2021/05/27

【10年物米国債】金利上昇でナスダックは重い






やはり10年物米国債の金利が上昇するとハイテクグロースや小型グロースには重い展開です。金利の上昇の原因は、雇用関連指標である米新規失業保険申請数が40万人と、4週連続で低下し、雇用が戻りつつあることが示されたためだ。





Fedがこのインフレ下においても、利上げを一向に進めないのは雇用情勢を判断してのこと。つまり雇用情勢が改善すれば、金融緩和の縮小、ないし利上げなどの引き締めが始まってもおかしくなく、それが今回の10年物米国債の金利の上昇に繋がった訳だ。





そして本日はインフレと金利の上昇を反映し、、ダウ、SP500、ナスダック、ARKKの順に堅調だ。ダウやSP500は金余りやインフレによる現金の価値の毀損で上昇。しかしナスダックは低迷し、ARKKなどの小型グロースは弱い展開となっている。








あれだけハイテクグロースと声高に叫ばれていたのに、誰も損失を出していないのが不思議な今日この頃。テクルとかナス100三倍とか言っていって居た人たちが全員助かっているとは思えないのですが。最近はキリギリスの声はあまり聞かれなくなりましたね。




さらに言えば、GMEがショートスクイズで大暴騰した時に、個別銘柄を物色する動きが広がり、高値圏で小型グロースを掴みにいったが、その後下落し結構な損失を抱えて、次にコインベースの上場に絡み仮想通貨を天井で掴みにいった投資家が結構見られたのですが、損失を出した話も聞かれません。



リレー売買で2度大天井を掴み、かなりの下落幅を食らっているはずなのに、なぜそう言ったたぐいの話が聞かれないんだ?ツイッターのインフルエンサーに乗せられた奴は多いはずだが、損失を出した話が全く聞かれないのは怪しい。ARKKやTSLA、TQQQあたりに投資をしていた奴はゴマンといるはずだが。。。。やはり怪しい。。。






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