2018/12/02

原油価格とオイルメジャーの行方


最近、原油が暴落してますやろ?
それに引き換え、XOMやCVX などの、
ドル建てのメジャーはそこまで調整してませんぜ。
なんでやねん?

まず資源株の場合、資源価格に影響されまっせ。
つまり、資源価格の需要と供給。
しかしそれだけでは無いんやで。
資源とドルは天秤の右と左でっせ。
ドル建てで決済するやさかい、ドルが落ちれば、資源価格は上がる。
もし、金利が上がれば、短期的には、ドルが上がりますやろ?
資源価格には軟調に働く。
もしFF金利が落ちれば、ドル円の金利差が狭まるため、
ドルは円に対して売られる。もちろん資源に対しても売られる。
景気後退局面に資源が強いのはそのためでっせ。
金利が落ちれば、ドルの魅力が無くなり、相対的に資源が上がる。
金利が落ちるのは、もちろん景気後退局面。


ただし、需要そのものが無くなる、不景気には勝てまへんで。
また資源価格と資源株の値動きが連動するとも限りまへん。
もしポートフォリオに組み込めば、プラスに働きまっせ。
まずはポートフォリオの変動を抑え、安定をもたらす。
また株価は先読みするため、すでに調整している。
そこに相対的に値段が上がった資源株をぶつけることで、
割安によい銘柄を取得できるし、
金利が下がれば下がるほど、資源にはプラスに働きまっせ。
難しいのは、景気後退と不景気の境目が不明瞭なことでっせ。
また拡大局面から後退をまたいで、
不景気に一気に突入することもあるんやで。
だから、割合は考えときなはれ。

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