2021/05/03

【SP500】トレンドは崩れていない!!









SP500などの株式指数はじり高傾向のトレンドが継続です。しかし5月の初旬はゴールデンウィークに当たるため、あまり大幅な変動や思いがけないニュースは期待出来ず、また出来高を伴っていない急落や上昇に一喜一憂するべきではございません。






ゴールデンウィークって日本だけの祝日だからNYは関係無いんじゃね?と思ったそこのあなた、確かにアメリカだけは余り関係が無く、そもそも空気を読まない国なんで、もちろんNY市場は開いているし。。。しかし多くの国はメーデーは労働者の日として祝日だったり、第二次世界大戦でナチス・ドイツが降伏した5月7日前後は終戦の日としてヨーロッパの多くの国が祝日だ。




またキリスト教系の国では5月に祝日が多い。これもホワイト・アングロサクソン・プロテスタント・と呼ばれるワスプのヤンキー共の国(アメリカです)だけ空気を読まず平常運転だが、キリストが復活した日であるイースターから40日後、50日後と祝日が設けられている国が多い。











プロテスタントなんて所詮無宗教で神を捨てた国。戦争の大義名分のためだけで、神の名の下に制裁を与えるための口実でしかない。もしくはただの紙切れであるドル紙幣を神の名の下に、価値があると信じ込ませるためか。。。都合の良い神だこと。と言う訳でそれらの祝日に土日を足して、開いた所を埋めればあら不思議、多くの国で5月の初めにゴールデンウィークが存在することになる。





5月初旬は売買が祝日の影響で細り、あまり動かなかったり、動いたとしても参考にならない値動きで、ゴールデンウィーク開け後にすぐに戻したりと、相場と過ごすのは時間の無駄にしかなりません。はっきり言ってこの期間の価格は参考価格程度にしかなりません。





株式市場のアノマリーである『セルインメイ』は?アノマリーは経験則であり、いつからセルインメイという言葉が使われ始めたのかは定かではないが、英語で一音節ずつの三単語で語感が良いために使われているに過ぎない。しかしながら信ずれば通ず。みんながそれを信じて同じ行動を取れば大きな売り圧力となり、テクニカルに通ずるところがある。ただそれだけの事だ。







相場の格言として存在する『セルインメイ』。1700年のヨーロッパではすでに使われていたらしい。因みにセルインメイには続きがあり、5月に売って9月に戻ってこいとなる。もっともらしい説明として信用取引の清算や、アメリカの税制度に関する年度末と、インターネットではまことしやかに語られているがこれは嘘だ。





1700年のヨーロッパですでに使われていたのだから嘘に決まっている。1700年当時、アメリカという国は存在せず、また信用取引の清算といった概念も無い。当時日本は江戸時代でその頃にやっと米相場で先物取引の概念が出来たのだから、それ以前に信用取引の概念があったとは思えない。まああっても銀行から資金を借り入れてレバレッジを掛ける程度だろう。。




ここからは私の憶測だが、『セルインメイ』と言う言葉が使われ始めたのは、農作物の不足に起因し、その間にペーパー資産の換金需要が増えるが、9月から収穫が始まる事から穀物の不足が解消され、再び市場に資金が戻るために生まれた言葉だと思われる。江戸時代の日本でもヨーロッパでも庶民のお金とはコメなどの農産物だ。ゴールドなんて持てるのは金持ちだけだ。











つまり種付けから収穫されるまでの間は、農作物が不足しやすく、領主なり、資本家なりが労働者を食わせるために換金資産である株式を売り不足を補ったと思われる。同時に穀物が至る所で不足し、同時に換金圧力に晒されれば落ちるに決まっている。




因みに何とか一揆や革命なども、この穀物が不足する期間に発生しやすい。つまり人々は大抵の事は我慢するが空腹に晒されれば立ち上がるという訳だ。フランス革命やアメリカの独立宣言もこういった背景がある。「パンが無ければケーキを食べれば良いんじゃね?」なんて言っているのは実情を知らない政治家だけだ。





もしくは穀物の不足で行き詰まった農家や領主が、当面の資金を工面するため青田刈りである穀物の先物を大量に売ったからか。。。先物が大量に売られれば相場は崩れる。それこそ指数先物が売られればダウやSP500が崩れるのと同じだ。ただし現在のセルインメイは、アノマリーであり、はっきり言って相関性は低い。つまり気にする必要な無いと言える。。







お勧めの記事








お帰りはこちらから ランキングサイト
  にほんブログ村 株ブログ 米国株へ
にほんブログ村



0 件のコメント:

コメントを投稿