パソコン、スマホ、車、カーナビなど多くのデジタル機器に搭載されたシステムやアプリ。そしてそのシステムやアプリを使うにあたって欠かせないのが定期的に訪れるアップデート。パソコンを開いた時だったり、スマホがWIFIに繋がれた瞬間だったりとアップデートの通知を受け取ることも多いのではないでしょうか?
例えば、外部からの脅威や脆弱性から守るためのアップデートだったり、パフォーマンスの向上のため、新たなハードや機器に対応させるためのアップデート、ただ単にインターフェイスを変えるためだけのアップデートだったりと、デジタル機器を使うにあたって欠かすことの出来ないのがアップデートだ。
大抵のアップデートは、ユーザーのために行われるため、何気なく同意したり、疑い無く同意する方が殆どでは無いでしょうか?あえて拒否することは無いのではないでしょうか?逆にアップデートを拒否し続ける人がいるならその理由を知りたい。まあ私ですが。。。
皆さんはムーアの法則をご存知でしょうか?パソコンの集積回路の集積率が18ヶ月で2倍になるという法則。ここでは便意上2年毎に倍になるといたしましょう。もし10年も前のパソコンを使っているとなると、どう考えても時代遅れで現代のシステムが要求するスペックをハード機器、またはCPUが満たせないのは当然では無いでしょうか?処理速度が遅すぎてまともに機能しないと。。
もちろん2年で倍になるのは集積回路の集積率だけではなく、もし集積回路の集積率が倍になれば、当然CPUの演算速度も倍、通信速度も倍、ハードディスクの容量も倍、そしてその倍になったスペックを基準にして作られるシステムやサービス。このようにして技術革新は起こり続け、我々の生活はより豊かに、より便利になっていくにも関わらず、敢えてこの流れに逆行する人はいないでしょう?
しかし世の中にはこの大量生産、大量消費の経済モデルの、壊れたら買い換えるというサイクルに真っ向から反抗する奇特な人も少なからずいるんですよ。そう、私です。古いものでも大事に使い続ける人も少なからずいるのではないでしょうか?バイクや車、家電製品、家具など。
しかしそうはいかないのがデジタル機器だ。新たなシステムやアプリは、勿論現代に置いて標準的に装備されているであろうスペックのマシーン性能を前提としてリリースされる。つまり古いデジタル機器を使い続けた場合、CPUの演算処理速度が間に合わなかったり、メモリーやハードデイスクの容量が足りなかったりといろいろな問題が出てくるは当然だ。
例えば動画を見るにあたって、演算処理や通信速度に問題がありスムーズに動かなったり、ストレージやメモリーが脆弱過ぎてそもそも動画の閲覧や保存、編集に向かなかったりと。勿論問題になるのは動画だけではない。10年も前のパソコンの場合は、スマホ社会の到来前で現代とは全く使用が違う。
OSのアップデートはとうの昔に終了し、IEやクロームなどのブラウザのサポートも終了。インターネットに繋ぐことも出来ず、もちろんアンドロイドとパソコンを繋ぐためのドライバすらインストールされていない&出来ないので、スマホとパソコンでやり取りすることも出来ず。情報化社会とは、温故知新や古いものを大事にすると言った概念とは程遠く、使い捨てや弱者切り捨て、姥捨て山、大量消費と大量廃棄と言った概念の方が正しいだろう。
情報化社会とは、ますます便利になっていく反面、取り残された人々にはますます不便になっていく社会でもあるのだ。現実に、もはやスマホが無ければ何も出来ないところまで来ている。スマホを無くしでもしたらゲームオーバーで、移動も出来ず、買い物も出来ず、家のドアすら開けられない。スマホを無くしたから新たなスマホを買うためには、SMSによる二段階承認を踏まなければならないためスマホが必要といった八方塞がり。
この記事を読んでいる人は大半が日本在住のため分からないだろうが、スマホでUBER(イーツじゃなくて配車の方ね)を呼んで、降りる時にスマホを車内に忘れてしまった時と同じくらいのこの絶望感。スマホを取り戻すためには、自分のSIMの入った自分のスマホが必要という無理ゲーの始まりだ。
「運営に連絡すればいいんじゃね?」と思ったあなた、連絡するには自分のスマホのアカウントにログインしてからでないと出来ない仕様だ。同様にして運転手に連絡するのにも、自分のスマホのアカウントからでしか出来ない。つまり客以外はシャットアウトされており、誰かにスマホを借りて連絡することも出来ない。自分のスマホからUBERのアカウントにログインしなければならないのだ。
またこの広い世の中、長い人生、スマホの充電が切れただけで詰んだことのある人も多いのではないでしょうか?スマホにどっぷり依存し、何かあった時に詰む人生か?古いものを大事に使い時代に取り残され詰む人生か?現代社会はこのうちのどちらかを選ばなればならないところまで来ているのだ。
もちろん私は奇特な人なんで後者の方の人間だ。つまりスマホで詰むことは無いが、現代社会から取り残されて詰んだ方だ。今まで散々無視していたアップデートの通知。なぜ無視していたのかと言えば、このクソ古いパソコンがアップデートという重労働の負荷には到底耐えきれないと考えていたからだ。
それもただのアップデートではない。OSの最新版へのアップデートだ。小さい部分的なアップデートでもゼーゼー言っている私のパソコンでは、Ubuntu18からUbuntu20の最新版へのアップデートは躊躇せざる負えない。なんにも無いところでつまずきフリーズするCPUやメモリーの脆弱性から言っても不可能な要求だ。つまり今までは敢えてアップデートの要求を拒否してきたのだ。
それを何を血迷ったか、ビットコインの事を考えながら、どうせ週明けのNYはメモリアルデーで祝日だから時間があるとでも考えたのが運の付きだった。アップデートを承諾してしまったのだ。そして始まったアップデート。取り敢えず5時間待ったが、砂時計が半分くらいのところでブラックアウト。
一応それでも唸りを上げるパソコン。ひょっとしたら画面は真っ暗でもまだアップデートが続いているかも知れないと考え、一晩中そのままにしたが諦めた。強制終了し電源を入れるが、OSのアップデートの途中で無駄死にしたのだから、古い方のOSも新しい方も機能する訳が無い。しょうが無いからまたあの儀式をすることに。。。。アップデートに同意しただけで週末を不意にした。。。。
アップデートに一日を費やしゲームオーバー。これが土曜日。しょうが無いから日曜日にあの儀式を行う事に。もちろんセットアップなどにまる一日を費やしこれが日曜日で、完全にアップデートの地雷を踏み週末は終了。はぁ。。。。。
少なからず待っていた人もいるだろう、仮想通貨に参戦する話。時期的にもまだ早く、参戦するのはもう少し先になりそうなのでおいおい更新していきます。そもそもパソコンがなきゃ更新出来ないし、BTCに参戦も出来ませんが。。。
あの儀式はこちら。。
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