここにきて若干の変更。
今回PMとMOの合併話が持ち上がった背景には、アイコスをMOの販売網を通してアメリカで売りたいPMと、JUULの電子タバコをPMの販売網を通して海外で売りたいMOの思惑が一致した模様。しかしながら先日からのニュースで突如インドと中国で、MO有する電子タバコに規制が掛かることに。そしてアメリカ国内でも問題視され始めている。つまりPMへの影響は無いが、MOの見通しは突如暗転。これが昨日の値動きの違いとして現れた。
中国とインド、人口30億人を有するこの人口大国で販売に規制が掛かればその影響は図り知れず、また今後欧州、アメリカ、日本などでも規制が掛かれば、世界的な電子タバコ規制に繋がる可能性も。フレーバーで若者の心を掴んできたが、若者を販売対象にしたこで批判にも晒されやすい。
ここからは私見だが、電子タバコと加熱式タバコを両方保持する二刀流使いは限られ、どちらかを使っているユーザーが大半と見る。つまり今回電子タバコに規制が入った変わりに、ユーザーは加熱式や既存の紙巻に流れるため、世界の総需要は相変わらず継続する。まあタバコ関連の需要は、人口比率では減退傾向で、それを値上げや人口増加で補っているため、最近の減退傾向には歯止めが掛かりつつあるが。
さて、8%の配当に釣られて購入した投資家も多そうだが、良く考えれば配当に掛かる税率はPMとMOでは違い、MOはアメリカの国内税が掛かるが、海外での売り上げが殆どのPMはアメリカの国内税が掛からない。つまりPMの配当が若干劣ろうが、税金が掛からない分、嵩上げされるため、MOとは同等の配当利回りと見ることが出来る。
そして成長性に待ったのかかったMOに対して、加熱式は今のところ安泰なPMの方が事業見通しが明るい。またFRBの利下げによりドル安に進めば、海外で販売しているPMの業績は為替の影響で押し上げられるため、上ぶれする可能性が。逆にMOはアメリカの景気が低迷すれば、他のアメリカ企業と同様、SP500などの指数を通して売られるため、下振れリスクが存在する。
果たしてMOの購入は正しかったのか?PMを購入するべきではなかったか?もしくは両方買っておけばリスク分散(?)に繋がった可能性も。
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