SP500やダウ、ナスが高値を更新するなか、最近弱かったARKK系の小型グロース。昨日大きく下落したものの、今日は反発しています。上げるんなら、落ちるなやーと言いたい所ですが、今回大きく下落して、全部戻した事により週足では大きめな下髭を付けました。
果たして今回の小型グロースの下落は、今週大きく下髭を付けた事で一旦収束するのか?それとも下落傾向は続くのか?昨日が大底だったかどうかは置いておいて、もちろん後述の通りその可能性が無い訳ではないが。。。私はこういった時は小型グロースのETFであるARKKを見るのですが、日足チャートで50日、75日移動平均線を下回っている事から、暫くは弱い展開が続く可能性が高そうです。
ARKK、週足チャート
そし昨日の下落で週足50日移動平均線に一旦タッチしたものの今日大きく反発していることから、暫くは週足の25日移動平均線と50日移動平均線に挟まれた状態で推移する可能性が高そうです。日足の移動平均線や週足の25日移動平均線がある程度下げきらないと上昇相場には転換しなさそう。
金余り相場で各指数は高値を更新し続けている事からV字回復も期待出来ないわけではないが、私の体感では20%程度。つまり上昇相場に転換するには暫く時間が掛かりそう。当面の底は週足の50日移動平均線、そして上昇相場に転換するなら、日足の25日移動平均線の上に株価が抜けなければならない。
もちろんTSLAやCOINを筆頭にまだまだ割高感も否めなず、週足の50日移動平均線を下抜ける可能性もあるが、10年物国債の金利が安定していおり、政府、中央銀行の緩和傾向が続くので、この金余り相場において売りに回るのは分が悪く、担ぎ上げられれば上は天井知らずだ。まあ市場が予想に反して崩れれば、もちろんさらなる暴落は免れず高値から3分の1になる可能性もあるが。。
25日や50日移動平均線は、全てのチャートソフトにデフォルトで入っており、一番多くの投資家や機械が指針として用いる羅針盤だ。もちろん多くの人に使われているので機能する可能性がもっとも高い。25日は一月の傾向、50日は2ヶ月の傾向、そして75日は四半期の傾向だ。節目節目の移動平均線で資金を入れて行きましょう。値頃感から買ってもトレンドは継続する可能性が高く、反転するなら移動平均線なのだから。
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