2021/05/28

【参戦】仮想通貨に新規参入です、1BTC目








皆さんは「仮想通貨で稼ぐ」と聞くとどんなイメージをお持ちでしょうか?大半の人はチャートを見ながら、コインチェックやGMOコインあたりで安値で買い付け、高値で売る事だと考えるのではないでしょうか?因みにBTCは直近の上昇相場で20倍、安値の3000ドルから6万ドルまで上昇しました。




しかしながら上がり続ける相場は無く、直近の下落で大きな損失を被った投資家も多いのではないでしょうか?因みにBTCで稼ぐにはいろいろな方法がある。上記の様にコインチェックなどの取引所で取引をして利ざやを稼ぐや、両替所や交換所で仮想通貨を買う方法。そしてそれとは別に、マイニングで稼ぐ方法もありではないでしょうか?




因みに仮想通貨で稼ぐとなると、気になるのがマイニングコスト。皆さんもご存知の通り、ビットコインは電気代をBTCに変える作業とも言われるくらいだ。そしてそれがブロックチェーン技術の批判の種でもある。莫大な電気を消費しても、何も生み出していないと。








因みに浪費しているのは電気代だけではない。莫大な電気を消費する莫大な量の半導体も必要だ。現在の半導体不足はご存知だろう。車の生産が滞りがちなのはこの影響だ。またAPPLの株価が冴えないのも、半導体不足により製品が作れず、需要に答えることが出来ない可能性が示唆されているためだ。この半導体不足や半導体が高止まりしているのは、コロナの在宅需要だけではない。とある分野に莫大な量の半導体が流れているからだ。




皆さんも一度くらいは聞かれた事はあるだろう、「例のグラボ」や「あのグラボ」という言葉を。グラボとはパソコンの中になるグラッフィックボードの事で、主にゲーミングPC用のパーツで画像処理に用いられる。しかしグラボなのに画像出力が出来ないのが「例のグラボ」だ。





そもそも画像出力コネクタが付いていない、というよりは必要無いと言った方が適切だろ。そうマイニング用だ。現在では値段が随分と上がってしまった高値のグラボだが3年ほど前に叩き売られ、巷で溢れかえったのが例のグラボだ。そうコインチェックのNEM盗難で市場で全ての仮想通貨が大暴落を起こし、仮想通貨が見捨てられた時だ。









マイニングなんかした日にゃ、電気代だけでも赤字で、そこにパーツ代なども含めれば永遠に採算が取れないと言われたのが当時の仮想通貨で、多くのマイナーが撤退。煽りを受けたのが当時旺盛な半導体需要で高値を更新し続けていたNVDAだ。そう仮想通貨用の半導体は主にNVDA製かAMD製のグラボだ。




そして例のグラボとは仮想通貨用のNVDA製のグラボが、ビットコインの暴落で、パーツ市場に多く出回ったために付いた「例のグラボ」だ。グラボなのに画像出力が出来無いためゲーム用途には使えず、かと言って採算が合わないマイニングにも使えず。。。つまり用途の無いまま莫大な数のグラボが市場に流れ、「例のグラボ」と揶揄される事に。




さて、皆さんは現在のBTCの原価率をご存知でしょうか?BTCの採掘原価と言う言葉をお聞きになった事はあるでしょうか?採掘原価率は主に4つの要素で構成される。
1、採掘コスト
2、BTCの供給量
3、マイナー市場の多寡(プルーフオブワークとも計算力とも仕事量とも、、、)
4、BTCの市場価格、時価、仮想通貨市場の参加者の多寡

BTCマイニング市場の需要と供給、BTC取引市場の需要と供給に大別される。







市場価格を100とした場合の採掘コストの割合が原価率だ。採掘コストが時価を上まわれば赤字だ。採掘コストは言うまでも無く、上述の電気代やパーツ代、人を雇ったり物件を借りたりといった採掘に掛かるコストだ。そしてBTCの供給量は常に一定だ。10分に一度、ブロックをいち早く承認したマイナーに支払われる手数料だが、現在は6,25BTCだ。因みに4年に1度半減期があり、前回は2020年5月でそれ以前は12,5BTCだった。




支払われる手数料だが、勝者総取りでいち早くブロックを生成したマイナーに6,25BTCが支払われる。マイニングでBTCを獲得するのは、もちろん計算力やスピードといった仕事量が大切な要素だ。だったら、一番仕事量が多いマイナーが常に新たに生成されるBTCを獲得し続ける事になるので他のマイナーは絶対勝てないのではないのか?と思ったあなた。実は仕事量以外にも運の要素が絡んでくる抽選会でもある。




BTCなどの分散型台帳技術が、どのようにしてその取引データが外部から改ざんされないかと言われれば、それを保証するのがその仕事量だ。つまりマイナー全体の計算力とも。逆にもしデータを改ざんしたいならば過半数を超える計算力を保有すれば良い。つまり世界中にゴマンといるマイナー達の計算力を上回れば改ざん出来る。。。








しかし一人のマイナーのみが常に新たに生成されるBTCを手に入れ続けたら他のマイナーが居なくなってしまう。そのため抽選会の要素も絡んでくる。もしあなたがBTCマイニング市場全体の20%の計算力があるなら、10分に1度生成されるブロックが承認される確立は20%。0,1%なら0,1%と。マイニングするならその計算力が大事と言われるのは承認される確立が高まるからだ。




そしていち早く承認されたマイナーだけが新たに生成されたBTCを受け取るが、その他のマイナーも重要だ。そう台帳に書き込む作業だ。そして多くの台帳に書き込まれる事で改ざんを不可能にしているのがBTCなどの分散型台帳技術だ。





マイニング作業とは、計算してたった一つの答えを探す作業だが、いち早く正解に辿りつき承認されたマイナーだけがBTCを手にするが、次に正解を導き出したマイナー、そしてその次と、同じ答えをより多くのマイナーが共有(分散台帳)することで堅牢性を保っているのだ。過半数の計算力を超えれなければ改ざん出来ない。









なぜ10分に1度6,25BTCが生成されるのだろう?思ったあなた。答えは簡単だ。10分ごとに一つのブロックが作られ、ブロックを作るのに必要な計算が10分で答えが見つかるよう、問題の難易度がマイニング市場全体の計算力から調整されているからだ。多くのマイナーがいればそれだけ計算力が多くなるのでブロックの生成に必要な時間が短くなる、なんて事は無い。



つまり10分ごとに6,25BTCが生成されるのは、10分ごとに新たなブロックが生成、承認され、それが10分で解ける問題で、問題の難易度はマイニング市場全体の計算力で調整されているからだ。そして21万ブロックを生成されるごとに報酬が半分になる半減期を迎え、その期間が4年に1度のオリンピックの年、前回は2020年の5月だ。




BTCの発行上限は2100万ビットコイン。マイニングで全てのBTCが掘り起こされるのが33回半減期を迎える2140年だ。初めは50BTC、そして25BTCになったのが2012年、12,5BTCが2016年、2020年から6,25BTCがマイニング手数料だ。



BTCとは、
1、10分ごとにその間の送金取引がチェック・承認され、報酬が支払われ
2、ブロック形成における採掘難易度は、ハッシュレート(1秒間辺りの計算量)の増減が影響
3、抽選に選ばれ、最初に承認をしたマイナーだけが報酬を受け取る権利を得る
そのようにプログラムされているのだ。







続く、、、







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