今週大きく下げた後、若干の反発で終えたビットコイン。そのビットコインから怪しい匂いがプンプンします(個人の見解です)。短期的に大きく反発したあとまたジリ下がり。上昇が続かず売り方の買い戻し程度で終わった反発だが、まだまだ逃げ遅れた資金が大量にある。
また下落した後、底を確認し勇んで買い向かった資金がすでに含み損だったり、含み益がみるみる少なくなれば。。。。慌てて出口に殺到する局面が再びきてもおかしくはない。因みに私が狙うなら商いの薄い時間帯で、ストップロスが多く入っていそうな所だ。商いが薄い時間帯はもちろんNY時間の日曜日未明とか(個人の見解です)。
BTCUSD、日足チャート
さて、もしあなたが投機家で直近の下落でビットコインを購入し、そして下落した場合の損失を限定させるためにストップロスを入れるならどこに入れますか?3万2千あたりではないでしょうか?ココらへんまで来れば危険だ。
逆にもしあなたが下落傾向にあるビットコインに空売りを入れるならどこで空売りを入れますか?もしくは短期売買目的で直近の下落で買ったビットコインを利益確定するならどこで売りますか?4万8千あたりではないでしょうか?一番下の200日移動平均線を超える事が出来れば、次の移動平均線であるこの水準までの反発が望めるからだ。またこの水準は下落の起点でもある。
BTCUSD、週足チャート
直近の下落は、週足の25日移動平均線を割った事で多くのストップロスの雪崩が起こったのが原因だ。つまり意識されやすい。また日足で全ての移動平均線を割った事で、次に意識されるのがこの週足のチャートだ。この週足のチャートの25日と50日移動平均線に挟まれた状態で暫く推移しそうだが、どちらかの移動平均線に近づけば危険だ。
ビットコインに長期投資目的で資金を入れるのはまだ早いだろう。現状は落ちるナイフだし、移動平均線が下向きで価格がその下で推移していれば本格的な資金の参入は無い。また2018年、年始の下落相場でもそうだったが大抵はなべ底を這うような価格推移となる確立が高い。V字で回復する確立は2割程度だ。
株式市場には多くのアノマリーがあるが、この週足チャートの前回の高値である2万くらいも見ておいた方が良いだろう。前回の天井が今日の底という訳だ。つまりココで買いを入れたり、売りを手仕舞ったりする支持線となりやすい。また高値の6万から3分の1にあたる水準でもある。半値八掛け二割引という訳だ。
まだまだ注目を集めるビットコイン。即ち多くの資金が入っているのが現状だが、これから新たに入る資金は限定的だ。なぜならコロナ給付金は無いし、そもそも高い水準にあり、下落傾向の落ちるナイフだからだ。勇んで買っているのは直近投資を初めた投資家くらいだろう。
今は週足の25日、50日移動平均線の丁度真ん中あたりで、暫くはこの水準で揉み合いそう。しかし上値は相当重い。ある程度資産性のあるGAFAMですら重い展開で、そんな状態で仮想通貨市場が潤うとは思えない。足元のインフレでゴールドの価格は上がっているが、デジタルゴールドとも言われるビットコインはやはり怪しい。先行指標でもあるコインベースも下落しておりとっても怪しい。。。
お勧めの記事
ブログの新記事 : 【赤信号】ビットコインはヤバイhttps://t.co/VP1KmKQX8e pic.twitter.com/1hCVJU72UO
— 難波のあきんど (@akinainohibi) May 15, 2021
ブログの新記事 : 【受難の時】ARKKの様なグロース系は終わり臭いhttps://t.co/pSdPCLmdcr pic.twitter.com/dvPcckBXny
— 難波のあきんど (@akinainohibi) May 17, 2021
お帰りはこちらから ランキングサイト
にほんブログ村
0 件のコメント:
コメントを投稿